告白

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評判

告白の評価:

3.64/5点 レビュー 935件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.64pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,006件 741〜760 38/51ページ
No.266
(5pt)

おもしろい

第一章から最後まで、2時間くらいで読んでしまいました。それだけ読みやすいし、自分の中では面白かった。
それぞれの話し手が、それぞれの欲望を正当化し、「自分はまったく悪くない」というスタンスで書かれています。私は各章の話し手一人一人に共感するものがありました。少し残念なのは先の展開が読みやすいというところでした。
道徳とか倫理を深く考えず、目には目を、歯には歯をみたいな復讐劇(重力ピエロとか?)が好きな人には爽快で、楽しく読めるのではないでしょうか?
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.265
(5pt)

おもしろい

第一章から最後まで、2時間くらいで読んでしまいました。それだけ読みやすいし、自分の中では面白かった。
それぞれの話し手が、それぞれの欲望を正当化し、「自分はまったく悪くない」というスタンスで書かれています。私は各章の話し手一人一人に共感するものがありました。少し残念なのは先の展開が読みやすいというところでした。
道徳とか倫理を深く考えず、目には目を、歯には歯をみたいな復讐劇(重力ピエロとか?)が好きな人には爽快で、楽しく読めるのではないでしょうか?
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.264
(4pt)

呪いの言葉

子供を亡くした先生がその悲しみを押し殺して淡々と語っている様子に引き込まれました。「誰にどうやって殺されたのか」という問題提起があり、それに引っ張られてあっという間に読了しました。
先生の語る言葉は、事件と無関係の生徒にとっては週刊誌のゴシップくらいの興味しかないでしょう。でも当事者にとっては呪いの言葉になり、その言葉から次々に起きる生徒たちの心情の変化が興味深かったです。
血液の入った牛乳を飲んだらどうなるのか。。。。。調べれば(調べなくても)わかることですが、根拠のない健康食品情報に踊らされる大人がいるのと同様で、「大丈夫」とはっきり否定できるほどの知性を持ち合わせていない子供もいるはずです。そういうことを作者はよくわかっていると思いました。教室で同じ制服を着て同じように勉強している中学生、でも家庭に帰ればそれぞれに全く違う環境で学校とは全く違う一面を持って生活している。ちょっと突飛な感じもするけれど、もしかしらたこんな危うい子供もいるかもしれない。中学生の子供を持たない私は自分の中学生のときのことを思い出しながらそんな風に感じました。
面白い小説だけれど、読み終わった後に心が晴れやかになることはなかったので☆4つです。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.263
(4pt)

呪いの言葉

子供を亡くした先生がその悲しみを押し殺して淡々と語っている様子に引き込まれました。「誰にどうやって殺されたのか」という問題提起があり、それに引っ張られてあっという間に読了しました。
先生の語る言葉は、事件と無関係の生徒にとっては週刊誌のゴシップくらいの興味しかないでしょう。でも当事者にとっては呪いの言葉になり、その言葉から次々に起きる生徒たちの心情の変化が興味深かったです。
血液の入った牛乳を飲んだらどうなるのか。。。。。調べれば(調べなくても)わかることですが、根拠のない健康食品情報に踊らされる大人がいるのと同様で、「大丈夫」とはっきり否定できるほどの知性を持ち合わせていない子供もいるはずです。そういうことを作者はよくわかっていると思いました。教室で同じ制服を着て同じように勉強している中学生、でも家庭に帰ればそれぞれに全く違う環境で学校とは全く違う一面を持って生活している。ちょっと突飛な感じもするけれど、もしかしらたこんな危うい子供もいるかもしれない。中学生の子供を持たない私は自分の中学生のときのことを思い出しながらそんな風に感じました。
面白い小説だけれど、読み終わった後に心が晴れやかになることはなかったので☆4つです。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.262
(5pt)

力まかせで荒削りだが凄い新人が生まれた!

子供じみた大人vs大人ぶった子供。
ひとつの復讐から憎悪が連鎖し拡大していく様は非常にスリリングで一気に読了した。
唯一残念だったのは独白形式とはいえ個々のキャラクターに主張させすぎたことによって、
それぞれに「作者そのものの意思」が投影されすぎてしまった感があり、書き分けが出来てないと感じた部分があったことくらい。
処女作であれば仕方ないところ?
突き放した文体は嫌いではないけど若干2Ch脳な印象も受けた。
もしこれが敢えてそうしているのだとしたら凄い才能だと思うがラッキーパンチな可能性も。次回作に期待大です。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.261
(5pt)

力まかせで荒削りだが凄い新人が生まれた!

