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真夏の島に咲く花は



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真夏の島に咲く花はの評価: 3.70/5点 レビュー 27件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.70pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全27件 1~20 1/2ページ
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No.27:
(2pt)

フィジーを感じてみたくて呼んだが。。

たぶん、それぞれの登場人物の視点で切り替わりながら進んでいると思うが、それに気づいたのが半ばだったので、途中までよく分からないまま進んでいった。かといって戻りたいほど面白くもないので、そのまま進めたという感じ。登場人物が日本人もいるのに、全員をカタカナ表記にするので、正直、誰が誰だかほとんど分からないまま最後まで行った感じ。しかもそれぞれの視点が展開されているからなお何言ってんのかよく分からなかった。

フィジー人の性格などは読んでいけば大体掴めるし、向こうの雰囲気もなんとなく分かる。

まぁ、期待外れですね。
真夏の島に咲く花は (中公文庫)Amazon書評・レビュー:真夏の島に咲く花は (中公文庫)より
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No.26:
(5pt)

幻想的でロマンチックだと思いました

フィジーの島で繰り広げられる人生ドラマですね。

フィジー人、インド人、中国人、日本人。
文化が違い、考え方が違う。
軋轢が起きるが、友情や愛情も生まれる。

物語はゆっくりと進んで行きました。
まるで南国ののんびりとした時間の進み方だと思いました。
そして、クライマックスが、急展開。

いいと思いました。
どう生きるべきなのか考えさせられました。
真夏の島に咲く花はAmazon書評・レビュー:真夏の島に咲く花はより
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No.25:
(3pt)

貨幣経済がメンタルを変える。

垣根涼介さんの本です。
フィジーが舞台で、そこに暮らす日系人の良昭、その良昭と付き合うインド系のサティー、フィジー人のチョネと付き合う茜、というキャラが主軸で、やがてサティーはかつてチョネが好きだったが、それが許されずに良昭と付き合った、という過去が明らかになり、それで…みたいな話になってきます。
また、フィジーの近代化で、それによりフィジー人の生活が変わってくる、英国の植民地時代にインド人が移住してくる、さらに最近は中国人も移住してくる…ということで、もとはのんびりしたところに、貨幣経済が導入され、メンタリティも変化する、ということが、よく描かれていると思いました。
真夏の島に咲く花は (中公文庫)Amazon書評・レビュー:真夏の島に咲く花は (中公文庫)より
4122064139
No.24:
(2pt)

パワー不足

独特の疾走感が持ち味だと思います。その期待を裏切る作品で今一つ感があります。でも読み終えるとそれなりの
充実感はありました。ゆるやかな島?国での緩やかな出来事。
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No.23:
(1pt)

フィジー人、やさしいです。

フィジー人は、ここで描かれているよりも、とてもフレンドリーです。
フィジーは現地フィジー人の家を泊まり歩いたり、何度も何度も訪問しています。
作品自体は、良し悪しは特にありませんが、フィジーの良さをもっと描いてもらいたいです。
フィジーのインド人を悪くいうつもりはありませんが、何度か騙されそうになったり嫌な思いをしたのは全てインド人の方々からです。
フィジーはとてもフレンドリーで良いところです。この物語にでてくるような暴力的なことをありませんから、是非訪れてみてください。
真夏の島に咲く花はAmazon書評・レビュー:真夏の島に咲く花はより
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No.22:
(5pt)

内側から見えるフィジー

観光客として見えるフィジーは、違う本で読んだ。
この本ではフィジーに住んでいる人達の目線がよく分かる。
きっとこんな感じだろう。
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No.21:
(5pt)

自分が知っている垣根作品の新たな一面

垣根さんの本というと、基本的にはマフィア・ノワールといったテイストが強い中、今回は、一般生活の中の、一般人が主人公でストーリーが進む内容でした。

テーマは「フィジーのクーデター」と、決して穏やかではなく、ある意味マフィア物などにも通ずるのかもしれませんが、それ以上に、身近でフィクションなのに、ノンフィクションのように感じさせられる、読み終わって「はっ」と思わされた作品でした。

ちなみに、僕の中でのフィジーのイメージは、南国のリゾート、のんびりした国ぐらいしかなく、今回の作品のクーデターもフィクションなんだろうと思っていたんですが、調べてみたら過去30年間で4回もクーデターが起こっており、とくにこの原著(紙)の刊行年には、まさにストーリーに則ったような危険なクーデターが起きていたということを知り、改めて、世界情勢に疎い自分に気付かされました苦笑
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No.20:
(4pt)

新境地?

