彼女がその名を知らない鳥たち

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彼女がその名を知らない鳥たちの評価:

3.90/5点 レビュー 136件。 C ランク

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Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全186件 141〜160 8/10ページ
No.46
(4pt)

愛とは何か、悲しい恋愛関係のパワーバランス

読んでいると恋愛ってバカバカしいなという気持ちになっていくが、最後の最後でそれでも世の中のどっかに愛があるのかもなと思えた。なかなかの良作でした。
彼女がその名を知らない鳥たち Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たちより
4344012399
No.45
(4pt)

愛とは何か、悲しい恋愛関係のパワーバランス

読んでいると恋愛ってバカバカしいなという気持ちになっていくが、最後の最後でそれでも世の中のどっかに愛があるのかもなと思えた。なかなかの良作でした。
彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)より
4344413784
No.44
(5pt)

不快な小説が、最後には憧れの物語になる

ティッシュに痰を吐く、汗臭い作業着を食事のときまで脱がない、部屋は散らかり放題の同居人である陣治。物語の前半では、主人公十和子の目線でそのだらしなさ、嫌らしさ、彼への生理的な嫌悪感が念入りに描写される。それでいて陣治は、十和子が疲れているからと体全体を揉んでやったりする一面もある。

 だが、十和子には忘れられない男がいた。自分にとんでもなく酷いことをした上、8年前に車から彼女を蹴り落とした男だ。だが、忘れられない。ある日、警察が訪ねてくる。黒崎が3年前から行方不明だという。マンションの前に車を残して忽然と消えたというのだ。十和子は陣治を疑い始める。
 
 十和子はやがて黒崎への寂しさから、水島という男の付き合いはじめる。やがて水島の身辺に不審な事が起こり始める。十和子は真っ先に陣治を疑う。黒崎と同じ様に水島も殺す気ではないか……。そして陣治を殺さないといけないとナイフを買う。
 
 物語は最後を迎える。十和子を深く愛していたのは誰だったのか。そしてその愛の形の奥深さ。事件の真相。その愛に比べて二人の男の吐いた言葉の薄っぺらさ。すべてが明らかになったとき、はじめて分かる。世の中にはこんなにも深い愛の形があるのだと。
 
 前半嫌悪感に包まれ不快だった小説は、自分には一生体験することが無い(だろう)こんな凄い愛に巡りあいたい、という憧れの物語になって終わった。

 最重量の読後感。
彼女がその名を知らない鳥たち Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たちより
4344012399
No.43
(5pt)

不快な小説が、最後には憧れの物語になる

ティッシュに痰を吐く、汗臭い作業着を食事のときまで脱がない、部屋は散らかり放題の同居人である陣治。物語の前半では、主人公十和子の目線でそのだらしなさ、嫌らしさ、彼への生理的な嫌悪感が念入りに描写される。それでいて陣治は、十和子が疲れているからと体全体を揉んでやったりする一面もある。

 だが、十和子には忘れられない男がいた。自分にとんでもなく酷いことをした上、8年前に車から彼女を蹴り落とした男だ。だが、忘れられない。ある日、警察が訪ねてくる。黒崎が3年前から行方不明だという。マンションの前に車を残して忽然と消えたというのだ。十和子は陣治を疑い始める。
 
 十和子はやがて黒崎への寂しさから、水島という男の付き合いはじめる。やがて水島の身辺に不審な事が起こり始める。十和子は真っ先に陣治を疑う。黒崎と同じ様に水島も殺す気ではないか……。そして陣治を殺さないといけないとナイフを買う。
 
 物語は最後を迎える。十和子を深く愛していたのは誰だったのか。そしてその愛の形の奥深さ。事件の真相。その愛に比べて二人の男の吐いた言葉の薄っぺらさ。すべてが明らかになったとき、はじめて分かる。世の中にはこんなにも深い愛の形があるのだと。
 
 前半嫌悪感に包まれ不快だった小説は、自分には一生体験することが無い(だろう)こんな凄い愛に巡りあいたい、という憧れの物語になって終わった。

 最重量の読後感。
彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)より
4344413784
No.42
(4pt)

息苦しくても最後まで読んでほしい1冊

主人公の十和子が魅力的ではなく、始めは感情移入ができなかった。嫌な気持ちになる文章が延々と続き、息苦しくなるような内容だが、是非最後まで読んでほしい1冊。パズルが完成し、衝撃の事実にさまざまな感情が押し寄せてくる。この事実を知った後でもう1度細かいところを見ながら読み直したくなった。
彼女がその名を知らない鳥たち Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たちより
4344012399
No.41
(4pt)

