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あんみつ さんのレビュー一覧

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レビュー数119

全119件 101~119 6/6ページ

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No.19: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

儚い羊たちの祝宴の感想

短編5本で、読みやすい一冊です。
ミステリーホラーの導入としても良い作品だと思います。
正直大きな盛り上がりはありませんが、はずれもない一冊だと思います。
短編5本もあるので、どれか1作は好みがあるのではないでしょうか。

ただ、このオスダメミステリーの評価より、帯の煽り文句が内容にマッチしていないと感じました。
ラストの一行に驚かされる的なことが書かれていますが、決してそういうわけではないですし、そこがメインとも思いませんでした。
まったく驚きがないわけではないですが、それよりも雰囲気や登場人物の歪みが魅力の作品と思いました。
そのため、帯の煽り文句に魅かれ、どんでん返し的なものを期待した人にとっては、せっかく良作品なのに、期待外れになってしまうと思いました。

また、前述でホラーミステリーの導入云々の書きましたが、所々にミステリーを読み込んでいる人にはニヤリとさせられる知識が出てくるので、ミステリーを読み慣れた人にも面白い面がある作品だと思います。
あまり帯の煽り文句を気にせず、先入観なしで楽しんでほしい作品です。

▼以下、ネタバレ感想
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儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)
米澤穂信儚い羊たちの祝宴 についてのレビュー
No.18: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)
【ネタバレかも!?】 (2件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

殺戮にいたる病の感想

ゲーム「かまいたちの夜」から我孫子先生を知った口ですが、それとは比べものにならないくらい、描写がグロテスクで生々しいです。
良い意味ですごく気持ち悪い描写です。
そのため、グロテスクなものが苦手な人は、内容云々よりそちらでダメかもしれません。
とくに女性の方が嫌悪感を抱く描写かもしれません。
しかし、ミステリー、叙述トリックとしては、素晴らしい作品だと思います。
上手く語れないですが、ストレートな叙述トリックにもかかわらず、上手く騙されてしまいました。
グロテスクな描写に耐性がある方にはオススメです。

▼以下、ネタバレ感想
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新装版 殺戮にいたる病 (講談社文庫)
我孫子武丸殺戮にいたる病 についてのレビュー
No.17:
(5pt)

理由の感想

住宅購入に対する社会風刺が効いている作品で、考えさせられました。
また、こういう言い方は問題があるかもしれませんが、各人の性格に人間の嫌らしさのようなものが垣間見えます。
不愉快なんですが、実際にありそうな心理でリアルです。

ただ、ミステリーを読んでいるというより、社会風刺や人間模様を読んでいるような印象でした。
なので、ミステリーというか、推理を求めている人にはあまりオススメできないと思います。
宮部みゆき先生の作品を読む方は、たいてい「火車」も読んでいると思いますが、「火車」ほどの推理的要素はないと思います。

▼以下、ネタバレ感想
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理由 (新潮文庫)
宮部みゆき理由 についてのレビュー
No.16: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

水車館の殺人の感想

十角館のようなミステリーを期待した方には、期待外れかもしれません。
十角館とはかなり雰囲気の異なる作品です。
しかし、館シリーズ特有の館の構造トリックや、ミスリード、伏線はしっかり貼られていて、変な言い方になりますが、非常に綺麗な作品という印象でした。
この作品は私にとってミステリーを読み始めて2作目で、それでもトリックも犯人も予測はついたので、初心者向けかと思います。
後々の館シリーズとも多少リンクするので、仮に十角館は好きでも、こちらはそこまでの評価じゃないしと思う方にも、読んでいただきたいです。

▼以下、ネタバレ感想
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水車館の殺人 (講談社文庫)
綾辻行人水車館の殺人 についてのレビュー
No.15: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

暗黒館の殺人の感想

好き嫌いが分かれる作品だと思います。
個人的には冗長すぎる印象でした。
もう少しコンパクトに読みやすく削れる箇所があった気もします。
また、暗黒館はホラーというか、宗教的な雰囲気もあるので、そこでも好き嫌いが分かれそうな気がします。
個人的には館シリーズの中では苦手な方でした。
ただ、館シリーズ好きは、読み飛ばすわけにはいかない一作なのも間違いないです。
また、館シリーズの中でもかなりの不気味さは出ている作品だと思います。

