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永遠の0
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永遠の0の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1513件 601~620 31/76ページ
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私は、本書を何冊も購入している。 ハードカバー本も、5冊購入して友人知人に贈呈している。 それほど、現代の日本人として読んでもらいたい良書言える。 何度読み返しても、感動が次から次へわき上がってくる。 小説であるが、実話ではないかと思うくらい、臨場感がある。 今の若者は、必読の書ではないか。 | ||||
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単に、兵器としての「零戦」を語るのでなく、当時の世界の思想背景(すべてが史実に忠実とは思わないが・・)の 「光と影」を現世と行き来して表現されている切り口が新鮮で、読ませてくれます。 | ||||
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この物語に登場する人物や時代背景から様々なことを考えさせられる。人間愛、家族、友情、組織、任務、愛国心、戦争、テロ、民主主義、メディア、惻隠の情、心の葛藤、そして運命。 作者は、零戦パイロットとして生き抜くも、最期は神風特攻隊として散華した主人公である宮部久蔵を通じて、平和ボケの世の中に生きる我々にメッセージを投げかける。 今の日本、祖国のかたちがあるのは、この国を愛し、そして家族を愛した歴史上名も無き戦場の人々の、命を懸けた戦いの礎の上に築かれていることを決して忘れてはならない。それはこの物語に限らず、読者皆さんのごく身近な人々なんだと。決して戦争美化や、または戦後の売国奴的な思想にぶれることなく、この国の正しい歴史観を見据えてほしいとの思いが込められていると思う。 顔さえ知らなかった祖父の過去を知ることにより、健太郎も姉さんも、はたまた井崎のお孫さんも、空の上の宮部久蔵にガツンとやられ、自分の生きる道に目覚める結末に清々しさを感じた。ただし、ヤクザと松乃のエピソードは無くてもよかった気がします。 この物語を、戦争を知らない子どもたち世代の作者が編んだところが凄い。膨大な太平洋戦争の資料を紐解き、その資料から真の戦争に纏わる行間が読めるんですね。灘高、橋本先生の「銀の匙」ではないですが、暗記モノの歴史教科書より、この1冊で近代史の知るところは十分ではないでしょうか。 | ||||
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この夏、青春18きっぷでの長旅のお供にと、買いました。 結果、あまりに面白すぎて、2日で読み終えてしまいました。 戦争物ということ以外、偏見がまったくなかったおかげで、ストーリーに没入でき、ただただ楽しむことができました。 結果、前にも横にも人がいる混んだ車内で感極まってしまい、こみ上げる涙を悟られないよう、ぐっと我慢した瞬間が何度もありました。 いい感動をもらえたおかげで、読後もいい旅を続けることができました。 どんな物語でも同じだと思いますが、批評家みたく、上から目線で入ったり、偏見ありきで読み始めたら、感動もへったくれもありません。 ケチをつける人って正直なところ、この感動を味わうことすらできなかったわけで、そう思うと、なんか可哀想だなぁ。 | ||||
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人間の正義に対する基準の脆さとか、ステレオタイプの恐ろしさも感じるものでした。小説だから、主人公に都合のいいように作られているところがあるとしても、当時の日本人とアメリカ人のモチベーションの違いを書いた所などには、かなりショックを受けました。修復に1ヶ月かかる戦艦を、2日間で戦闘可能な状態にする精神力。無敵と恐れられたゼロ戦に、きちんと攻略法を考案して対抗してくるバイタリティー。日本は、資源や物質面で負けたのかと思っていましたが、少し違う気がします。これがアメリカ人の強さかと、一人で納得。主人公の姿が少しずつ現れてくるワクワク感と、戦争の悲惨な記述と、最後に明らかになる事実。あまりに劇的で、号泣してしまいました。悲惨な特攻という事実から、ずっと目をそむけて来ましたが、それについて考えるいいきっかけになりました。 | ||||
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この作品を読んだ事が無い人は、是非購入して読んでください。知覧に先日観光に行きましたが、胸にぐっとくるものがあります。 | ||||
