天使のナイフ

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天使のナイフの評価:

4.09/5点 レビュー 183件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.09pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全222件 81〜100 5/12ページ
No.142
(4pt)

素晴らしい

少年犯罪と向き合う作品。
被害者側と加害者側と。
双方の主張、抱える問題、苦しみを描き切った作品だと思います。
そして薬丸さんお馴染みの最後の仕掛け。
その時、全てが繋がりました。
天使のナイフ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 天使のナイフ (講談社文庫)より
4062761386
No.141
(4pt)

素晴らしい

少年犯罪と向き合う作品。
被害者側と加害者側と。
双方の主張、抱える問題、苦しみを描き切った作品だと思います。
そして薬丸さんお馴染みの最後の仕掛け。
その時、全てが繋がりました。
天使のナイフ Amazon書評・レビュー: 天使のナイフより
4062130556
No.140
(5pt)

天使のナイフをしのばせて

あとがきに記述されている『もう一つの物語』が作中に散りばめられていなければ星五つもつけていなかったでしょう。

1969年に未成年ながら陰惨な事件を起こし、少年法に守られながら弁護士になった少年A。
彼の現在に迫ったノンフィクション作品『心にナイフをしのばせて』はそのセンセーショナル内容が話題を呼び八万部を越えるベストセラーとなった。
『被害者家族への示談金未納や横暴な態度』少年Aは一人間としては家族を持ち、弁護士という職業につき更生したと言える。
しかし、被害者への贖罪という点から見ればどうだったのだろうか?
『天使のナイフ』という虚構の中で描かれている未成年達がしのばせていたナイフは、確かに現実に存在している。
一度、狂気と血に染まったナイフをどう拭い、放棄させ、被害者と向き合うのか?
改めて考えさせられると同時に、ミステリーとしての物語も完成度の高い作品だった。
天使のナイフ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 天使のナイフ (講談社文庫)より
4062761386
No.139
(5pt)

天使のナイフをしのばせて

あとがきに記述されている『もう一つの物語』が作中に散りばめられていなければ星五つもつけていなかったでしょう。

1969年に未成年ながら陰惨な事件を起こし、少年法に守られながら弁護士になった少年A。
彼の現在に迫ったノンフィクション作品『心にナイフをしのばせて』はそのセンセーショナル内容が話題を呼び八万部を越えるベストセラーとなった。
『被害者家族への示談金未納や横暴な態度』少年Aは一人間としては家族を持ち、弁護士という職業につき更生したと言える。
しかし、被害者への贖罪という点から見ればどうだったのだろうか?
『天使のナイフ』という虚構の中で描かれている未成年達がしのばせていたナイフは、確かに現実に存在している。
一度、狂気と血に染まったナイフをどう拭い、放棄させ、被害者と向き合うのか?
改めて考えさせられると同時に、ミステリーとしての物語も完成度の高い作品だった。
天使のナイフ Amazon書評・レビュー: 天使のナイフより
4062130556
No.138
(4pt)

負の連鎖

単純な子供っぽい理由で妻を殺された桧山。犯人は13歳の3人の少年であった。
桧山は、一生少年らを恨み続けなければならないような現在の少年法の在り方に疑問を抱き、事件後彼らがどう過ごしたか調べる。
だが、単純に見えたその事件には不可解な部分が多く存在することが分かり、謎を解き明かしていく。

後半、絡み合う負の連鎖に胃がキリキリさせられる。伏線の回収はお見事。
天使のナイフ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 天使のナイフ (講談社文庫)より
4062761386
No.137
(4pt)

負の連鎖

単純な子供っぽい理由で妻を殺された桧山。犯人は13歳の3人の少年であった。
桧山は、一生少年らを恨み続けなければならないような現在の少年法の在り方に疑問を抱き、事件後彼らがどう過ごしたか調べる。
だが、単純に見えたその事件には不可解な部分が多く存在することが分かり、謎を解き明かしていく。

後半、絡み合う負の連鎖に胃がキリキリさせられる。伏線の回収はお見事。
天使のナイフ Amazon書評・レビュー: 天使のナイフより
4062130556
No.136
(5pt)

薬丸岳のデビュー作

最近の江戸川乱歩賞は、13階段あたりから社会派という感じ。 東野圭吾の放課後の当たりでは、バリバリの密室殺人事件だったのですが。 密室は出尽くしたと言われており、ミステリーの新しい新境地の発端の一つなった作品ではないかと思います。
天使のナイフ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 天使のナイフ (講談社文庫)より
4062761386
No.135
(5pt)
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薬丸岳のデビュー作

最近の江戸川乱歩賞は、13階段あたりから社会派という感じ。 東野圭吾の放課後の当たりでは、バリバリの密室殺人事件だったのですが。 密室は出尽くしたと言われており、ミステリーの新しい新境地の発端の一つなった作品ではないかと思います。
天使のナイフ Amazon書評・レビュー: 天使のナイフより
4062130556
No.134
(4pt)

