八日目の蝉

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評判

八日目の蝉の評価:

4.06/5点 レビュー 425件。 A ランク

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平均点4.06pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全96件 1〜20 1/5ページ
No.96
(1pt)

理解出来ない

これのどこに感動しろというのか
親子の愛情を描いた作品を読みたいなら他の作品にした方がいい
八日目の蝉 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉 (中公文庫)より
4122054257
No.95
(1pt)

理解出来ない

これのどこに感動しろというのか
親子の愛情を描いた作品を読みたいなら他の作品にした方がいい
八日目の蝉 Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉より
4120038165
No.94
(1pt)

ノンストップ・サスペンス??

ノンストップ・サスペンス。第2回中央公論文芸賞受賞作。
期待してよんだら、他人の子を奪って、変な宗教団体もどきに入所。
そこでのの共同生活の話が、だらだら続く。
いい加減、半分近く読んだが読んでも読んでも進展がまったくなし。
読む気なくなり、ゴミ箱へ。
なんじゃこりゃ。読む価値まったくなし。ってか、どこがノンストップ?どこがサスペンス?
八日目の蝉 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉 (中公文庫)より
4122054257
No.93
(1pt)

ノンストップ・サスペンス??

ノンストップ・サスペンス。第2回中央公論文芸賞受賞作。
期待してよんだら、他人の子を奪って、変な宗教団体もどきに入所。
そこでのの共同生活の話が、だらだら続く。
いい加減、半分近く読んだが読んでも読んでも進展がまったくなし。
読む気なくなり、ゴミ箱へ。
なんじゃこりゃ。読む価値まったくなし。ってか、どこがノンストップ?どこがサスペンス?
八日目の蝉 Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉より
4120038165
No.92
(2pt)

悲しい気持ちになる

主人公は全く悪くないのに、闇を背負って何十年も生きている。
悪くないのに何故?
正義とは?悪とは?本妻が偉いの?不倫相手は悪なの?
良く分からなくなりました。
八日目の蝉 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉 (中公文庫)より
4122054257
No.91
(2pt)

悲しい気持ちになる

主人公は全く悪くないのに、闇を背負って何十年も生きている。
悪くないのに何故?
正義とは?悪とは?本妻が偉いの?不倫相手は悪なの?
良く分からなくなりました。
八日目の蝉 Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉より
4120038165
No.90
(2pt)

しっくりこない読後感

明日が見えない逃亡生活で、今日だけを生きる──

誘拐した子供を育てながら。

と、まあそういう刹那的なお話です。勿論、許されざる大犯罪ではありますが、誘拐犯の心情に沿って話が展開するため、それなりに感情移入してしまいます。

ただ子供がいる身としては、誘拐された側の心情、心の中心部をえぐり取られ空洞のような生活を苦しみながら過ごしている方を慮ってしまう事もしばしば。

誘拐された被害者の親にも非があると言えるように読み取れる部分もあります。
確かに父親は誘拐犯と不倫していて堕胎させていたりと道徳的には許されない事をしていますが、やはり犯罪行為とは比べるべくもなく。
また誘拐した子にはたっぷりの愛情を注いだかも知れませんが、その子から実母と過ごす時間を奪う行為であり、大変許しがたく。

さて親元に戻されたあと。
幼児期の空白の三年半は厚い壁となり、親子関係の構築を阻害します。子供からすれば「母親から引き離され知らないおじさんとおばさんのとこに連れてこられた」と思うわけで、誘拐犯は非常に罪深い事をしたものです。

と、言うことで。

大体なにもかもこの女が悪いじゃねーかと思いながら読んでしまっている自分がどこからか形成され、小豆島のシーンも、このまま恙無く末永く暮らしてくれとは全く思えず、読み進めた先に幸せな結末はありそうになく、そういう意味では読むのがやや苦痛になるところもあるんですが。

