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夜長姫と耳男
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【この小説が収録されている参考書籍】
夜長姫と耳男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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結論から言うと、読み終わってとても不快になり読まなきゃよかったと思ってしまいました。去年だったかマニアックな残酷描写の映画「ミッドサマー」が話題になりましたが、それと同種のものを感じました。ここでの評価が高いのは、芸術家的な感性を持った方が多いからでしょうか。 原作の坂口安吾は小説で「桜の森の満開の下」は読んだことがあります。映画化された作品も見て、耽美と官能と狂気の物語だと思いました。この時は、耽美的な作品に理屈を求めるのは野暮というものだろうとどちらかといえば美しく幻想的だと思ったのですが・・なんでこの「夜長姫と耳男」はダメだったのか・・。 耳男はすぐれた芸術家であるものの、屈折していて頑固で自分から不幸な方へ傾いていく破滅的な性格のように思えます。 夜長姫はといえば、裕福なうちで育ちわがままで世間知らず、人の気持ちがわからず情けもないというだけでなく、明らかに異常者というか人が苦しんだり死ぬのを見て喜ぶ変質者です。 そんな姫に焚きつけられてお互いを憎みあう耳男とエナコ。初めて会ったばかりなのにどうしてここまで憎悪しなくてはいけないのか?冷静に考えればバカみたいだとわかるはずなのに、相手の耳を切り落とすところまで行ってしまう、あまりにも愚かで理不尽すぎます。 クソみたいに不愉快でいやな人物しか出てきません。疫病で死に絶えてゆく村と、それを見て歓喜する姫、蛇を殺し続ける耳男・・残念ですが、自分には受けつけませんでした。 | ||||
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関心を持って読むことができました | ||||
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老後の楽しみにと・・購入しました。 これからゆっくり時間のある時に、楽しみたいと思います。 | ||||
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坂口安吾の原作に心酔している人は、無かった事にして良い。 最重要に描かれるべき桜を、デジタル処理や市販背景コピーで済ませるのはあまりにも酷い。 女と姫が可愛いのは良いのだが、盗賊や耳男が美男なのは違和感がある。 首遊びの凄惨さだけはまともに描かれているが、 桜の森の妖艶な美しさも、ミロクの醜怪な凄まじさも、ここには無い。 | ||||
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