ミステリとしての仕掛け、人物描写、社会問題の三つのバランスがうまくとれている

この作家は、ミステリとしての仕掛け、人物描写、社会問題の三つのバランスがうまくとれている。伏線回収と種明かし、人の織り成す喜怒哀楽、深刻なテーマへの問題提起とを、同時に味わえる贅沢な読書時間になる。

本書は特にテーマとして「贖罪」「更生」「少年法」を軸にしている。つい先日、少年Aが手記を出版したりホームページを作って有料メルマガを開始しようとしたり、少し前には女子高生コンクリート殺人事件の首謀者が恐喝相手に「俺はあの事件の首謀者だ」と言って脅しをかけるなど、触法少年を守るために声高に主張される「更生」というのは一体どんなものなのだろうと考えさせられることが多い。

主人公は28歳の男性で、4歳の娘がいる。妻は3年半前に中学生の男子3人組に殺された。事件から3年半後、娘と二人で一生懸命に生活している中で、3人組のうちの一人が殺害される。しかも、事件現場が自分の職場の近くであったため、警察からは疑いの目を向けられてしまう。こうして物語はスタートし、退屈させられることなく一気にラストまで引っ張られた。
天使のナイフ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 天使のナイフ (講談社文庫)より
4062761386
No.133
(4pt)

ミステリとしての仕掛け、人物描写、社会問題の三つのバランスがうまくとれている

この作家は、ミステリとしての仕掛け、人物描写、社会問題の三つのバランスがうまくとれている。伏線回収と種明かし、人の織り成す喜怒哀楽、深刻なテーマへの問題提起とを、同時に味わえる贅沢な読書時間になる。

本書は特にテーマとして「贖罪」「更生」「少年法」を軸にしている。つい先日、少年Aが手記を出版したりホームページを作って有料メルマガを開始しようとしたり、少し前には女子高生コンクリート殺人事件の首謀者が恐喝相手に「俺はあの事件の首謀者だ」と言って脅しをかけるなど、触法少年を守るために声高に主張される「更生」というのは一体どんなものなのだろうと考えさせられることが多い。

主人公は28歳の男性で、4歳の娘がいる。妻は3年半前に中学生の男子3人組に殺された。事件から3年半後、娘と二人で一生懸命に生活している中で、3人組のうちの一人が殺害される。しかも、事件現場が自分の職場の近くであったため、警察からは疑いの目を向けられてしまう。こうして物語はスタートし、退屈させられることなく一気にラストまで引っ張られた。
天使のナイフ Amazon書評・レビュー: 天使のナイフより
4062130556
No.132
(5pt)

ストーリーの最後まで読んで解ること

最後まで読んで、はっとさせられる仕掛け。 意外性を評価して星5つをつけました。 現実味がないと思うのは、あまりに人間関係が絡まり過ぎていて、しかもあまりに殺人が起こりすぎること。 こんなに殺人が続いていれば、普通、マスコミは大騒ぎになりますよね。 少年犯罪というものが、その後どのような経緯をたどり、どう結末を迎えていくのか。 現在の少年法の限界と関係者心情に思いを巡らせる一作品。 ストーリーでは、主人公とともに徐々に過去の謎や疑問を暴く楽しみを味わえます。
天使のナイフ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 天使のナイフ (講談社文庫)より
4062761386
No.131
(5pt)

ストーリーの最後まで読んで解ること

最後まで読んで、はっとさせられる仕掛け。 意外性を評価して星5つをつけました。 現実味がないと思うのは、あまりに人間関係が絡まり過ぎていて、しかもあまりに殺人が起こりすぎること。 こんなに殺人が続いていれば、普通、マスコミは大騒ぎになりますよね。 少年犯罪というものが、その後どのような経緯をたどり、どう結末を迎えていくのか。 現在の少年法の限界と関係者心情に思いを巡らせる一作品。 ストーリーでは、主人公とともに徐々に過去の謎や疑問を暴く楽しみを味わえます。
天使のナイフ Amazon書評・レビュー: 天使のナイフより
4062130556
No.130
(5pt)

考えさせられる

更生とは何か。難しいテーマながら綿密な調査と圧倒的な筆力によって最初から最後まで一気に読ませる面白さは文句なしの☆5です。
未成年が犯罪を犯すと罪が軽くなる、恥ずかしながら少年法に関してはそれくらいの知識しか持ってなかった私にとって本作はかなり衝撃的な内容でした。
被害者視点と加害者視点、更生した者と更生できなかった者、相反するどちらの立場もエピソードを交えバランスよくまとめ上げられていて、程度の差こそあれ両方に共感できる構成になっています。
私個人としては少年法なんて必要ないという意見で、それは読み終わった今も変わりませんが、少年法や更生や未成年の犯罪というものに関して見方が大きく変わりました。
唯一欠点を挙げるとすれば他の方も指摘している通りいくらなんでも関係者が多すぎるという点でしょうか。
しかし終盤で点と点が線になる感覚はそれなしでは味わえないため、多少リアリティに欠けていてもその違和感を上回るエンタメ性があったことで個人的には☆を下げるほどの欠点とは思いませんでした。
テーマは重いし法律の専門用語ばっかりで堅苦しい小説なんじゃないの?という読む前のイメージをいい意味で裏切ってくれます。ミステリー性よりは人間ドラマが光る一冊。
天使のナイフ Amazon書評・レビュー: 天使のナイフより
4062130556
No.129
(5pt)

