(短編集)

私が語りはじめた彼は

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評判

私が語りはじめた彼はの評価:

3.83/5点 レビュー 46件。 D ランク

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平均点3.83pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全67件 21〜40 2/4ページ
No.47
(5pt)

魅力ある連作長編

筆者の作品に初めて触れ、本書が20代の頃の作品と知り驚きです。物語の構成、
登場人物たちの動き、魅力あふれる文体、完成されたものです。
複数の女性と関係をもってきた大学教授村川をめぐる教え子、妻、再婚相手、娘、
息子、恋愛関係、家族関係の危うさを見事に表現しており一気に読める作品です。
私が語りはじめた彼は Amazon書評・レビュー: 私が語りはじめた彼はより
4104541036
No.46
(5pt)

魅力ある連作長編

筆者の作品に初めて触れ、本書が20代の頃の作品と知り驚きです。物語の構成、
登場人物たちの動き、魅力あふれる文体、完成されたものです。
複数の女性と関係をもってきた大学教授村川をめぐる教え子、妻、再婚相手、娘、
息子、恋愛関係、家族関係の危うさを見事に表現しており一気に読める作品です。
私が語りはじめた彼は (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 私が語りはじめた彼は (新潮文庫)より
4101167559
No.45
(4pt)

心をえぐる!すごい作家です。

箱根駅伝を題材にした「風が強く吹いている」の爽やかさが嘘のような、全く違う作風。同一作家の作品とは信じがたい。「彼」を取り巻く人々の心をえぐり、読者の心をえぐる。

「彼」は、中国の歴史を研究する学者であり、見た目は今一の超モテ男。
「彼」を取り巻く人々が「私」として登場し、時空を超えた物語が展開する。

大学の研究室の後輩(教え子)
愛人の夫
息子
再婚相手の娘の隣人
娘の婚約者
再び、大学の研究室の後輩(教え子)

難を言えば、各章ごとの「私」が「彼」を中心に見た場合にどのような関係なのか理解するまでに時間が掛かること。スゴイ作家だと思うが、若さ故の荒さも見える。たくさんの謎を残すミステリアスな面も多々ある。
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4104541036
No.44
(4pt)

心をえぐる!すごい作家です。

箱根駅伝を題材にした「風が強く吹いている」の爽やかさが嘘のような、全く違う作風。同一作家の作品とは信じがたい。「彼」を取り巻く人々の心をえぐり、読者の心をえぐる。

「彼」は、中国の歴史を研究する学者であり、見た目は今一の超モテ男。
「彼」を取り巻く人々が「私」として登場し、時空を超えた物語が展開する。

大学の研究室の後輩(教え子)
愛人の夫
息子
再婚相手の娘の隣人
娘の婚約者
再び、大学の研究室の後輩(教え子)

難を言えば、各章ごとの「私」が「彼」を中心に見た場合にどのような関係なのか理解するまでに時間が掛かること。スゴイ作家だと思うが、若さ故の荒さも見える。たくさんの謎を残すミステリアスな面も多々ある。
私が語りはじめた彼は (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 私が語りはじめた彼は (新潮文庫)より
4101167559
No.43
(3pt)

村川教授、そんなにいい男??

短編連作。 “村川教授”を取り巻く様々な人たちを描きながら、 当の“村川教授”は出てこない。 弟子と妻、 浮気相手の夫、 息子、 義理の娘、 義理の娘の婚約者、 そして、元弟子。 6つの短編である。 ベースにあるのは、 研究熱心なだけで、 特に取柄もないような村川教授が、 なぜが女にもてる。 で、結局離婚して、 一番微妙な相手と再婚。 そのせいで、大学を追われ、 地方の大学へ行くことになる。 そんな“村川教授”に、 振り回される人々。 まぁ、 当人は期せずして、 そうなってしまう、周りに人の問題もありますが。 ちょっと人物描写が乾いた感じで、 その距離感はいいかもしれないけど、 内容的に、ドロドロ感はぬぐえず。 結局人の連関は、 断ち難い、ということだな。
私が語りはじめた彼は Amazon書評・レビュー: 私が語りはじめた彼はより
4104541036
No.42
(3pt)

村川教授、そんなにいい男??