二部はまた読むのがしんどい。まあ、多少救いのある話にはなってますかね。

まあ何一つこの誘拐犯を肯定できるところはなく、不倫も成人男女の合意によるものであり、全く同情できるところはありません。

浅薄で、身勝手な女が、愛憎のもつれからその子供まで巻き込んで人様から多くのものを取り上げてしまうという後味の悪い話で、しっくりしない読後感が残るものでございましたとさ。
八日目の蝉 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉 (中公文庫)より
4122054257
No.89
(2pt)

しっくりこない読後感

明日が見えない逃亡生活で、今日だけを生きる──

誘拐した子供を育てながら。

と、まあそういう刹那的なお話です。勿論、許されざる大犯罪ではありますが、誘拐犯の心情に沿って話が展開するため、それなりに感情移入してしまいます。

ただ子供がいる身としては、誘拐された側の心情、心の中心部をえぐり取られ空洞のような生活を苦しみながら過ごしている方を慮ってしまう事もしばしば。

誘拐された被害者の親にも非があると言えるように読み取れる部分もあります。
確かに父親は誘拐犯と不倫していて堕胎させていたりと道徳的には許されない事をしていますが、やはり犯罪行為とは比べるべくもなく。
また誘拐した子にはたっぷりの愛情を注いだかも知れませんが、その子から実母と過ごす時間を奪う行為であり、大変許しがたく。

さて親元に戻されたあと。
幼児期の空白の三年半は厚い壁となり、親子関係の構築を阻害します。子供からすれば「母親から引き離され知らないおじさんとおばさんのとこに連れてこられた」と思うわけで、誘拐犯は非常に罪深い事をしたものです。

と、言うことで。

大体なにもかもこの女が悪いじゃねーかと思いながら読んでしまっている自分がどこからか形成され、小豆島のシーンも、このまま恙無く末永く暮らしてくれとは全く思えず、読み進めた先に幸せな結末はありそうになく、そういう意味では読むのがやや苦痛になるところもあるんですが。

二部はまた読むのがしんどい。まあ、多少救いのある話にはなってますかね。

まあ何一つこの誘拐犯を肯定できるところはなく、不倫も成人男女の合意によるものであり、全く同情できるところはありません。

浅薄で、身勝手な女が、愛憎のもつれからその子供まで巻き込んで人様から多くのものを取り上げてしまうという後味の悪い話で、しっくりしない読後感が残るものでございましたとさ。
八日目の蝉 Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉より
4120038165
No.88
(1pt)

非常にに良い?

状態が非常に良いとあった為中古ですがこちらの店を選びましたが、届いた本はとても良いではないが、非常に良いと言う状態ではありませんでした、文庫で読み大好きな本なので買ったのですが…新品で買い直します(涙)
八日目の蝉 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉 (中公文庫)より
4122054257
No.87
(1pt)

非常にに良い?

状態が非常に良いとあった為中古ですがこちらの店を選びましたが、届いた本はとても良いではないが、非常に良いと言う状態ではありませんでした、文庫で読み大好きな本なので買ったのですが…新品で買い直します(涙)
八日目の蝉 Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉より
4120038165
No.86
(1pt)

意味不明

全く有り得ないと思う
そもそも
誘拐は犯罪で捕まるし
なんの証明もなく
逃げ出す主人公 浅はかで 全くわからない

全部バカみたいと
しか
思えない
なぜこの作品が映画化されたか
全くわからない
八日目の蝉 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉 (中公文庫)より
4122054257
No.85
(1pt)

意味不明

全く有り得ないと思う
そもそも
誘拐は犯罪で捕まるし
なんの証明もなく
逃げ出す主人公 浅はかで 全くわからない

全部バカみたいと
しか
思えない
なぜこの作品が映画化されたか
全くわからない
八日目の蝉 Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉より
4120038165
No.84
(1pt)

なんだか良さが

良くわからなかった作品です。
読むには読みましたが・・
自分には、まったく、ささりませんでした。
どこかに、感動要素があるのかな・・?
  
