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ジョニ黒 さんのレビュー一覧

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レビュー数3

全3件 1~3 1/1ページ

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No.3: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

ナオミとカナコの感想

奥田英朗さんの小説は、みんな軽いタッチで文章も上手いので一気にラストまで読み切ることができる。この「ナオミとカナコ」も例外ではなく1日もかからず読み切ることができた。しかしこの作品は残念ながら失敗だとおもう。
DV、殺人と言う重いテーマが独特の軽いタッチで描かれてゆくのだが、理由不明のDV、仕掛けも何もない殺人と、あまりにも軽すぎて抜け殻のような小説だ。
ナオミとカナコ
奥田英朗ナオミとカナコ についてのレビュー
No.2: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

軽い仕上がり

著者の長編に比べて、かなり軽めの仕上がりの短編集。
短編ミステリ小説としては、どれも捻りが不足しているように思うが、同時に実験的な要素も感じる。
今後、長編小説へ発展してゆくネタなのかもしれない。
合理的にあり得ない 上水流涼子の解明 (講談社文庫)
No.1:
(5pt)

真実の10メートル手前の感想

フリーランス大刀洗万智を探偵役に毎回、語り手である相手役を変えて描く六話の短篇集だが、出来不出来が
はっきりしている。
「正義漢」と、短編としては少し欲張りすぎる内容だと思うが「ナイフを失われた思い出の中に」が良く出来ている。

しかし主人公の名探偵ぶりは少しやり過ぎだと思う。
真実の10メートル手前 (創元推理文庫)
米澤穂信真実の10メートル手前 についてのレビュー