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永遠の0
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永遠の0の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1513件 721~740 37/76ページ
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これは戦争史として読むと面白くありません。 特攻隊、飛行隊は物語のベースですが主題ではありません。 あまりにも軍上部を悪く扱っており、中立の立場から書いたものじゃないです。 この作品は男の心意気を読むものです。 戦争という絶望的な状況の中で、家族を、人を愛するとはどういう事なのか?を読むものです。 因みに僕は号泣はしませんでしたが、続きが気になって一気に読み終わりました。 | ||||
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効果のない特攻攻撃をつづけて徒に若い命を散らした指導者に激しい怒りをおぼえた。 二度とあんなことがあってはならない。あの戦争の総括 | ||||
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今の現代に欠けている自己犠牲の本です。今の日本に最も必要な本質が書かれております。塾や学校で子供が感想文の題材として薦められておりますが、先生も本当に感じているのか。感じているのであれば今の教育に反映させてほしいと思います。 読み物としては、クライマックスまでが前段で後半一気にくる感じです。そこまでが少し重く、暗いのでクライマックスまで我慢できない人は多いのではないでしょうか。 | ||||
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昔から歴史がすきだったが、なぜか第2次世界大戦の話は読んだことがなかった。本の帯も見ないで、知人がすごく感動して涙が止まらなったというので購入した。(本を買うのも何年かぶりだった。) 導入部で、戦争の話だと気付いたが、孫が顔も知らない自分の本当の祖父の姿を知ろうと、戦時中の知己を訪問して話を聞いていく中で、次第に浮き彫りになっていく祖父の姿。祖父は零戦パイロットだった。ラバウル、ガダルカナルという地域で行われた戦争の記述のところで、地理を把握するのに手間取った。特攻作戦というのがあるのは知っていたが、それに向かう人を描いたものを読んだことがなかったので、これほどまでに戦争が人を消耗して使い捨てするのかと、愚かな指揮官に怒りを覚えた。戦争は「永遠に0」そんな風に作者の魂の叫びを聞いたのは私だけではないと思う。 | ||||
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一読後、感動と共に様々な思いが渦巻いて感想を整理しきれずにいる。必ず再読するだろう。 まず、著者は戦争を賛美していないことを言いたい。 戦場では、どんな人物でも人間性を失ってしまうのではと戦後生まれの我々の身勝手な考えをあっさり裏切る主人公の宮部久蔵を追いかける物語である。最初、不名誉な人物像が伝えられるが、徐々に素晴らしい人格者であることが分かってくる。宮部はブレることがない。謙虚、嘘が無い、部下を大切にする、努力、そして何よりも「生きろ」というメッセージが伝わってくる。 新聞記者の高山は特攻隊員をテロリストだと言う。著者はこの高山を登場させることで読者の不快感を引き出すことに成功している。マスコミや政治家にも、また吹けば飛ぶようなコメンテーターや教師の中にも高山的な人物は偏在している。今日、他国との確執は避けられないとしても、自国を貶めることで販売部数を確保しようと企てる新聞社や、視聴率を伸ばそうとたくらむテレビ局などに腹が立つ。もはや思想とは言えず、商法のひとつなのか。今は売れっ子作家になったが著者はテレビ業界の人であった。勇気があると思う。 僕のような中年が読んでも心を打たれる作品である。万人にお薦めする。若い人に支持されているようであり、そうした読者層を頼もしく思う。 同時に「瀬島龍三 日本の証言」も合わせてお薦めする。 | ||||
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今、読んでいるのですが・・・面白いです。戦争のことは、小学生の頃から興味があり色々な本を読みましたが・・・また違う方面からの本なのでとても興味深いです。 | ||||
