勇者の証明

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長編
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あらすじ

2006年01月25日 勇者の証明 (角川文庫)

昭和二十年夏、敗色濃厚の戦時下の日本。商業学校に通う渋江夏生は三人のクラスメートと共に、お化け屋敷と噂される洋館を探検し、瀕死のドイツ人女性と彼女の娘・ザビーネと出会う。母親はザビーネを長崎まで送り届けてほしいと彼らに懇願し、息を引き取る。途方もない願いに四人は戸惑うが、ザビーネのため、そして自らの勇気を証明するために、長崎へと旅だった。千キロ以上に及ぶ決死の冒険の果てに若者たちが見たものとは。(「BOOK」データベースより)

評判

勇者の証明の評価:

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勇者の証明の総合評価:

7.00/10点 レビュー 2件。

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No.2
(2pt)

最後の最後で、裏切られた感じにさせられた。ネタばれあります。

昭和20年7月25日から始めた、ドイツ人少女を長崎の、彼女の祖父の元へと送る旅は、
旧制中学校の下級生4人の男子にとって、上級生からの壮絶な「いじめ」から脱却するための旅でもあった。
途中、脱走兵と出会い、さらに臨月の妊婦を脱走兵が助けたことから、
村落の診療所で老医師に、そののち墜落した負傷米兵を助け、米兵を助けるために妊婦の父の医師の手を借り、
といった具合に、偶然の名の下に、さまざまな出会いによって、助けられ、旅を継続して行く。

かなり都合の良い物語であり、かなりの高確率で出会う人が皆、良い人でもある。
それは、まあ、良いだろう。
戦時中であっても、日本人には、矜持があった、と、そう思いたい人は少なくない。
広島では1時間、長崎では間一髪で、原爆の災禍からも逃れる、強運の主人公たち。
さらに、旧制中学校で壮絶ないじめと、強請、たかり、暴力沙汰で、我が物顔の支配者となっていた、
愚連隊のトップ3人にも復習を遂げる。
といっても、自己満足程度で、読者の溜飲すら提げられない程度のことでしかない。
ここで終われば良かったものの、最後の最後に、愚連隊の悪行三昧さえ、すべて戦争のせい、で
個人は悪くはなかったのだ、と幕を引く、そこが、読後感を最悪にした。

著者はいじめを机上でしか知らないのだろうか。
また戦争の心理を、きっちり調べていないのだろうか。
戦争に総ての責任を押し付けることが、戦争を簡単に起こしてしまう心理につながることを、
見ずに、最後の最後に性善説を押し付けられたようで、不快になる。
また愚連隊も因果応報とは全く無縁に、のちに社会で成功者となっていることも、
この部分だけは現実に近いのだろうけれど、読後感の悪さに拍車をかける。
愚連隊の人生の成功など、描く必要はなかったのだ。

星は1つで充分のような気もしたが、鉄道の状況や心理面などには価値もあり、2つとした。
4時間前後。
勇者の証明 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 勇者の証明 (角川文庫)より
4041753732
No.1
(2pt)

最後の最後で、裏切られた感じにさせられた。ネタばれあります。

昭和20年7月25日から始めた、ドイツ人少女を長崎の、彼女の祖父の元へと送る旅は、
旧制中学校の下級生4人の男子にとって、上級生からの壮絶な「いじめ」から脱却するための旅でもあった。
途中、脱走兵と出会い、さらに臨月の妊婦を脱走兵が助けたことから、
村落の診療所で老医師に、そののち墜落した負傷米兵を助け、米兵を助けるために妊婦の父の医師の手を借り、
といった具合に、偶然の名の下に、さまざまな出会いによって、助けられ、旅を継続して行く。