▼以下、ネタバレ感想
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暗黒館の殺人〈1〉 (講談社文庫)
綾辻行人暗黒館の殺人 についてのレビュー
No.14: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

人形館の殺人の感想

他の方々も書かれていますが、賛否両論の作品だと思います。
なぜ賛否両論なのかを書く時点でネタバレになってしまいますが。
しかし、私は騙されたタイプなので、楽しめました。
こういうのもありかなと思います。

▼以下、ネタバレ感想
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人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫 あ 52-21)
綾辻行人人形館の殺人 についてのレビュー
No.13: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

黒猫館の殺人の感想

綾辻先生の館シリーズにしてはという意味で、それほど高評価ではありませんが、普通に面白い作品です。
記憶がない依頼人も、犯人も予測はつきますが、それとは別のどんでん返しがあります。
正直、「館は毎度のことだから何か仕掛けがあるのだろう」と踏んで読んだのですが、まさかという感じでした。


▼以下、ネタバレ感想
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黒猫館の殺人〈新装改訂版〉 (講談社文庫)
綾辻行人黒猫館の殺人 についてのレビュー
No.12:
(3pt)

フリークスの感想

ミステリーというより、ホラー的要素が強めかもしれません。
綾辻先生的に、過去作品の掘り起しとか、箸休め的な作品なのかもしれません。
精神病院の話で短編3作です。
個人的には3作目が一番楽しめました。
割とミステリー慣れしていない人でも、オチは読めると思います。
ただ、グロテスクなのが苦手な方にはおすすめできません。
フリークス (角川文庫)
綾辻行人フリークス についてのレビュー
No.11: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

人格転移の殺人の感想

ミステリーにSF要素が絡むことに抵抗がない方は楽しめる作品だと思います。
人格転移という設定も活かされていて、楽しめました。
しかし、その設定と、舞台が日本ではない故に、人物の把握が難しいです。
人格転移の殺人なので、意図的にわかりにくくしている箇所もあるでしょうが。

ただ、この作品に関しては、途中で犯人の予測ができてしまったので、この評価にさせていただきました。
正直「7回死んだ男」ほどではありませんが、決して面白くないわけではありませんでした。

▼以下、ネタバレ感想
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人格転移の殺人 (講談社文庫)
西澤保彦人格転移の殺人 についてのレビュー
No.10: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(3pt)

レベル7の感想

前半の記憶のない男女や、それに関わってきた隣人のパート、それから別の行方不明の少女を探すパート、それぞれ2つのパートが1つに収束するまではスピード感も緊張感もあり、非常に面白いです。
しかし、後半の犯人を追いつめる辺りは推理とも言い難く、最後の最後でありきたりな印象になってしまいました。
また、タイトルは「レベル7」でしたが、そんなに「レベル7」も関係がない気がしました。
インパクトのあるタイトルにはなったんでしょうが。
前半が面白いだけに、後半が残念な作品でした。



▼以下、ネタバレ感想
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レベル7(セブン) (新潮文庫)
宮部みゆきレベル7 についてのレビュー
No.9: 4人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(3pt)

殺人方程式の感想

ミステリーものとしては、非常によく出来ている作品です。
きっと、綾辻先生でなけでば、私はもっと高評価をしていると思います。
しかし、綾辻先生のこれまでの作品を読み、叙述トリックに見事に引っかかり、その「やられた!」という気持ちよさを楽しみにしていたため、ちょっと残念でした。
綾辻先生の作品でなければ、5以上の評価にしたかもしれません。
ちょっとずるい評価・感想で参考にならず、申し訳ないです。
殺人方程式 〈切断された死体の問題〉
綾辻行人殺人方程式 についてのレビュー
No.8:
(3pt)

どんどん橋、落ちたの感想

綾辻先生の遊び心というか、ブラックユーモアというか。
ちょっと気分転換に違う感じで、軽いのをやりたかったのかなという感じ。
叙述トリックとか、どんでん返しとは別の意味で、「そんなんありか」という(笑)
息抜き作品かなと思います。
ただ、私は綾辻先生の作品が好きなので、ぜひ購入して読み込んでほしいと思うのですが、この作品だけは、図書館で借りるだけでもいいかなと思わなくもないです。
どんどん橋、落ちた (講談社文庫)
綾辻行人どんどん橋、落ちた についてのレビュー
No.7: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(3pt)