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1冊を一気に読み終えてしまいました。 第二次世界大戦については義務教育中に少し習っただけだったのですが この本を読んで、真剣に戦争について学んでいなかったことをかなり後悔しました。 この本の中でも戦争についてはほんの一部にしか触れられては いないのだと思いますが、 全力で、生きることに、命をかけた特攻隊員の姿が描かれているこの本を 読み終えて、なんとなく今の自分の生き方に無駄があるというか、 恥ずかしいなと思いました。 もう一つ、あの時代の人たちは、現代の人よりも精神年齢が高いなと思いました。 戦争が終わって、日本が平和になればいいなと呟いている 隊員が、昔本当に居たのだろうなと思うと、なんとも言えない気持ちになり 涙が止まりませんでした。 読んで本当に良かったです。 | ||||
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テレビでビーチバレー選手の浅尾美和さんが 号泣しながら本書を読まれていたのに触発されて、読んでみました。 本書は第二次世界大戦の日本兵の活躍を 現代に生きる主人公とリンクさせながら描かれた小説です。 感想を一言でいえば「面白かった」です。 僕は平成生まれなので、戦争というものをまったく知りません。 小学生の時にアニメで「はだしのゲン」を見たくらいで、 戦争そのものはどこか遠い国の遠い時代の話のように思っていました。 ですが本書を読んで、間違いなく日本は戦争に参加していて、 多くの日本兵が文字通り命を懸けて戦っていたことを知りました。 (当たり前なのですが) 僕も含め今の10代、20代の人は戦争そのものについて 知る機会が減っていっているように思います。 歴史の勉強の中で語られることはありますが、 「いつの時代にこうゆうことがあった」というだけで、 想像力を使って、戦争を体験した人々の痛みを知ることは 少ないのではないでしょうか。 僕は何か出来事を理解するときには、 それを体験した人の感情を知り、想像することが 一番大切だと思っています。 そうすることでその出来事の重大さを知ることが できるからです。 本書は日本兵の心情、残された遺族の思いに焦点を当てており、 さらに当時の状況、兵器、兵士ごとの仕事などが詳細に描かれています。 なので戦争を知らない人たちにとって、 「戦争」の重大さを知るための 入門書の役割をはたしてくれるのではと思います。 | ||||
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読む前には、色々余分なことを考えてしまったと思った。しかし、読み出したら止まらなかった。二日間で読み切った。最後を読み終えたら、涙が止まらなくなった。この夏、本当に良い本が読めた。作者の別作も是非読みたいと思った。 | ||||
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一度読んだことがあったのにまた買ってしまいました。子供が読みたいと言っています。 | ||||
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家族は海外引き揚げ、海軍から復員して10年の間は復学就職と生活は死にもの狂いだった。 その10年を経た経て、作者百田氏が生を受けられている。アプレゲールでなく戦後派の人である。 戦記を忠実に踏んだもの語りで感動を覚えた。 数多く出版された個人の戦記物は 私には勇ましすぎる。 短縮促成教育で飛行時間300時間足らず、技量未熟承知で死生感は達観していたから教育の成果は怖い。 個人は個人と班は班と、分隊は分隊と、切歯琢磨して備わった精神構造の私であったから、文中の人物像 がそのまま自然に受け入れられる。 | ||||
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今まで色々な本を読んで来ましたが、初めてレビューを書こうと思った本です。 内容は太平洋戦争のものですので、序盤はどうしても読んでいて重苦しい気持ちになり、読むのを止めようかと思ってしまいました。 しかし、中盤からは涙が溢れるのを止められない部分もあり、どんどん続きを読みたくなると思うので、ぜひ途中で投げ出さずに最後まで読んで貰いたいです。 また、僕と姉との会話など完全なフィクション部分はイマイチな気もしますが、史実に基づく部分は本当に素晴らしいです。 太平洋戦争について、これまで知らなかったことも多く、何度も心を強く揺さぶられました。 この本は、今の自分の境遇がいかに有難いものかということを痛感させてくれますし、些細なことでイライラしてしまう自分に対して反省もさせてくれます。 そして、何より戦争の愚かさ、戦争に巻き込まれた人の悲哀など、戦争について深く考えさせられました。 (私は主に通勤電車の中で読んでいたので、毎日、電車から降りて歩いている時に、色々なことを考えることが出来て良かったと思いました。一気に読むより、何日も掛けて読むのも良いと思います。) ぜひ、多くの方、特に言動の怪しい安倍総理など政治家の方々、何となく毎日を過ごしている大学生、子供を持った若い親(自分もそう)に読んで貰いたい一冊です。 | ||||
