人くい鬼モーリス
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あらすじ
高校2年の夏休み、わたしこと村尾信乃は、家庭教師のアルバイトのため、優雅な避暑地にやってきた。手ごわいと聞いていた生徒は、芽理沙という名の超美少女。小生意気だけど、どこか寂しさを漂わせた芽理沙に、わたしは興味をひかれる。だが、すてきな夏になるかも、という期待は、あっさり打ちくだかれた。芽理沙に引き合わされた「人くい鬼」を見た瞬間に。この世のものとも思えない異様な姿をした、この世に存在するなんて信じたくもない、生き物だった。彼女いわく、大人には見えないし、生きている人間に害はあたえないそうだが、はたして、その言葉をうのみにしていいものだろうか?やがて、静かな別荘地を震撼させる、恐ろしい事件がたてつづけに起きる―。人くい鬼の存在を知らない大人たちの推理と、その存在を前提に繰り広げる少女たちの推理。少女たちと人くい鬼の不思議な絆を描く、さわやかでマジカルなミステリー。(「BOOK」データベースより)
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評判
人くい鬼モーリスの評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 - ランク
人くい鬼モーリスの総合評価:
9.00/10点 レビュー 4件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
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夏休みの季節に読むと本当にぐっとくる。つまり、読むならまさに今の季節がオススメ。そして、あのセンダックのあの絵本を知ってる人ならイマジネーションがぐっと増すだろう。17歳と10歳の少女の友情も素晴らしい。物語の着地も穏やかで優しくてちょっぴり切ない。そう、こういうのを「物語」と呼ぶんだ!と思った。切なさと穏やかさと、時に激しさが迫ってくる。リアルだと思う。
それにしても、なんでAmazonの書影がないんだろう。これほどまで装丁と中のカットが本文のムードを盛り上げてくれる本はないというのに。一冊の本としての作りがとても美しく、丁寧で、すばらしい。贈り物にもいいんじゃないの!?
ヤングアダルトのジャンルを大きく超えて、全ての人に勧めることが出来る名作。書き出しを読み始めたら、止まらないと思う。