短編連作。 “村川教授”を取り巻く様々な人たちを描きながら、 当の“村川教授”は出てこない。 弟子と妻、 浮気相手の夫、 息子、 義理の娘、 義理の娘の婚約者、 そして、元弟子。 6つの短編である。 ベースにあるのは、 研究熱心なだけで、 特に取柄もないような村川教授が、 なぜが女にもてる。 で、結局離婚して、 一番微妙な相手と再婚。 そのせいで、大学を追われ、 地方の大学へ行くことになる。 そんな“村川教授”に、 振り回される人々。 まぁ、 当人は期せずして、 そうなってしまう、周りに人の問題もありますが。 ちょっと人物描写が乾いた感じで、 その距離感はいいかもしれないけど、 内容的に、ドロドロ感はぬぐえず。 結局人の連関は、 断ち難い、ということだな。
私が語りはじめた彼は (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 私が語りはじめた彼は (新潮文庫)より
4101167559
No.41
(3pt)

村川教授、そんなにいい男??

短編連作。
“村川教授”を取り巻く様々な人たちを描きながら、
当の“村川教授”は出てこない。
弟子と妻、
浮気相手の夫、
息子、
義理の娘、
義理の娘の婚約者、
そして、元弟子。
6つの短編である。
ベースにあるのは、
研究熱心なだけで、
特に取柄もないような村川教授が、
なぜが女にもてる。
で、結局離婚して、
一番微妙な相手と再婚。
そのせいで、大学を追われ、
地方の大学へ行くことになる。
そんな“村川教授”に、
振り回される人々。
まぁ、
当人は期せずして、
そうなってしまう、周りに人の問題もありますが。
ちょっと人物描写が乾いた感じで、
その距離感はいいかもしれないけど、
内容的に、ドロドロ感はぬぐえず。
結局人の連関は、
断ち難い、ということだな。
私が語りはじめた彼は Amazon書評・レビュー: 私が語りはじめた彼はより
4104541036
No.40
(3pt)

村川教授、そんなにいい男??

短編連作。
“村川教授”を取り巻く様々な人たちを描きながら、
当の“村川教授”は出てこない。
弟子と妻、
浮気相手の夫、
息子、
義理の娘、
義理の娘の婚約者、
そして、元弟子。
6つの短編である。
ベースにあるのは、
研究熱心なだけで、
特に取柄もないような村川教授が、
なぜが女にもてる。
で、結局離婚して、
一番微妙な相手と再婚。
そのせいで、大学を追われ、
地方の大学へ行くことになる。
そんな“村川教授”に、
振り回される人々。
まぁ、
当人は期せずして、
そうなってしまう、周りに人の問題もありますが。
ちょっと人物描写が乾いた感じで、
その距離感はいいかもしれないけど、
内容的に、ドロドロ感はぬぐえず。
結局人の連関は、
断ち難い、ということだな。
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4101167559
No.39
(4pt)

三浦しをんには珍しいダークな感じ

この作家は基本的にさわやかな青春ものを書かせたらすごいと思っているが、これは男と女のドロドロした関係が軸になっている。「彼」を取り巻く色々な人間模様が、章ごとにそれぞれの視点で独立した物語として書かれている。読み終えたあと、「結局愛ってなんだろう」という疑問が延々と頭の中を駆け巡っている。こういうのもたまにはありだね。
私が語りはじめた彼は (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 私が語りはじめた彼は (新潮文庫)より
4101167559
No.38
(4pt)

三浦しをんには珍しいダークな感じ

この作家は基本的にさわやかな青春ものを書かせたらすごいと思っているが、これは男と女のドロドロした関係が軸になっている。「彼」を取り巻く色々な人間模様が、章ごとにそれぞれの視点で独立した物語として書かれている。読み終えたあと、「結局愛ってなんだろう」という疑問が延々と頭の中を駆け巡っている。こういうのもたまにはありだね。
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4104541036
No.37
(4pt)

徐々に引き込まれて

最初はなんだかよくわからなかったのですが
徐々に世界に引き込まれていきます。
登場人物は
謎でありながら
なんだか「濃い」。
そんな世界がここにあります。
私が語りはじめた彼は (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 私が語りはじめた彼は (新潮文庫)より
4101167559
No.36
(4pt)

徐々に引き込まれて

最初はなんだかよくわからなかったのですが
徐々に世界に引き込まれていきます。
登場人物は
謎でありながら
なんだか「濃い」。
そんな世界がここにあります。
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4104541036
No.35
(4pt)