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本当の祖父の戦友からの聞き取りを通して太平洋戦争を知ってゆく過程は断片的な内容から徐々につながっていく。戦争の経過を通して見えてくる当時の人の思い。妻と子に対する思いが凝縮された結末は夜更かししても読み切ってしまった。 | ||||
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姉弟が特攻で亡くなった祖父についての情報を集めようと、当時の同僚たちを訪ねていく。「祖父」の話を通して、当時の飛行兵の心境や、戦闘機での空戦の様子がよく分かった。巻末に多くの参考文献が載せており、戦闘機や空戦など戦争関連の記述は、これら文献に基づいた正確なものだとわかる。 | ||||
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なぜ特攻隊の悲劇が生まれたのか。この小説は日本人が忘れてはならない戦争の愚かしさ、悲しさ、苦しみに向き合わせてくれた。久しぶりに何度も落涙、ラストも感動的である。 日清戦争の勝利に続き、日露戦争でバルチック艦隊を破った日本海海戦の僥倖が太平洋戦争の悲劇の始まりだったかもしれない。人間の愚かしさは今も変わらない。当時の陸軍、海軍の将校だけが愚かで卑怯な人間ではない。状況によっては自分も愚かで浅ましい行動をとるかもしれない。それにしてもどれだけの人間がこの戦争で犠牲になったのか。この戦争で亡くなった人の死を無駄にしてはならない。 戦後まもなく68年が経ち忘れ去られようとしているこの時代に、零戦の賛歌ではなく、零戦も悲劇だが、零戦によって生まれた悲劇にも目を向けてみる必要がある。人はいつまで経っても愚かなものだ。時代に流されず、功利や欲に駆られず、信念を貫くことができるのか、自分に問うてみた。考えさせられる一冊である。 | ||||
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文句なしの最高傑作です! 「宮部久蔵」という一人のゼロファイターの人物像が明らかになるにつれ、その軍人らしからぬ誠実で穏やかな振る舞いと、場の空気に流されない信念の強さが、読む者の心に深く深く焼き付いて離れなくなります。 『愛する家族の為に必ず生きて帰る!!』 誰もが死を覚悟して戦う中で、執拗なまでに生きることを望んだ26歳の青年が、なぜ終戦間際の特攻で死ななければならなかったのだろうか…と、最後の最後まで疑問を抱きながら読み進めていくことになります。 平和な時代に生きる自分が、命の価値のまるで異なる時代の宮部の心中を安易に推量するなど、余りに浅はかで失礼に思え、無心で結末を受け止めようと必死でした。 そして、やはり想像をはるかに超える結末に涙を押さえることができませんでした。 | ||||
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映画になることを知り、その前にと原作を読む。また小説の技術としては思うところもあるけれども、エンターテイメント小説でありながらも、正面から戦時中の特攻を取りあげ、しかも素直に面白く読むことが出来た。他の方の☆レビューにて、『壬生義士伝』の様式に、『大空のサムライ』をリライトした二次創作のようなものというレビューを読み、そうなのかと内幕を知って浅田次郎氏は怒らないのかという話も散見されたが、こういうバスライド(まるでバスに乗り合わせたように、その場に居合わせた人がそれぞれが語り部で進行する)方式のシナリオは20世紀前半からのハリウッドの定石パターン。個人的にはエンターテイメントの手法のひとつでしかないと思う。 兎に角、あまねく日本のスタンスがかつてどうであったのかを知るには良質のエンターテイメントになっているのは大事。そもそもハリウッドのユダヤ資本の映画が、反ナチスをエンターテイメントで確立したように、左翼的なうっ屈とした反省映画や、暗いところを排した過去の太平洋戦争映画とは違う作品になり得るんじゃないかと思います。映画化は楽しみです。 それにしても日本の大組織が責任を取らないのは、前の与党の重鎮たちしかり、確かに伝統で今にも繋がりますね…。日本は現場の意識の高さで持っているってことです。 | ||||