子供じみた大人vs大人ぶった子供。
ひとつの復讐から憎悪が連鎖し拡大していく様は非常にスリリングで一気に読了した。
唯一残念だったのは独白形式とはいえ個々のキャラクターに主張させすぎたことによって、
それぞれに「作者そのものの意思」が投影されすぎてしまった感があり、書き分けが出来てないと感じた部分があったことくらい。
処女作であれば仕方ないところ?
突き放した文体は嫌いではないけど若干2Ch脳な印象も受けた。
もしこれが敢えてそうしているのだとしたら凄い才能だと思うがラッキーパンチな可能性も。次回作に期待大です。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.260
(4pt)

設定は面白いが、現実離れしている

本屋大賞2009に選ばれ、さらに、映画化もされて有名になった小説。
あるクラスの担任の娘が、そのクラスの学生の殺された、そして、その担任が復讐を企てるという設定は面白い。しかし、犯人の学生が自分がエイズと勘違いして発狂したり、担任が犯人の母親の職場に爆弾をしかけたりと、ちょっと現実離れしたストーリー展開で若干しらけた。まぁ、読みやすいし普通に面白いとは思う。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.259
(4pt)

設定は面白いが、現実離れしている

本屋大賞2009に選ばれ、さらに、映画化もされて有名になった小説。
あるクラスの担任の娘が、そのクラスの学生の殺された、そして、その担任が復讐を企てるという設定は面白い。しかし、犯人の学生が自分がエイズと勘違いして発狂したり、担任が犯人の母親の職場に爆弾をしかけたりと、ちょっと現実離れしたストーリー展開で若干しらけた。まぁ、読みやすいし普通に面白いとは思う。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.258
(4pt)

人間の心の内面をよむ

数年ぶりに小説を読んだ。大変面白い作品だった。
ここのレビューを見て、意外と評会が低いことに少々驚いている。
悪い評価をつけた方の読後感の多くは、「後味が悪い」ということに集約されるだろうか。
しかしこの作品の良さはストーリーの展開だけでなく、それぞれの登場人物の内面を、それぞれの言葉で語らせたところにある様に思う。
最近は珍しくもなくなった猟奇殺人や少年犯罪。
そのような罪を犯す者、その周りの人間達の思考が、見事にえぐりだされている。
同じ言葉や体験が、受け取る人によってこうも違う意味を持つのかということが分かる。
身近な人間に対して殺意を抱いたことのある者は、案外多いのではないかと、私は考えている。
しかし「殺したい」と思うほどの燃えるような感情の対象も、俯瞰してみればまた違ったものに映るのである。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.257
(4pt)

どす黒いゆえ読者を選ぶ

導入部分が大事でありますが、それにあたる第一章は構成、内容が素晴らしく感じました。モノローグ調で語られており、起承転結もきちんとなっており、ラストは森口先生の残忍さにゾッとしました。淡々とした語り口調の背後に、巨大な憎悪を感じ取れました。登場人物は主人公含め皆カスですが、その根源である、自己中心さなどはどの人間にもある部分であり、それがやや顕著になったのかなと思います。ただ渡辺くん達があまりに簡単に殺人を遂行するのには違和感がありました。母を求め殺人を犯す渡辺くんですが、殺人をする事で母が離れていくとは思わなかったのでしょうか?直くんも考えが浅はかでしたし、作者さんには心の葛藤とか書いて欲しかったです。浅はかと言えば、作品にHIVなどが入ると必ず『作者はHIV=死と思いこんでる、間違いだ、ぷー』みたいに怒り出す方がいますが、HIV=死ではないと言うのはあくまで医学的な事です。現実、HIVにかかって『大丈夫だ、死なない』と楽観的に感じる人は殆どおらず、作中ではHIVで実際に死ぬ人物がいる事や対象が中学生である事から、彼らが死を感じるのは当然であります。情報化の進んだ世の中で、小説でHIV=死と扱ったとしても、みんな充分に刷り込まれているから心配しなくて大丈夫だと思いますよwそれに治療出来てるのは未だ先進国ばかり。平和ボケした頭で簡単に治療出来ると抜かすのは浅はかです。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.256
(4pt)