「予言」が最高

正しくは、所収されている短編の「予言」が☆5つ。総合で☆4つです。
主人公の長男が主役なのですが、
……本当は思い切り泣きたいんだろうな。
……周りの人間だけでなく、自分自身にも苛立ちを感じているのだろう。
思春期のひりひりするような切なさが、痛いほど胸に迫ります。
また、長男の友達もいい味出しています。おずおずと示す優しさに救われました。
三浦しをんさんの作品の中で「予言」が一番好き。何度も何度も読み返しています。
私が語りはじめた彼は (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 私が語りはじめた彼は (新潮文庫)より
4101167559
No.34
(5pt)

男と女の間には深くて暗い川がある。

ほぼ日刊イトイ新聞の中で名作【かもめ食堂】の監督荻上直子さんが奨めて居たので
興味を持ち手に取った一冊。心底驚いた!!。こんな小説の書き方もあるんだなぁ、と。

古代中国史の研究者村川教授=【彼】。欲望の赴くままに生きた【彼】の事が
6つの短編(ミステリあり、心理小説あり)の中で語られて行く。
過去から現在に至るまで【彼】と関わりのあった登場人物の間の愛憎が複雑に絡みあう。

が、結局の所。最後まで【彼】の輪郭はハッキリと語られ尽くす事はないまま。
読んでいて口に広がるのも苦味だったり、切なさを含んだ酸味だったりで、
決して口当たりが優しい訳ではない。にも関わらず実に病み付きになる文章だ。

読了直後感じたのは。敢えて読者が各自【彼】をイメージしやすいような
ヒントや隙を残したまま書き終えているのではないか、という事。
だとすれば、恐るべし三浦しをん!!。そう感じる程に一つ、一つの話が
素晴らしい完成度を持っている。

個人的には突然父親を喪失し混乱していた息子が、【彼】の新しい家庭を訪問した後、
父親と訣別し、再生していく様子が描かれている【予言】が強く印象に残った。
人が愛について思う時の気持ちの奥底を見詰め、的確な文章で書き記す事の出来る
三浦さんの眼力。実に凄まじい小説です。
私が語りはじめた彼は (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 私が語りはじめた彼は (新潮文庫)より
4101167559
No.33
(5pt)

男と女の間には深くて暗い川がある。

ほぼ日刊イトイ新聞の中で名作【かもめ食堂】の監督荻上直子さんが奨めて居たので
興味を持ち手に取った一冊。心底驚いた!!。こんな小説の書き方もあるんだなぁ、と。

古代中国史の研究者村川教授=【彼】。欲望の赴くままに生きた【彼】の事が
6つの短編(ミステリあり、心理小説あり)の中で語られて行く。
過去から現在に至るまで【彼】と関わりのあった登場人物の間の愛憎が複雑に絡みあう。

が、結局の所。最後まで【彼】の輪郭はハッキリと語られ尽くす事はないまま。
読んでいて口に広がるのも苦味だったり、切なさを含んだ酸味だったりで、
決して口当たりが優しい訳ではない。にも関わらず実に病み付きになる文章だ。

読了直後感じたのは。敢えて読者が各自【彼】をイメージしやすいような
ヒントや隙を残したまま書き終えているのではないか、という事。
だとすれば、恐るべし三浦しをん!!。そう感じる程に一つ、一つの話が
素晴らしい完成度を持っている。

個人的には突然父親を喪失し混乱していた息子が、【彼】の新しい家庭を訪問した後、
父親と訣別し、再生していく様子が描かれている【予言】が強く印象に残った。
人が愛について思う時の気持ちの奥底を見詰め、的確な文章で書き記す事の出来る
三浦さんの眼力。実に凄まじい小説です。
私が語りはじめた彼は Amazon書評・レビュー: 私が語りはじめた彼はより
4104541036
No.32
(3pt)

