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永遠の0
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永遠の0の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1513件 641~660 33/76ページ
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分厚い本なので一日で読むわけにはいきませんでしたが、中ほどからの350ページは半日で一気読みしました。 解説の588ページで児玉氏が「泣かずに読めるのか」と問いかけています。私は終盤で少し涙を流しました。 私なりにこの作品の○と×をつけるとすれば ○特攻隊員や戦闘機乗りの心情がよくかけている ○空戦の様子が鮮やかに描かれている ×戦史に少し興味のある人(たとえば阿川弘之の海軍提督三部作や吉村昭の作品を読んだ人)なら良く知っている太平洋戦争の全般の戦記の記述が長い ×近接信管や零戦の貧弱な防御版なども関心のある人は知っている話で、創作と言えない部分がかなりある というところですが、零戦のデビューから終焉までの生涯を縦糸に、その中で戦闘機乗りがどのような思いで戦っていたかという心情を横糸につづっていく手法は目新しく、☆4つは十分につけられます。娯楽性のある作品なので、太平洋戦争がどんなものだったのか知らないし興味もない世代の人がこのような本をきかっけに、関心をもってくれたらいいと思います。 靖国神社の遊就館は一度行ったことがありますが、再訪してみようと思いました。 | ||||
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分厚い文庫本であるにも関わらず一気に読み切りました。 カミカゼ、特攻隊なで現場で戦った若者の視点で書かれた本ですので好んで死を選んだわけではないということがはっきりと伺えます。 そして戦争を知らない世代だからこそぜひそんな方に読んで欲しい本です。 文字通り十死零生なので読むのも辛い場面がありますが避けては通れない永遠の事実がそこに書かれてあります。 さすが百田さん!と言いようがありません。 (『海賊とよばれた男』も読みましたが素晴らしい本でした) | ||||
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1ページ目から引き込まれました。大変面白く読んでいます。ありがとうございました。 | ||||
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レビューが1000件を超えていること自体がこの小説の凄さを物語っている。 良い評価と悪い評価に完全に分かれているが、私の意見としては、 既に太平洋戦争の小説、歴史書、史実を読んだり、勉強したりしている人にとってみると、納得出来ない内容ではないか? 確かに浅田次郎の【壬生義士伝】の話の進め方に全く一緒の形をとっている事は疑いの無い事実でもある。 但し、 太平洋戦争の名前は学校で習ったけど、その戦争の状況をほとんど知らない人にとってみると、とても分かりやすく又、小説であるので、 興味深く読み進める事が出来、良いと評価しているのだろう。 私は、この小説は、 忘れられてきている太平洋戦争を多くの日本人に再び思い出させ、戦争の愚かさ、最高司令官たちの無能力さ、戦争時の庶民の辛さについて感じることができ、平和である現状に感謝する気持ちを持たせてくれたと いう意味から、価値ある小説だと思う。 日本が参戦してしまった太平洋戦争を少しでも知りたいと思った事がある人は読む価値があると感じる。 | ||||
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これまで3回読んだが、何度読んでも泣ける。 私の祖父も陸軍の軍人だったそうだ。戦争中に子どもが生まれ、戦争に向かう時に祖母に「戦争に行きたくない」と行ったという。その祖父はフィリピンで戦死した。 祖父はそういう思いで、闘っていたのかはわからないが、祖父の思いを考えながら、この本を読んだ。 | ||||
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特攻に対し敢然と拒否しつつも最後に特攻に挑んだ主人公の心情が気になり、 文字通り一気に詠み進めました。 最終章やエピローグでは、その情景が目の前に浮かぶかのようで思わず涙が出そうでした。 零戦搭乗員の過酷な環境、機械以下の価値しかない人の命。 月並みだが、どのような理由であっても、けっして戦争を賛美してはいけないと 思わせてくれた本です。 | ||||
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きっと死ぬ前に、それまでの人生で読んだ本を思い返したら、この本が一番始めに浮かんでくるだろうなあ・・・と思います。 息子や娘には必ず読んでほしい本です。 最後は涙が止まらず、電車内で困りました。 私は本当に戦争を知らないんだな、って実感すると共に、戦争で亡くなった若者たちが今の日本を見たら、どう思うだろうか(大層がっかりするのではないか)と思います。 また祖父は終戦時、宮古島にいて、沖縄の嘉手納基地で捕虜として過ごしてから埼玉に帰還できました。生前、その当時のことを少しづつ聞いていたのですが、その内容がこの本にもその通り書かれていて驚きました。 | ||||
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『「誰のために生きるのか」そのことを現代に問おうとした作品です。』と著者は言われている。 私も考えさせられました。 ありがとうございました。 | ||||
