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永遠の0
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永遠の0の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1513件 841~860 43/76ページ
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私の父親も海軍で戦死をした。実際の状況は一切不明であった。 この本により太平洋戦争の実態と父親の戦死の背景が少し理解できた。 | ||||
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2回目読み返しています。すっきり!!この作者の別のタイトルも買いました。 | ||||
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戦争を知らずの育った私が感想を書いてはいけないと思いました。 でも多くの方に読んでいただきたいです。 悔しさと切なさで涙がこぼれました。 宮部久蔵 真剣に戦争に向き合い、考え、努力をし、戦闘機の腕前えを手にした。 それは全て 妻子のために必ず戻ると約束したことにある。 宮部の最後 きっと私だったら、故障に気づいていても、そのまま戦闘機に乗ったと思う。 それが卑怯者と言われても。 ただ宮部久蔵は戦闘機の故障を知りながら、大石賢一郎(祖父)と戦闘機を交換した。 死の覚悟をした。 宮部久蔵をなんて言っていいのか言葉が見つかりません。 ただ言えるのは自分ならできないということ。 | ||||
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一気に読んでしまった。内容に関しては皆さんが色々書いているので敢えて述べる必要はない。 この本は一人の青年が大戦末期に特攻で亡くなった祖父はどんな人だったのだろう?という興味から始まる。 最初は断片的なイメージの祖父でしたが、クライマックスは感情移入してしまうほどの宮部久蔵になっていました。 その構成力はさすがです。 もう頭の中には宮部久蔵のイメージが出来上がっているから映画は観たくない。 今まで原作を突き抜けた映画は「風とともに去りぬ」以外出会ったことがないからね。 | ||||
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とてもおもしろい小説なのです。小説なのですがまるで戦争の歴史の本を読んでいるような感じがしました。私は今年40歳になりますがこれまで聞いたことのない戦中戦後を生きた人達の思いを、生の声を聞くことができたかのように感じています。作中に描かれていることは作者の創った言葉ではなく本当にその当時を生きた人達の言葉や思いのように感じました。特攻隊だけでなく全ての日本兵やその当時を生きた人達、戦争についての私の思いや考え方がこれまでと少し違ったものになりそうな気がします。 | ||||
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手に取る前は、 単なるゼロ戦の話かと思ったが、 違った。 ミステリーの分野になるのだろうか? 私にはその分野を超えて、 いま必要とされる心の置きどころを 実に、分かりやすい、簡潔な構成と言葉で 伝えてくれた物語であった。 この物語は、現在から祖父の生きた戦争の時代を戦友の言葉で振り返る。 主人公の祖父、宮部久蔵は、 仲間から「臆病者」とうわさされ、 「卑怯者」とさげすまれても 「生きて帰る」という妻との約束にこだわり続けた。 その彼が、なぜ特攻に志願したのか? 戦争の実相。 特攻せざるを得なかった人々の思い。 そこには、 現在と同じように、 マスコミと官僚体制が 知らず知らず、人々をコントロールしている構造がある。 明治維新から続くこの構造を維持させてきた 人々の意識を変えない限り、 また、同じような悲劇が繰り返される。 死んでしまったけれど、生きている宮部久蔵の意思を 継ぐ人々のように、 そして、 宮部久蔵のようにかっこよく生きたい。 | ||||
