彼女がその名を知らない鳥たち

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評判

彼女がその名を知らない鳥たちの評価:

3.90/5点 レビュー 136件。 C ランク

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平均点3.90pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全186件 121〜140 7/10ページ
No.66
(5pt)

苛々させる名作

ラストシーンまでは、殆どの文章が読み手の心に、言いようの無い苛立ちに似た不快感をもたらすでしょうね。
でも 最後の1ページとそれまでの不快な307ページは、多分秤にかけたら釣り合うと思います。
彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)より
4344413784
No.65
(5pt)

苛々させる名作

ラストシーンまでは、殆どの文章が読み手の心に、言いようの無い苛立ちに似た不快感をもたらすでしょうね。
でも 最後の1ページとそれまでの不快な307ページは、多分秤にかけたら釣り合うと思います。
彼女がその名を知らない鳥たち Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たちより
4344012399
No.64
(5pt)

心をかき乱される小説

まほかるにやられた!
最後の12文字に救われながらも、頭から離れない、、

泣ける本だよとか純愛だよなんて陳腐な言葉では、
説明できない。

もう陣治が、いとおしくて切なくて。。。

正直読み進める途中、十和子にイラつき投げ出したくなるのですが、この先どんな展開なんの?という気持ちで読みました。

一機に読むのをオススメします。

最後の12文字にすっと涙がながれるとおもいます。
えぇ小説やなぁ。。。
彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)より
4344413784
No.63
(5pt)

心をかき乱される小説

まほかるにやられた!
最後の12文字に救われながらも、頭から離れない、、

泣ける本だよとか純愛だよなんて陳腐な言葉では、
説明できない。

もう陣治が、いとおしくて切なくて。。。

正直読み進める途中、十和子にイラつき投げ出したくなるのですが、この先どんな展開なんの?という気持ちで読みました。

一機に読むのをオススメします。

最後の12文字にすっと涙がながれるとおもいます。
えぇ小説やなぁ。。。
彼女がその名を知らない鳥たち Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たちより
4344012399
No.62
(5pt)

恋愛小説

9月が永遠に続けば から沼田さん二冊目。
前作と同じように不快な描写の関西弁の下品な男が登場し、それがまた違った意味で不快だった。
これがこの作者のパターンかと。
引き出しの一つとして関西弁の下品な男を描くならまだしも同じような人物がまた登場してくるとは。
パターン化すると、さすがに悪趣味である。

前半は下品な男とそれに依存する女の間の不可解かつ不快なやりとりが交わされる。
後半は女の方が妻帯者との浮気にのめりこみ、そちらにも依存を深めていく。
表現が相変わらず上手いので読んでいて苦々しい気持ちになる。

二重に不快だった。

がラスト数ページで展開が一点する。
読中の不快感と作者に対するうんざり感が一掃されてしまった。
陣治の不器用で報われない愛情表現に、愛することの本当の意味があるような気がした。
自己陶酔としての愛。自己犠牲としての愛。自己救済としての愛。
それでも陣治は一人の女性を愛し続けたのだと思う。

これはサスペンスではなく恋愛小説だと思った。
彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)より
4344413784
No.61
(5pt)

恋愛小説

9月が永遠に続けば から沼田さん二冊目。
前作と同じように不快な描写の関西弁の下品な男が登場し、それがまた違った意味で不快だった。
これがこの作者のパターンかと。
引き出しの一つとして関西弁の下品な男を描くならまだしも同じような人物がまた登場してくるとは。
パターン化すると、さすがに悪趣味である。

前半は下品な男とそれに依存する女の間の不可解かつ不快なやりとりが交わされる。
後半は女の方が妻帯者との浮気にのめりこみ、そちらにも依存を深めていく。
表現が相変わらず上手いので読んでいて苦々しい気持ちになる。

二重に不快だった。

がラスト数ページで展開が一点する。
読中の不快感と作者に対するうんざり感が一掃されてしまった。
陣治の不器用で報われない愛情表現に、愛することの本当の意味があるような気がした。
自己陶酔としての愛。自己犠牲としての愛。自己救済としての愛。
それでも陣治は一人の女性を愛し続けたのだと思う。

