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永遠の0
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永遠の0の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1513件 961~980 49/76ページ
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第2次世界大戦の日本の軍に関して主人公が次々と戦争経験者との会談を通じて、隠された真実に触れていく展開の仕方が丁寧に書かれていて読んでいくと、どんどん引き込まれていきます。 これ以上はネタバレになるから述べませんが、歴史に興味ある人は絶対楽しめると思います。 戦争というものに興味があまり持てない私が読んでも面白いです。 | ||||
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ベストセラーの戦争ものというのは常に評価が分かれますね。 私は購入してから、2日で読み切りました。低い評価のレビューを読んで、 腑に落ちたことも随分あります。 例えば、筆者オリジナルの文章と借用された文章力の落差があまりにも 大きかったこと。おじいさんのルーツを探る兄弟の描写が本当に稚拙だったこと。 私自身は戦後史には興味があるのですが、いわゆる 太平洋戦争そのものを扱った戦時記を読んだことがなかったので、 この本を読んで初めて知った事実も多く、とても興味深かったです。 にもかかわらずその興味深かった部分が、大半は借用であり一歩間違えれば 「盗作」であるという厳しい指摘があり、複雑な思いを抱きました。 誰かのレビューにありましたが、太平洋戦争に興味がある人たちからみれば、 とても受け付けられないものであり、私のような無知なものにとっては やはり読み切らせるだけの面白さがあったということです。 この本がどのように評価されるのか、についてはもっと年月が必要なのかも しれません。でもいわゆる戦争の語り手が次々と亡くなっていく今、 このテクストをきっかけにして太平洋戦争そのものを 自分たちの問題として考えるスタートにはなると思いました。 少なくとも戦闘機に対して無知な私にとっては、 「零戦」が日本に与えたインパクトが驚くべきものでした。 これをきっかけに『大空のサムライ』も 読んでみようと思います。 | ||||
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今年、40歳を迎える私はちょうど祖父が戦争に駆り出されていた世代。昔聞いた祖父の思い出話と合わせて小説を読み進んだので、思い入れも深くのめり込みました。戦記は難しく苦手だったのですが、進むにつれて脳裏には映画のように当時の様子が広がっていきました。 皆さんのレビュー通り間違いのない素晴らしい本です。 アメリカ人の主人を持つ私は、祖父が生きていたらどう思うのだろう。 ちょこまか素早く動く零戦のような私とガッチリとして燃費のいいグラマンのような主人が空母『赤城』に離着陸するのと同じ感覚なのでしょうか? とても、とても考えさせられる内容でした。 翻訳があれば多くのアメリカ人、いや、世界中の方々に読んで欲しい一冊です。 また、児玉清さんの解説も素敵で人柄が滲み出てる…解説先読み派の方は本編の前の美味しい食前酒になること間違いなしです。 | ||||
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今まで色々と先の大戦についての歴史文献やTV、映画など色々見てきましたが これほど"リアル"にそのときの事感じたことはありませんでした。 正直他人事ではないですが時系列にしか感じれなかったところもあったのですが、 この小説を読んで「本当に皆自分たちと変わらぬ若者だったんだな」としみじみ思いました。 今までの自分の浅はかな知識と考えを恥じると共に あの戦争を日本を、僕たちを守ってくれたことに感謝して立派に生きていかなければいけないと思いました。 多くの日本人に読んでもらいたいです | ||||
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話の展開が良かったし、とてもよみやすかったのであっという間に読めました | ||||
