告白

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評判

告白の評価:

3.64/5点 レビュー 935件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.64pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,006件 801〜820 41/51ページ
No.206
(4pt)

自分は面白かった

先生だって人間。可愛い我が子を殺されて復讐心が芽生えても不思議じゃない。
むしろ簡単に許してしまうほうが変だろう。
教師だから復讐心がないなんて思っちゃいけない。
ましてやこれは小説。ミステリー。現実の話ではない。
小説として、ミステリーとしてはぐいぐい読めた。
これがノンフィクションならそりゃ後味悪い。でもこれはフィクションだから。
最後に皆丸く収まっておしまい、が好きな人は嫌なんだろう。
小説を現実として意識しすぎてしまう人には向かない。
色々突っ込みどころがあるかもしれないが、そのへんは小説と思えば別になんてことはない。
自分はそこまでミステリーにリアリティを求めないから。
個人的には大変面白かった(笑えるという面白さでは勿論ない)。
ただ、読後、これは現実ではないんだから。ミステリーなんだからと言い聞かせて納得してから現実に戻った。
個人的には次回の作品にも期待したい。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.205
(5pt)

ため息の連続

一章読むごとにひたすら心に喪失感と虚無感が残ります。底なしに暗い話で、軽く欝になれます。壊れてゆく登場人物たちの姿にひたすらため息をつきながらも、パンドラの箱を開けたくなるような好奇心をくすぐられ、最後まで読み進めてしまう感じ。ストーリーの人を引き込む力はとにかく凄いです。面白い。救いとか感動とかが一切ないのでスイーツ(笑)みたいな話が好きな人には向かないと思います。私は凄く好き。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.204
(5pt)

面白かった

映画化を機に妹が興味を持ち購入したのを、高校の担任がこの本を好きなのもあり、読ませて貰ったが面白かった。皆が皆、自分勝手で勘違いをしている。ある人は殺された愛娘の為に。ある人は自分を捨てた母を後悔させる為に。またある人は、初恋の人の為に。色々な所で絡み合い、その結果救いようが無い結末になっていく。あの時ああしていれば、キチンと言っていれば、様々な所でこんな事を思わされる。結末は既視感がある気もするが良かった。中高生にも読んでほしい本です。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.203
(5pt)

日常に潜む、あるかもしれない恐怖を感じました。

昨日、本を買って、一気に読み切りました。
第一章、森口悠子先生の『告白』、独白は、章の最後、独白が終わるまで、その教室にいて、独白を実際に聴き入っている様な錯覚、臨場感、緊張感を覚えました。
本を構成する六章それぞれに、事件の当事者、関係者の告白が述べられていますが、第三章以外は、独善的で身勝手、そして躊躇のない行動をひたすら肯定しながら語る独白には、思量深さや迷いが微塵もなく、暴走列車の如く、破滅へ一気に進んでいく恐ろしさを覚えました。
そして、物語のエンド、救済はなされず、最悪なシナリオで物語の幕が降りました。
何気ない日常の風景、どこにもいる登場人物・・・、告白がなければ、事件は時間の経過と、新しい事件の発生と共に、いつのまにか闇の彼方に忘れ去られてしまう事を、私たちはこれまの現実社会であった過去の重大事件、猟奇事件で何度も経験しています(忘れ去っています)。
湊かなえさんの本は、この『告白』が初めてでしたが、日常に潜む狂気を題材にして、問題提起され、深遠な議論が沸き上がることを狙っておられるのではないかと感じます。
実際に、中高生のロングホームルームやタウンミーティングで話し合う、良いテーマではないではないかと思います。
昨今は、コミュニケーション至上主義といわれるほど、コミュニケーションの大事さが声だかに叫ばれ、誰もが実践しているものの、実際は、携帯メールがその実態を明らかにしているように、本質は、稚拙で身勝手、一方的な、およそ相互理解を前提とするコミニュケーションからかけ離れたツールに成り果ててしまっていると思います。
その恐ろしさ、それがこの本で描かれている恐ろしさの本質だと感じています。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.202
(5pt)

素晴らしい!

