恩寵
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やっと入手できた! 何回も図書館で借りて読んだが、どうしても手元に置きたいと思った。しかし、当時の価格は数万円!とても手が出ない。しかし、改訂版が出たので安くなり買うことができ、ホッとした。 改訂版も読んだが、この本を読んで感じた疑問を明らかにしてあるので、どこか味気ない。やはり、こちらをまた読みたくなってしまう。買って正解だった! | ||||
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久しぶりに面白い「物語」を読んだ。三代にわたる特異な人々の、まるでツタのように絡まり、網の目のように錯綜する人間関係が、読み進むうちに徐々に紐解かれていく。多くの伏線が、植物のイメージによって有機的にまとまって行き、最後には一つの大きな流れとして俯瞰され、「恩寵」という言葉で言い表せるような、人間・生命に対する深い愛情に包まれて終わる。この物語の全体には、植物園、シダ類、草原、葉、樹々に覆われた庭、刺繍された植物、睡蓮、などといった植物のイメージが溢れていて、それらがこの本に瑞々しく力強い印象を与えるのに役立っている。読んでいてそれがとても心地よかった。 ほしおさなえさんの本を読んだのは初めてで、どのような方なのかも知らないし、どうしてこの本を購入したのかもあまり覚えていないが、読み始めるとその世界にどっぷりと浸かることができた。読み終えるのが惜しいと思った。 | ||||
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