彼女がその名を知らない鳥たち

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彼女がその名を知らない鳥たちの評価:

3.90/5点 レビュー 136件。 C ランク

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Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全186件 61〜80 4/10ページ
No.126
(5pt)

とにかく不快。ページをめくった1ページ目からずっと不快。でも引き込まれる。

まず、中年男、陣治に対して、女性の生理的嫌悪感を1行で染み付かせる。そこから、何度となく、陣治の不快な行動の描写がされていき、心の中に嫌悪感の澱が溜まっていく。そんな男と、不潔さに嫌悪をいだきながら同棲している女の倦怠感、厭世感も、女の行動から想像ができて、もやもやした不快感はたまるばかり。自分勝手さを隠しもしない登場人物たちの立ち居振る舞いが、本音と建前を使い分けてスマートに生きる会社人達に囲まれて生活していると、逆に小気味よく思えてくるのが不思議。自分の心の中にあるモヤモヤしたドス黒さを掻き出してつまびらかにされたようで、しばらくずっとこの小説に引きずられてしまった。映画で、蒼井優ちゃんがこの役にも汚されずに存在するのか、早く観たいです!
彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)より
4344413784
No.125
(5pt)

とにかく不快。ページをめくった1ページ目からずっと不快。でも引き込まれる。

まず、中年男、陣治に対して、女性の生理的嫌悪感を1行で染み付かせる。そこから、何度となく、陣治の不快な行動の描写がされていき、心の中に嫌悪感の澱が溜まっていく。そんな男と、不潔さに嫌悪をいだきながら同棲している女の倦怠感、厭世感も、女の行動から想像ができて、もやもやした不快感はたまるばかり。自分勝手さを隠しもしない登場人物たちの立ち居振る舞いが、本音と建前を使い分けてスマートに生きる会社人達に囲まれて生活していると、逆に小気味よく思えてくるのが不思議。自分の心の中にあるモヤモヤしたドス黒さを掻き出してつまびらかにされたようで、しばらくずっとこの小説に引きずられてしまった。映画で、蒼井優ちゃんがこの役にも汚されずに存在するのか、早く観たいです!
彼女がその名を知らない鳥たち Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たちより
4344012399
No.124
(5pt)

良かった

沼田まほかるさんの小説を読むのはこれで4冊目になりますが、一番好きでした。小説は好きで常に何かしら読んでるのですが、小説で泣いたのはこれが初めてです。人ってここまで人を愛せるのか、自分が過去、好きになった人達への気持ちがすごく薄っぺらいもののように感じざるを得ない、そんな作品です。小説の映画化ってあまり好きではないのですが、阿部サダヲさんの陣治、かなり想像通りのビジュアルで気になるので観に行こうと思ってます。
彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)より
4344413784
No.123
(5pt)

良かった

沼田まほかるさんの小説を読むのはこれで4冊目になりますが、一番好きでした。小説は好きで常に何かしら読んでるのですが、小説で泣いたのはこれが初めてです。人ってここまで人を愛せるのか、自分が過去、好きになった人達への気持ちがすごく薄っぺらいもののように感じざるを得ない、そんな作品です。小説の映画化ってあまり好きではないのですが、阿部サダヲさんの陣治、かなり想像通りのビジュアルで気になるので観に行こうと思ってます。
彼女がその名を知らない鳥たち Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たちより
4344012399
No.122
(5pt)

面白かった

初めから最後まで主人公の女性の心理描写が詳細で、キャラクターについていけないかった。

けど、読み進めるうちにもストーリーが面白くなって気にならなくなった。

しかも、最後まで読んだら理解できたし…

とにかく面白かったです!
彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)より
4344413784
No.121
(5pt)

面白かった

初めから最後まで主人公の女性の心理描写が詳細で、キャラクターについていけないかった。

けど、読み進めるうちにもストーリーが面白くなって気にならなくなった。

しかも、最後まで読んだら理解できたし…

とにかく面白かったです!
彼女がその名を知らない鳥たち Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たちより
4344012399
No.120
(5pt)

嫌悪感、でも読み続けずにはいられないという不思議

他の方のレビューを見てから読みました。確かに汚い、無骨な、嫌悪感溢れる内容なのに、その先を求めずにはいられない。
読んでいる方もなんとか決着をつけたいっていう気にさせられる。読んでいる最中はいつも心がモヤモヤしてて、登場人物の行方が気になって。
読み終えてあぁ、これは映画化したくなるストーリーだなと思いました。
小説読んでから見ると思い入れが深くなるような、でも映画だけだっらまた印象も違ってくるだろうかなと。
こんなに苦しんで生きなきゃならない人生もあるのかというくらい、なんか切なかったですねぇ。
彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)より
4344413784
No.119
(5pt)

