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風の中のマリア
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風の中のマリアの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全267件 21~40 2/14ページ
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昆虫の世界に入ったみたい | ||||
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わかりやすい言葉でオオスズメバチの生態世界が理解できたとともに、人生になんとも言えない示唆を示してくれた小説でした。 | ||||
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斬新な小説です。そして面白い。 複雑なハチ社会の勉強にもなりましたし、それだけでなく、自分たち人間にとって恋愛とはなんぞや、という事にも思いをはせました。マリアが恋にほんのちょびっとだけ憧れるけど、でもそれだけであり、自分の使命を全うして生きていく姿が潔く美しいです。 この本を読めば自分の普段の感情が説明できて、これから老齢に向かう自分の人生のこれまでを冷静に俯瞰することができるようになるように感じました。 恋や恋愛が先にあるんじゃなくて、遺伝子を存続させる本能で生きてるんだなぁと。Let's存続、子供たちもぜひ恋してもらわねばですな~~~ | ||||
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楽しく読ませていただきました。スズメバチ帝国の人間関係(!)の描写が素晴らしかった。特に好きだったのは、女王蜂がまだ若かった頃、自らの翅で飛び、下界に拡がる自然の美を描写するところ。仲間に対する尊崇や関係性から、大正以降、軍隊で同じ釜の飯を喰った若い兵隊同士の人間関係も、こんなだったのかなと連想してしまう。元々スズメバチに関する知識を持っておられたのか、それとも新たに調査をされたのかは判らないが、帝国の社会制度(!)や生物学的なミステリーなど、とても勉強になったし、なにより楽しかった。敵や獲物に対しては全く無慈悲なところも、同じ帝国の中には腹黒くて憎たらしい奴がいないところも、普通の物語とは違う。とても斬新で良い小説です。 | ||||
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子どもを授かれなかった女性は「何のために生きているのか?」という問いに対して、 悩んでいる人が多いと聞きます。 この本はそんな人でも生きがいを見つけるヒントが隠されているのではないかと思います。 小説とはいえ、オオスズメバチに名前を付け、擬人化して物語風にしているだけで、 ほとんどが現実のオオスズメバチの世界を表しています。 思春期以上の年齢の女性には特におすすめです。 人間もむれの中で生きる生き物なんだと教わりました。 | ||||
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感動、感激、圧巻・・・最後は泣いてしまいました。大袈裟かなあ! ハチの視線で書かれた、なかなかない希有な物語だと思います。好き嫌いあるかもしれませんが。 <モンスター>や、<ボックス>も感動しましたが、本当に色んな小説を書ける作者なんだなあと感心しました。 | ||||
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夏の終わりの短すぎる一生。娘たちと偉大なる母の一瞬にして永遠の物語。 | ||||
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蜂の一生の物語か〜、と軽い気持ちで読み始めましたが、数頁読み進めた時点で「これは単なるファンタジーではないゾ」と気持ちを入れ替える必要がありました。オオスズメバチや彼らにまつわる虫達の生態や周りの自然を生き生きと描写することにより、生命の躍動感、美しさ、そして儚さをひしひしと感じる事ができました。重いテーマではあるので全編無邪気に楽しく読める物語ではありませんでしたが、読後には熱い気持ちが湧いてきました。名作だと思います。蜂にも詳しくなれます | ||||
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オオスズメバチの生態を物語で理解できる異色の作品。オオスズメバチについて興味ある人は少ないと思うが生きることの過酷な自然環境をハチの立場で読み進められる。読了したらこの不思議な昆虫に詳しくなった。共感も湧く。 | ||||
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ハチの本ですよ、興味なんか出ますか? 百田さんの永遠の0読んでなかったら読みません。 嫌々なくらいで、読みました。 多くを学びました。感動で時が止まりました。 子孫繁栄の為に動物は生きてるんだと この後、子供を授かりました。 こんなに、素晴らしい事なんだと、また学びました。 この本がいまだに、頭から離れません。 | ||||
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ハチの一生、生態を擬人化して紹介したもの。 後半で何かあるのかと思ってたが、ひたすら擬人化昆虫記だった。 うんうん、ためになったよ。 知らなかったハチの生態を知ることができた。 「へぇ~、ハチって、そうなんだ」 の驚きや、初めて知ったことが多数あった。 でも。 それを人間社会に置き換えて、モノを考えてみる? 「重いなぁ」「深いなぁ」って? そんなこと考えなかった。 「人間にも当てはまる」とか掘り起こすこともなかったなぁ。 擬人化しなければ、「昆虫記」。 非常にためになりました。 | ||||