人間の心の内面をよむ

数年ぶりに小説を読んだ。大変面白い作品だった。
ここのレビューを見て、意外と評会が低いことに少々驚いている。
悪い評価をつけた方の読後感の多くは、「後味が悪い」ということに集約されるだろうか。
しかしこの作品の良さはストーリーの展開だけでなく、それぞれの登場人物の内面を、それぞれの言葉で語らせたところにある様に思う。
最近は珍しくもなくなった猟奇殺人や少年犯罪。
そのような罪を犯す者、その周りの人間達の思考が、見事にえぐりだされている。
同じ言葉や体験が、受け取る人によってこうも違う意味を持つのかということが分かる。
身近な人間に対して殺意を抱いたことのある者は、案外多いのではないかと、私は考えている。
しかし「殺したい」と思うほどの燃えるような感情の対象も、俯瞰してみればまた違ったものに映るのである。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.255
(4pt)

どす黒いゆえ読者を選ぶ

導入部分が大事でありますが、それにあたる第一章は構成、内容が素晴らしく感じました。モノローグ調で語られており、起承転結もきちんとなっており、ラストは森口先生の残忍さにゾッとしました。淡々とした語り口調の背後に、巨大な憎悪を感じ取れました。登場人物は主人公含め皆カスですが、その根源である、自己中心さなどはどの人間にもある部分であり、それがやや顕著になったのかなと思います。ただ渡辺くん達があまりに簡単に殺人を遂行するのには違和感がありました。母を求め殺人を犯す渡辺くんですが、殺人をする事で母が離れていくとは思わなかったのでしょうか?直くんも考えが浅はかでしたし、作者さんには心の葛藤とか書いて欲しかったです。浅はかと言えば、作品にHIVなどが入ると必ず『作者はHIV=死と思いこんでる、間違いだ、ぷー』みたいに怒り出す方がいますが、HIV=死ではないと言うのはあくまで医学的な事です。現実、HIVにかかって『大丈夫だ、死なない』と楽観的に感じる人は殆どおらず、作中ではHIVで実際に死ぬ人物がいる事や対象が中学生である事から、彼らが死を感じるのは当然であります。情報化の進んだ世の中で、小説でHIV=死と扱ったとしても、みんな充分に刷り込まれているから心配しなくて大丈夫だと思いますよwそれに治療出来てるのは未だ先進国ばかり。平和ボケした頭で簡単に治療出来ると抜かすのは浅はかです。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.254
(5pt)

とにかく我慢してラストまで

読んでほしいです。 他の方のレビューからもわかりますが、読み続けるのが辛くなる程に終始陰鬱で、救いもないまま一応の結末を迎えます。どの登場人物にも感情移入出来ない方が殆どなのではないでしょうか。犯人は勿論ですが、復讐する立場の人物も善人とは思えません。が、犯人を含め、根っからの悪人もいません。人物それぞれが少しのキッカケ、少しの不運な環境から少しずつ歪んでいき、最悪の選択をしていきます。嘘臭い、リアリティが無いとゆうレビューが多いようですが、私にはこのドロドロで自己中心的で、矛盾だらけで、幼稚で、常に揺れているのが人間のリアルな姿だと感じます。復讐者、犯人、とその家族、犯人のクラスメート、何処に立ち位置を置くかで善悪、人物の印象が変わってくると思います。中学生達に、正にクラスメートの目線で読んでほしいです。最後に・・・ HIVの扱われ方を批判するレビューが多い事について著者を擁護したいわけではありませんが、恐らく意識してこのような書き方をされているのではないでしょうか。クラスメート達のHIVへの認識、知識の低さ、それによるイメージがある事で初めて復讐になったのですから。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.253
(5pt)

感動?いらないでしょ

後味がわるい、などとレビューでかかれているようだけど、この本には感動な展開はいらないと思います。中途半端な感動物にせず、最後までダークな展開で正解なのでは。いかに人間の裏の本質を書けるか、いかに後味を悪くできるか、いかに不快になってもらえるか。そんな気がします。合わない人には本当合わないとは思いますが、本屋大賞に選ばれるべき文章力は確かに持ってると思います。読みやすい爽快感と内容のダークさが本当堪らなく良いです(笑)万人受けするかは別として、好きに人にはたまらなく心地好い本だと思いますよ!
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.252
(4pt)