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戦争を否定する。特に自国、日本国の戦争を否定する社会風潮と、 教育の盛んな時代背景の中で育った私だが、 何故か、零式戦闘機と戦艦大和は私の中ではヒーローだった。 「いにしえ」から大和民族はイイ物を造り出してしまう、と言う ある本を読んだ上での認識を得て、その検証と脈歴が再び 「永遠の0」で補間される。 その時点では確実に、世界最強の戦闘機であり世界最強の 操縦士達であった。 「永遠の0」の中のこんな風な表現も、著者の資料検証や調査から 導き出された表現で、私の心をシビレさせてもくれた。 作品の中に出てくる「何処ぞの新聞社」の社員臭を発散する、 「日本は、日本人はダメだ」と思わせたい輩達には、さぞや 「残念〜な作品」だろうな、と思うと小気味さえ良い。 青い頃、少し文学にかぶれた私だが、昨今小説の活字を追う習慣は 皆無に近く、パソコン上で過去の作品から出典を拾ったりするしか 小説に触れる動機は無かった。そんな事で「永遠の0」を知ったのは 最近見たあるテレビ番組だった。 読み進めて、他の人達も書かれて居られる様に、この「永遠の0」の著者、 百田氏の文体は、不思議な程に読みやすく、読み進んでしまう。 この事にまず驚いてしまった。 「何だろうなぁ?」と思い読み進め、もちろん、何度と無く目頭を濡ら したし、戦下手な国柄の限界に怒ったり、現代戦に当てはめてみたり、 かなり奥の深い読書時間を堪能させて頂いた。 実は、私は現役の零戦操縦士なのだ。 と言っても、CFS-2(コンバット・フライト・シュミレーター2)と 言うPCゲーム内での話しなのだが。けど、これらゲームの中に、 微かなリアリティーを嗅ぎ取れる事も有ったりする。 今もPCの予備CDドライブにはCFS-2のCDROMが入ったままだ。 まさに「永遠の0」「永遠のガキ」と言ったところか。 以下妄想 青い空と海の広がった南の小島から発進する時の何とも言えない孤独な エンジン点火。敵艦船上空での激しい高射砲の洗礼と機体画面の揺れ。 俊敏さと軽さで優位に戦う零戦。防御装備を極力削らざるを得ない 現状で、鍛錬と精神力と技術で果敢に戦地へ向かい「零に近づくな」と 言わせるほどに精強な武勇を示した先輩方。 ゲーム上、金属の操縦計器上に吊るされた小さな「お守り袋」が泣ける。 | ||||
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気になっていた本でした。とても感動しました。一気に読みました。 | ||||
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はじめ読む気はなかったのですが、同作者の『モンスター』がとてもおもしろく読みやすかったので、 次に『永遠の0』を手に取りました。 ドラマチックな愛の物語であると同時に、史実をもとにしているので非常に悲惨なものを感じました。 一気に読めたというレビューが多いですが、私は逆に胸が苦しくなり読み進めるのがつらかったです。 私の亡くなった祖父が若い頃ラバウルへ出兵しましたが、 戦争体験は酔った時に少し話す程度でした。 戦争に行った人はあまり戦争体験記を語りたがらないですよね。 まさに、話せば同情されるか、武勇伝と捉えられるのが嫌だったからかもしれません。 この本は後世に向けて戦争の悲惨さを伝えていくのに大きく貢献していると思います。 また、違う観点からですが。 評価の低いレビューに浅田次郎の『壬生義士伝』に酷似しているというのがありましたが、 時代は違えど確かにインタビュー形式という同じ手法が使われています。 テーマは2作品とも時代に翻弄される家族愛なのですが、ただ、やはり似て非なるものかなと思うのは、 なんというか、浅田さんの圧倒的な筆力に対して、 百田さんのはより多くの人にわかりやすく、万人向けという気がしました。 なのでこれはこれでいいのです。 どちらの主人公も、時代の思想に縛られない強い生き方をした人だと思います。 太平洋戦争のパイロットたちはまさに侍です。千年近く続く日本の武士道が明治維新以降急速に 廃れていきますが、今でも日本には細々とではあるが脈々と続いているような気もします。 戦時中、兵隊がお国のために戦ったように、現代でも男性は家族を犠牲にし会社のために働く企業戦士です。 勿論、いつの時代でもみな、自分の家族が一番大事なわけですが、それを自身の行動に出すことが 許されなかった時代と、堂々とそれを主張できる時代。 最近は「育メン」などという言葉にも象徴されるように、 男性が家族を大切にすることはむしろかっこいい世の中になりました。 日本は戦後の発展とひきかえに道徳を失ったという言葉が作品中にありましたが、 どこで、なぜ失ってしまったのか、どちらも失わずにいることはできないのだろうかと考えさせられました。 | ||||
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戦争を史実として捉えるのではなく、感情ある人間の生活の延長として捉えることで初めて見える世界の大切さを痛切に実感。 戦争や特攻隊に対する勝手な思い込みを綺麗に排除してくれる良書。 | ||||
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素晴らしいできばえだと思います。 戦争というものがもたらす残酷さと無念さを余すところ無く伝えている。 | ||||
