(短編集)

光媒の花

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評判

光媒の花の評価:

4.07/5点 レビュー 67件。 B ランク

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平均点4.07pt

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全101件 101〜101 6/6ページ
No.1
(5pt)

光と陰

とても面白かったです。物語には様々な人物が登場します認知症の母と暮らす中年男ある罪を犯した幼い兄妹悲しい秘密を抱えた少女と少女に恋をする少年あるきっかけで、耳が聞こえなくなった少女と、少女の祖父病にかかった姉を見舞う、母を恨む青年自信をなくした女教師と、憂鬱を抱える生徒道尾さんは人間の微細で繊細な、だけれども重大な心の動きを書くのが抜群にうまいのですが 今作は特にそれが顕著に描かれています。誰の心にも忍んでいて、時にふっと顔を出す悪意や狂気誰もが持つ光と陰、そして優しい心それらが巧みな筆致で表現されています。物語はバトンタッチのように次々と繋がっていきます。そしてどのはなしも読み終わった後、鳥肌がたってしまうほど濃密でした。どんな人でも複雑な思いを持っていて、それでも生きている。 76頁でホームレスが発した言葉。 よく聞く言葉ですが 道尾さんの優しく切な願いのように感じました。
光媒の花 Amazon書評・レビュー: 光媒の花より
4087713377