これはサスペンスではなく恋愛小説だと思った。
彼女がその名を知らない鳥たち Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たちより
4344012399
No.60
(5pt)

魅力的な主人公が一人もいないのだが

最後のシーンでは声を出してしまった。

読者に媚びるような文章はまったくなく、気持ちのよい速度で物語は進んでいく。
舞台は大阪、主要な登場人物はどれも人間的に欠陥だらけ。
そして最初から最後まで曇天の中で話が進んでいくような印象だ。

読んでるこっちがあきれかえるような自堕落生活する女主人公。
彼女の生活のすべてを看ているどんくさい初老の同居人、
違う女と結婚する為主人公を捨てた昔の男。

マンネリな一方通行の三者の関係が、最初は小さく次第に大きく欠陥を持つ人々を巻き込みながらラストにむかう。
離婚、浮気、金、出産、リストラ、犯罪という小船まで巻き込んで。

きれいな文章だったので最後まで一気に読めた。しかし読み終わって誰に感情移入していたか分からなくなった。
後味が悪いと言う訳ではなく、予告もなく振り落とされたかんじだった。
時間をおいてもう一度読もうと思っている。
彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)より
4344413784
No.59
(5pt)

魅力的な主人公が一人もいないのだが

最後のシーンでは声を出してしまった。

読者に媚びるような文章はまったくなく、気持ちのよい速度で物語は進んでいく。
舞台は大阪、主要な登場人物はどれも人間的に欠陥だらけ。
そして最初から最後まで曇天の中で話が進んでいくような印象だ。

読んでるこっちがあきれかえるような自堕落生活する女主人公。
彼女の生活のすべてを看ているどんくさい初老の同居人、
違う女と結婚する為主人公を捨てた昔の男。

マンネリな一方通行の三者の関係が、最初は小さく次第に大きく欠陥を持つ人々を巻き込みながらラストにむかう。
離婚、浮気、金、出産、リストラ、犯罪という小船まで巻き込んで。

きれいな文章だったので最後まで一気に読めた。しかし読み終わって誰に感情移入していたか分からなくなった。
後味が悪いと言う訳ではなく、予告もなく振り落とされたかんじだった。
時間をおいてもう一度読もうと思っている。
彼女がその名を知らない鳥たち Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たちより
4344012399
No.58
(4pt)

吐き気を催す愛の物語

読む人の性別、年齢によって受ける読後の印象は大き
く異なると思います。

 私は四十代前半の男で、十和子(女、主人公)にひた
すら尽くす陣治(男、主人公の同棲相手)、の立場で
読みました。

 なんとも切ない物語です。
 
 生理的に吐き気を催す十和子と陣治の日常生活の描写、
精神的に吐き気を催す十和子の振る舞いが延々と続きます。

 そして最後には・・・。

 ミステリーの形式を取っていますが、捻りはありません。

 これは陣治の愛の物語です。最後まで読み通さないと本
作の価値を十分に味わえませんが、読む価値はあります。

 男には特に心に沁みます。
彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)より
4344413784
No.57
(4pt)

吐き気を催す愛の物語

読む人の性別、年齢によって受ける読後の印象は大き
く異なると思います。

 私は四十代前半の男で、十和子(女、主人公)にひた
すら尽くす陣治(男、主人公の同棲相手)、の立場で
読みました。

 なんとも切ない物語です。
 
 生理的に吐き気を催す十和子と陣治の日常生活の描写、
精神的に吐き気を催す十和子の振る舞いが延々と続きます。

 そして最後には・・・。

 ミステリーの形式を取っていますが、捻りはありません。

 これは陣治の愛の物語です。最後まで読み通さないと本
作の価値を十分に味わえませんが、読む価値はあります。

 男には特に心に沁みます。
彼女がその名を知らない鳥たち Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たちより
4344012399
No.56
(5pt)

真実の愛とは?

