第三の魔弾



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初公開日(参考)1986年07月
分類

長編小説

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第三の魔弾 (白水Uブックス)

2015年07月08日 第三の魔弾 (白水Uブックス)

神聖ローマ帝国を追放され、新大陸に渡った“ラインの暴れ伯爵”グルムバッハは、アステカ国王に味方して、征服者コルテス率いるスペインの無敵軍に立ち向かった。グルムバッハは悪魔の力を借りて敵の狙撃兵ノバロの百発百中の銃を手に入れるが、その責を問われ絞首台に上ったノバロは、死に際に銃弾に呪いをかけた。「一発目はお前の異教の国王に。二発目は地獄の女に。そして三発目は―」騙し絵のように変幻する物語、幻想歴史小説の名作。(「BOOK」データベースより)




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No.1:
(5pt)

アステカ帝国滅亡に取材した幻想歴史小説の傑作

傑作です。 

ペルッツの処女作らしいが、彼の作風の魅力のすべてがすでにここに息づいている。
だまし絵にだまし絵が重なる眩暈のイメージ、無意識の理不尽な怖れがそれとなく投影された倒錯的ヴイジョン、ユダヤ神秘主義の影響が濃厚な捻じれた歴史感覚。
テイストとしては、後年の『ボリバル伯爵』に非常によく似ている。
コルテスやモクテスマ2世などの実在の人物に交じって、ペルッツの筆による架空の冒険者とその宿命のライバルである異母兄弟、さらには二人の運命を天秤にかけるサタンの化身まで!出てくる。

往年のハリウッドの超大作にも遜色しない目まぐるしい歴史活劇のスペクタクルもあれば、通常の時空の感覚から逸脱した霊感の持ち主だけが紐解くことのできる神がかり的なミステリの深みもある。
この手のエンターテメントとしてはまったく隙のない充実度。

アマゾンの値段が高すぎるので、私はわざわざこの本を読むためだけに、朝一番に隣町の図書館まで足を伸ばして、閉館まで居座って読み上げました。
交通費往復で1000円近くかかったけど、その価値はありました.。(+お菓子代、飲み物代、お弁当代を含めると単行本が軽く一冊買えちゃいます)
一度だけでは読み足りない感じなので、値段が下がったら、手元に一冊欲しい。
世界幻想文学大系 第37巻 第三の魔弾Amazon書評・レビュー:世界幻想文学大系 第37巻 第三の魔弾より
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