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クレィドゥ・ザ・スカイ
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【この小説が収録されている参考書籍】
クレィドゥ・ザ・スカイの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.49pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全39件 1~20 1/2ページ
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スカイ・クロラシリーズを10年繰り返し読んでいて、初めてレビューをする。これは感想というよりは感謝だ。 他の方々のレビューに目を通すと、ここまで解釈が定まらず、1つの論点すら見出だせない作品も稀有だろうと感じる。 僕はこの本を開くときには、いつも何も考えない。 ミステリも仕掛けも、登場人物のやりとりや、描写も点でも線でも考えない。 つまり他のシリーズ含めて考察をするということを一切放棄している。 なぜなら、この本にはストーリーなんてものはないように考えているからだ。 他の小説は、確固として読み手に与えたい印象やストーリーがあり、僕らはそれを1つの安い感動商売みたいに見せられる。 つまり、一律な意味しかないものだ。それが疲れる し卑しくもある。 でもスカイ・クロラシリーズはどうだろう? 読者はテーマをどうにか見繕って言語化しようとする。 でもそこに出てくるキルドレという登場人物の、執着の希薄さ。 彼らの優先事項は飛ぶことだけだ。そして綺麗に落ちていく。 それだけのことが淡々と書いてある。 物語もなく淡々と。意味なんて1つもなく。 そのことがひたすらに美しい。 こんなに意味もない読み物が、読み物だからこそ こんなにも長い感動を与えてくれて、まるで聖書のように持ち歩いてしまう。 僕らがいかに、無理に日常に、他者から押し付けられた意味付けをして、誰でもない概念の枠の中で生きているか。この本を読むと、そこから開放してくれる。この意味のなさこそが、10年間僕の救いでした。 | ||||
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読了:2016年042冊(5月8冊)★3.1 『クレィドゥ・ザ・スカイ―Cradle the Sky (中公文庫)』 、2008/4、森 博嗣 (著) スカイクロラシリーズの最終巻。最終巻ですが、一冊目が時系列では最後になるので、本書は時系列で言えば、4冊目です。本書では、空中戦の話というより地上の話が主です。このシリーズを通して、生とは何か?死とは何か?を詩的に問いかけられている様な気がします。 レビューは賞賛の嵐ですが、私は何とも、、、世界に入り込めなかったような気がします。「子どもができたら是非読ませたい!」という人もいて、何だか私は感覚がズレているのかもしれません。しかし、物語の内容云々よりも、森さんの詩的な文章の書き方がとても軽妙で良かったです。まるで、“映像を読んでいる”ようというか、文章を読んでいると、その主人公の追体験をしている様な感覚に陥るので不思議です。 ───子どもは不十分な存在で、大人だけが人間としての完成形だと、子どもに信じさせようとする。騙された子供たちが、大人になることで悩み、そして自分を傷つける。たくさんのものを失って、大人へ堕ちて行くではないか。子どものままでいた大人はいないのだ。それを実現するものは、死しかなかった。唯一の例外が、死と、僕たちだ。(p.226) | ||||
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頭のなかがぐるぐる回る心地いい。ネタバレになるから書きませんが、回りますよ〜 | ||||
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同じ本を全巻1ヶ所で揃えたかったのですが、どこもバラバラでしかなかったのが面倒でした。 | ||||
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シリーズ全編通して繋がっていく伏線と、繋がらないミステリーな部分が完結まで早く読みたいと、読む速度とページをめくる速度を上げていきます。 好きな作者さんという事もありますが、一度はアクロバット飛行のレシプロに乗ってみたいと思うはずです。 | ||||
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寝る前の、眠りに落ちる瞬間まで読んでいましょう。 本の中に入って行ける気がします。 翌日の仕事に響きますが。 | ||||
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田舎だとなかなか揃わないのでポチりました。買えて良かったです。 | ||||
