幸せのかたち
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主人公のピントはずれな理屈 作者のへんな世界観 何一つ共感出来ない作品でした | ||||
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欲を出しすぎるとこんな人生になってしまうのかとつくづく思い知らされました。いっきに読みふけってしまいました。 | ||||
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最近読んだ松村比呂美さんの「恨み忘れじ」が面白かったので過去の著書を調べ、こちらも読みました。 これも面白かったです! タイトル「幸せのかたち」が表す様に登場人物である紗江子・美幸・香織 三人それぞれの幸せのかたちが丁寧な人物描写と共に表現されていました。 この作者のすごい所は絶対読者を飽きさせない所だと思います。 どう展開して行くのか続きが気になって途中で本を閉じる事が出来ませんでした。 文中に出て来る会話もテンポ良く多すぎず少なすぎずバランスが取れていて本当に読みやすい。 所々、毒を含んだ内容も面白かったし、それぞれの女性の幸せのかたちが 脳内映像と共に最後まで堪能出来ました。 | ||||
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登場する3人の女性たちの輪郭がはっきりと伝わってくる。性格描写が巧みだからだ。 愛すべき血を分けた娘であっても、神経を逆なでされ続けるとやがて愛情は冷えてゆき、他人を見つめる眼で客観的に評価できてしまうもの。母親から母性が乖離する瞬間を読み、背筋がぞわっとした。しかしそれだけで終わらない。 積もり積もった負のエネルギーは、人によって屈折する角度を変え色を変え照射する。人に理解されたいと望みながら、相反するように心を閉ざしてゆく心の流れに、正常から異常への喫水線を探した。 物語を読み進むうち、私は3人の女性全てに感情移入していることに気がついた。性格もおかれた環境も全て違うのに、私は3人の女性たちの誰にでもなれる素質があるのだろうか。いや、そうじゃない。 女性であることを浮き彫りにした作品は他にも多い。そこに出てくる登場人物は大抵、まるで血液型占いのように、言うことや行動がパターン化されているから、わかりやすいといえばわかりやすい。そういう作品では、登場人物のうち、自分と近しいと思う者を1人選べといわれれば苦もなく選ぶことができる。行動的な人が実は内向的、、、なんてよくある話。でも、現実世界では、1人の人間の心の中に入り組む感情は、もっと複雑に綾をなし、多岐に渡り渦を巻いているはず。型どおりにゆかないのが人間だ。・・・そういう意味で、この作品は、とても現実的だった。だから3人の女性たちに感情移入し、1人1人がまるで生きてそこにいるように、実在する人物のように感じられたのだった。オススメです。 | ||||
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松村比呂美さんの待望の新作です。前作(デビュー作)の『女たちの殺意』で魅了された女ならではの女ゴコロに潜むモノが長編となった『幸せのかたち』でも見事に表現されています。女が女として生きる大変さや捩れや歪みを共感しながら読み進めることができました。物語には必ず作者自身が投影されていると思いますが、松村比呂美さんの鋭い目線や素敵な生き方が垣間見ることができたように思います。素敵。物語の展開も落ち着く先(エンディング)もうまいと感じました。また次の新しい物語を首を長くして待ちたいです! | ||||
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