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わたろう さんのレビュー一覧

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レビュー数353

全353件 181~200 10/18ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.173:
(7pt)

心にやさしい私立探偵

アメリカの探偵は東海岸にしても西海岸にしても飲んだくれで煙突のように煙草を吸います。これは誰かが悪例を作ってしまった影響でしょうか。その中でこの作品の私立探偵は酒は適度に飲みますが煙草は吸いません。 この時点ですでに好感度が上がりました。カッコばかりつける探偵に辟易していた 私にはとてもホッとした探偵小説でした。
死角 (新潮文庫 フ 12-4 名無しの探偵シリーズ)
ビル・プロンジーニ死角 についてのレビュー
No.172:
(8pt)

反戦小説の傑作

山田風太郎の反戦というメッセージが伝わってくる傑作だと思います。ミステリーとしての展開も緩みがなく結末まで緊張感を持って読み切ることができました。また戦後の資本家と労働者の対比も織り込まれておりとてもリアリティのある作品でした。
太陽黒点―山田風太郎傑作大全〈24〉 (広済堂文庫)
山田風太郎太陽黒点 についてのレビュー
No.171:
(8pt)

読み応えのある歴史改変ドラマでした

Ⅰ、Ⅱ、Ⅲを通じて女性作家らしくヒロインの描き方が秀逸で長い小説でありながらどの部分でもストーリーが弛むことがありませんでした。BBCで大河ドラマになりそうな作品でした。
バッキンガムの光芒 (ファージングⅢ) (創元推理文庫)
ジョー・ウォルトンバッキンガムの光芒 についてのレビュー
No.170:
(8pt)

読み応えのある歴史改変ドラマでした

Ⅰ、Ⅱ、Ⅲを通じて女性作家らしくヒロインの描き方が秀逸で長い小説でありながらどの部分でもストーリーが弛むことがありませんでした。BBCで大河ドラマになりそうな作品でした。
暗殺のハムレット (ファージングⅡ) (創元推理文庫)
ジョー・ウォルトン暗殺のハムレット についてのレビュー
No.169:
(8pt)

読み応えのある歴史改変ドラマでした

Ⅰ、Ⅱ、Ⅲを通じて女性作家らしくヒロインの描き方が秀逸で長い小説でありながらどの部分でもストーリーが弛むことがありませんでした。BBCで大河ドラマになりそうな作品でした。
英雄たちの朝 (ファージングI) (創元推理文庫) (創元推理文庫 M ウ 21-1 ファージング 1)
ジョー・ウォルトン英雄たちの朝 についてのレビュー
No.168: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

しりすぼみになってしまいました

テキストに対して犯人あてをするという物語の背骨部分は面白く読ませてもらいました。伏線に次ぐ伏線で一語一句慎重に読んでいかなくてはならないところは正にパズルのようでした。全編に散りばめられたユーモアもセンスが感じられて今後注目していきたい作家の一人になりました。 結末がとっちらかってしまったことが残念でした。
ミステリー・アリーナ (講談社文庫)
深水黎一郎ミステリー・アリーナ についてのレビュー
No.167:
(7pt)

津山事件

日本犯罪史上類を見ない大量虐殺事件を彷彿させる話でした。この頃の森村誠一は飛ぶ鳥を落とす勢いがありました。
野性の証明 (角川文庫)
森村誠一野性の証明 についてのレビュー
No.166:
(8pt)

乱歩らしさがあふれています

めくるめく夢物語の中にしっかりとミステリーの要素が含まれていて傑作といっていい作品だと思いました。
パノラマ島綺譚  江戸川乱歩ベストセレクション(6) (角川ホラー文庫)
江戸川乱歩パノラマ島綺談 についてのレビュー
No.165:
(7pt)

二階堂ふみ

珍しく原作のイメージ通りのキャスティングでした。面白い作品でした。
私の男
桜庭一樹私の男 についてのレビュー
No.164:
(7pt)

ふつうに面白い

安心して読めました。
燃えつきる日々 (1977年)
海渡英祐燃えつきる日々 についてのレビュー
No.163:
(8pt)

とても動きのあるミステリー

高木彬光の後期の作品だからなのか、余裕を感じる展開になっていました。ラストが良かったです。
大東京四谷怪談 (角川文庫)
高木彬光大東京四谷怪談 についてのレビュー
No.162:
(8pt)

最後の金田一

「獄門島」を思い出しながら読みました。横溝正史はこのようなシチュエーションだと面白いですね。映画も観ましたがこれもなかなか良かったです。
悪霊島 (上) (角川文庫―金田一耕助ファイル)
横溝正史悪霊島 についてのレビュー
No.161:
(7pt)

読み応えありでした

これまでの横溝正史から少しモダンな展開になっていました。予想通りの内容で楽しめました。
病院坂の首縊りの家 (下) (角川文庫―金田一耕助ファイル)
横溝正史病院坂の首縊りの家 についてのレビュー
No.160:
(7pt)

舞台となる場所がいいです

この本を読んで湯殿山に行きました。出羽三山はロマンがあっていいですね。話はミステリーとしては普通に面白かったです。
湯殿山麓呪い村〈下〉 (角川文庫―リバイバルコレクション)
山村正夫湯殿山麓呪い村 についてのレビュー
No.159:
(7pt)

この事件をきっかけにスカダーとエレインは恋人になったのでしょうか

ストーリーはいたってシンプルですがスカダーの独り言や会話が決まっていて読みがいがありました。モットリーの描写もとても病的で鬼気迫るものがありました。
墓場への切符―マット・スカダー・シリーズ (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)
ローレンス・ブロック墓場への切符 についてのレビュー
No.158:
(7pt)

コンピュータを人質にするという発想は面白い

初めて三好徹を読みましたがなかなか良かったです。高度経済成長の時期もそうでしたがこの1980年代も犯罪に銀座のクラブのホステスがからむ話が多かったですね。結末もふつうではなくて良かったです。次の身代金物も期待したいと思います。
コンピュータの身代金 (カッパ・ノベルス)
三好徹コンピュータの身代金 についてのレビュー
No.157:
(7pt)

エンディングの緊張感

前半はゆるかったですが後半に向かってスピードアップしました。
脳男 (講談社文庫)
首藤瓜於脳男 についてのレビュー
No.156:
(7pt)

古典の名作とされていますが

それほどではありませんでした。
トレント最後の事件【新版】 (創元推理文庫)
E・C・ベントリートレント最後の事件 についてのレビュー
No.155:
(8pt)

前に進もう

小夜子、葵、ナナコの三人が織りなす人生の機微に男性の私ですら感慨深いのに女性ならどのように読むのか知りたいと思いました。直木賞納得です。
対岸の彼女 (文春文庫)
角田光代対岸の彼女 についてのレビュー
No.154:
(8pt)

精神異常者による連続殺人

ディレイニー署長がブランクを追い詰めるくだりがとても良かったです。
魔性の殺人 上 (ハヤカワ文庫 NV 267)
ローレンス・サンダーズ魔性の殺人 についてのレビュー