最後の審判の巨匠
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あらすじ
1909年のウィーン、著名な俳優オイゲン・ビショーフの家では友人たちが楽器をもって集まり、演奏に興じていた。歓談中、余興として次の舞台で演じる新しい役を披露するよう求められたビショーフは、役づくりと称して庭の四阿にこもった。しかしその後、突如鳴り響いた銃声に駆けつけた一同が目にしたのは、拳銃を手に握りしめ、床に倒れたビショーフの瀕死の姿だった。現場は密室状況にあり、自殺に間違いないと思われたが、客のひとり、技師ゾルグループは「これは殺人だ」と断言する。俳優の最期の言葉「最後の審判」とは何を意味するのか。ゾルグループが真犯人だという「怪物」の正体とは?折しもウィーンの街では不可解な「自殺」事件が頻発していた…。「重要な先駆」とバウチャーが賞揚、ボルヘスが惚れ込み、鮎川哲也や都筑道夫の言及でも知られる伝説的作品がついにヴェールを脱ぐ。(「BOOK」データベースより)
外部リンク
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評判
最後の審判の巨匠の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 - ランク
最後の審判の巨匠の総合評価:
9.33/10点 レビュー 3件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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本作もリスト入りした作品のひとつだが、特集から2年以内に見つけることができたが、自分が見つけた古本のペイパーバック以来みたことがない。本書の解説から察するところ、ちょうど再評価の波が過ぎた後で、また忘れられかけていたタイミングというところか。
入手したのは30年以上も前だが結局本腰を入れて読もうと思ったのはつい最近で、英語で読むのもおっくうになったきた年頃なので、どうせ原書はドイツ語だしで、もしかしたら今頃は日本でも出版されていないかと検索したら、あっさり、出ていたのを発見。ありがたいことだ。
本書の内容についてはAmazon.jpの説明を読んでいただくとして・・・。
拙速ながら解説を読み始めたら本作、都筑道夫の「黄色い部屋はいかにして改装されたか」でも言及されている怪作とのこと・・・。40年も前に読んだ「黄色い部屋・・・」はそのミステリー論は今でも自分のミステリー観に多大な影響を与えているとはいえ、ついぞ本作のことは思い出せない・・・。
読後にあらためて「黄色い部屋・・・」を拾い読みすると、あったあった・・・トリックに前例があることで盗用になるかどうかの議論の俎上に本作が挙げられていた・・・議論そのものはよく覚えていたのだが、読めるとは思思わず、タイトルも忘れてしまっていた・・・まさか知らず知らずで読んでしまったとは・・・
しかし、まあ、この作品をもって前例といってよいかどうか、いろいろ議論はあるのかもしれないが・・・自分個人としては全然気づかずに読み、指摘されても盗用どころか前例とも言えないレベルに思われる。批判の俎上に挙げられている超有名作とちがって、そこを意図的にミステリーとしてのオチにしているわけじゃないし・・・そもそも作者自身がミステリーじゃないっていうんだから・・・。
しかし、まあ、