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蜂の研究者がチェックしてくれているので、スズメバチの生態については正しく学べる。 飽きずにスズメバチの一生、生活史を学ぶことができる。 小説としてももちろん楽しく読める。 | ||||
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著作者は嫌いだが内容から蜂の生態を学ぶ事が出来た! | ||||
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スズメバチの王国を舞台に、強国を司る強者の精神や志が脈々と受け継がれる物語。 それらは、遺伝子レベルで受け継がれながら進化を繰り返し、王国を発展へと導く。 オオスズメバチとキイロスズメバチ、ニホンミツバチとセイヨウミツバチなど蜂の世界で繰り広げられる切なさや儚さを孕んだ壮大な物語。 | ||||
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かなり擬人化されているので感情はフィクションでしょうが、この生態がノンフィクションというのは驚きです。 危険生物というイメージが強いスズメバチですが、その強靭さや高度な社会性に畏敬の念を抱きながら読みました。 お友達にはなれませんが、闇雲に駆除してしまえばいいとは思えなくなりました。 映像化して欲しいです! | ||||
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初飛行、狩り、同族との戦い。そして、ほのかな恋。 本作は、最長でも羽化して30日余りという、オオスズメバチのワーカー(全てメスの働き蜂)の生涯を描く物語です。 また、彼女たちが短い命の全てを捧げた、母集団である巣(作中では「帝国」と表現されています)の隆盛と行く末を描いた物語でもあります。 擬人化しつつも、生物学見地からその習性や集団的特性を精緻に掘り下げており、「昆虫記」としても大変読み応えがありました。 群れで行動する生物には、いわゆる五感を超えた能力でコミュニケーションを取っているという学説があると聞きました。 魚でいえばイワシは、向こうから大きな魚が近付くと、群れ全体が協力して相手よりも大きく見える塊を創る事があります。 その時、千匹にも達する群れの中で、それぞれの個体はどの様にして自分の位置を把握しているのでしょうか。 テレパシーの様な精神感応なのか、或いは遺伝子の働きによるものなのか、それはまだ解き明かされていないのだそうです。 生物は何のために生きるのか。 己のために生きるのではなく、群れ(仲間)のために生きることがその目的であるのなら、純然たる個体というものは実は存在しないのではないか。 大変興味深い説だと思います。 本作の主人公を始めとする数多くのワーカーも、自分が姉たちから受けた恩を今度は妹たちへ返すために、自分を育んだ巣の繁栄のために、その務めを愚直なまでに果たし続ける存在でした。 それでは、人は何のために生きるのでしょうか。 私たちもまた、生物の一種族と捉えれば、個人ではなく家族や社会のためにこそ生かされている、生きることを期待されていると考えることが出来るのかもしれません。 本作は、ハチの生物としての本質を描写しているだけにも係わらず、擬人化という手法によって読み手の受取り方次第では拒否反応が起こるのでは、という懸念が生じる程、苛烈で一途な物語となっている点に新鮮な驚きを覚えました。 百田尚樹さんの著作の中で「永遠の0」や「影法師」に連なる一作であると感じられます。 「カエルの楽園」とは別の角度から、現代に生きる私たちの有るべき姿を問い掛けた、何度でも堪能したい寓話です。 | ||||
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中古でしたが非常に状態が良く、価格も最安値?二番目?でしたが、満足しました。ありがとうございました。 | ||||
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偉大な母のもとに生まれた働き蜂であるワーカーのマリア。ワイカー蜂の寿命は長くて1ヶ月。狩を本能とし、次々に虫を仕留め、妹である娘達にひたすら餌をあげ続ける。徐々に姉達が死んでゆきマリアがベテランへなっていく。マリアは運命が決められている自分に少し嫌気がさす。自分の存在って何を考え迷う。 オオスズメバチという全く馴染みのない視点から書かれてる本。こういう世界もあると教えてくれた。 オオスズメバチの生態もしっかりと書き、ストーリーとしての面白さも高い。 私自身虫が苦手で、テレビで虫が登場したらすぐチャンネルを変えるような人であるが、そんな私でも物語に引き込まれた。 | ||||
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特になし | ||||
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悪魔的なスズメバチに対するイメージが360度変わってしまった。 飛び交う蜂のほとんどすべてがメス蜂だなんてことと、 地球に生きる生物はみんな、自分の与えられた運命と役割をけなげに果たしてるんだということを 素直な気持ちで勉強させてもらった。ありがとう! | ||||
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