レトロ・ロマンサー 壱 はつこい写楽
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お宝鑑定番組でテレビカメラを回していた桃井初音は、出品された江戸時代の人相書に不思議な引力を感じる。誰が描いたともしれないその墨絵にふと指先が触れた瞬間、脳天にドンと衝撃がきて、初音の意識は過去へと跳んだ。220年の時を遡り、江戸の町娘・はつの肉体に精神だけが宿った初音。かくして奇妙な縁で強制的にコンビを組むこととなったふたりの前に、絵師・東洲斎写楽が現れて…。胸躍る時代ミステリー開幕!! | ||||
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2年まえにされた「はつこひ写楽」を加筆・修正・改題して新たにシリーズ第一弾として発売された今作。 主人公桃井初音の精神が歴史ミステリーの花形である東洲斎写楽の謎を巡って現代と江戸時代を行き来する。 内容について詳しく書かないが、読みやすい歴史ミステリーであり、時空転移を扱ったSFであり、<親と子><男と女><遥かな時を超えて繋がったもう一人の自分>などを繋いでいく絆の物語でもある。 登場人物が皆魅力的で会話を読んでいて思わずニヤついてしまう。会話シーンはこの作品の大きな魅力だと感じた。 写楽が好きな方も、写楽に興味が無い方も存分に楽しめる内容で美しく優しい余韻を残すラストはまさに「ドラマチック」の一言に尽きる。 ちなみに、本作発売から僅か1ヶ月程で刊行されるとアナウンスされている『レトロ・ロマンサー弐 いとし壬生浪 』では新撰組がテーマになるという。 このアツい歴史エンターテイメントシリーズは夢を観ることに疲れた現代の僕達に鳴海章先生がくれたとびっきりのプレゼントだ。 | ||||
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