これは・・・

親として読み始めは不吉で怖い、できれば知りたくない「現実」を突きつけられた思いでした。
それでも一気に読み進められたのは、全体を通して流れる「緊張感」にあったような気がします。
「復讐」「絶望」とどうしようもないネガティブなものが根底にあり、確かに深いメッセージ性はないと思いますが、異常な少年犯罪がニュースで流れる昨今、単なるエンターテイメントとは言えないほど考えさせられるものがありました。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.251
(4pt)

中学生の怖さと母親

中学生が大人へと成長する過程で、まだ無知でありながらも自己を主張したい、でもなかなかうまくいかない、というジレンマの中で様々な問題をかかえながら、自分の立場を確保したいがため、ほんの紙一重の考えの甘さと運の悪さから大きな事件を起こすまで発展してしまう。
そこには人の命を軽んじる未熟さが潜んでいてそんな日常の怖さがうまく描かれている。
また、母親の立場からは、きれいごとなど言っていられない怒りがたんたんと書かれており、
結論があそこまでにならざるを得ない悔しい気持ちも人間の正直な気持ちだろうと思う。
日本国民に対する非難もほんの一行で書かれていて、読み応えのある非常に計算された作品である。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.250
(5pt)

とにかく我慢してラストまで

読んでほしいです。 他の方のレビューからもわかりますが、読み続けるのが辛くなる程に終始陰鬱で、救いもないまま一応の結末を迎えます。どの登場人物にも感情移入出来ない方が殆どなのではないでしょうか。犯人は勿論ですが、復讐する立場の人物も善人とは思えません。が、犯人を含め、根っからの悪人もいません。人物それぞれが少しのキッカケ、少しの不運な環境から少しずつ歪んでいき、最悪の選択をしていきます。嘘臭い、リアリティが無いとゆうレビューが多いようですが、私にはこのドロドロで自己中心的で、矛盾だらけで、幼稚で、常に揺れているのが人間のリアルな姿だと感じます。復讐者、犯人、とその家族、犯人のクラスメート、何処に立ち位置を置くかで善悪、人物の印象が変わってくると思います。中学生達に、正にクラスメートの目線で読んでほしいです。最後に・・・ HIVの扱われ方を批判するレビューが多い事について著者を擁護したいわけではありませんが、恐らく意識してこのような書き方をされているのではないでしょうか。クラスメート達のHIVへの認識、知識の低さ、それによるイメージがある事で初めて復讐になったのですから。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.249
(5pt)

感動?いらないでしょ

後味がわるい、などとレビューでかかれているようだけど、この本には感動な展開はいらないと思います。中途半端な感動物にせず、最後までダークな展開で正解なのでは。いかに人間の裏の本質を書けるか、いかに後味を悪くできるか、いかに不快になってもらえるか。そんな気がします。合わない人には本当合わないとは思いますが、本屋大賞に選ばれるべき文章力は確かに持ってると思います。読みやすい爽快感と内容のダークさが本当堪らなく良いです(笑)万人受けするかは別として、好きに人にはたまらなく心地好い本だと思いますよ!
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.248
(4pt)

これは・・・

親として読み始めは不吉で怖い、できれば知りたくない「現実」を突きつけられた思いでした。
それでも一気に読み進められたのは、全体を通して流れる「緊張感」にあったような気がします。
「復讐」「絶望」とどうしようもないネガティブなものが根底にあり、確かに深いメッセージ性はないと思いますが、異常な少年犯罪がニュースで流れる昨今、単なるエンターテイメントとは言えないほど考えさせられるものがありました。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.247
(4pt)

中学生の怖さと母親

中学生が大人へと成長する過程で、まだ無知でありながらも自己を主張したい、でもなかなかうまくいかない、というジレンマの中で様々な問題をかかえながら、自分の立場を確保したいがため、ほんの紙一重の考えの甘さと運の悪さから大きな事件を起こすまで発展してしまう。
そこには人の命を軽んじる未熟さが潜んでいてそんな日常の怖さがうまく描かれている。
また、母親の立場からは、きれいごとなど言っていられない怒りがたんたんと書かれており、
結論があそこまでにならざるを得ない悔しい気持ちも人間の正直な気持ちだろうと思う。
日本国民に対する非難もほんの一行で書かれていて、読み応えのある非常に計算された作品である。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X