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同じシリーズで3冊注文しましたが、これを含め2冊が掲載されていた表紙と違うデザインでした。 同じシリーズのものを同じデザインで揃えたかったので、非常に残念でしたが、出店者さんのお買い物ガイドに「JANコードが一緒の場合は表紙が違っても同じものとみなす」と書かれており、無償交換はできませんでした。 注文の際そこに気づかなかった自分が悪いので出店者さんに不備はないですが、残念でした。。 | ||||
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読むのには飛行機の知識が必要ですがパイロットの心理など、描写が良く表現できていると思います。 | ||||
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設定が非常に非現実的なんですが、それだけに何だか夢の中の出来事のよう。 見たコトも無い風景が眼前に広がり、空を飛んでるような錯覚に陥ります。 万人向けの作品では無いですが、機会があったら読んでみて欲しい作品です。 | ||||
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1冊1冊では光らない。 しかし全巻読み終えると、 時間的な仕掛けなどが面白く、 もう一度読み返したくなる。 作りこまれているが、 重くなくスラスラ読めます。 この著者の 他の作品も読みたくなりました。 | ||||
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本編五作のトリを飾る作品。 時系列順には、まだ後に「スカイ・クロラ」があるのですが...。 本編の中で一番読み返した作品。...でもって一番好きな作品かも。 今作の魅力の1つに主人公に絡む3人の女性の存在があります。(私的に助演女優賞候補(笑)3名) 最初に登場するフーコ。「ナ・バ・テア」からの出演(笑)。今まで色んなヒトとの絡みがあるので、このヒトの目線での世界も見てみたかった。きっと感慨深い思いがありそう...。 次いで主人公の世話を引き継ぐカタチで登場するサガラ。 前作「フラッタ・リンツ・ライフ」での謎めいた存在感。今作では一転して主人公に味方するヒロイン的ポジション。ある意味今作の裏主人公的な存在。 (個人的に物語終盤、サガラが語るあるセリフで作品世界が一変する程の衝撃を受けました。 その時の感動がシリーズを通して、私のこの作品に対する評価に繋がっています。) そして結末近くで現れるカイ。(皆勤賞?(笑)) 私的にはかなり好きなキャラクターです。ある意味ツンデレ(笑) キルドレでなければクサナギはカイみたいになってたかも?。 この3人とのやり取りで浮かび上がってくる一人の影。 .......!! 瞬間、物語を追う視点が俯瞰で世界を映し出し、次いでフラッシュバックの様にそれまでの情景が流れてゆく様な錯覚を起こします。 あくまで個人的な感想ですが、この様な感覚が得られる機会は滅多に有るものではありません。 その意味でも私にとってこの作品に出会えた事はとても幸せな出来事でした。 少し言い過ぎた感も有りますが、これからこの作品を読まれる方には是非ともこの感覚を知って欲しいと、切に願います。 個人で味わうだけではあまりに勿体無いですから(笑)。 | ||||
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本編五作のトリを飾る作品。 時系列順には、まだ後に「スカイ・クロラ」があるのですが...。 本編の中で一番読み返した作品。...でもって一番好きな作品かも。 今作の魅力の1つに主人公に絡む3人の女性の存在があります。(私的に助演女優賞候補(笑)3名) 最初に登場するフーコ。「ナ・バ・テア」からの出演(笑)。今まで色んなヒトとの絡みがあるので、このヒトの目線での世界も見てみたかった。きっと感慨深い思いがありそう...。 次いで主人公の世話を引き継ぐカタチで登場するサガラ。 前作「フラッタ・リンツ・ライフ」での謎めいた存在感。今作では一転して主人公に味方するヒロイン的ポジション。ある意味今作の裏主人公的な存在。 (個人的に物語終盤、サガラが語るあるセリフで作品世界が一変する程の衝撃を受けました。 その時の感動がシリーズを通して、私のこの作品に対する評価に繋がっています。) そして結末近くで現れるカイ。(皆勤賞?(笑)) 私的にはかなり好きなキャラクターです。ある意味ツンデレ(笑) キルドレでなければクサナギはカイみたいになってたかも?。 この3人とのやり取りで浮かび上がってくる一人の影。 .......!!瞬間、物語を追う視点が俯瞰で世界を映し出し、次いでフラッシュバックの様にそれまでの情景が流れてゆく様な錯覚を起こします。 あくまで個人的な感想ですが、この様な感覚が得られる機会は滅多に有るものではありません。 その意味でも私にとってこの作品に出会えた事はとても幸せな出来事でした。 少し言い過ぎた感も有りますが、これからこの作品を読まれる方には是非ともこの感覚を知って欲しいと、切に願います。 個人で味わうだけではあまりに勿体無いですから(笑)。 | ||||
