天空の少年探偵団



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初公開日(参考)2012年08月
分類

長編小説

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天空の少年探偵団 (創元推理文庫)

2012年08月11日 天空の少年探偵団 (創元推理文庫)

君たち、夏休みの宿題は順調かい?―交番の鈴木さんが持ちかけてくれた天空館行き。僕らはねじり鉢巻で宿題を片づけ、噂の邸宅に意気揚々と乗り込んだ。ぜひ少年探偵団に会いたいと駆けつけたおじいさんおばあさんと合流し、賑やかな一夜を過ごしたところまではよかった。でも朝起きたら、あんなに愉快そうだった巨体のおじいさんが亡くなっていたんだ。しかも“不可能状況”で!―。 (「BOOK」データベースより)




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天空の少年探偵団の総合評価:6.67/10点レビュー 3件。-ランク


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No.3:
(4pt)

すごいけど無理がある

『憧れの少年探偵団』に続くシリーズ第2弾。長編ミステリである。
 ミステリとしては純粋にすごいと思う。まったく予想を裏切られ、結末で唖然とした。これはこれでありだと思うが、「少年探偵団」ものを期待するひとにはショックが大きすぎるかもしれない。
 ただ、あらが多すぎるのも事実。さすがにちっょと無理があるんじゃないか。本当に成立しうるのか。気になってしまう。
天空の少年探偵団 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:天空の少年探偵団 (創元推理文庫)より
4488413153
No.2:
(3pt)

事件の真相はそんな思惑通りにいくのかしらん?

武術と特撮にこだわる秋梨惟喬先生の、 少年探偵団シリーズ二作目であります。
中華モノの短編群ではすんなり読めた突飛な設定や展開が、こちらのシリーズでは足を引っ張りがち。
事件の真相も何だか風が吹けば桶屋が儲かる式の見通しで、そんな思惑通りにいくのかしらん?と首を捻ってしまいます。
作中、特撮やアニメにおける少年キャラクターの扱いの変遷と考察が、いまどきの小学生がついてこれるのかよ!というツッコミは抜きにして最高に楽しい。そこしかよく覚えていないくらい。
トリックは館モノでありがちな機械系。
天空の少年探偵団 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:天空の少年探偵団 (創元推理文庫)より
4488413153
No.1:
(3pt)

「少年探偵団」ものへのオマージュとひねりですが

桃霞少年探偵団ものの第二作です。探偵団員である五人の小学六年生プラスひとりの少女が、「少年探偵団」に興味を持つ老建築家、西大寺の「天空の塔」館に招待されます。展望台の塔を持つふしぎな館ですが、そこに同年配の建築家グループの老人たちもやってきて、「少年探偵団」歓迎会のようになります。うちひとりの彫刻家と、伊藤巡査がまたまた、少年探偵団という存在の歴史的位置づけや、ヒーロー物における子供の考察を始めてしまったり、と、このシリーズらしいメタ目線に入ってゆくところはあいかわらず楽しめます。
 ところが、老人のひとりが展望台の上で殺されている、という密室殺人事件が勃発、子どもたちは機械トリック、心理トリックなどについて議論を戦わせます。名探偵役の月岡くんはどうやら真相を見抜いたらしく、謎めいた行動をとり……。

 語り手ふくめ小学六年生の子どもたちが大人びて、「子ども」である自分たちをも相対化しながら、推理をしてゆくところは、リアルではありませんが「少年探偵団」ものへの批評としても面白く、また後半、意外な方向へ動機が転がっていって、子どもたちの親や祖父を巻き込んでの活劇になるところでは、「少年探偵団」という存在を餌に使った犯人の意図そのものが、逆に、往年の二十面相ものの大時代なパロディのようにも見えてきます。

 ということで、登場人物に言わせれば「純真でゆるい昨今の少年探偵団もの」ではなく、ひとひねり、ふたひねりもした現代性は評価したいのですが、残念ながらトリックが、同じ版元から出ている東川篤哉作品を彷彿とさせ、「○○みたい」というキーワードまでよく似ています。ミステリのトリックに凝る読者なら、ちょっと拍子抜けするかもしれません。その点で星を一つマイナスさせていただきました。


天空の少年探偵団 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:天空の少年探偵団 (創元推理文庫)より
4488413153



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