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この作品を読んでいる時、レビューは書かないことにしようと思いました。 零戦の戦いを描いた作品に20歳の半人前が、安易に評価してはならないと考えさせられたのです。 けれども読み終えた時、どうしても書きたいと思ってしまいました。 この作品を読み終え、解説を読んでいる時に気付きました。 いつのまにか、泣いていたのです。理由がわからず、ただ泣いていました。 しかし、それは決して安易に感動したとかいう理由ではありません。 今の私には、この本を読んで感じたことを正確に伝えられるだけの言葉を持っていません。 それでも、ちゃんと自分が感じたことを受け止めなければならないと思いました。 だからレビューを書きます。戦争経験者の方にとって失礼かもしれません。 そのことを心からお詫びします。 宮部氏の生き方に強く、訴えるものがありました。 宮部氏のような人間が今の日本にいるでしょうか。 軍人でありながら、自分の命を何より大切にし生き残ることを最優先にしていた人。 待つ人への約束を果たそうとする誠実さからくる揺るぎない生きたいという意志。 如何なる状況にも全くブレることなく、約束のため誠実であり続けようとした人。 彼のような生き方をしたいと本当に強く思いました。 特攻隊は、テロリストなのでしょうか。 日本の特攻隊の方々をテロリストだと批判をする方がいます。 確かに特攻という行為に対する批判は、ある部分では避けられないと思います。 特攻によって家族を失った海外の被害者側の方からすれば、 それは殺人といわれても反論できないかもしれません。しかし、私たちは日本人です。 特攻は志願制でしたが戦場で上官に逆らうことは許されず、事実上の強制と受け取れます。 中には生活のためや自分の置かれた状況から、軍に志願して海軍に入隊した人もいます。 特攻隊の方が残した記録は全て軍によって監視、支配された状況で書かれたものです。 上官逆らうことが許されなかった当時、もし本音を書いていたら、どうなったのでしょうか。 これらを考えて特攻隊をテロリストだという考え方は、非常に浅はかだと思います。 私たち日本人にとって特攻隊を始め戦争で戦ってくれた方々は、全員が国を守ってくれた方々です。 命を懸けて戦い、日本を守ろうとしてくれた勇敢な方々を、 偽りの正義に泥酔した低俗なテロリストと一緒にしないでいただきたい。 確かに特攻という行為は人の命を軽視した行為であり、間違っていると言わなければなりません。 なぜたくさんの人が自ら命を捨てるような行為に身を投じなければいけなかったのでしょうか。 間違っているのは特攻により命を失った方ではなく、特攻を命令した人間です。 特攻を命じた人間、「桜花」を始め特攻兵器の発案者は、人間ではありません。 しかもそうした命令を下していただけの人間の多くが終戦後、責任を問われていません。 このことをまず、批判し責任を問うべきです。 「平和な社会と高度経済成長を経て、日本人は豊かさと自由を謳歌し、その代わりに道徳を失った」 「戦後多くの新聞が、国民に愛国心を捨てさせるような論陣を張った。その結果、今日この国ほど自らの国を軽蔑し、売国奴的な政治家や文化人を生み出した国はない。」 この二点に関して、全く反論ができませんでした。今の日本に倫理が存在すると言えるでしょうか。 日本は過去から何も学ぼうとせず、その結果まったく変わることができていない。 戦争で自分の国を守るために戦った人たちは、こんな未来を望まなかったはずです。 「私たちは、熱狂的に死を受け入れたのではない。喜んで特攻攻撃に赴いたのではなかった。 あの時ほど、真剣に家族と国のことを思ったことはなかった。 あの時ほど、自分がなき後の、愛する者の行く末を考えたことはなかった。」 『永遠の0』第一二章「流星」535頁 この一文を読んだ時私は、本当に申し訳なくて、悔しくて、恥ずかしいと思いました。 命を懸けて日本を守ってくださった方たちに対して、自分自身が何もできないという無力感と、 今の日本を見て「きっと絶望されるだろう」と思うと、本当に悔しかった。 もし私が特攻隊員だったら、絶対に許しません。できるならこの国を呪ったでしょう。 今の日本を担っている名ばかりの政治家は、何様のつもりなのでしょうか。 そしてその愚かな政権を見逃している国民は、恥ずかしくないのでしょうか。 私は、以上のようなことを考えさせられました。でも、やっぱり書けなかった。 この本を読み終えた時に涙を流しながら感じた想いのすべてを書くことができませんでした。 もしあなたがこの本を手に取られるのなら、 この本があなたに問いかけるようとするものを真剣に読んであげてください。 そこから、あなたが何を思い、何を感じるのかを真剣に考えてみて下さい。。 それはきっと、あなたの魂の糧になるのだと思います。 | ||||
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友達に薦められて読みましたが小説としてぐいぐいと読ませる優れた作品でした。 戦争物が好きな方も、嫌いな方にも読んで頂きたいし戦争を知らない若い人に是非読んでほしい。学校でも紹介して、戦争について考えてもらいたい作品です | ||||