息苦しくても最後まで読んでほしい1冊

主人公の十和子が魅力的ではなく、始めは感情移入ができなかった。嫌な気持ちになる文章が延々と続き、息苦しくなるような内容だが、是非最後まで読んでほしい1冊。パズルが完成し、衝撃の事実にさまざまな感情が押し寄せてくる。この事実を知った後でもう1度細かいところを見ながら読み直したくなった。
彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)より
4344413784
No.40
(5pt)

日本一

デビュー作からふつう、一人の作家はここまで上昇するだろうか?
作者の年齢を考えたら、奇跡みたいな話だ。
沼田まほかるは現在日本一の作家で、日本の中高年の星だ!
彼女がその名を知らない鳥たち Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たちより
4344012399
No.39
(5pt)

日本一

デビュー作からふつう、一人の作家はここまで上昇するだろうか?
作者の年齢を考えたら、奇跡みたいな話だ。
沼田まほかるは現在日本一の作家で、日本の中高年の星だ!
彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)より
4344413784
No.38
(5pt)

名作。小説ではじめて泣きました。

ラストは衝撃です。小説ではじめて泣いてしまいました。途中も一度も飽きることなく、夢中で一気に読みました。
この物語を読んでいると
甘い言葉や綺麗な恋愛小説なんか全部嘘そっぱちだ!そんな気分になってきます。
文章も素晴らしすぎて、本当に読んでいて楽しかったです。今もまだ、余韻にひたっています。


彼女がその名を知らない鳥たち Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たちより
4344012399
No.37
(5pt)

名作。小説ではじめて泣きました。

ラストは衝撃です。小説ではじめて泣いてしまいました。途中も一度も飽きることなく、夢中で一気に読みました。
この物語を読んでいると
甘い言葉や綺麗な恋愛小説なんか全部嘘そっぱちだ!そんな気分になってきます。
文章も素晴らしすぎて、本当に読んでいて楽しかったです。今もまだ、余韻にひたっています。


彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)より
4344413784
No.36
(5pt)

様々な感情の渦に呑みこまれました

読み終えて、しばらく放心状態が続きました。ラストは、衝撃的です。
嫌悪感、軽蔑、怒り、怖さの果てに、どうしようもなく深い愛と光、優しさ、切なさが襲ってきます。読み始めたら、最後まで一気に読んでください。でも、途中でラストを読んじゃダメですよ。こんなに様々な感情を一冊で感じられ、振り回されたのは初めてです。凄い本ですね。
彼女がその名を知らない鳥たち Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たちより
4344012399
No.35
(5pt)

様々な感情の渦に呑みこまれました

読み終えて、しばらく放心状態が続きました。ラストは、衝撃的です。
嫌悪感、軽蔑、怒り、怖さの果てに、どうしようもなく深い愛と光、優しさ、切なさが襲ってきます。読み始めたら、最後まで一気に読んでください。でも、途中でラストを読んじゃダメですよ。こんなに様々な感情を一冊で感じられ、振り回されたのは初めてです。凄い本ですね。
彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)より
4344413784
No.34
(5pt)

オチは想定通りでしたが…

ミステリーが好きなので、序盤過ぎあたりの伏線からオチは読めてしまい(ミスリードが強硬で、逆にそれだけは違うと思ってしまうし) 実際その通りでしたが、 この小説はミステリーとして読むべきではないと思うので、そんな事は少しも問題ではないかも知れません。 痺れる純愛小説。 オチには気付きましたが、ラストに読者をこんな気持ちにさせるとは想定外でした。 前半はかなり鬱々としていてダラダラ描写が永遠に続きます…しかもオチはあれなんでしょ?早く進んでくれ!と思いながら読んでいたのに。 こんな感動があるなんて、びっくりな傑作です。
彼女がその名を知らない鳥たち Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たちより
4344012399
No.33
(5pt)

オチは想定通りでしたが…

ミステリーが好きなので、序盤過ぎあたりの伏線からオチは読めてしまい(ミスリードが強硬で、逆にそれだけは違うと思ってしまうし) 実際その通りでしたが、 この小説はミステリーとして読むべきではないと思うので、そんな事は少しも問題ではないかも知れません。 痺れる純愛小説。 オチには気付きましたが、ラストに読者をこんな気持ちにさせるとは想定外でした。 前半はかなり鬱々としていてダラダラ描写が永遠に続きます…しかもオチはあれなんでしょ?早く進んでくれ!と思いながら読んでいたのに。 こんな感動があるなんて、びっくりな傑作です。
彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)より
4344413784
No.32
(5pt)