後味後の悪さが心地よい

驚く程に、後味後が悪い。

どうして陣治は十和子の傍を離れないのか、どうして十和子は陣治を拒絶し続けるのか。
最後の章を読み、その疑問が解明されていく。
疑問が解明されても、尚、モヤモヤが晴れない。

孤独と孤独が隣り合い、すれ違い、それでも、生きていた話。
彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)より
4344413784
No.118
(5pt)

嫌悪感、でも読み続けずにはいられないという不思議

他の方のレビューを見てから読みました。確かに汚い、無骨な、嫌悪感溢れる内容なのに、その先を求めずにはいられない。
読んでいる方もなんとか決着をつけたいっていう気にさせられる。読んでいる最中はいつも心がモヤモヤしてて、登場人物の行方が気になって。
読み終えてあぁ、これは映画化したくなるストーリーだなと思いました。
小説読んでから見ると思い入れが深くなるような、でも映画だけだっらまた印象も違ってくるだろうかなと。
こんなに苦しんで生きなきゃならない人生もあるのかというくらい、なんか切なかったですねぇ。
彼女がその名を知らない鳥たち Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たちより
4344012399
No.117
(5pt)

後味後の悪さが心地よい

驚く程に、後味後が悪い。

どうして陣治は十和子の傍を離れないのか、どうして十和子は陣治を拒絶し続けるのか。
最後の章を読み、その疑問が解明されていく。
疑問が解明されても、尚、モヤモヤが晴れない。

孤独と孤独が隣り合い、すれ違い、それでも、生きていた話。
彼女がその名を知らない鳥たち Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たちより
4344012399
No.116
(4pt)

すごく、、ばっちい!

よくもこんなに汚ならしいモノを気色悪く描けるなぁ〜と感心しました。読むと心が穢れるかと思うほど。そういう意味ですごいけど、ご飯の前に読んじゃダメです!
ラストまでバッチリ徹頭徹尾悪趣味です。何その願望!キモい!登場人物全員を醜く描き切る姿勢に拍手です。
彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)より
4344413784
No.115
(4pt)

すごく、、ばっちい!

よくもこんなに汚ならしいモノを気色悪く描けるなぁ〜と感心しました。読むと心が穢れるかと思うほど。そういう意味ですごいけど、ご飯の前に読んじゃダメです!
ラストまでバッチリ徹頭徹尾悪趣味です。何その願望!キモい!登場人物全員を醜く描き切る姿勢に拍手です。
彼女がその名を知らない鳥たち Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たちより
4344012399
No.114
(4pt)

まほかるさんの独特の世界に浸れました。

汚さ、気持ち悪さ、臭い、静寂、衝動、そして最後意外な結末、報われない究極の愛にホロリ。
さすがまほかるさん!!!
彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)より
4344413784
No.113
(4pt)

まほかるさんの独特の世界に浸れました。

汚さ、気持ち悪さ、臭い、静寂、衝動、そして最後意外な結末、報われない究極の愛にホロリ。
さすがまほかるさん!!!
彼女がその名を知らない鳥たち Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たちより
4344012399
No.112
(5pt)

彼女こそ、イヤミスの女王

終わり近くに陣治の部屋から心理学の本が出てくるあたりから
どんでん返しの端っこがめくれてくる。うまい。
暗闇をかかえた主人公たちが重くて読むのがつらくなるが
それでも黒い触手にからめとられてページを最後までめくらずにはいられない。

大阪言葉を使う人と使わない人の性格の書き分けがさすがである。
これは悔しいけど関西人でないと書けないと思う。
十和子の母親が大阪に戻ってから、東京近郊生まれのふりをしたがるが
それでもかすかに関西の音が出てしまう。それは多分逃げた夫への未練から。
姉は完全に東京言葉なのに、十和子は陣治の影響か大阪言葉である。
使う言葉で性格を書き分けている。関西弁使いは情緒的で粘着性があり、
東京言葉使いは、どこか薄情な感じに。

たくさんの細かなエピソードが終わりに一点に集結させてくる手腕は
彼女が粘着質で多湿な大阪人の特質をもっているからだろうか。
最後の一行がすべてを浄化させている。もしかしたらこの一言を書きたくて
この壮大な小説を書きたかったのではないだろうか。

すっきりした容姿、優しい仕草、やわらかい声の水島が
最初から最後まで向井理の姿に思えてしかたがなかった。(

水島が実は薄っぺらな男であったとは書いていない。
本気で離婚する気があったかどうかは不明である。
彼に十和子を傷つけさせなかったことは、きっと手抜きではなくて
意図的なものだと思いたい。
彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)より
4344413784
No.111
(5pt)