あっという間に読んでしまいました。 特に、女教師が登場する、最初と最後の章がよかったです。 「こんな風にとらえて欲しい」という様な余地を与えず、全て的確かつ無駄のない騙りは素晴らしかったです。 サスペンス的な要素や構成・専門的な知識がどうか、という事はあまり重要ではなく、法で裁けない少年に対して、どうやって裁きを与えるか、そこが著者の見て欲しいところなのかな?と思いました。 苦しい展開ではありましたが、常識的な大人の判断でない結末もよかったです◎ 人を殺すなんて、責任がとれる事ではありませんが、何歳であっても自分の行動に責任はとるべきだと思うので。 好みによるとも思いますが、特に中学生や高校生はこの小説に嫌気が差すのではないかと。けれど、中学生や高校生にこそ、読んで欲しい作品です。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.201
(4pt)

一気に読みました

周りからみたらごく普通の子。でも猟奇殺人を犯す
思春期の深い心の闇がよく描かれているとおもう。
初めがダラダラと登場人物とかの説明じゃないから、
あきずに冒頭から一気に読めて面白かった。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.200
(4pt)

稚拙だが、きちんと現代的

最近のワイドショーを賑わすニュースの稚拙さを、その背丈に合わせて淡々と表現している。そのため、嫌悪感を抱いてしまいながらも、するすると読み進めることができた。言葉遣いや、中途半端な心の病みと偏りを巧みに表した作品だ。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.199
(4pt)

復讐

この作品、何が凄いかというと、復讐の方法だと思います。娘を殺された先生は、周りの人の被害(犯人以外の)、迷惑を考えず、その復讐を実行します。慈悲もクソもありません。やられたらやり返す。ただ、犯人Aは、目的の為ならば周りの人を省みないような子供だった。結局は犯人と同じ事をしているのではないか?そんな事を思いましたが、この小説においては、逆に倫理感を持ち出す方が下世話な気すらします。特に世に何かを問うわけでもなく、ただ、復讐を果たす小説だと思います。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.198
(4pt)

人間を描いた作品。

映画化されるというので関心を持ち、読んでみた。
映画の予告編はとても悪意と狂気に満ちていたので、内心期待を抱きつつも、
邦画にありがちなスレた少年少女を描いたもので、
仕上がりは他の同系統の作品と大差ないものと思っていた。
実際本書をひらいてみると、担任教師の演説からはじまり、
その内容もどこかしら狂気性を帯びていたので、またか、という率直な感想を抱いたが、
読み進むにしたがって、この小説の登場人物は、自分の欲望、
なにが足りないのかをちゃんと知っていて、
しかもそれを充たす行動に移すだけの度胸を持っている、
とても「人間らしい」人間であるという印象を受けた。
「人間らしさ」を描いたものではあるが、
当然ながら人間にとってもっともおそろしのもまた「人間」である、
という部分も余すことなく描いてある。
真相を様々な視点で展開していくため、
視点が変わるごとに新事実が浮上してくるという面白い構造になっている。
構成力もさることながら、描写力、人間を描き切る洞察力に並々ならぬ力を感じた。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.197
(4pt)

稚拙だが、きちんと現代的

最近のワイドショーを賑わすニュースの稚拙さを、その背丈に合わせて淡々と表現している。そのため、嫌悪感を抱いてしまいながらも、するすると読み進めることができた。言葉遣いや、中途半端な心の病みと偏りを巧みに表した作品だ。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.196
(4pt)

復讐

この作品、何が凄いかというと、復讐の方法だと思います。娘を殺された先生は、周りの人の被害(犯人以外の)、迷惑を考えず、その復讐を実行します。慈悲もクソもありません。やられたらやり返す。ただ、犯人Aは、目的の為ならば周りの人を省みないような子供だった。結局は犯人と同じ事をしているのではないか?そんな事を思いましたが、この小説においては、逆に倫理感を持ち出す方が下世話な気すらします。特に世に何かを問うわけでもなく、ただ、復讐を果たす小説だと思います。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.195
(4pt)