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押井守によるアニメ化の決まった「スカイ・クロラ」シリーズの完結編。 このシリーズ、森博嗣の著作の中でも大好きなんだよな。ただ、前半は話がよく分からなかったんだけど... 散華って見てみたいなぁ。 「この飛行機の、この美しさを見ろ。 この翼を見ろ。 これに比べたら、すべてが醜い。」 | ||||
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押井守によるアニメ化の決まった「スカイ・クロラ」シリーズの完結編。 このシリーズ、森博嗣の著作の中でも大好きなんだよな。ただ、前半は話がよく分からなかったんだけど... 散華って見てみたいなぁ。 「この飛行機の、この美しさを見ろ。 この翼を見ろ。 これに比べたら、すべてが醜い。」 | ||||
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本能は、隠せない。 空を飛ぶのは、やはり気分がいいらしい。 なんだか、自分も飛びたくなる。 一冊、一冊でなく五冊(六冊)読んで価値がある。 | ||||
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シリーズ最終巻。といっても、時系列は「スカイ・クロラ」が最後なのですが。 …「僕」って誰? この本はそれにつきる…とまでは言いませんが、まさか最後の最後でこんなに悩まされる ことになるとは思いませんでした。もはやミステリです。 もう一度、「スカイ・クロラ」から読み直せざるをえないじゃないですか! 喜んで。 何ていうか、森博嗣さんの術中にはめられたなって感じです。 気持ち悪さなんて微塵も残りません。 ただ空を飛ぶことを望む主人公の姿の、なんと純粋で、儚いことか。 そんなどこまでも澄みきって、読者までも夢の中にいるかのような錯覚を起こさせる 作品なのに、読了後の興奮は醒めません。 ぜひ、「スカイ・クロラ」から読むことをお勧めします。 そしてこの「クレイドゥ・ザ・スカイ」の、最後の一言の余韻を楽しんでください。 | ||||
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シリーズ最終巻。といっても、時系列は「スカイ・クロラ」が最後なのですが。 …「僕」って誰? この本はそれにつきる…とまでは言いませんが、まさか最後の最後でこんなに悩まされる ことになるとは思いませんでした。もはやミステリです。 もう一度、「スカイ・クロラ」から読み直せざるをえないじゃないですか! 喜んで。 何ていうか、森博嗣さんの術中にはめられたなって感じです。 気持ち悪さなんて微塵も残りません。 ただ空を飛ぶことを望む主人公の姿の、なんと純粋で、儚いことか。 そんなどこまでも澄みきって、読者までも夢の中にいるかのような錯覚を起こさせる 作品なのに、読了後の興奮は醒めません。 ぜひ、「スカイ・クロラ」から読むことをお勧めします。 そしてこの「クレイドゥ・ザ・スカイ」の、最後の一言の余韻を楽しんでください。 | ||||
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このシリーズの内容は本当に好きなのですが、 カバーの左下にくっついてくる 「スカイクロラ 映画化決定」みたいな宣伝が邪魔で不愉快です。 このシリーズのハードカバーの装丁は非常に綺麗で、 本の中身と外観とどちらからも潔癖な感性が感じられます。 それゆえ本棚にあるこのシリーズを見るだけで、 「綺麗なものだけ見ていたい」そういう感情を抱かずにはいられないものでした。 しかし最近付き始めた、その綺麗な空の中にあまりに無粋に浮かぶ宣伝文句。 空の中にまで「重い汚れ」が入ってきたみたいで非常な嫌悪感を感じてなりません。 なんでこういうことをするのかな | ||||
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このシリーズの内容は本当に好きなのですが、 カバーの左下にくっついてくる 「スカイクロラ 映画化決定」みたいな宣伝が邪魔で不愉快です。 このシリーズのハードカバーの装丁は非常に綺麗で、 本の中身と外観とどちらからも潔癖な感性が感じられます。 それゆえ本棚にあるこのシリーズを見るだけで、 「綺麗なものだけ見ていたい」そういう感情を抱かずにはいられないものでした。 しかし最近付き始めた、その綺麗な空の中にあまりに無粋に浮かぶ宣伝文句。 空の中にまで「重い汚れ」が入ってきたみたいで非常な嫌悪感を感じてなりません。 なんでこういうことをするのかな | ||||
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