軽蔑し、吐き気を催すほどの最低の男と同居し、養ってもらっている主人公の女。家事を一切せず、悪態ばかりついて自堕落な日常を送っている。そんな生活を送るのには過去が影響している。好きな男に散々尽し、性的奉仕まで強要された男に振られてしまった。その空虚感からしつこく迫った最低の男とズルズル同棲し、怠惰な日常を送っている。そんな日常の中で、買った時計のもめごとでデパートの係りの責任者と出会い、浮気をしてしまう。その浮気に夢中になり新しい人生を夢見る。そんな状態の中で、過去の男が蒸発していることがわかる。過去の男が、同居している男に殺されたのではないか?疑惑をもつにいたる。
実際男は殺害されていたのだが、その犯人はだれなのか?浮気していた男との新しい人生はいかに?真実に愛していたのはだれか? とても奥深い本でした。
彼女がその名を知らない鳥たち Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たちより
4344012399
No.55
(5pt)

真実の愛とは?

軽蔑し、吐き気を催すほどの最低の男と同居し、養ってもらっている主人公の女。家事を一切せず、悪態ばかりついて自堕落な日常を送っている。そんな生活を送るのには過去が影響している。好きな男に散々尽し、性的奉仕まで強要された男に振られてしまった。その空虚感からしつこく迫った最低の男とズルズル同棲し、怠惰な日常を送っている。そんな日常の中で、買った時計のもめごとでデパートの係りの責任者と出会い、浮気をしてしまう。その浮気に夢中になり新しい人生を夢見る。そんな状態の中で、過去の男が蒸発していることがわかる。過去の男が、同居している男に殺されたのではないか?疑惑をもつにいたる。
実際男は殺害されていたのだが、その犯人はだれなのか?浮気していた男との新しい人生はいかに?真実に愛していたのはだれか? とても奥深い本でした。
彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)より
4344413784
No.54
(4pt)

少し経った今のほのぼの感

動きのない前半。そして、衝撃のラスト。この対比に「動きのない前半」が活かされています。
僅かな希望さえない終わり方には読み終わったときは嫌悪感を覚えたのですが、読み終えてしばらく経った今は、ほのぼのとした温かい気持ちだけが残っているから不思議です。
沼田まほかるさんの小説は「九月が永遠に続けば」に続いて2冊目でしたが、また違う構成(仕掛け)に驚きました。才能豊かな作家だと思います。
彼女がその名を知らない鳥たち Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たちより
4344012399
No.53
(4pt)

少し経った今のほのぼの感

動きのない前半。そして、衝撃のラスト。この対比に「動きのない前半」が活かされています。
僅かな希望さえない終わり方には読み終わったときは嫌悪感を覚えたのですが、読み終えてしばらく経った今は、ほのぼのとした温かい気持ちだけが残っているから不思議です。
沼田まほかるさんの小説は「九月が永遠に続けば」に続いて2冊目でしたが、また違う構成(仕掛け)に驚きました。才能豊かな作家だと思います。
彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)より
4344413784
No.52
(4pt)

もうちょい早くこの作者に出会いたかった。

最近、文庫で話題になっているのと、周囲の人から連続して薦められたので読んだ。
 タイトルやペンネームから受ける印象で、何となくスイーツな感じの人が読む小説を勝手にイメージしていたのだが、全然違った。
 主人公の女は嫌なやつだし、陣治も、どうしようもなく生理的に受け付けないタイプなのだが、最後の最後に、解放されるようなカタルシスがある。
 俗も極みに達すると、逆に神聖な域に足を踏み入れるというか、そういう、ちょっと稀な読後感がある傑作だと思う。
 他の本も読まなきゃ。そんな気分にさせられる作家。
彼女がその名を知らない鳥たち Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たちより
4344012399
No.51
(4pt)

もうちょい早くこの作者に出会いたかった。

最近、文庫で話題になっているのと、周囲の人から連続して薦められたので読んだ。
 タイトルやペンネームから受ける印象で、何となくスイーツな感じの人が読む小説を勝手にイメージしていたのだが、全然違った。
 主人公の女は嫌なやつだし、陣治も、どうしようもなく生理的に受け付けないタイプなのだが、最後の最後に、解放されるようなカタルシスがある。
 俗も極みに達すると、逆に神聖な域に足を踏み入れるというか、そういう、ちょっと稀な読後感がある傑作だと思う。
 他の本も読まなきゃ。そんな気分にさせられる作家。
彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)より
4344413784
No.50
(5pt)