びっくり館の殺人の感想

正直、読了後、綾辻先生どうしちゃったの!?と思うレベルでしたが、少年少女向けと聞き、納得しました。
これまでの館シリーズを読んできた方には物足りないと思います。
かくいう私もその一人です。
いつもの館シリーズのレベルを期待してしまうと、がっかりしてしまうかと思います。
逆に、少年少女向けとわかって読む分にはいいかもしれません。
綾辻先生なので、読みやすさに関してはお墨付きです。
びっくり館の殺人 (講談社文庫)
綾辻行人びっくり館の殺人 についてのレビュー
No.6:
(3pt)

GOTH リストカット事件の感想

高い評価なので、乙一さんの雰囲気や世界観が合う人には非常に面白い作品なのだと思います。
実際、雰囲気は独特です。
しかし、残念ながら私には合いませんでした。
ちょっと雰囲気だけで、中身が入ってこない印象でした。
作品内容云々より、乙一ワールドが合うか合わないかの方が、この本を楽しむ上では重要要素な気がします。
GOTH 夜の章 (角川文庫)
乙一GOTH リストカット事件 についてのレビュー
No.5:
(3pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

ロートレック荘事件の感想

叙述トリックを書きたかった作品という印象です。
なので、文章にところどころ違和感があり、叙述トリックものを読み慣れた人はもちろん、叙述トリックものとして有名なので、気を付けて読む方には違和感を感じる場面が多々あるかと思います。
失礼ながら、叙述トリックを狙って書かれた作品という印象なため、ちょっとアンフェアな気もする箇所もあります。
残念ながら、私は違和感が大きく、あまり素直に読めなかったため、この評価にさせていただきます。
ミステリーを読み慣れていない人の方が、素直に騙されて面白く読めるのではないでしょうか。
ロートレック荘事件 (新潮文庫)
筒井康隆ロートレック荘事件 についてのレビュー
No.4: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(3pt)

螢の感想

評価の高さに魅かれて読みましたが、その評価の高さに期待しすぎた感が否めませんでした。
盛り上がり、どんでん返し、キャラクターの魅力、すべて残念ながら私には合わない作品でした。
しかし、評価が高い作品ですし、有名作家さんなので、きっとこの作者さんの作風が合う人には非常に面白い作品なのだと思います。
私には合わなかったということで、高評価はできませんでした。

▼以下、ネタバレ感想
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螢 (幻冬舎文庫)
麻耶雄嵩 についてのレビュー
No.3: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(3pt)

悪の教典の感想

ハスミンのキャラクターはぶっ飛んでて嫌いじゃない。
正直それ以上の感想はないです。
この作品が好きな人には、異常な心理、精神構造、行動力などなど、感嘆するところが盛りだくさんなのでしょうが。
個人的にはサイコキラーがその場その場の考えで人を殺すだけのようにしか思えませんでした。
悪の教典 上
貴志祐介悪の教典 についてのレビュー
No.2: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

密室殺人ゲーム王手飛車取りの感想

あらすじや評価の高さに魅かれて読みました。
殺害方法と、登場人物の人物像、2つの謎解きを楽しめる作品。
ただ、登場人物の殺人に対する考えが合わない人には、苦手な作品になるかもしれません。
正直好みが分かれる作品だと思います。
残念ながら、私はちょっとラストに納得がいかず、高評価はできません。
個人的にミステリーとしては軽く、サラッと読みたい方には良いのではないかと思います。




▼以下、ネタバレ感想
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密室殺人ゲーム王手飛車取り (講談社文庫)
歌野晶午密室殺人ゲーム王手飛車取り についてのレビュー
No.1: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(3pt)

星降り山荘の殺人の感想

評価が高い本だったので、読んでみました。
結論から言えば、高い評価に期待しすぎたかな・・・という感じです。
決して面白くないわけではないし、どんでん返しがないわけではないです。
ただ、前情報として評価が高いこと、どんでん返しがあることを知って読むと、案外犯人が予測できてしまうかも。
私の場合はそれで割と犯人を想定できてしまいました。
なので、あまり深く考えずに読んだ方が楽しめる作品だと思います。

▼以下、ネタバレ感想
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新装版 星降り山荘の殺人 (講談社文庫)
倉知淳星降り山荘の殺人 についてのレビュー