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ジュリエットX(エクス)プレス



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【この小説が収録されている参考書籍】
ジュリエットXプレス (角川文庫)

ジュリエットX(エクス)プレスの評価: 3.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

ラノベ??

もし本書が中高生を対象としたライトノベルなら、低評価で申し訳ない。言い換えれば、大人の読む本では無いと言う事。

いや、中高生でもこの内容では失笑が免れないかな?
2006年(平成18年)に初版が出版されている本書。本書内で特に明記も無いし、作品内で携帯電話を利用するシーンが多々有るので、出版時期と作品のシーンの時期はそこまで変わらないと想定する。
出だしは面白い。すぐに物語に引き込まれる。すると、すぐに章が変わり別の人物が別の場所でのシーンとなる。これはこの小説にずっと続く方式で、交互に別のシーンを見せる(読ませる)事で物語に広がりを感じさせる。
そこまでは自分も楽しく読めた。

しかし、寮のシーン2回目で部屋への侵入者がわかった所で、この物語が一気に興ざめしてしまった。
今どき権限が強い風紀委員とか、卒業前の大スクープを狙う新聞部とか、やたら部長権限を振り回す新聞部部長とか。。。 昭和の漫画か?と思う。

学生寮の同じ部屋で暮らす、真夕子と遙。ある事情により寝台列車(普通の列車でも物語は完成されるので、この寝台列車と言う場面設定も古臭い)で旅に出ている真夕子と、またある事情により冬季休暇中にも関わらず寮に戻って寮で大晦日を過ごす遙。
ひょんな事からこの寝台列車内で誘拐事件が発生し、それに巻き込まれる真夕子と、部屋に無断侵入してきた風紀委員と新聞部の二人に絡まれる遙。

プロットは面白い。キーとなるのは学園内の失踪事件だが、それでも書き方によっては大人でも十分楽しめる。それが、いちいち古臭い設定や、底の浅い人物像によって物語が台無しになってしまっている。
ジュリエットXプレス (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ジュリエットXプレス (角川文庫)より
4043893019

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