まったく、好みの問題でしょうが・・
お勧めですとは、正直、自分からはいいずらい作品です。
  
 

 

八日目の蝉 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉 (中公文庫)より
4122054257
No.83
(1pt)

なんだか良さが

良くわからなかった作品です。
読むには読みましたが・・
自分には、まったく、ささりませんでした。
どこかに、感動要素があるのかな・・?
  
まったく、好みの問題でしょうが・・
お勧めですとは、正直、自分からはいいずらい作品です。
  
 

 

八日目の蝉 Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉より
4120038165
No.82
(2pt)

昼ドラとか好きな人が好きそう

自分は文学的な事は一切分かっていない事を承知で書きますが、一言で言えば「昼ドラを高尚な雰囲気にした」ような小説だなという感想。

まず、登場人物がみんな異常すぎてまったく感情移入出来なかった。
希和子はどうしようもないクズ男との不倫にハマり、ずるずる続けた挙句その男の子供を誘拐するという奇行に出る。
まずそこで、「普通誘拐しないでしょ!?」という突っ込みが入る所だと思うのですが。

作中では「そんなつもり無かったけど出来心でやった」というようなサラッとした書き方をしているけれど、どう考えても不倫相手の家に不法侵入して赤ちゃんを誘拐はしません、普通・・・。

その後の希和子が赤ん坊を可愛がる描写によって、”母性って素晴らしいよね”という展開に持って行ってるようですが、本当に母性があったら、赤ん坊を病院にも連れて行けない、自分の犯した罪のせいで一緒に逃亡生活を送らせることに耐えきれなくなると思うのですが。
その辺の葛藤がほとんどなく、自分が捕まるかも!?という時だけ慌てふためく希和子のどこに母性を感じたらいいのか理解できない。

その子供が大きくなり、自分も不倫して妊娠したら誘拐犯の女の気持ちが分かった、すべてを許す事ができた・・・って、「おいおい!」と。
自分の父親の悪質な不倫のせいで幼いころに誘拐され、苦しい人生を送って来た娘が自分も不倫するかな、普通、と。
しかもその子供を、これまた人間性のおかしい両親と育てるという・・。

どこがハッピーエンドなのかも分からないし、不幸の連鎖という言葉しか浮かばないラストだった。
娘が自分の境遇を振り切る、という表現をするために自分も不倫して妊娠するという展開にした所が本当に陳腐。

読後の感想は、おかしな人間が子供を産むと不幸な人間が増えるだけ、ということかな。
八日目の蝉 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉 (中公文庫)より
4122054257
No.81
(2pt)

昼ドラとか好きな人が好きそう

自分は文学的な事は一切分かっていない事を承知で書きますが、一言で言えば「昼ドラを高尚な雰囲気にした」ような小説だなという感想。

まず、登場人物がみんな異常すぎてまったく感情移入出来なかった。
希和子はどうしようもないクズ男との不倫にハマり、ずるずる続けた挙句その男の子供を誘拐するという奇行に出る。
まずそこで、「普通誘拐しないでしょ!?」という突っ込みが入る所だと思うのですが。

作中では「そんなつもり無かったけど出来心でやった」というようなサラッとした書き方をしているけれど、どう考えても不倫相手の家に不法侵入して赤ちゃんを誘拐はしません、普通・・・。

その後の希和子が赤ん坊を可愛がる描写によって、”母性って素晴らしいよね”という展開に持って行ってるようですが、本当に母性があったら、赤ん坊を病院にも連れて行けない、自分の犯した罪のせいで一緒に逃亡生活を送らせることに耐えきれなくなると思うのですが。
その辺の葛藤がほとんどなく、自分が捕まるかも!?という時だけ慌てふためく希和子のどこに母性を感じたらいいのか理解できない。