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「愛する人のために生きる」思いと「愛する人のために命を犠牲にする」思い。自分の本心だけでは選択できなかった時代の描写が非常にリアルに伝わり、読むほどに引き込まれていきました。戦争モノというのではなく、この現代社会の中で、自分ならどういう生き方をするか考えさせられます。この本に出会った方には是非読んで欲しいと思います。 | ||||
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この本を読んでいる間はしばらく寝ても覚めても主人公・宮部さんのことばかり考えていました(笑)。というのは言いすぎですが、そのまっすぐで一途な生き方がとても魅力的だと思いました。きっと百田さんが「男としてこれはカッコ良い」と思うことを詰め込んだ人物なのではないかと思います。戦争についてはもちろん詳しく書かれていますが、それでも私にとってはやはり「たまたま戦争の時代に生きた、宮部という一人の男の人生」の本でした。思いがけないラストは感動するとともに、心がぽっと暖かくなります。 それから、この本を読んで、戦闘機に対する印象がガラリと変わりました。今までは、気味の悪い迷彩色の飛行機を見るだけで不吉な気分になっていたものです。でも今は、その小さく孤独な空間の中で国や家族のために一生懸命戦った人たちのことがリアルに思われ、何だか親戚のおじいちゃんの形見みたいな、もう少し身近な存在に感じるようになりました。 | ||||
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色々と他の文献をコピーしていると批判されている方々がいるが、 オタク以外太平洋戦争の文献なんて読まないでしょ? たくさんの方々に戦争の悲惨さを語られた作者に星5つ。 | ||||
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感動しました。読んだあと、所沢に本物の零戦を見に行きました。 | ||||
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途中からは涙が溢れ出てきました。即、娘に回しました。日本に生まれ育った人達に是非読んでもらいたい本です。 | ||||
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感動がとまらない、涙がとまらない、自分がなんて下世話に生きていたか 反省反省、昭和のもののに脱帽です。 | ||||
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ここまで話題になる前に読みました。 こんな素晴らしい作品にはもう出会えないかもしれない。 今まで読んだ本を忘れてしまいそうなくらい、強烈に心に刻まれました。 レビューを考えても考えても…言葉にできません。 | ||||
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太平洋戦争のカミカゼの話、と読む前から知っていたので、 てっきり堅苦しい文体で、陰鬱で悲惨な描写が続くと思い、 買ってから読み始めるまでに時間が経ってしまいました。 しかし、「よーし、いくぞ」と思って読み始めてびっくり、 26歳の無職の男性が物語の進行役を務める本作は、 とても読みやすかった。 作品の雰囲気も予想よりはるかに明るかったです。 作品の舞台は完全に現代です。 戦争を知らない26歳の男性が、80歳すぎの戦争体験者の話を 次々に聞いて回ります。祖父にまつわる秘密を知るために。 なので、文章のほとんどは会話(口語)です。 しかも、戦争を知らない孫のために、戦争体験者たちは 戦争中の時代背景や、難しい言葉などを丁寧に説明してくれます。 祖父の秘密が解明する過程は、推理小説のような面白さを堪能できます。 また、調査を通して26歳の孫とともに、戦争について学び、 認識を改めることができます。 そして、祖父の生きざまは感動的で、現代に生きる私たちでも (むしろ私たちだからこそ)共感できる部分がたくさんあります。 私にとって、人に読むのを勧めたい作品のひとつになりました。 | ||||
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最近で一番大変感動した本です。読んでて久々に涙しました。是非若い人に読んでほしい本です。 | ||||
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涙がこぼれた・・などと生易しいものではありませんでした。戦争についてなにも知らず、のほほんと今だけを見て生きていた自分が恥ずかしい。知っているつもりにならず、何事も真剣に学んで生きなければ生きている意味がないなあと痛感しました。 | ||||
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