かなり都合の良い物語であり、かなりの高確率で出会う人が皆、良い人でもある。
それは、まあ、良いだろう。
戦時中であっても、日本人には、矜持があった、と、そう思いたい人は少なくない。
広島では1時間、長崎では間一髪で、原爆の災禍からも逃れる、強運の主人公たち。
さらに、旧制中学校で壮絶ないじめと、強請、たかり、暴力沙汰で、我が物顔の支配者となっていた、
愚連隊のトップ3人にも復習を遂げる。
といっても、自己満足程度で、読者の溜飲すら提げられない程度のことでしかない。
ここで終われば良かったものの、最後の最後に、愚連隊の悪行三昧さえ、すべて戦争のせい、で
個人は悪くはなかったのだ、と幕を引く、そこが、読後感を最悪にした。

著者はいじめを机上でしか知らないのだろうか。
また戦争の心理を、きっちり調べていないのだろうか。
戦争に総ての責任を押し付けることが、戦争を簡単に起こしてしまう心理につながることを、
見ずに、最後の最後に性善説を押し付けられたようで、不快になる。
また愚連隊も因果応報とは全く無縁に、のちに社会で成功者となっていることも、
この部分だけは現実に近いのだろうけれど、読後感の悪さに拍車をかける。
愚連隊の人生の成功など、描く必要はなかったのだ。

星は1つで充分のような気もしたが、鉄道の状況や心理面などには価値もあり、2つとした。
4時間前後。
勇者の証明 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 勇者の証明 (光文社文庫)より
4334732070
No.0
(2pt)

最後の最後で、裏切られた感じにさせられた。ネタばれあります。

昭和20年7月25日から始めた、ドイツ人少女を長崎の、彼女の祖父の元へと送る旅は、
旧制中学校の下級生4人の男子にとって、上級生からの壮絶な「いじめ」から脱却するための旅でもあった。
途中、脱走兵と出会い、さらに臨月の妊婦を脱走兵が助けたことから、
村落の診療所で老医師に、そののち墜落した負傷米兵を助け、米兵を助けるために妊婦の父の医師の手を借り、
といった具合に、偶然の名の下に、さまざまな出会いによって、助けられ、旅を継続して行く。

かなり都合の良い物語であり、かなりの高確率で出会う人が皆、良い人でもある。
それは、まあ、良いだろう。
戦時中であっても、日本人には、矜持があった、と、そう思いたい人は少なくない。
広島では1時間、長崎では間一髪で、原爆の災禍からも逃れる、強運の主人公たち。
さらに、旧制中学校で壮絶ないじめと、強請、たかり、暴力沙汰で、我が物顔の支配者となっていた、
愚連隊のトップ3人にも復習を遂げる。
といっても、自己満足程度で、読者の溜飲すら提げられない程度のことでしかない。
ここで終われば良かったものの、最後の最後に、愚連隊の悪行三昧さえ、すべて戦争のせい、で
個人は悪くはなかったのだ、と幕を引く、そこが、読後感を最悪にした。

著者はいじめを机上でしか知らないのだろうか。
また戦争の心理を、きっちり調べていないのだろうか。
戦争に総ての責任を押し付けることが、戦争を簡単に起こしてしまう心理につながることを、
見ずに、最後の最後に性善説を押し付けられたようで、不快になる。
また愚連隊も因果応報とは全く無縁に、のちに社会で成功者となっていることも、
この部分だけは現実に近いのだろうけれど、読後感の悪さに拍車をかける。
愚連隊の人生の成功など、描く必要はなかったのだ。

星は1つで充分のような気もしたが、鉄道の状況や心理面などには価値もあり、2つとした。
4時間前後。
勇者の証明 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 勇者の証明 (カッパ・ノベルス)より
4334072704
No.-1
(2pt)

最後の最後で、裏切られた感じにさせられた。ネタばれあります。

昭和20年7月25日から始めた、ドイツ人少女を長崎の、彼女の祖父の元へと送る旅は、
旧制中学校の下級生4人の男子にとって、上級生からの壮絶な「いじめ」から脱却するための旅でもあった。
途中、脱走兵と出会い、さらに臨月の妊婦を脱走兵が助けたことから、
村落の診療所で老医師に、そののち墜落した負傷米兵を助け、米兵を助けるために妊婦の父の医師の手を借り、
といった具合に、偶然の名の下に、さまざまな出会いによって、助けられ、旅を継続して行く。

