冥談
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初版刊行(参考)
種別
短編集
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2,400回
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あらすじ
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評判
冥談の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 D ランク
冥談の総合評価:
6.50/10点 レビュー 16件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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その他、Amazon書評・レビューが 16件あります。
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「冬」、「凬の橋」、「遠野物語より」、「柿」が気に入りました。
「冬」は、じわじわと怖いお話で、あの高橋克彦氏が「本当に怖いものは意味がわからないものだ」とおっしゃったそのままです。
「凬の橋」も万人に理解できる明確な結末ではありませんが、心の奥底に潜む愛憎が入り混じった感情と、だんだんとよみがえる過去の記憶が不気味です。
「遠野物語より」、”山にいる何かわからないもの、人かもしれず、人ではないかもしれないもの”についての話です。タイトル通り、遠野物語の民俗学っぽい雰囲気がいっぱいでいい感じです。
「柿」、これも、徐々によみがえる子供の頃の思い出、もしかして書きかえられていたかもしれない辻褄のあわない記憶、それはどうしてなのか?怖いあまりに忘れてしまおうとしたのだろうか?非常に気持ちの悪い話です。
残念ながらあとの4編は個人的にはいまひとつでした。特に「予感」と「先輩の話」は同じことの繰り返しが何度も何度も出てきて、くどくてジリジリしてしい、途中から読み飛ばしてしまいました。全体に、人によって好みが分かれる作品集だと思います。特に自分が落ち込んでいる時には、さらにどーんときてしまうかも。
たとえば江戸川乱歩は、作品の雰囲気に反して、とても明るく面倒見がいい人だったということですが、京極氏の作品を読むたびに、いったいご本人はどんな方なんだろうと思ってしまいます。概して作品はすべて暗いのですが、それでいて本が分厚いとなると、それだけでダメだという人も多いのかもしれません。自分は京極堂シリーズはどれもとても好きですが、あちらが重過ぎるという方には、この作品のような短編集から始めるのがいいと思います。