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永遠に心の中を零・真っ白にする努力はできても保ち続けることは無理でしょうか。 | ||||
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中古を探していましたが、見つからず購入しました。 結構真剣に読んでたのできっと面白かったのだと思います。 | ||||
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著者が「昭和の壬生義士伝を書きたかった」と言っていたことを読後に知り、納得しました。 泣きそうなのをずっと我慢し、でも堪えきれずに泣いてしまい、その後は、涙が止まらず、先を読みたい気持ちと、本を読み終えるのが淋しい。そんな本は、壬生義士伝以来でした。 確かに、浅田次郎さんと比べたら筆力は劣るのでしょう。 でもその分、百田さんが伝えたい思いがこれでもかこれでもかと胸に迫ってきました。 日本人として生きている喜びを、こんなにも感じさせてくれた本は初めてです。 読後は一週間くらい本のことが頭から離れませんでした。 きれいな景色を見た時、娘の寝顔を見た時、涙が出そうになりました。 結婚し母になり、幼い二人の娘を育てながら、毎日幸せな時間とイライラする自分に反省することの繰り返し。 でも、永遠の0を読んでから、私の眼に映る景色は変わりました。 毎日夫がただいまと帰ってきてくれる喜び。 休日は四人で過ごせる穏やかな時間。 娘たちに、ごはんを作れること。 抱き締められること。 毎晩狭い部屋の中で家族みんなで眠れるその温かさ。 この時間は、私たちのおじいちゃん、おばあちゃんたちが沢山の血を流し、言葉では語り尽くせない程の苦労をしてきたその上に成り立っていたものだった。 高校生の時に亡くなった私の祖父は、13歳から8人の弟と妹のため一人上京し働き、その後陸軍の水戸連隊に招集され何年をも戦地で過ごしました。 戦争の話を聞いたことは殆どありません。 祖母の大好きだったあんちゃんは戦争で亡くなりました。 優秀だったのに自分は大学へ行かずに働き、祖母を女学校に通わせてくれた優しいあんちゃんだったそうです。 海軍に所属し、空母に、乗っていました。 最期は他の隊員を逃がし、艦長と通信兵と共に残り、亡くなったそうです。 何という名前の空母なのかは知りません。 今も元気でいるもう一人の大叔父に、聞いてみようと思います。 覚えていること、出来るだけ多くのことを、聞いておこうと思います。 そして書き留めておこうと思います。 この本を読み、自分には責任があると気付かされました。 私の娘たちが大きくなった時に、戦争を経験した方々に会えることは難しくなるでしょう。 私は昭和50年代の生まれなので勿論戦争を知りません。 でも、戦争を経験してきた祖父母を知っています。祖父が戦地で撮った写真を収めたアルバムも残っています。 こういう悲しい時代があったこと。 その中でも、みんな家族のため、愛する人の為に懸命に生き、死んでいったこと。 少しでも多く伝えていかなければいけないと思いました。 本は大好きですが、戦争を直接書いたものは敬遠していました。 一番きちんと知らなければいけなかった時代のことなのに。自分が恥ずかしい。 百田さん、こんなにも素晴らしい本を、ありがとうございました。 単行本も購入し、祖母にプレゼントしました。 涙を流して読んでいます。 教師をしている主人にも薦めます。 レビューで低評価を付けていた方々の多くが推薦していた「大空のサムライ」も読んでみます。 長くなりましたが最後に、あの戦争で亡くなった沢山の宮部さん、戦後の日本を支えて下さった方々。この気持ちは忘れません。 この素晴らしい本が日本だけでなく世界中で一人でも多くの人に読まれますように。 | ||||
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驚きながら、泣きましたぁ。 なんていおう。 こみ上げて泣くのだけれど! この読了後の爽快なコト。 これは!《いいっ。よぉ!》 後半クライマックスを迎えると。 とまらない! 加速しちゃって。 逆に抑えて読まねば。 もったいない・・・。と、感じながら。 読みすすめました。 文庫本を手にしたのですが。 解説を『児玉清』 (個人的に大好きで・・・。) この解説もよい。 かさねて! 声を大きくして伝えます! そして。 これがデビュー作とは。 感服ですわ。『百田尚樹』 ゼロ戦にまつわるお話! 祖父から祖母が亡くなり、しばらくして。 実の祖父の話しを初めて聞かされた姉【佐伯慶子】と弟【佐伯健太郎】 終戦を目前に神風で戦死した【宮部久蔵】 が、姉弟の母の本当の父であると。 