その子供が大きくなり、自分も不倫して妊娠したら誘拐犯の女の気持ちが分かった、すべてを許す事ができた・・・って、「おいおい!」と。
自分の父親の悪質な不倫のせいで幼いころに誘拐され、苦しい人生を送って来た娘が自分も不倫するかな、普通、と。
しかもその子供を、これまた人間性のおかしい両親と育てるという・・。

どこがハッピーエンドなのかも分からないし、不幸の連鎖という言葉しか浮かばないラストだった。
娘が自分の境遇を振り切る、という表現をするために自分も不倫して妊娠するという展開にした所が本当に陳腐。

読後の感想は、おかしな人間が子供を産むと不幸な人間が増えるだけ、ということかな。
八日目の蝉 Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉より
4120038165
No.80
(2pt)

「母性」があれば、誘拐をしても許されるとでもいいたいのか

角田光代の小説は、女性に対して肯定的な描写が多いが、男性に対しては否定的な描写が多いと感じる(「対岸の彼女」など)。この作品はまさにそうだった。

どうしてだらしがなく、無責任な男ばかりを描くのか。確かにそのような男性は現実にもいるが、それを考慮しても描写が偏りすぎている。作者は男性全般に対して嫌悪感を抱いているとしか思えない。

加えて、女性の男性に対する文句や愚痴は赤裸々に語られるが、女性の女性に対する愚痴はほとんどないか、あってもあまり否定的ではない。不平等である。自分は男性なので、これらの部分が非常に不愉快だった。

また、作中ではなんとなく誘拐犯の女性が肯定的に描かれている。しかし主人公が行ったのは、子供の一生を狂わせる重大な犯罪であり、それを肯定するなど(たとえ肯定的な雰囲気だけでも)あり得ない。「母性」豊かであれば、誘拐をしても許されるとでも言いたいのか。作者は母性というものをはき違えている。主人公の抱いた「母性」は本当の母性ではなく、ただの自己中心的な所有欲でしかない。もし主人公が本当に母性を理解していたならば、たとえ不倫相手の妻を憎らしく思っていたとしても、生まれたての一番かわいい時期の子供を引き離されれば母親はどのように感じるのか、容易に想像できたはずである。

男性である私には、女性についてつくづくわからないことが多い。おそらく作者は男性が女性や母性といった事柄を完全には理解できないことを逆手に取っているのだろう。「男性には不思議だろうけど、女性ってこうなのよ。母性ってこんな感情なのよ」と。しかしそれは自らが女性であることに甘え、女性であることに胡坐をかいているのに他ならない。
八日目の蝉 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉 (中公文庫)より
4122054257
No.79
(2pt)

「母性」があれば、誘拐をしても許されるとでもいいたいのか

角田光代の小説は、女性に対して肯定的な描写が多いが、男性に対しては否定的な描写が多いと感じる(「対岸の彼女」など)。この作品はまさにそうだった。

どうしてだらしがなく、無責任な男ばかりを描くのか。確かにそのような男性は現実にもいるが、それを考慮しても描写が偏りすぎている。作者は男性全般に対して嫌悪感を抱いているとしか思えない。

加えて、女性の男性に対する文句や愚痴は赤裸々に語られるが、女性の女性に対する愚痴はほとんどないか、あってもあまり否定的ではない。不平等である。自分は男性なので、これらの部分が非常に不愉快だった。

また、作中ではなんとなく誘拐犯の女性が肯定的に描かれている。しかし主人公が行ったのは、子供の一生を狂わせる重大な犯罪であり、それを肯定するなど(たとえ肯定的な雰囲気だけでも)あり得ない。「母性」豊かであれば、誘拐をしても許されるとでも言いたいのか。作者は母性というものをはき違えている。主人公の抱いた「母性」は本当の母性ではなく、ただの自己中心的な所有欲でしかない。もし主人公が本当に母性を理解していたならば、たとえ不倫相手の妻を憎らしく思っていたとしても、生まれたての一番かわいい時期の子供を引き離されれば母親はどのように感じるのか、容易に想像できたはずである。