垣根涼介さんてこういう本も書くんだな~、と思った一冊

終わり方はあっさりしているが、内容自体は面白いですよ。

垣根作品には珍しく『永遠の眠りに(略』シーンはありません!
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No.19:
(1pt)

う~ん……

フィジーでの日常の出来事の話だが、題名との絡みがよく分からず……
垣根涼介にしては残念な本だった( ノД`)…
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No.18:
(5pt)

フィジーに行ったことはありませんが,フィジーに行ってみたくなるような小説です。

フィジーに行ったことはありませんが,フィジーに行ってみたくなるような小説です。

フィージー人とフィジー系インド人,中国人,日本人が,フィジーの社会の中で現実と向き合い複雑な立場を超えて生活していく様が書かれています。一つの事柄でもそれぞれの視点で描かれたときには,背景や人種の違いから様々な捉え方があるのだと感じ,そこにはけっして分かり合うことのできない壁が存在するのだと思いました。

世の中には,特に先進国には厳格な社会的ルール(道徳)が存在しますが,そこには飢えを防ぐ人間の知恵があり,その飢えの存在しない豊かなフィジーには厳格な社会的ルールは存在しないといいます。それはフィジー人のおおらかで心底明るい共同精神に反映され,そのことは私有財産を原則とするボクたちには根本的な部分で本当には馴染まないものだと感じました。
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No.17:
(3pt)

著者らしい雰囲気

ワイルドソウルや君たちに明日はない、ヒートアイランドを読んできて、今回のはあまり物語に起伏が感じられず物足りなかった。
フィジーの描写は良かったけど、もう少し物語にトゲがあってもいいのでは?と思うくらいマイルドな感じだった。
まあ、それが南国感を醸し出しているといえば成功しているのかもしれないけど、、、

個人的には著者のワイルドソウル的な冒険活劇がもっと読みたいです笑
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4062136406
No.16:
(4pt)

観光として有名なフィージー島。クーデターが起こる。

垣根涼介の物語の構成力に驚くばかりだ。
観光として有名なフィージー島。
そこの若者たちの青春。
フィージー人。インド系フィージー人。日本人。中国人。
ブラと言って、にこやかに笑いかける。

透きとおった海があり、果物はたっぷりある楽園。
『世界一早く朝を迎え、
世界一遅く夜がふけるこの島には、
人しれず伝説の赤い花が咲く。』

そこで、クーデターが起こる。
観光をベースにしていた土産屋は、観光客がこなければ、
成り立たない。
リゾートホテル、日本料理屋、観光会社。
軒並みに影響を受ける。

物語の主人公 ラトゥ。
アイスキャンディをガソリンスタンドでのんびりと食べている。
自由に生きるとは何か。
しがらみがないとおもわれる楽園にも、様々な束縛が、
錯綜する。
茜は、ラトゥを好きになるが、なぜ好きなのか?
その答えが、最後に用意される。
みんな ラトゥが好きなんだよ。
日本人のヨシは、気配りしすぎて、器用貧乏なんだね。
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No.15:
(5pt)

プレゼントです。

遠くに離れている娘に購入しました。アマゾンは、送料無料で日本国内どこにでも送ってくれるので、海外勤務者にはとても便利です。
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No.14:
(3pt)

フィジーで生活したように思わせる、垣根涼介の佳作

久しぶりに垣根涼介の本が読みたくなって、手に取りました。他のレビュアー
の方が書かれているように、派手なドンパチや改造日本車などは出てきません。
その分、フィジーの国の歴史や国民性、青春時代の恋愛、民族間の葛藤などが
描かれています。

 ストーリーも分かりやすく、次の展開が気になるように書かれているので、
非常に読みやすく細切れでも1週間もあれば、読み終わります。

 平日ではなく、週末のベランダで一気読みしたい本かも知れません。フィジー
という国に興味を覚えること間違いなしです。
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4062136406
No.13:
(3pt)