泣きました。

私も、汚い陣治に愛されたくなった。というか、陣治をたくさんたくさん愛してあげたくなった。
目に見えないところに大切なものはある。凡庸な言い方だけど、しみじみそう思った。
陣治の大阪弁のセリフがあったかくて、深くて号泣しました。
人間て、かっこ悪くて弱くて、失ってから気づく、バカな生き物かも。
十和子のこれからが心配です…
彼女がその名を知らない鳥たち Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たちより
4344012399
No.31
(5pt)

泣きました。

私も、汚い陣治に愛されたくなった。というか、陣治をたくさんたくさん愛してあげたくなった。
目に見えないところに大切なものはある。凡庸な言い方だけど、しみじみそう思った。
陣治の大阪弁のセリフがあったかくて、深くて号泣しました。
人間て、かっこ悪くて弱くて、失ってから気づく、バカな生き物かも。
十和子のこれからが心配です…
彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)より
4344413784
No.30
(5pt)

愛と理性と深層心理の協奏(狂騒)曲

成り上がりのインテリ陣治と、海底から徐々に、水面へ浮上する十和子。二人が見ている二つの別世界、
そしてそれらの微妙な交点が、言葉にならないほどに美しい。

陣治は、正気の十和子の心に宿るであろう、あまりにも鋭利な、切り裂くような愛の矛先を、一体どこに
向けろと言うのだろう。何重にも織られた愛の模様は、不可避的に勝者と敗者を分け隔ててしまうのだろうか。

大切な人と語り合いたい一冊。
彼女がその名を知らない鳥たち Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たちより
4344012399
No.29
(5pt)

愛と理性と深層心理の協奏(狂騒)曲

成り上がりのインテリ陣治と、海底から徐々に、水面へ浮上する十和子。二人が見ている二つの別世界、
そしてそれらの微妙な交点が、言葉にならないほどに美しい。

陣治は、正気の十和子の心に宿るであろう、あまりにも鋭利な、切り裂くような愛の矛先を、一体どこに
向けろと言うのだろう。何重にも織られた愛の模様は、不可避的に勝者と敗者を分け隔ててしまうのだろうか。

大切な人と語り合いたい一冊。
彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)より
4344413784
No.28
(5pt)

堕落した男と女をつなぐ糸の太さ・・・。

いやぁ、辟易する、気色悪い、息ができない・・・。

本を読んでて、ここまで陰惨で目を背けたくなる表現
に出会うのも珍しいのだが、この冗長気味の前半が、
主人公2人の心底に流れているボロボロの絆を最後に
きらめかせる。

ほんと、どうしようもない2人。
不器用で弱い人間にありがちな理解不能の言動に、
いささかも共感できない。
愚かで汚らしいことこの上ない。

でも、でも、最後の真相を知った瞬間、涙がこぼれる。
そして、男は・・・。

伏線の張り方、回収も申し分なく、妥当な表現かは
迷うが、論理的で納得できる結末。

作風からは予想もできなかったが、読後の今でも不思議なほど、
なぜか「温かい気持ち」になった。

「壮絶な愛の形」なんて当たり前な言い方では、
作品に対して失礼かな。

最後の一文「たった一人の十和子の恋人」。

この強烈な12文字が、いつまでも心に響き続ける・・・。






彼女がその名を知らない鳥たち Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たちより
4344012399
No.27
(5pt)

堕落した男と女をつなぐ糸の太さ・・・。

いやぁ、辟易する、気色悪い、息ができない・・・。

本を読んでて、ここまで陰惨で目を背けたくなる表現
に出会うのも珍しいのだが、この冗長気味の前半が、
主人公2人の心底に流れているボロボロの絆を最後に
きらめかせる。

ほんと、どうしようもない2人。
不器用で弱い人間にありがちな理解不能の言動に、
いささかも共感できない。
愚かで汚らしいことこの上ない。

でも、でも、最後の真相を知った瞬間、涙がこぼれる。
そして、男は・・・。

伏線の張り方、回収も申し分なく、妥当な表現かは
迷うが、論理的で納得できる結末。

作風からは予想もできなかったが、読後の今でも不思議なほど、
なぜか「温かい気持ち」になった。

「壮絶な愛の形」なんて当たり前な言い方では、
作品に対して失礼かな。

最後の一文「たった一人の十和子の恋人」。

この強烈な12文字が、いつまでも心に響き続ける・・・。






彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)より
4344413784