考えさせられる

更生とは何か。難しいテーマながら綿密な調査と圧倒的な筆力によって最初から最後まで一気に読ませる面白さは文句なしの☆5です。
未成年が犯罪を犯すと罪が軽くなる、恥ずかしながら少年法に関してはそれくらいの知識しか持ってなかった私にとって本作はかなり衝撃的な内容でした。
被害者視点と加害者視点、更生した者と更生できなかった者、相反するどちらの立場もエピソードを交えバランスよくまとめ上げられていて、程度の差こそあれ両方に共感できる構成になっています。
私個人としては少年法なんて必要ないという意見で、それは読み終わった今も変わりませんが、少年法や更生や未成年の犯罪というものに関して見方が大きく変わりました。
唯一欠点を挙げるとすれば他の方も指摘している通りいくらなんでも関係者が多すぎるという点でしょうか。
しかし終盤で点と点が線になる感覚はそれなしでは味わえないため、多少リアリティに欠けていてもその違和感を上回るエンタメ性があったことで個人的には☆を下げるほどの欠点とは思いませんでした。
テーマは重いし法律の専門用語ばっかりで堅苦しい小説なんじゃないの?という読む前のイメージをいい意味で裏切ってくれます。ミステリー性よりは人間ドラマが光る一冊。
天使のナイフ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 天使のナイフ (講談社文庫)より
4062761386
No.128
(5pt)

レビューし難い内容

少年犯罪をテーマにしたミステリ。(?)
「犯罪加害者も被害者も、遠く見知らぬ画面の向こうの他人ではなく、家族や友人や親しい身近の人間かもしれないし、なによりあなたがそのどちらかまたは両方に成り得る」ということを改めて警告してくれる作品と受け取りました。
天使のナイフ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 天使のナイフ (講談社文庫)より
4062761386
No.127
(5pt)

レビューし難い内容

少年犯罪をテーマにしたミステリ。(?)
「犯罪加害者も被害者も、遠く見知らぬ画面の向こうの他人ではなく、家族や友人や親しい身近の人間かもしれないし、なによりあなたがそのどちらかまたは両方に成り得る」ということを改めて警告してくれる作品と受け取りました。
天使のナイフ Amazon書評・レビュー: 天使のナイフより
4062130556
No.126
(4pt)

うーんたしかに後半の展開は、

作品のテーマのわりに、簡単な文章で、よみやすかったが、そのかわり、やはり読後感のたよりなさは、いたしかたないところか、著者の作品は、この作品が初めてで、今後、読んでいくかまよっている。
天使のナイフ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 天使のナイフ (講談社文庫)より
4062761386
No.125
(4pt)

うーんたしかに後半の展開は、

作品のテーマのわりに、簡単な文章で、よみやすかったが、そのかわり、やはり読後感のたよりなさは、いたしかたないところか、著者の作品は、この作品が初めてで、今後、読んでいくかまよっている。
天使のナイフ Amazon書評・レビュー: 天使のナイフより
4062130556
No.124
(5pt)

「贖罪」の心無くして「更生」なし

よく出来たミステリーですし、難しい「少年犯罪」に真正面から向かっているのに好感を持ちました。

この本を読んで初めて知ったことがあります。
言われてみれば当然なのですが、少年法の60条では「刑を終えた少年は、将来に向かって刑の言い渡しを受けなかったものとみなす」となっています。
つまり、「前科」にならないという事です。
この作品でも、主人公は妻の中学生時代の殺人を知らずに結婚します。
このことが、妻が少年たちに殺された原因でもあることが後半になって解ります。

この作品には、「少年犯罪」がいくつも登場し、それらが複雑に絡みます。
そして、少年たちの「更生」とは何なのかを突き詰めて行きます。
「更生」と共に出てくる言葉が、「贖罪」です。
作者は、「贖罪」の心無くして「更生」なしと言いたいのかも知れません。
天使のナイフ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 天使のナイフ (講談社文庫)より
4062761386
No.123
(5pt)

「贖罪」の心無くして「更生」なし

よく出来たミステリーですし、難しい「少年犯罪」に真正面から向かっているのに好感を持ちました。

この本を読んで初めて知ったことがあります。
言われてみれば当然なのですが、少年法の60条では「刑を終えた少年は、将来に向かって刑の言い渡しを受けなかったものとみなす」となっています。
つまり、「前科」にならないという事です。
この作品でも、主人公は妻の中学生時代の殺人を知らずに結婚します。
このことが、妻が少年たちに殺された原因でもあることが後半になって解ります。

この作品には、「少年犯罪」がいくつも登場し、それらが複雑に絡みます。
そして、少年たちの「更生」とは何なのかを突き詰めて行きます。
「更生」と共に出てくる言葉が、「贖罪」です。
作者は、「贖罪」の心無くして「更生」なしと言いたいのかも知れません。
天使のナイフ Amazon書評・レビュー: 天使のナイフより
4062130556