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新聞記者の姉とその弟が、太平洋戦争下においてある零戦パイロットであった祖父の生きざまを、その孫達が生き残った元同僚にインタビューしながら、知り、その過程で思いもしない事実に突き当たっていく物語である。 生き残って帰還することの是を信じて疑わなかった主人公は、特攻を命じられてなお、生き残る道はあった。しかし、生き残る道を若者に譲った。過去の名も無き戦士達が国家への忠誠心と国民への責任感を持って外敵に立ち向かわなければ、その国が現在の形であったかどうかさえ疑問である。どんな理由があれ、どんな思いがあれ、誰かを生かすために主人公は死んで行った。 今こうして、自分達が生きていられるのは、家族の命の連鎖があったことは言うまでもないが、戦争において徒花と散った若者は、戦争から帰還した人達の身代わりだったのかもしれない。だとすれば、現代や未来を生きる世代の人達の命と彼らは密接に関係している。 この物語を先の大戦の懐古録のような物だと理解すれば、その価値を見失う。自分達がこの世の中を生きられるのは、多くの犠牲の上に成り立っているということがこの物語の主題であり、将来起こるかもしれない有事の際には、一人の国民として、将来の世代の人達にどのような行動ができるのかを、同時に問われているのである。 | ||||
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感動しました。戦争のことは何も知らなくてどこか他人事のように思っていましたが、この本を読んで、日本で起こったことで、まだほんの60年前のことなんだと実感が湧きました。自分に置き換えてみると、主人公のように生きられただろうか、 と考えてしまいました。生きる意味など、人生の核心を深く考えさせられる本だと思いました。 | ||||
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映像が目に大分浮かんできました 宮部の最期神風特攻見事に敵艦に到達、、朽ちる このエピローグは是非とも映画かされた時映像で一番観たいシーンです 心に焼きついた、感動しました あとは他の☆5評価の方達と大体同じ感想です | ||||
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まだ二章まで読んだところですが、 次が気になって読まずにはいられません!! 話の展開の仕方が面白く、また、非常に読みやすいと 感じています。 百田さんの他の作品も、是非購入したいと思っています。 | ||||
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大東亜戦争のことをほとんど知らない世代の方にはお勧めします 是非、読んでおくべき一冊だと思います。 実在のエースの逸話も随所に出てきて史実に限りなく忠実に書かれているので好感が持てる本です ただ、大東亜戦争の書籍を読み込んでいる方には肩すかしをくらいます なので星4つです。 作者は今の世代に大東亜戦争の事をすこしでも興味をもってもらえばと書いたのでしょう その誠実さには頭が下がります | ||||
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さすがに良く調べられてるだけあって、内容も濃く、その時代に生きた人がどのような気持ちだったのか綿密に描かれている。 日中戦争、真珠湾攻撃から敗戦までの時間軸もしっかりしているので、昔、授業で習ったより太平洋戦争がすんなり入ってきた。 なりより、零戦の性能や、空中戦がこれも綿密な調査をされたのだろうと思うが、頭で描くことが出来た。 その濃い内容の中に、なぜ拒否した特攻に行ったのか、これがミステリーとして散りばめられ、主人公の矜持をより一層重くしている。 一つ、気にかかったのは、その時代の政府や、今で言うキャリア対する批判が少し中盤多かったように思います。 読んでいる時は、途中で止めれない、どうしても知りたい気持ちになり、喫茶店で4時間も粘りました。 読み終えた時、泣きそうになってましたが、さすがに控えました。 一気読みしたのは、湊かなえさんの告白以来だったので、百田さんの他の本も読んでみようと思いました。 | ||||