人間を描いた作品。

映画化されるというので関心を持ち、読んでみた。
映画の予告編はとても悪意と狂気に満ちていたので、内心期待を抱きつつも、
邦画にありがちなスレた少年少女を描いたもので、
仕上がりは他の同系統の作品と大差ないものと思っていた。
実際本書をひらいてみると、担任教師の演説からはじまり、
その内容もどこかしら狂気性を帯びていたので、またか、という率直な感想を抱いたが、
読み進むにしたがって、この小説の登場人物は、自分の欲望、
なにが足りないのかをちゃんと知っていて、
しかもそれを充たす行動に移すだけの度胸を持っている、
とても「人間らしい」人間であるという印象を受けた。
「人間らしさ」を描いたものではあるが、
当然ながら人間にとってもっともおそろしのもまた「人間」である、
という部分も余すことなく描いてある。
真相を様々な視点で展開していくため、
視点が変わるごとに新事実が浮上してくるという面白い構造になっている。
構成力もさることながら、描写力、人間を描き切る洞察力に並々ならぬ力を感じた。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.194
(4pt)

エンターテインメントですね

映画が気になって読みました。
命の大切さがどうかとか、母の愛がどうだとか、復讐の是非とか、教訓めいたことは一つも感じませんでしたが、読んだ本から無理やりなにか教訓を得ようとするのもナンセンスかな、と思います。単純に続きが気になってあっというまに読める娯楽作でした。
ご都合主義的な人物設定や過度に偶然が重なりすぎる状況なども、逆に丁度よくリアリティを削いでくれるので、良くも悪くも漫画的で、ドロドロした展開が受け入れやすく・・・というか読みやすくなっていると思います。
技術とか技量とかを考えると稚拙なのかもしれませんが、なんとなく迫力があって納得させられてしまう勢いがあるお話でした。ラストでスカッとしてしまったのは、たんに私の性格が悪いせいでしょうか・・・。
でも、リアリティがないと先述しましたが、ああいう馬鹿な中学生、実は結構いそう・・・。ああいうの中二病っていうんだろうな。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.193
(4pt)

読ませる小説。

この小説には、読ませる力があります。
一ページ目を開いて、書き出しから少し読んで読み手は読み続けるかどうかを判断します。
映画化で話題のこの作品は、読ませる小説になっていると思いました。
強引に感じられるほど前半部に力が注ぎ込まれ、やや前傾姿勢になっているといえるかもしれません。
内容については触れないほうが良いと思いますのでこれ以上は差し控えますが、それでも
読み手としては、最後の最後まで読みきりたいと思わせる小説です。
中学生の母親の描写が特に良かったです。
ただし、映画予告編や広告のイメージとは、印象が異なりました。
ミステリーの要素はそれ程強くありません。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.192
(5pt)

「告白」、  します。わたしの感想を。

娘を殺された中学教師の独白から始まります。
それも犯人は、自分のクラスの中学生2人なのです。
TSUTAYAのフリーペーパーで、見かけて、
「なに、この題材!」ということで、本を思わず探しました。
2008年8月に出版されていたので、すでに文庫本化していたのです。
当時知らなかったですよ。
2009年「第六回本屋大賞」を受賞し、
2008年には、文春のミステリーベスト10の第一位です。
わかります。
そうそう、ミステリー部門なのですが、正確にいうと、
「ミステリー」は犯人が謎で探していくのです。
犯人が分かっていて、それをどう突き止めていくのかというのは、
「サスペンス」です。
そういう意味では、この本は、サスペンスです。
それに突き止めるというより、犯人を追い詰めると言ったほうがいいでしょう。
作家の湊さん、わたしと同郷の広島ということで、
そこでもよけにシンパシーを感じたのですが、
とにかく「筆力」がすごいです。
最初の教師の独白は、まさに、文字の羅列です。
あえて行間がないのです。それを意図的に書いています。
そして語りの迫力。
小説なのに、見えてくるんです。
そして章ごとに、語り部が変わってきて、事実は一つなのに、
語り部の主観によって、事実が歪んで見えてくるのです。
そして、どこまでが真実で、どこかまでが虚構なのか、全くわからなくなってくるのです。
ぐいぐいと引き込んでいきます。
そして、現実の少年犯罪をちりばめながら物語が進むので、
フィクションとは思えなくなるのです。
すごいですよ。
今度、話題の中島監督のもと、松たか子さん主演で映画化です。
これも見逃せませんよ。
ひさびさに小説に浸りました。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.191
(4pt)