意味深なタイトルの呪縛から離れられない。

読み易いそんなに厚くない本から読み始め、結局読みにくそうな本書が最後に残った。

暗鬱な「九月が永遠に続けば」を読んでいる私は冒頭から少し読んで、合わなければ即座に止めようと思ったのであるが、蜘蛛の糸に絡められるように、沼田まほかるの魅力にまたもやられた。

佐野陣治の不潔さ、如何わしさ、優しさや、北原十和子の自堕落さ、一途さ、尻軽さを見ながら、自然と小説世界に入ってしまう。やがて十和子と陣治の奇妙な、そして怠惰な共同生活から、別れても忘れられない黒崎俊一の携帯に電話をしたり、百貨店の水島と懇ろになったりした十和子に対して、陣治は歪んだ愛を放熱させる。

刑事の登場で中盤以降動きがあるが、ミステリーと文学が融合して、興味を膨らませる。

内容的には全然違うが「照柿」(高村薫)のような要素もあるし、桐野夏生風でもあるし、ちょっと古いが西村望に似てなくもない。そして、海外では「無垢の殺人」(ローレンス・サンダーズ)を髣髴させるが、何れもピッタリと表現出来ない。

やはり沼田まほかる独自の世界を構築しているのだろう。読了しても、意味深なタイトルの呪縛から離れられない。
彼女がその名を知らない鳥たち Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たちより
4344012399
No.49
(5pt)

意味深なタイトルの呪縛から離れられない。

読み易いそんなに厚くない本から読み始め、結局読みにくそうな本書が最後に残った。

暗鬱な「九月が永遠に続けば」を読んでいる私は冒頭から少し読んで、合わなければ即座に止めようと思ったのであるが、蜘蛛の糸に絡められるように、沼田まほかるの魅力にまたもやられた。

佐野陣治の不潔さ、如何わしさ、優しさや、北原十和子の自堕落さ、一途さ、尻軽さを見ながら、自然と小説世界に入ってしまう。やがて十和子と陣治の奇妙な、そして怠惰な共同生活から、別れても忘れられない黒崎俊一の携帯に電話をしたり、百貨店の水島と懇ろになったりした十和子に対して、陣治は歪んだ愛を放熱させる。

刑事の登場で中盤以降動きがあるが、ミステリーと文学が融合して、興味を膨らませる。

内容的には全然違うが「照柿」(高村薫)のような要素もあるし、桐野夏生風でもあるし、ちょっと古いが西村望に似てなくもない。そして、海外では「無垢の殺人」(ローレンス・サンダーズ)を髣髴させるが、何れもピッタリと表現出来ない。

やはり沼田まほかる独自の世界を構築しているのだろう。読了しても、意味深なタイトルの呪縛から離れられない。
彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)より
4344413784
No.48
(4pt)

うわあ・・・ってなります

圧倒的な牽引力でぐいぐい読んでしまいます!
 しかししんどい。
 ものすごく面白い。
 が、しんどい。
 人に勧められるかと言ったら、しんどいのでちょっと。
 
 でも、最後はもうもう、号泣しますよ!
 でも人には勧めない。

 ものすごくどうでもいいことですが、
 わたしの中では木村多江×火野正平で再生されていましたよ。
彼女がその名を知らない鳥たち Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たちより
4344012399
No.47
(4pt)

うわあ・・・ってなります

圧倒的な牽引力でぐいぐい読んでしまいます!
 しかししんどい。
 ものすごく面白い。
 が、しんどい。
 人に勧められるかと言ったら、しんどいのでちょっと。
 
 でも、最後はもうもう、号泣しますよ!
 でも人には勧めない。

 ものすごくどうでもいいことですが、
 わたしの中では木村多江×火野正平で再生されていましたよ。
彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)より
4344413784