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ジョニ黒 さんのレビュー一覧

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レビュー数9

全9件 1~9 1/1ページ

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No.9: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

連続殺人鬼 カエル男の感想


▼以下、ネタバレ感想
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連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)
中山七里連続殺人鬼 カエル男 についてのレビュー
No.8:
(7pt)

いくさの底の感想

プロローグが謎の犯人の自白から始まる戦争ミステリ。戦時中のビルマの村で発生した殺人事件は、舞台が戦時中というだけではなく、日中緬が絡み合う特殊な場所、特殊な人間関係ゆえ発生する。
登場人物は少ないのだが犯人を当てることは難しい。
いくさの底 (角川文庫)
古処誠二いくさの底 についてのレビュー
No.7:
(8pt)

葉桜の季節に君を想うということの感想


▼以下、ネタバレ感想
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葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)
No.6:
(8pt)

悪意の波紋の感想

数十年前にマフィアの親分宅から名画を奪取した犯人の一人。この男の前に事件を取材するためジャーナリストが訪ねてくる。
一方レストランのウェイターは振られた恋人が忘れられない日々を送っていたが、ある日TV番組にこの元恋人が出演しているのを見る。
接点がないはずの二人の話が、ある偶然から一気に展開しウェイターは不運に巻き込まれることになる。
前半少し退屈な部分もあるが後半は一気読み。
ただ偶然の要素が多いので推理小説としては物足らない部分もあり星2つ減。
悪意の波紋 (集英社文庫)
エルヴェ・コメール悪意の波紋 についてのレビュー
No.5:
(7pt)
【ネタバレかも!?】 (2件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

殺戮にいたる病の感想


▼以下、ネタバレ感想
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新装版 殺戮にいたる病 (講談社文庫)
我孫子武丸殺戮にいたる病 についてのレビュー
No.4: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)
【ネタバレかも!?】 (3件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

アルバトロスは羽ばたかないの感想

残念ながら、著者のシリーズ前作「七つの海を照らす星」は読んでいないが十分に楽しめた。
謎の真相部分は、ちょっと強引とも思えるところもあるが、綿密な構成で叙述ミステリとして一級品だと思う。
本筋は暗くて重い内容だが、構成している「冬」以外の各章は、それぞれ完結した短編ミステリとも云える内容であると同時に、登場人物が置かれた状況をユーモアも交えて描いている。そのため読後感も悪くない。
是非、前作だけだなく後作の「空耳の森」も読んでみたい。

アルバトロスは羽ばたかない (創元推理文庫)
七河迦南アルバトロスは羽ばたかない についてのレビュー
No.3: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

造花の蜜の感想


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造花の蜜
連城三紀彦造花の蜜 についてのレビュー
No.2:
(8pt)

湖畔荘の感想

1933年にある家族に起きた幼児失踪事件を起点に、謎が時を行きつ戻りつしながら解明されてゆく展開。
主要な登場人物それぞれに謎があるため非常に複雑なミステリに見えるが、それぞれの謎はそれほど複雑なものでもなければ奇想天外なトリックがあるわけでもない。しかしその人物たちが歴史の中で重なり合い、謎を解明するヒントが時間経過を前後させながら語られてゆくため、全体として大きな謎を感じさせるのがこの小説の上手さだと思う。
湖畔荘 上 (創元推理文庫)
ケイト・モートン湖畔荘 についてのレビュー
No.1: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

よく考えられた構成

どんでん返しを含むトリックも見事だが、何よりスピーディーなストーリー展開がいい。
現在から過去への逆進行の短編構成もよく練られている。
13・67 上 (文春文庫 チ 12-2)
陳浩基13・67 についてのレビュー