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マリオネットK さんのレビュー一覧

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レビュー数26

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No.6: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

私は気になりません

作中で明かされる謎がどれも「どうでもよすぎて」まったく真相が気にならなかったので、面白くなかったです

そもそもそういう他愛ない「日常の謎」を解くことがコンセプトの作品だと思うので、あくまで私の好みではない、というだけで批判ではないですが

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氷菓 (角川スニーカー文庫)
米澤穂信氷菓 についてのレビュー
No.5:
(4pt)

人の死なない推理小説の始祖?

デュパンシリーズ3作目にして最後の事件は殺人事件ではなく、行方の消えた手紙を推理で見つけ出すという
いわば元祖「人が死なない推理小説」でしょうか。

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盗まれた手紙 (バベルの図書館 11)
エドガー・アラン・ポー盗まれた手紙 についてのレビュー
No.4:
(4pt)

安楽椅子探偵の始祖

世界初の推理小説である前作「モルグ街の殺人」では自ら現場を検証し、証言を集め、犯人を追いかけたデュパンですが、今回は現場に赴くことなく新聞記事の情報だけで見事に事件の真相を突き止めてしまうまさに「安楽椅子探偵」の始祖と言える作品です。

その歴史的意義は凄いと認めざるを得ないのですが、しかしこの作品は読んでて退屈すぎました。
当時にしても「エッセイとしてはともかく小説としてこれは…」と酷評されてしまったのもやむなしと感じます。
No.3:
(4pt)

シュールすぎる世界になんと反応すればいいのかわからない

てっきり外界から隔絶された孤島を舞台にした殺人事件を取り扱うコテコテのミステリかと期待していたので
(実際それで間違ってないといえば間違ってないのですが)シュールな設定や登場人物に面食らってしまいました。
本当に正真正銘外と「鎖国」状態の島の上、そこにいる人物たちが個性的ってレベルじゃない
不思議の国のアリスやムーミン谷レベルの奇妙なキャラクター達で
この作品を「推理小説」として読もうとしていた自分が間違っていたのかもしれませんが、世界観に追いつけませんでした。

正直面白いとも出来がいいとも思わなかったですが、作者が稀有な才能の持ち主というのは伝わって来ました。

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オーデュボンの祈り (新潮文庫)
伊坂幸太郎オーデュボンの祈り についてのレビュー
No.2: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

世間の評価の割りに面白いとは思えませんでした

これが世間では宮部みゆきさんの最高傑作とされてるっぽいですが、個人的には面白いとは思えませんでした。
自分は所謂「社会派ミステリ」というのがあまり好みではないというのもあるかもしれません。

ただ自己破産が世間の目では自業自得の自己責任とされることが多いが、問題視すべきは社会のシステムという点は考えさせられました。
この問題に限らず日本という国は、本人に僅かでも落ち度があれば自業自得、自己責任と苦境にある人をさらに平気で叩くという悪しき風潮があるなぁと常々思う所です。

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火車 (新潮文庫)
宮部みゆき火車 についてのレビュー
No.1: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

館シリーズファンには「がっかり」だろうし、ファンではない人にわざわざ勧めるものでもなし

「びっくり館」というこれまでの二字熟語+館という法則を外して来たのはとりあえず子供に手にとって貰いたいインパクトのある名前にしたかったのでしょうか?
しかしどんな仕掛けがあるのかと思えば、作中登場人物にとっても、読者にとっても別に「びっくり」は感じない名前負けでしかないタイトルです。
少年探偵団シリーズとか好きな子供がどんな風にびっくりな館なんだろうなぁ、と期待して読んだならがっかりするだろうし、正規の館シリーズファンがどんな変化球なんだ?と期待して読んでもやっぱ肩透かし。
同じ館シリーズなら私が実際小学生の時にタイトルに惹かれて買った「迷路館」の方が絶対子供の心を動かすでしょうね。
(見取り図が本当に迷路なのにはびっくりしたもんですよ)


11/11編集
※(同シリーズを基準にするとがっかりだったので低評価ですが、つまらなかったわけではないので3ポイント→4ポイントに訂正しました)
びっくり館の殺人 (講談社文庫)
綾辻行人びっくり館の殺人 についてのレビュー


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