空き家課まぼろし譚
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
空き家課まぼろし譚の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
実際にその場に居て体験したくなる そんな 願いを感じる物語 懐かしい想い出が 写真のなかに | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
頼りない若い男と頭の切れる少女という ありがちなバディもので、 まあせいぜいが無難といった内容。 ストーリーが動くまでの冒頭が長過ぎて、そのじてんですでにgdgd。 題材は新しいかんじなのに。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
架空の街、海市の「空き家課」につとめる青年、明が主人公です。 明の仕事は住む人のなくなった古い屋敷を保存するかどうかの査定ですが、そこに絡んでくるのが、古いアルバムです。 古いアルバム好きの明は、屋敷から古い写真を見つけだします。 そして上司の娘10歳の汀は、写真が撮られた場所で、その写真に手を触れると、写真を撮るまでの数分のいきさつが、「まぼろし」として立体映画のようにその場に再現される、という超能力の持ち主です。 このふたりの力で、屋敷のもっている思い出や、当主の隠した宝の場所、また住人の死因が突き止められる、というのが各話の大筋です。 ヴェニスのような街を舞台にした館ものファンタジーでもあり、ミステリでもあり、また汀の「ニッチな」超能力の面白さ、と欲張りに趣向をつめこんだ気もしますが、ひじょうに独特の世界観で、読後感が夢のようにあとをひきます。 ミステリ部分が、古い「写真」1枚に集約されてゆくところに、多少の都合良さもあるとはいえ、骨格がミステリ作家である著者ゆえに、構造は崩れません。 特に第三話「オルガニスト」の「写真」には写真というテクノロジーの不思議さが詰まっています。 最後に、汀の超能力の由来なども明かされ、ほのぼのとシリーズを閉じます。 写真と「時」のワンダーに浸りたい人にお勧めです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
4本の連作短編を収録 「ロイヤルサンセットローズ」 美しい水上都市・海市が舞台 景観を護る等の理由から、 空き家の再生を促すことを目的とし 設立された「海市協会空き家課」 そこの若き職員・間宮明と 彼の上司の娘・三上汀が主人公 汀には特殊能力があり 写真が撮影された場所で その写真を手にすると 撮影の数分前の情景や音を再現することができる (報道等を除き)人が写真を撮るのは 基本的には、思い出や記念を残す為であり やさしく、暖かい気持ちであることが多いのではと思う 空き家とそこで撮られた写真を巡る ハートウォーミングな話でした 「まやかし師」 前の話の空き家はバラ屋敷でしたが 今回の話は黒ダイヤ屋敷が舞台です 今回はミステリ要素が濃くなり 屋敷に隠された宝を探す話でした 10個の隠しメッセージを解読するといった内容でした 個人的にミステリは好きですが 暗号ものは作為的すぎて、 あまり好きではありませんでした メッセージ自体を隠すステガノグラフィー メッセージを読めなくするクリプトグラフィー というタイプがあることを、今回知りました 10個の隠しメッセージはバラエティーに富み 少しづつ難易度も高くなるよう構成されており 大変、楽しく読めました また、今回は汀の能力が発動しなかったことが ひとつのポイントにもなります 「オルガン奏者」 移転の為廃屋同然となった とあるお嬢様学校の建物が舞台 そこで起きた幽霊騒ぎと その元となった過去の女学生転落事故 を綴った話 失意から立ち直り、生きようとしたが 不幸にも死んでしまうことはある 人は互いに影響し合い、 思わぬ結果が生まれることもある 汀の特殊能力により 目の見えない女学生が撮った写真に残された想いが 残された者に伝わります 「一五〇年祭」 火事で亡くなった汀の母 彼女の写真は、火事で全て失われたと思われていたが 明が偶然にも発見する 今回は、海市で開かれる一五〇年祭準備の様子と 汀が過去と対峙する話が綴られる 人は色々なものとつながっている 肉親、友人、恩師はもちろん 生まれ育った土地、家 思い出の品・・・ 非常に個人的な感想ですが、読んでいる時 伊坂幸太郎氏とのコラボレーション作品でもある 斉藤和義氏「ベリー ベリー ストロング 〜アイネクライネ〜」 が頭の中でBGMとしてリピートしてました | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
4本の連作短編を収録 「ロイヤルサンセットローズ」 美しい水上都市・海市が舞台 景観を護る等の理由から、 空き家の再生を促すことを目的とし 設立された「海市協会空き家課」 そこの若き職員・間宮明と 彼の上司の娘・三上汀が主人公 汀には特殊能力があり 写真が撮影された場所で その写真を手にすると 撮影の数分前の情景や音を再現することができる (報道等を除き)人が写真を撮るのは 基本的には、思い出や記念を残す為であり やさしく、暖かい気持ちであることが多いのではと思う 空き家とそこで撮られた写真を巡る ハートウォーミングな話でした 「まやかし師」 前の話の空き家はバラ屋敷でしたが 今回の話は黒ダイヤ屋敷が舞台です 今回はミステリ要素が濃くなり 屋敷に隠された宝を探す話でした 10個の隠しメッセージを解読するといった内容でした 個人的にミステリは好きですが 暗号ものは作為的すぎて、 あまり好きではありませんでした メッセージ自体を隠すステガノグラフィー メッセージを読めなくするクリプトグラフィー というタイプがあることを、今回知りました 10個の隠しメッセージはバラエティーに富み 少しづつ難易度も高くなるよう構成されており 大変、楽しく読めました また、今回は汀の能力が発動しなかったことが ひとつのポイントにもなります 「オルガン奏者」 移転の為廃屋同然となった とあるお嬢様学校の建物が舞台 そこで起きた幽霊騒ぎと その元となった過去の女学生転落事故 を綴った話 失意から立ち直り、生きようとしたが 不幸にも死んでしまうことはある 人は互いに影響し合い、 思わぬ結果が生まれることもある 汀の特殊能力により 目の見えない女学生が撮った写真に残された想いが 残された者に伝わります 「一五〇年祭」 火事で亡くなった汀の母 彼女の写真は、火事で全て失われたと思われていたが 明が偶然にも発見する 今回は、海市で開かれる一五〇年祭準備の様子と 汀が過去と対峙する話が綴られる 人は色々なものとつながっている 肉親、友人、恩師はもちろん 生まれ育った土地、家 思い出の品・・・ 非常に個人的な感想ですが、読んでいる時 伊坂幸太郎氏とのコラボレーション作品でもある 斉藤和義氏「ベリー ベリー ストロング 〜アイネクライネ〜」 が頭の中でBGMとしてリピートしてました | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 5件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|