真夏の島を感じさせるが。

垣根亮介氏の作品は、ワイルドソウル、午前三時のルースターなどニッチな国を舞台とした人種ドラマと借金取りの王子などの純粋な人間ドラマに分けられるのではないかと思う。
本作は、そのどちらの要素も持っており、一方で同氏の特徴である車や武器などのマニアックな描写は無い。やはり帯にあるように新たな代表作なのか?
読み進めればフィジアンのおおらかさやアバウトさ、サティーをはじめとするインド系住民やヨシ、ダニーのアジア系の細やかさ(常識)が複雑に絡み合いそれはそれでおもしろいのだが、ストーリー自体は単調に流れる。クーに便乗した事件後の登場人物のあり方に人生の難しさを感じるものの、やっぱりのっぺりした印象は拭えなかった。
もしかしたら、電車の中で読むのではなく、バカンスでゆっくり何も考えずに読む作品だったのかも知れない。少し時間を置いて別のシチェーションで読んで見るのも一考か。
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No.12:
(5pt)

フィジーの国の様子が面白く書けています。

垣根涼介氏の本は、ワイルドソウル以来全部読んでいます。
愚作もありますが、本書はフィジーの様子を男女の機微に絡めて
面白く纏めています。
ニューカレドニア、ハワイ、バリ、ケアンズなど旅行していますが、
今度はフィジーに行きたいと思うような本でした。
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No.11:
(5pt)

幸せな人生とは?と自問してしまう

日本人とある意味で対極(どういう意味かは読めば分かりますが)にあるフィジー人を
通じて、本当の幸せとは何か、を問いかける良作。お金がある暮らしとは、本当に幸せ
な事なのか、を本作ではずっと問い続けている。そして最後に分かる「楽園」の意味…。
日々の仕事に追われ、それが当たり前だと思っていた自分にとって、非常に印象に残る作品
でした。そして本作の著者である垣根氏の守備範囲の広さにも脱帽です。垣根氏の描く
ハードボイルドな世界も好きですが、「借金取りの王子」や本作のような、人生の幸福の
意味を問いかけるような作品もまた、魅力的だと思います。
ただ唯一何点を挙げるとすれば、主人公4人のうち、「アコ」の存在感と言うか、位置づけが
途中から非常に曖昧になってしまったように感じること。日本人は「ヨシ」一人でも良かった
のでは、とさえ思いました。
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4062136406
No.10:
(5pt)

文化と価値観について考えてしまう本です。

たまにいろんな本で著者が発する、「日本人は貧乏くさい、貧乏なのではなく貧乏くさいのだ」というメッセージを思い出した。いつのまにか、お金を貯めることが生きがいになる日本人の幸せってなんなんでしょうか。フィジーを舞台にした価値観の異なる人間たちの物語を読んで、生き方について考えさせられました。
真夏の島に咲く花はAmazon書評・レビュー:真夏の島に咲く花はより
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No.9:
(4pt)

フィジーに行ってみたくなった

これを読んだら思わずフィジーに行ってみたくなるような作品であった。陽気で身体が大きいのだが、豊富な食料があることから仕事は怠ける傾向があるフィジー人とそこに共存するインド人、中国人、日本人など、各人種のそれぞれの立場での考え方が適切に表現されていてとても読みやすかった。そんな中でも裏表のないチョネの人柄には実に好感が持てた。いつでも明るく能天気で無邪気なフィジー人、そんな彼にみんな惹かれていくのは分かる気がする。アコが見つけたかった何かというのもこのフィジー人特有の自由だったと思う。
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No.8:
(3pt)

日本の人間ドラマをフィジーの多民族社会にネジ込んだような物語

設定はフィジー、登場人物もフィジー人、インド人、中国人、日本人と多国籍な割には、展開する恋愛ドラマがすごく日本的すぎる気がしました。フィジー人も日本人と同じような恋愛をするなら、それを説明し、納得させる記述が欲しいものです。事件の展開もちょっと地味な感じがします。あと、日本人家族がフィジーに移住してきてクーデター騒ぎの後も居続けるということは、その家族は相当日本が嫌いか、フィジーが好きかのはずだと思います。なのにその記述がほとんど無く、先進国の日本からフィジーに行き、そこに住みつづけている家族というのが本当に存在するのでしょうか?いかにも物語の為のご都合主義の人物設定だなって思ってしまいました。
けど、フィジーの他民族社会の描き方はとても上手だと思いました。この物語をフィジー人が読んで納得するかどうかは別でしょうけど、単一国家の日本人にとっては一読の価値があるかと思います。それだけに人間ドラマの部分が満足できなかったのが残念と思える作品でした。
真夏の島に咲く花はAmazon書評・レビュー:真夏の島に咲く花はより
4062136406

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