男性である私には、女性についてつくづくわからないことが多い。おそらく作者は男性が女性や母性といった事柄を完全には理解できないことを逆手に取っているのだろう。「男性には不思議だろうけど、女性ってこうなのよ。母性ってこんな感情なのよ」と。しかしそれは自らが女性であることに甘え、女性であることに胡坐をかいているのに他ならない。
八日目の蝉 Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉より
4120038165
No.78
(1pt)

うーん

自分は堕胎をしたのに(不倫相手との将来のためにと説き伏せられ) 不倫相手は妻との子供は産ませます。その赤ちゃんを主人公が盗んで5歳になるまで逃亡しながら育てる話で、後半は子供が大人になった視点で書かれます。
母親の心理として、中途半端な気がします。

予防接種もしないで主人公が不安になるシーンがありますが、子供の健康に対する不安は、頭から離れられないくらいだと思いますが、そこは目の前の子供が笑っていれば済んでしまいます。
主人公が実際に産んだ子供ではないから、何かしら未熟だから、という視点で書いているならすばらしく掘り下げていると思いますが、 最後まで読んでみても ただ 一緒にいたい、血はつながってなくても愛しているんだ、自分勝手だけど親子なんだ、というメッセージしか受けません。 

そして主人公が不自然な生活を自覚してて心の中で謝罪してるのが読めますが、究極 自分はどうなっても自分の子だけがよければいいという血なまぐさい、本当の母親になっていく感じがないです。
主人公はあくまで自分と子供の関係(いつまでも共にいる)にこだわります。 ねらって書いてるならたいしたものですが。 

母親の思考はもっと偏っていて これだけ子供に依存しているならもっと支配的になりますし、予防接種をみすごせるなら生活全体がネグレクトのようになる方が自然だと思います。
健康にも、環境にも無責任でありながら 自然を見せてやりたいとか、暖かい食事を用意するとか、愛しているとかいうのはある意味とても器用な生き方で、これができる母親というものがしっくりきません。
それを、逃亡生活だからだよ、と片付けちゃってる感じです。
八日目の蝉 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉 (中公文庫)より
4122054257
No.77
(1pt)

うーん

自分は堕胎をしたのに(不倫相手との将来のためにと説き伏せられ) 不倫相手は妻との子供は産ませます。その赤ちゃんを主人公が盗んで5歳になるまで逃亡しながら育てる話で、後半は子供が大人になった視点で書かれます。
母親の心理として、中途半端な気がします。

予防接種もしないで主人公が不安になるシーンがありますが、子供の健康に対する不安は、頭から離れられないくらいだと思いますが、そこは目の前の子供が笑っていれば済んでしまいます。
主人公が実際に産んだ子供ではないから、何かしら未熟だから、という視点で書いているならすばらしく掘り下げていると思いますが、 最後まで読んでみても ただ 一緒にいたい、血はつながってなくても愛しているんだ、自分勝手だけど親子なんだ、というメッセージしか受けません。 

そして主人公が不自然な生活を自覚してて心の中で謝罪してるのが読めますが、究極 自分はどうなっても自分の子だけがよければいいという血なまぐさい、本当の母親になっていく感じがないです。
主人公はあくまで自分と子供の関係(いつまでも共にいる)にこだわります。 ねらって書いてるならたいしたものですが。 

母親の思考はもっと偏っていて これだけ子供に依存しているならもっと支配的になりますし、予防接種をみすごせるなら生活全体がネグレクトのようになる方が自然だと思います。
健康にも、環境にも無責任でありながら 自然を見せてやりたいとか、暖かい食事を用意するとか、愛しているとかいうのはある意味とても器用な生き方で、これができる母親というものがしっくりきません。
それを、逃亡生活だからだよ、と片付けちゃってる感じです。
八日目の蝉 Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉より
4120038165