あなたの猫、お預かりします
- 喫茶店 (44)
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どれも中途半端ですね。メダカの話で爺と若い女が結婚した結末とか吐き気がしました。そういうところは確かにブラックユーモア的な不快さがありますね。全体として結末がわかりにくくもやもやさせて深みを出そうとしてるのかもしれませんが才能が無いなあというのが感想です。一言で言うとしょうもないです。 | ||||
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前話の脇役が次の話で主人公になったり,先の出来事をサラッと会話に織り交ぜるなど, 限られた地域と,そこで繰り広げられる小さな人間模様が描かれた,全七話の連作短編集. また,『ユーモア・ミステリ』と紹介されていますが,ユーモアよりブラックの要素が強く, 楽しさや明るさというよりは,じんわりとした苦さがある,著者お得意の一冊となっています. 反面,これらに『軸』となるものがなく,ただ同じ設定下での話が並ぶだけという印象で, 最後の話まで読み終えても満足感や気持ちの良さがなく,物足りなさが残るのは否めません. このほか,動機や設定,何気ない会話まで,話を構成する端々にも違和感を覚えることが多く, このあたりを含めて,いささか雑というのか,全体的に大雑把な話運び,構成が気になりました. なお,初出は『月刊ジェイ・ノベル』で,全七話中六話が改題されての収録となっています. | ||||
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