ふたつの名前
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読み応えありです。登場人物をきちんと頭の中で整理して読む必要があります。 中盤で先が読めましたが、あり得ないから面白いと言う気持ちです。 | ||||
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Kindleで購入しました。この作者さんの作品で初めて読む本です。 普段よく知ってると思ってる人も、実は見えてるのはほんの表面的な部分なんだと思わずにはいられなかった。 読者という、この物語を俯瞰的な視野で見える立場だと、この人が悪いわけじゃない、責めないで〜と思ったり、 こいつは本当に腹が立つ!と思っても、その登場人物側の立ち位置から物事を見たときに大きく違って見える。 このはなしの面白いところは、様々な登場人物の目線からストーリーが進んでいくこと。 そのせいか登場人物に感情移入しやすいし(だけどなぜか主人公に一番感情移入できなかった) 中盤あたりまでサスペンス感があるけど、後半あたりから人間ドラマになっていく。 救いようのない話やバッドエンドは苦手なので、この終わり方はすごくよかった。 | ||||
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最近読んだ松村比呂美さんの「恨み忘れじ」と 「幸せのかたち」が面白かったので この作品も読んでみました。 高齢者向けの結婚相談所“サードライフ”で働く保奈美。 控えめな母、義理の関係だが優しい父との平凡な家庭に育ち、仕事では女性社長からの信頼も厚く、 何の問題も見当たらないはずの彼女を、ときおり「不安」としか言いようのない発作が襲う。 保奈美がその正体を探りはじめたとき、平穏な家庭がひた隠しにしてきた哀しい事件が蘇る。 こういう平凡かつ日常の中に潜む秘密的なお話、好きです。 前に挙げた作品同様、丁寧な人物描写で描かれて脳内映像で一気に読めました。 早く新しい作品が読みたいです。 | ||||
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今、団塊の世代の大量退職が話題になっています。 定年を迎える60代、 「60歳を迎えると ”がくっ” ときた」 「60歳で一段落した」 とよく聞く。 いやいやまだまだ。 厚生労働省の発表によると、平均寿命は女性が85・52歳、男性が78・56歳。60歳を迎えた女性なら、オギァーと産まれた子どもが大学卒業するまでの年月をこれからの人生で生きてゆくことになります。60歳を迎えて社会生活の第一線を退いたとしても、人生は四半世紀も残っているわけです。 この物語の舞台は家庭。そしてもうひとつの舞台は、そんな世代の男女に出会いのチャンスを提供する高齢者向けの結婚相談所。個性的な男女が、まだまだ先の長い人生を、より豊かに、楽しく過ごすために、 ともに時間を共有したいと思える相手を探して訪れます。 主人公 保奈美は、仕事を通じて高齢者たちの実態を知ってゆきます。並行して家族間にざわついた波が起きる。親は親であると同時にひとりの人間であり、女性であり男性である。そして生きた年月だけの過去と思い出がある。 そんな当たり前のことを、主人公保奈美だけでなく、私も、今まで意識したことはあっただろうか。ひとつ屋根の下に暮らす気心の知れた親子であっても、タブーと言うか、他人より他人行儀な部分が存在する。親の気持ち、あらためて考えてみる機会を与えてもらった。家族の真実に触れる物語です。 推理小説のジャンルにおさめるには勿体ない。 誰の心にも響く物語です。 強いて文句をつけるならば、冒頭にも書いた帯と本の説明が親切すぎるところ。 ストーリーの展開、そして最後を予想させるような説明は不要です。・・・と当初は思いました。しかし、気持ちよく裏切られたというか、予想できない展開でした。 | ||||
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