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他の方のレビューにもありましたが、元搭乗員の語りがあまりに説明文的過ぎるなど文章に違和感を感じ、敬遠してしまい半年ほど積んでいましたが、ふとした機会で改めて読み進めるうちに引き込まれました。 あれほど生に拘った宮部さんが何故特攻で死んだのか。 また、宮部さんに最後に救われた人物のこと、残された奥様の身を救った人物のことなど、涙せずにはいられませんでした。 私の父親の兄、叔父にあたりますが、招集年齢に達していないにもかかわらず志願し、少年通信兵としてフィリピンのルソン島で亡くなっています。この物語の読中読後、叔父がどんな気持ちで志願し散って行ったのか、改めて考えずにはいられませんでした。 叔父の村松通信兵学校の日記が手元に残っていますが、辛い座学、鍛錬の合間の学友との親交や、家族やまわりの人たちを守りたい、国の将来を憂える十代の若者の気持ちが記されていて、作中に登場する方達と重なるところがありました。 この方達に誇れる生き方が出来ているのか、出来るようにしているか、考えさせられました。 長文、駄文、申し訳ありません。 | ||||
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最初に友人から進められて、本を借りました。 しかし、読み進めて行くうちに、対戦で飛行機に乗って亡くなった自分の叔父の存在を思い出しました。 私は戦争を知らない世代ですが、彼らの犠牲の上に今の平和な生活がある事を忘れてはいけないと、 あらためて考えさせられる本です。 また生きるとは何かを問う本です。学校、職場、近所付き合いなどで日本はいじめが横行する社会。ちょっと立ち止まって、何が大切か人としての原点を考える本だと思います。 一家に一冊、保存するに値する本だと思います。 | ||||
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本屋さんでは売り切れ続出です。作家百田尚樹さんのファンになりました。 | ||||
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現場の兵士から見た太平洋戦争の不条理さがよく描かれている。もしあの時正しい判断がされていれば、という悔しさのような気持ちが湧き上がってくる。最後の場面がそのもやもやした気持ちをすっきりと払ってくれる。主人公と同世代の若者に読んでほしい佳作。 | ||||
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史実の描写か素晴らしい。最後は推理小説のような結末にも驚かされる。 | ||||
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本当の日本人がここにいました。 日本人の心根がここにあります。 右翼も左翼も・・・華僑も朝鮮人も・・・みなさんしっかり心して読みなはれ~。。 | ||||
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映画「風立ちぬ」に対しても、この作品に対しても紋切り型、あるいは皮相的かつピント外れの明後日方面からの批判が多い。要するに70年前の日本人=自らの曽祖父母、祖父母たちが、今の我々と同じように、あるいはそれ以上に毎日懸命に生き、恋愛し、悩み、苦しみ、喜び、戦い、悲しんでいた、そして愛する人や家族の幸せを切実に願っていた、同じ日本人なのだ、という至極当たり前の、しかし批判する彼らにとっては「不都合な真実」が生き生きと描かれているため、絶対にそれを肯定する、認めることが出来ないのだろう。彼らの「教義」では、この作品に出てくる新聞記者のように、1945年以前の日本はとにかく「悪」「暗黒時代」であり、国民の生活はただ洗脳と絶望に満ちていて、1945年以後の日本人は何か全く別のすばらしい平和主義の国民に生まれ変わった、というものだから。戦後70年たち、ようやく、そんなアホな、と皆気付き始めているのかもしれない。戦前軍国主義を一番煽った人達が戦後は手のひらを返して絶対平和主義を煽る胡散臭さにも。この作品もそのような胡散臭い言論への強烈なカウンターになっている。だからこそ今の若い人達の心にも響く筈だ。 だから気に入らないのよねっ! | ||||
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一人の人物の、戦争の足跡を追跡した物語でしたが、接した人により人物評価が違っていて最後はどのように終わるのか興味深くあっという間に読み終えました。ゼロ戦の性能の良さも語られていてよかった。 | ||||
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楽しく読ませていただきました。 映画化を楽しみにしております。 | ||||
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正直、文章レベルは決して高くないと思いました。 表現の青臭さが気になる箇所もありました。 ただ、この本を読んでよくわかったことは、「文章表現なんて二の次なんだ」ということです。 本当に心の底から感動しました。 過去5年くらいで一番の感動です。 映画を見に行こうと思います。 | ||||
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読みだしたら、どんどん面白くなって徹夜で読み上げました。 最後の最後は、ちょっとできすぎかなという感じは若干ありましたが。 | ||||
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現代に生きる26歳の司法試験浪人生が祖父の生き様を知るためにインタビューをした祖父を知る旧帝国海軍関係者の発言を通して、読者を太平洋戦争中の真っただ中に連れ込む小説である。作者にとってのデビュー作品である。 題名の「ゼロ」の意味は、読み始めるとすぐに理解できた。当時、世界最高の戦闘機と言われた零戦を意味する。本書の中心人物は、戦闘機パイロットで、腕前は超一流。しかも、当時としては非常に珍しく、生きて家族の元に帰ることを公言していた。しかし、そのパイロットは終戦直前に特攻として米艦隊に向かったという。生きて帰ることを心から望んでいたパイロットが特攻になった謎や祖父を亡くした祖母が再婚した経緯が小説の最後につまびらかになる。そして、読み手が驚く結果が用意されている。 小説としては秀逸。読者を太平洋戦争の時代にタイムトリップさせる作者の技量に感服させられる。「2009年 最高に面白い本大賞 文庫・文芸部門 BEST10」の第1位になった作品である。(2013/7/16) | ||||
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