善人不在が実は救い

各章で独白する登場人物の全てが自分勝手な理屈で他人を攻撃し、傷つけ殺す。読者が素直に共感できるような人物は最後まで登場せず、救いのない悲惨な結末を迎える。(途中「まとも」に思える人物の独白も、別人物の独白によってその嘘に気づかされる)どうしようもないほどの人間の身勝手と悪意に満ちた物語でありながら、エンターテイメント的に一気に読み切ることができるのは、その徹底した善意の排除によってリアリティが希薄になり、フィクションとしての割り切りが可能だからだと思える。語り部の視点により事実を違えて見せる手法は芥川竜之介の「藪の中」からあるものでそれ自体に新味は無いけれど、語り部のつく嘘やごまかしを読むほどに具体的に浮かび上がらせる仕掛けは秀逸。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.190
(4pt)

半分リアル半分ありえない

人間のどろどろした感情はリアルな部分があるけど
話の展開はありえないというか現実的でない突拍子のなさを感じるところもあります。
一番面白かったのは先生の語りである第一章。
二章からはちょっと奇想天外ぶりが目立ってきて
最後あたりの話の展開はやや強引な感じがしてしまう。
でも最後まで一気に読ませてしまうおもしろさがあります。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.189
(4pt)

エンターテインメントですね

映画が気になって読みました。
命の大切さがどうかとか、母の愛がどうだとか、復讐の是非とか、教訓めいたことは一つも感じませんでしたが、読んだ本から無理やりなにか教訓を得ようとするのもナンセンスかな、と思います。単純に続きが気になってあっというまに読める娯楽作でした。
ご都合主義的な人物設定や過度に偶然が重なりすぎる状況なども、逆に丁度よくリアリティを削いでくれるので、良くも悪くも漫画的で、ドロドロした展開が受け入れやすく・・・というか読みやすくなっていると思います。
技術とか技量とかを考えると稚拙なのかもしれませんが、なんとなく迫力があって納得させられてしまう勢いがあるお話でした。ラストでスカッとしてしまったのは、たんに私の性格が悪いせいでしょうか・・・。
でも、リアリティがないと先述しましたが、ああいう馬鹿な中学生、実は結構いそう・・・。ああいうの中二病っていうんだろうな。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.188
(4pt)

読ませる小説。

この小説には、読ませる力があります。
一ページ目を開いて、書き出しから少し読んで読み手は読み続けるかどうかを判断します。
映画化で話題のこの作品は、読ませる小説になっていると思いました。
強引に感じられるほど前半部に力が注ぎ込まれ、やや前傾姿勢になっているといえるかもしれません。
内容については触れないほうが良いと思いますのでこれ以上は差し控えますが、それでも
読み手としては、最後の最後まで読みきりたいと思わせる小説です。
中学生の母親の描写が特に良かったです。
ただし、映画予告編や広告のイメージとは、印象が異なりました。
ミステリーの要素はそれ程強くありません。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.187
(4pt)

現象は同じでも、印象は人それぞれ。

話題の一冊、映画のCMもバンバン流れており、
それこそまさに購入動機でした。
○○○がこう行動した。
そうしたら□□□はこう思い、こう行動した。
という小説の見慣れた繰り返しではない。
その章の主人公の主観が語られるだけ。
他の主人公と現象は同じ、しかし印象は違ったり。
読み進めることで、各主人公の主観が連なり、
結果、小説「告白」として客観になっていきました。
十分楽しい時間を過ごせます。
が、ラストにはあまり期待されない方が。。。
ぜひ、ご一読を。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284