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私の父は、海軍飛行予備学生14期として、九七艦攻に乗る特攻要員だった。 出撃予定の3日前に終戦となったとの事。 私の小学校の頃の休みの日の朝は、父が大声で起床ラッパの真似をして起こされたものだ。 昭和30年代の始め、まだ東京郊外の家の近くには、空襲で壊れたままの工場が残り、電車に乗れば傷痍軍事が通路に座っていた。 そんな記憶が鮮明で、今も終戦記念日の前後は必ず太平洋戦争にまつわる戦記や関連図書を読むこととしている。 本書の読み始めは、放送作家が何か劇画風の戦闘機乗りの物語を書いているのではないかと、正直なところ聊かあらさがしの批評家のような目であった。 しかし、読み進むうちにぐいぐい引き込まれていった。 何より、いくつかの私にとって重要な事柄をしっかり文字にしているので大いに共感を覚えた。 一つは日本の軍の司令官の多くが、戦争遂行に無能であり、大戦の本質をわきまえていなかったことである。 これは、明確に名指しで著者が記している。 そして、当時から現代に続く大手マスコミへの痛烈な批判である。 今のマスコミの精神状態は、現在は平和主義の旗手のように振舞いながらも、根底は戦前の戦争へと駆り立てた振舞いと何ら変わらない。 私たちは、司令官の非道な命令にも黙々と国を思い、家族を思い死んでいった幾万もの命の上に、今を生かされている。 その感謝の念を忘れてはならない。 この本がベストセラーとして多くの日本人に、戦死を遂げた兵士達への深い感謝と魂鎮の思いを持つ事につながると信じ、著者へも心からの賛辞を送りたい。 | ||||
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穏やかな日本とは違って、多くの欧米の国々は植民地政策を取り、愚民化政策をもって、他民族を奴隷として扱い、搾取して来た。 そんな歴史があって、日本が戦争に巻き込まれていった事を忘れてはいけない。 大東亜戦争で絶体絶命の中で戦ってくれた300万人の若者に、 今、私はアジアを歩き、「お辛かったでしょうね」と語りかける。 倫理観高き日本兵の足跡は、アジアの何処そこにあり、実は大変敬愛されている。 パラオの激戦地では、平均気温が28度の島が50度になったという三日三晩続いた米軍の砲撃で、 全ての植物が焼けてしまったという。 その激しい砲撃の中、日本兵は洞窟の中で静かに将棋を指して、決戦の時を待った。 彼らは、「我が身をもって太平洋の盾とならん」と、厳しい戦闘を73日間耐え抜いたが、最後は多くの者が餓死をした。 史上最強の陸軍と言われた水戸第14師団を基とする関東軍の若者が、南洋随一の空港を守ったのだ。 日本の本土に爆撃機が飛んで行かぬ様に。そしてこの戦闘ではパラオの現地人は戦闘に駆り出されたりして犠牲になった者はいない。 日本は各植民地に国民学校を作り、同化政策をとり、多くの人々に教育の機会を与えた。 パラオに行くと「ジャンケンポン」と聞こえてくる。 人々の名前は「清政」さんであったり、「中村」さんであったりする。 台湾には、日本の技師・八田興一が設計した世界に数えるほどしかないセミハイドリック工法のダム「鳥山頭ダム」がある。 コンクリートのオバケではなく、石を一つ一つ積み上げた手作りのダムで、 1930年に台湾の大地を守ってから、今も現役で彼の地を大穀倉地帯とし続けている。 夏は洪水に苦しみ、冬には飲み水にも困った台湾が、富の蓄積が出来る様になり、近代国家への道を歩む礎を築いた素晴らしいダムである。 東日本大震災の時、なぜ台湾が250億円もの莫大な金額の義援金を日本に贈ってくれたのか? それは日本の先人達が、アジアの国々の自立と発展に、身を挺して尽くして来たからに他ならない。 これが本当のアジアの歴史だと、 鳥山頭ダムを前に、 パラオのペリリュー島の朽ちた零戦を前に、私は幼き我が子に語りかける。 そんなアジア探訪の旅に出るきっかけを作ってくれた本であります。 この美しい国、日本を守らんが為に戦って下さった先人の犠牲無くして、 アジアの多くの国々の独立はあり得なかったし、戦後の日本の立場も無かった。 バングラディッシュの国旗は、緑に赤の日の丸、そう日章旗。 パラオの国旗は、水色に黄色の日の丸、そう日章旗。 そしてアジアの国々が設立したASEAN・東南アジア諸国連合(日本は属していない)の旗も、 紺色に赤の日の丸(零戦と同じ白で縁取られた)の日章旗。 どれだけアジアの国々が、日本という国を愛しているのか、分かるというものではないですか。 「靖国で会おう」と、 「散る桜 残る桜も 散る桜」と、 「後の日本に栄光あれ」と、 散っていった若者達に思いを馳せましょう。 | ||||
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内容がわかりやすく とても感動的な本です。映画が楽しみです。 | ||||
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