彼女こそ、イヤミスの女王

終わり近くに陣治の部屋から心理学の本が出てくるあたりから
どんでん返しの端っこがめくれてくる。うまい。
暗闇をかかえた主人公たちが重くて読むのがつらくなるが
それでも黒い触手にからめとられてページを最後までめくらずにはいられない。

大阪言葉を使う人と使わない人の性格の書き分けがさすがである。
これは悔しいけど関西人でないと書けないと思う。
十和子の母親が大阪に戻ってから、東京近郊生まれのふりをしたがるが
それでもかすかに関西の音が出てしまう。それは多分逃げた夫への未練から。
姉は完全に東京言葉なのに、十和子は陣治の影響か大阪言葉である。
使う言葉で性格を書き分けている。関西弁使いは情緒的で粘着性があり、
東京言葉使いは、どこか薄情な感じに。

たくさんの細かなエピソードが終わりに一点に集結させてくる手腕は
彼女が粘着質で多湿な大阪人の特質をもっているからだろうか。
最後の一行がすべてを浄化させている。もしかしたらこの一言を書きたくて
この壮大な小説を書きたかったのではないだろうか。

すっきりした容姿、優しい仕草、やわらかい声の水島が
最初から最後まで向井理の姿に思えてしかたがなかった。(

水島が実は薄っぺらな男であったとは書いていない。
本気で離婚する気があったかどうかは不明である。
彼に十和子を傷つけさせなかったことは、きっと手抜きではなくて
意図的なものだと思いたい。
彼女がその名を知らない鳥たち Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たちより
4344012399
No.110
(5pt)

執念に近い深い愛

映画が良さそうだったので待ちきれず原作を読みました。
共感度0不快感100の宣伝文句でしたが、私にとっては共感度100。
最後に深い愛。
普段小説は二度読むことはないのですが、理解してから読み直してしまいました。
映像化したら陳腐な不倫ミステリーになりかねないのではと思うので、小説で読んでよかった。
読み終えた直後にはすんなり受け入れ納得できたことが、しばらく経つと納得出来なくなるのもまた小説の世界に惹き込まれていた証拠。
彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)より
4344413784
No.109
(5pt)

執念に近い深い愛

映画が良さそうだったので待ちきれず原作を読みました。
共感度0不快感100の宣伝文句でしたが、私にとっては共感度100。
最後に深い愛。
普段小説は二度読むことはないのですが、理解してから読み直してしまいました。
映像化したら陳腐な不倫ミステリーになりかねないのではと思うので、小説で読んでよかった。
読み終えた直後にはすんなり受け入れ納得できたことが、しばらく経つと納得出来なくなるのもまた小説の世界に惹き込まれていた証拠。
彼女がその名を知らない鳥たち Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たちより
4344012399
No.108
(5pt)

自分の中の十和子を思い出す

ラスト数頁の衝撃は凄かった。本を読みながら声をあげてオイオイ泣いてしまったのは初めてだった。感動したとか、共感したとか、そんなものではなく心を打たれた。想像のはるか上をいく陣治への思いに心を打たれて涙があふれた。
一体作者は今までどんな恋愛を重ねてきたのだろうか、とつい考えを巡らせてしまう。
私も自分の中に十和子がいる。かつて付き合った男性達に陣治もいる。水島も、黒崎もいる。陣治のような無償の愛を知っている、付き合っていた男性の容姿や所作に嫌悪感を抱いたこともある。それでもお前を離さない一緒にいたい、と請われたことがある。表面ばかりの色男の水島のような男を知っている、安い三千五百円の時計のような男を。
人の思いの強さを、業の深さを、考えた作品だった。
彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)より
4344413784
No.107
(5pt)

自分の中の十和子を思い出す

ラスト数頁の衝撃は凄かった。本を読みながら声をあげてオイオイ泣いてしまったのは初めてだった。感動したとか、共感したとか、そんなものではなく心を打たれた。想像のはるか上をいく陣治への思いに心を打たれて涙があふれた。
一体作者は今までどんな恋愛を重ねてきたのだろうか、とつい考えを巡らせてしまう。
私も自分の中に十和子がいる。かつて付き合った男性達に陣治もいる。水島も、黒崎もいる。陣治のような無償の愛を知っている、付き合っていた男性の容姿や所作に嫌悪感を抱いたこともある。それでもお前を離さない一緒にいたい、と請われたことがある。表面ばかりの色男の水島のような男を知っている、安い三千五百円の時計のような男を。
人の思いの強さを、業の深さを、考えた作品だった。
彼女がその名を知らない鳥たち Amazon書評・レビュー: 彼女がその名を知らない鳥たちより
4344012399