それから。 編集者の姉と司法試験浪人中の弟とで。 【宮部久蔵】を知っている方々を探し話しを繋いでいく。 最初に会った元海軍少尉【長谷川梅男】 「宮部久蔵は何より命を惜しむ男だった。」 臆病者だったと切捨てられ。 松山の元海軍中尉【伊藤寛次】 「たしかに宮部は勇敢なパイロットではなかったと思います。 しかし優秀なパイロットでした。」と。 そして 姉の友人(恋人?)新聞記者【高山隆司】 「私は特攻はテロだと思っています」と、持論をぶつけられ。 入院中の元海軍飛行兵曹長【井崎源次郎】 「だから、とにかく生き延びることを第一に考えろ」 そして 「娘に会うためには、何としても死ねない」 「死ぬのはいつでも出来る。生きるために努力をするべきだ」 と、宮部の言葉を教えてくれる。 井崎の話しの中に出てくる元海兵隊員【トニー】 「ミヤベは本物のエースだった。私はその後も何度もゼロと戦ったが あれほどのパイロットはいなかった」 和歌山の元海軍整備兵曹長【永井清孝】 「永井が整備してくれるなら、安心です」 【月野少佐】との碁のお話。 岡山の老人ホームに元海軍中尉【谷川正夫】 「お前が特攻で死んだところで、戦局は変わらない。 しかし お前が死ねば、お前の妻の人生は大きく変わる」 成田の元海軍少尉【岡部昌男】元特攻隊員 「宮部さんは素晴らしい教官でした」 元海軍中尉【武田貴則】 「宮部教官は日本に必要な人です。死んではいけない人です」 こ、ここからの展開は! 目を離せなくなります!!! 元海軍飛行兵曹【影浦介山】 「お前は俺を撃った。しかし俺は生きている。だから何も言うな」 「無駄死にするな」 鹿児島の元海軍一等兵曹【大西保彦】 鹿屋で通信員だった彼の話は・・・。 そして、そして。 涙が止まらなくなります。る! 『真珠湾』『ラバウル』『ガダルカナル』 作戦の話しもわかりやすく。 『桜花』兵器?のお話しまで。 戦争のお話しなんだけど。 角度違うし、ミステリーっぽい! | ||||
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当時の戦友たちの思いが、主人公の人間性と情況を、戦前戦後を越えて結んでいく秀作。 | ||||
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涙無くして読めません。 これほどまでに「生きる」ことに執着した方が、どうして最後にそれを彼に・・・。 作者の文才にも脱帽です。 仕事の移動中の機内で読んでいましたが、涙が止まらず、1人必死に隠していました。 年末には映画が公開されますが、ぜひ見たいと思います。 今の日本のために、多くの散っていかれた英霊を改めて祈りたいと思います。 | ||||
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通勤電車の往復車中で、1週間くらいかけて少しずつ読もうと考え購入。でも買った翌日に読了。泣いた。久々泣かされた。 正直な話、文章は下手な作家さんだと思います。文章に余韻が全く感じられない薄っぺらい文章。 だから読み始めた頃には、正直「買って損したか?」と思いました。結果は逆に大満足なんですが。 昔、文筆家は「ものかき」でしたっけ?文章だけで人心を惑わす不届き者として蔑む風潮があったと聞いた事があります。 これある程度は同意できます。現代の作家先生は変に文化人面しすぎで不愉快な気持ちを以前から感じていましたから。 百田尚樹さんは「ものかき」じゃないと思ました。過去のデビュー作でこんな評価をしてはいけないかもしれませんが、でも正直な所、プロの作家と言うには文筆力は稚拙なような気がします。 その文章の稚拙さを脳内補完しつつ、あれよあれよと読み進めてしまい、結局泣かされてしまった訳ですが、これはつまり、簡単に泣かす事のできる文章じゃないけれど、構成が良いからという事なんじゃなかろうかと思っています。 百田さんの他の作品、どうしようかなぁ。是非読んでみたいけど、同じ文章だったらスゴイ嫌だなぁ。本屋で立ち読みしてから決めよう。 | ||||
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作者はあれだけの量を、書くのに、ずいぶんと勉強したと思う。かって、日本がどのような歴史を持っていたか若い世代に、是非、読んでほしい。私は、一気に読んだ。 | ||||
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娘が買ってほしいと、いきなり言ってきたので、父としては喜んで購入。すると家族全員が読みだして取り合いに。 | ||||