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一度、図書館で借りたけどあまりの厚みに圧倒され、一ページも開く事なく返却期限になってしまった本。高速バス、鈍行列車での遠征の時間つぶし用に選んだのはリベンジの一冊『永遠の0』。改めて見ても分厚い。しかし、時間はたくさんあったので、読了できました。 「人の文章のrewriteだ!ちょっと知ってる人だったら、誰でも知ってる」と、酷評されている方もいますが、この書籍で「忘れさられそうな戦争の悲劇」を日本人にもう一度考えさせてくれる良い本です。この本を読んで著者が読んだ参考文献に興味を持ち、オリジナルを読む人が出てくればいいじゃないか!少なくとも、零戦に興味も知識もなかった私に、興味を持たせてくれただけでも素敵な一冊でした。 所沢に実機が特別展示されているようなので、ちょっと見にいってこよぉ〜っと。 | ||||
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子供たちに戦争のことを伝えるためには、再度調べなければいけないことが必要だなと感じた。 また、現在のビジネスの世界でも、状況を正しく判断して行動する必要があることを再認識した。 | ||||
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平易な表現で読みやすく 引き込まれ興味深く読みました。 何処かで 何時も本当の話なのかと?しながらでした。 | ||||
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ページの多さを感じられなかったです 描写が目に浮かぶような感じで…迫力がありました。 | ||||
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戦争ものは、昔から映画も本もあまりみたくなかったんです。 ちいさいころからヒロシマ教育うけてたし、 おかしな話ではありますが私が19歳になるまで、いつも夢に戦争で死んだ女の子が出てきて苦しかったのもありました。 まるで自分が体験したかのような死に際と光景で毎晩うなされていました。 19歳の時に、親に話してみたところ、その女の子がおじいちゃんの妹さんだということがわかりました。 私は一度もその話は聞いたことも見たこともなくて、両親も祖父も驚いていました。 おじいちゃんの妹さんは、19歳の時に、原爆で亡くなったそうで、 一面火の海で暑く、その時に戦争にでていた祖父(お兄ちゃん)にも会えなかったそうです。 だから、いつも夢で、お兄ちゃんに会いたいっていう感情がはいってました。 私には兄もいませんし、祖父に妹がいるなんてことも聞いたこともありませんでした。 この本は、少し悩みましたが、好評だし少しだけ気になって、いつか読むかなって買ってみました。 戦争ものって、どちらか一方目線とかだったりして、それも苦手でした。 誰が悪いとか、何か敵とか、私にはわからないし、わからないのが戦争なんだっておもっていたから…… ヒロシマ教育をいっぱい受けてきて、祖父の妹さんの件があっても、 原爆が必要だったかとか、アメリカが悪いとかそんなことは一度も考えられなくて ただ、残酷で悲惨だってことだけしか思えていませんでした。 その当時では当たり前のことだったのだろうし、仕方なかったんだろうし、 国の方針っていうのもある意味宗教的なものだって感じてたから…。 小さなことですが、家庭内だってある意味教育観の違いから夫婦喧嘩にもなるわけだし、 教育観っていうのも結局はその人の育った環境とかだからって…。 正直届いたときは、やっぱりあまり読む気がなかったんです。 どこまで実話かわからなかったし、帯に映画化されるとかあって、 あぁ、結局これもその類に染まるのかって思い あまり真剣に読む気がなく、夜寝る前にぱらぱらとめくってみたのが最初でした。 …気がついたら全部読んでました。 わたしは、泣かなかったです。 美談に終わった気もしたし、うまくまとまってホッとしたのもあるけど、 なんとも言い得ない気持ちになって、もう一度、ゆっくり頭から読みたいなって思いました。 何回か、読みたいなって思いました。 映画なら、もう少しわかりやすくなるのかな。 だけど、余計なものついたり端折られたりせず、できれば原本通りな映画になるなら、 見てみたいかなとも思いました。 日本の映画は、ハチ公以外は見たことないため(日本の映画に興味がない) 私の中では見てみたいかなって思えたのは、自分でも驚きました。 | ||||
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最高です。 次々と進んでいく物語の展開は読む側の気持ちをグイグイ引き込みます。 | ||||
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