オーシティ 負け犬探偵 羽田誠の憂鬱
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 世界一のカジノ都市となった一方で,犯罪件数もうなぎ登りとなった大阪が舞台の, コテコテでハチャメチャ,そしてバイオレンスながらも痛快で気晴らしに最適な一冊. 探偵にはじまり,娼婦,逃がし屋に殺し屋など,裏社会の人間が派手に入り乱れ, 追って,追われて,裏切って,裏切られと,目まぐるしく状況が入れ替わりつつも, 大阪の匂いが満載の展開はテンポも良く,ゴチャつくことなく,中に引き込まれます. また,章ごとに微妙に時間軸が前後するため,同じ場面でも事前なのか,事後なのか, 結果をすでに知っていても緊張感を煽られ,うまく先へと引っ張られる印象を受けます. 一方で,周りの連中がみな強烈過ぎるため,主人公の存在がどうしても薄れがちで, 唐突に映る決着や,タネ明かしも含めて,終盤の流れが少し弱く感じてしまいました. | ||||
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財政破綻した大阪はカジノを誘致し欲望と犯罪の街・オーシティとなった。 その街に巣くう死神・愛染から耳を探せと言われた絵本探偵・羽田誠は自身の命を人質に、謎のターゲットの耳を探す。 娼館を支えるママ、しゃべくり漫才のような夫婦の殺し屋、超人的な耳を持つ盲目の少女、一癖も二癖もある人物たちが物語を二転三転させる。 「悪夢のエレベーター」の著者で、劇団ニコルソンズの脚本・演出家の木下半太さんが、生まれ故郷の大阪を舞台に書いたクライムサスペンス。 一時、大阪府の橋下知事がカジノを誘致するという戯れ言を言い出した時に、話題になった作品ですが、ストーリーは特にそういった話ではなく、オーサカの猥雑さを演出するスパイスにしている感が強いです。 「悪夢のエレベーター」もそうですが、章ごとに視点が変わるので、好き嫌いが分かれるのではないかと思います。私自身は、「悪夢のエレベーター」ほどのめり込めませんでした。 もう少し登場人物、ストーリーとも振り切れてしまった方が面白かったような気がします。 | ||||
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木下半太お得意の多視点で進んで行くストーリー。 皆が争って探していた耳。途中から耳である必然性が薄れ、その隠し場所すら「そう」する必要はなし。 動機付けは麦子の場合は納得いかず。と不満は多々あります。 しかし、シャムとモアイの掛け合いは爆笑でした。 最後のちょっとした仕掛けも僕好みです。 木下半太ファンは是非読んでみてください。 そうでない方は、悪夢シリーズから始めてみたら好きになれると思います。エンターテイメントとしては最高に好きな作家さんです。 | ||||
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木下半太お得意の多視点で進んで行くストーリー。 皆が争って探していた耳。途中から耳である必然性が薄れ、その隠し場所すら「そう」する必要はなし。 動機付けは麦子の場合は納得いかず。と不満は多々あります。 しかし、グリコの像の描写やシャムとモアイの掛け合いは爆笑でした。 最後のちょっとした仕掛けも僕好みです。 木下半太ファンは是非読んでみてください。 そうでない方は、悪夢シリーズから始めてはみてはいかがかなと? | ||||
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