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egut さんのレビュー一覧

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レビュー数247

全247件 241~247 13/13ページ

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No.7: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

告白の感想

事件の関係者による独白形式で淡々と進む物語。

第三者視点や解説がないので、
正直な所、告白された内容がすべて真実とは限らない所が面白い。
見える必要もないですが
深読みすればするほど真実が見えない心の闇が良いです。

文章のセリフ文を見ただけでどの人の告白なのかが
分かる程、人物が描かれていると思いました。
後半、セリフが突如出ただけで森口先生が現れたと思ってゾクっときました。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)
湊かなえ告白 についてのレビュー
No.6: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

動機が圧倒的な存在感を放ってます

「驚愕の動機」「変態本格」
そんな呼ばれ方をしている本書が気になったので読んでみた所、
本当に世間で言われている評価のままで驚きです。

この動機のおかげでサイコスリラーのジャンルでの
異常者の犯人造型としては成功している気がします。

ただ、この最後の結末まではあまり面白く感じないのが残念。
動機だけの作品な感じもします。

▼以下、ネタバレ感想
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百番目の男 (文春文庫)
ジャック・カーリイ百番目の男 についてのレビュー
No.5: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

面白いけど好みではなかった。

作品中に漂う個性的な濃さが強烈なインパクトで硬質な印象。
堅物な警察小説を読んだ感じでした。

表題の「第三の時効」含め、どれも質の高い作品でしたが、
何故か読み進み辛く、作風が肌に合わなかったのかなと思う所です。
第三の時効 (集英社文庫)
横山秀夫第三の時効 についてのレビュー
No.4:
(6pt)

仲間を信じる所から始まるミステリー

この作者の味とも言えますが、
"動機"が特殊過ぎて合わない人は合わないんだろうなと感じました。

この話の舞台はこう言うものだと割り切り、
この条件設定の中での謎と解釈の掛け合いに浸れば面白いです。

青酸カリの小瓶の蓋が閉まっていた事から疑惑が浮上するのですが、
よくあるミステリーのように直ぐに他殺を疑うのではなく、
まず友人の自殺を信じて何が起きたかを考えようとする、
メロスを待つセリヌンティウスを模した作風が面白かったです。

ただ、あんまりビックリするような仕掛けがなかったのが残念かな。
淡々としている印象でした。
セリヌンティウスの舟 (光文社文庫)
石持浅海セリヌンティウスの舟 についてのレビュー
No.3:
(4pt)

脱力&自虐ネタが満載

作者の同名の作家が登場するのですが、セリフの『人物の書き分けができない』に始まる自虐ネタが面白い。
漫才テンポのユーモアな流れのため、孤島の連続殺人小説なのにとても話が軽い印象でした。

こう言った作風は良い点もあるのだけれど
今回は、あまりにも軽いノリで連続殺人事件が発生して人が減って行くので
主人公達以外の登場人物は記憶に残らない&事件も記憶に残らず読んだあと直ぐに内容を忘れてしまいました。

トリックはあの手法ですが面白くできていると感じました。
復讐者の棺 (講談社ノベルス)
石崎幸二復讐者の棺 についてのレビュー
No.2:
(6pt)

先が気になる点は○。だけど色々と残念。

生き残りゲームと言う舞台設定は緊迫感があって面白い。
場所の動機付けも冒頭のテロリスト(?)風の紹介で納得できました。

ただ、主人公の緩い心情に始まる緊張感のなさ、ゲームのルールに基づいた戦略や仕掛けがあるわけでもない。
行きあたりばったりの問題に挑むだけ。
舞台は良いですがその他の内容は残念に感じました。

最後まで主人公の行動に共感できず、読まされるのは辛かったのですが、その反面に位置する兄には共感できたので、読者をモヤモヤさせるこの主人公の性格付けはわざだと思う事にした。
ラストのどんでん返しやオチについては個人的にアリです。

時限絶命マンション
矢野龍王時限絶命マンション についてのレビュー
No.1:
(4pt)

毒に包まれた作品

軽い文体、
登場する推理作家達の大人をあしらう毒舌な青年達、
ラストの展開や海洋生物に至るまで
終始毒に包まれた作品だと感じました。

ある意味ここまで一貫して本格好きな読者をも
あしらうこの作風は1つの成功かな?と変に考えてしまいます。

自分の好みではなかったですが、
このアンチミステリは、メフィスト賞らしいなと思いました。
パラダイス・クローズド THANATOS (講談社文庫)
汀こるものパラダイス・クローズド についてのレビュー