かなり都合の良い物語であり、かなりの高確率で出会う人が皆、良い人でもある。
それは、まあ、良いだろう。
戦時中であっても、日本人には、矜持があった、と、そう思いたい人は少なくない。
広島では1時間、長崎では間一髪で、原爆の災禍からも逃れる、強運の主人公たち。
さらに、旧制中学校で壮絶ないじめと、強請、たかり、暴力沙汰で、我が物顔の支配者となっていた、
愚連隊のトップ3人にも復習を遂げる。
といっても、自己満足程度で、読者の溜飲すら提げられない程度のことでしかない。
ここで終われば良かったものの、最後の最後に、愚連隊の悪行三昧さえ、すべて戦争のせい、で
個人は悪くはなかったのだ、と幕を引く、そこが、読後感を最悪にした。

著者はいじめを机上でしか知らないのだろうか。
また戦争の心理を、きっちり調べていないのだろうか。
戦争に総ての責任を押し付けることが、戦争を簡単に起こしてしまう心理につながることを、
見ずに、最後の最後に性善説を押し付けられたようで、不快になる。
また愚連隊も因果応報とは全く無縁に、のちに社会で成功者となっていることも、
この部分だけは現実に近いのだろうけれど、読後感の悪さに拍車をかける。
愚連隊の人生の成功など、描く必要はなかったのだ。

星は1つで充分のような気もしたが、鉄道の状況や心理面などには価値もあり、2つとした。
4時間前後。
勇者の証明 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 勇者の証明 (集英社文庫)より
408745309X
No.-2
(2pt)

最後の最後で、裏切られた感じにさせられた。ネタばれあります。

昭和20年7月25日から始めた、ドイツ人少女を長崎の、彼女の祖父の元へと送る旅は、
旧制中学校の下級生4人の男子にとって、上級生からの壮絶な「いじめ」から脱却するための旅でもあった。
途中、脱走兵と出会い、さらに臨月の妊婦を脱走兵が助けたことから、
村落の診療所で老医師に、そののち墜落した負傷米兵を助け、米兵を助けるために妊婦の父の医師の手を借り、
といった具合に、偶然の名の下に、さまざまな出会いによって、助けられ、旅を継続して行く。

かなり都合の良い物語であり、かなりの高確率で出会う人が皆、良い人でもある。
それは、まあ、良いだろう。
戦時中であっても、日本人には、矜持があった、と、そう思いたい人は少なくない。
広島では1時間、長崎では間一髪で、原爆の災禍からも逃れる、強運の主人公たち。
さらに、旧制中学校で壮絶ないじめと、強請、たかり、暴力沙汰で、我が物顔の支配者となっていた、
愚連隊のトップ3人にも復習を遂げる。
といっても、自己満足程度で、読者の溜飲すら提げられない程度のことでしかない。
ここで終われば良かったものの、最後の最後に、愚連隊の悪行三昧さえ、すべて戦争のせい、で
個人は悪くはなかったのだ、と幕を引く、そこが、読後感を最悪にした。

著者はいじめを机上でしか知らないのだろうか。
また戦争の心理を、きっちり調べていないのだろうか。
戦争に総ての責任を押し付けることが、戦争を簡単に起こしてしまう心理につながることを、
見ずに、最後の最後に性善説を押し付けられたようで、不快になる。
また愚連隊も因果応報とは全く無縁に、のちに社会で成功者となっていることも、
この部分だけは現実に近いのだろうけれど、読後感の悪さに拍車をかける。
愚連隊の人生の成功など、描く必要はなかったのだ。

星は1つで充分のような気もしたが、鉄道の状況や心理面などには価値もあり、2つとした。
4時間前後。
勇者の証明 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 勇者の証明 (集英社文庫)より
408745309X

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