もやもや感が・・

 恋愛小説、というのとも少し違う。
 現代小説、純文学というのとも少し違う。
 でも、しんしんと愛について、それも愛の情念というかおどろおどろしい部分というか沈鬱な部分についてこうもやもやと考えさせる本でした。
 構成は、中国古代史が主研究の大学教授、村川融のその周囲の人物たちをメインにした短篇連作集。村川はプレイボーイというわけでもないのですが、周囲の一部の女性達をがっちりと取り込んでしまう魅力があり、離婚し、家を出て再婚して、それでも浮気をやめることはありません。そして、その中でまわりの家族、奥さんや娘さん、息子が苦しみます。その苦しみの中で成長するものは成長し、挫折するものは挫折してしまいます。うちも離婚家庭だったからかも知れないけれど、親が別れる・愛情が保てなかったという家庭にいると、愛についてはひどく考え込んでしまいます。そんなに簡単に心変わりしたり、今までの生活をあっさりと捨てたり忘れたりできるのかなとか、いろいろ思ってしまいます。
 そして、愛なのか連帯なのか、それとも諦念なのか、そういう仲で暮らしている夫婦というのも結構多いのか(いや、口ではそういうこともいうけれど、心の底ではやっぱり家族愛になったにせわ愛は愛で強くあるだろうという幻想があったりするので)なんて色々考えてしまいました。
 特に、三浦しをんという作家に対する自分のイメージが、こういう小説と全然あわなかったので余計に意外感があって考え込んでしまいました(自分が読んできたのが「格闘するものに○」とか「白蛇島」「ロマンス小説の七日間」とかなもので特に)。
私が語りはじめた彼は (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 私が語りはじめた彼は (新潮文庫)より
4101167559
No.31
(4pt)

好き嫌いが別れる本

なぜかもてる、大学教授の村川融←ぶさいくな中年(笑

彼をとりまく、妻・略奪女・子供・教え子・教え子の彼氏・・・

そんな人たちが、村川について語ります。

村川は一回もでてきません。

最後、死にます(笑 

なんていうのだろう。。。

けっしてドラマティックではなく、まして純愛でもなく、

それぞれの立場の人間のエゴが、ごっつんごっつんぶつかり合い。

でも、淡々としている。

当たり前のことだけど、人間のすべてが、

自分が主人公なのだなぁと。

好き嫌いが別れる本かも知れないです。

盛り上がりとか、起承転結とか何もないです。

でも、妙に心に残る本でした。
私が語りはじめた彼は (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 私が語りはじめた彼は (新潮文庫)より
4101167559
No.30
(4pt)

好き嫌いが別れる本

なぜかもてる、大学教授の村川融←ぶさいくな中年(笑

彼をとりまく、妻・略奪女・子供・教え子・教え子の彼氏・・・

そんな人たちが、村川について語ります。

村川は一回もでてきません。

最後、死にます(笑 

なんていうのだろう。。。

けっしてドラマティックではなく、まして純愛でもなく、

それぞれの立場の人間のエゴが、ごっつんごっつんぶつかり合い。

でも、淡々としている。

当たり前のことだけど、人間のすべてが、

自分が主人公なのだなぁと。

好き嫌いが別れる本かも知れないです。

盛り上がりとか、起承転結とか何もないです。

でも、妙に心に残る本でした。
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4104541036
No.29
(4pt)

教授のモテる理由が、最大のミステリー

とある、色情教授をとりまく女と、その女に関わった男の話の短編集。
助手と、教授の妻。
教授の2番目の妻の連れ子、それを見張る男。
娘。息子。。。。
すごく、びっくりするんだけど、これだけ、色情教授をとりまく人が出てくるのに
教授自信の人物像がまったく出てこない。
なんで、この教授がこんなにモテるかが、最大のミステリーな感じ。
この関わったひと達は、少なからず、人生を狂わされている。
いろんな人の視線で、1つのことを語る手法は、わたしの大好きな手法。
この本も良かったです。
一番、不幸な感じがするのは、最初の妻から、教授を奪った2番目の妻。
最初の妻に「次は、あなたが、こういう思いをする番です」の予言通り
一生、夫を信用して暮らすことはなかった。
そんな夫婦と暮らした娘も歪んでしまう。
好みです。
私が語りはじめた彼は (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 私が語りはじめた彼は (新潮文庫)より
4101167559
No.28
(4pt)

わたしが語りはじめた彼は

文庫待ちしていた作品のひとつ。 いまや安心して文庫になるのを待てる作家さん。解説では作者の巧さに対する評価が高いように見受けたのですが彼女の読書歴を考えればある意味当然というべき作品。同じような読書傾向を持つ人間が必ずしもこのアプローチと質で作品を書けるわけではありませんが。様々な人物から語られる或る大学教授とその家族。ストーリーは彼の部下である三崎で始まり三崎で締めくくられます。いつかこってり分厚い作品を読んでみたい作家さんでもあります。
私が語りはじめた彼は (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 私が語りはじめた彼は (新潮文庫)より
4101167559