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批判してる方もいるけど…私的には百田尚樹さんの作品に出逢えて人生の楽しみが増えました。総ての方に読んで貰いたい。読んでいない方は是非読んでください!初心者でも楽しめます。 | ||||
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before the delivery, the stuff told me that the book was damaged by water and would send me free. After I got the book, I found that there was only a little part damaged by water. I really appreciated the service by amazon and the book shop. They're so professional and thoughtful. I will continue shopping on the amazon. | ||||
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半額でこんなに奇麗な文庫本が手に入り、うれしく思いました。買いに行く手間もなくありがたいです。本自体には、乱丁・不備など全くありませんでした。 | ||||
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全十二章のうち十章を割いた戦争体験の描写は、私たちの経験したことのない戦争を追体験させてくれます。それを踏まえて当時の状況を考えれば、主人公宮部の特攻は特別な理由で心変わりしたものではなく、むしろ当初からの信念を貫いていたがため、状況や立場の変化が自らを死に向かわせたと思います。 戦場での描写がどこからかの抜粋でることは、この作品の本質とは関係ないと思います。また、軍上層部のへの批判が多いですが、いつの世も上への批判は同じでしょうし、そもそも文学作品に客観性を求めることが違うのではないかと思います。 主人公宮部はもちろんのこと、登場する兵士たちは苦しみながらも真っ直ぐで、たいへん男らしい生き様だと思いました。 | ||||
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読み終わって本を閉じたとき、感動の涙が流れました。 戦争や特攻についての知識がほとんどない私は単純に心を動かされ、戦争の歴史の悲惨さとその中を必死に生き、 そして死んでいった人々に思いを馳せました。 ここのレビューを見てみると、思いのほか低評価の方が多くて意外でした。 しかし低評価をしている方たちのレビューを読んでみれば、戦争について良く学んで知識を持ち、 自分の考えをしっかりと持っている方ばかりで、自分の無知さが改めて恥ずかしくなりました。 的を得ていると思われる指摘はたくさんありました。 主人公が他の誰よりも生に執着した理由が曖昧、またその主人公が最期に自ら死を選んだ理由も曖昧。 そして特攻や軍組織についての知識は他書からの引用が多く、偏った視点から描かれている。 そう言われればなるほど確かにそうかもなと納得してしまう自分の軽薄さも嫌ですが、 しかしそう言った欠点を本書が持っていることは確かでしょう。 しかし、私は宮部は特定の個人として描かれたのみではないと思うのです。 空軍の天才パイロットであり最後は特攻に散った宮部。 彼はある意味象徴であり、それが表しているのは戦争において失われたあまりにも多くの才能ある人間たちです。 そして彼らの多くが生きたいと願っていたということです。 作中においても、『死ぬと分かっている特攻になど本当は誰も志願したくなかった』というようなことが書かれています。 しかし戦場の空気が生きようとする気持ちを許さなかった。 戦争で愛する人を思いながら死んでいかなければならなかった彼らの、生きたいという意志。 宮部はその象徴なのだと思います。 また軍の上層部をまとめて悪者にしているという指摘もありますが、この本を読み終わった人ならわかるのではないでしょうか。 記録に残らなかった真実もあるということを。 全ての指揮官が人を駒として扱っていたわけではなく、想像を絶する苦悩の果てに決断を下さざるを得なかった者もたくさんいただろうと、 そう想像できるはずです。 歴史を語るうえで忘れてはいけないのは、誰にも知られることなく闇に消えた真実もたくさんあるということではないでしょうか。 それを心得たうえで読むのなら、本書は戦争の醜さとその中を生きた人々への祈りに満ちた良作だと言えると思います。 戦争について真面目に勉強してみようと思います。 | ||||
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