真夏の島に咲く花は

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評判

真夏の島に咲く花はの評価:

3.70/5点 レビュー 27件。 B ランク

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平均点3.70pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全38件 21〜38 2/2ページ
No.18
(3pt)

フィジーで生活したように思わせる、垣根涼介の佳作

久しぶりに垣根涼介の本が読みたくなって、手に取りました。他のレビュアー
の方が書かれているように、派手なドンパチや改造日本車などは出てきません。
その分、フィジーの国の歴史や国民性、青春時代の恋愛、民族間の葛藤などが
描かれています。

 ストーリーも分かりやすく、次の展開が気になるように書かれているので、
非常に読みやすく細切れでも1週間もあれば、読み終わります。

 平日ではなく、週末のベランダで一気読みしたい本かも知れません。フィジー
という国に興味を覚えること間違いなしです。
真夏の島に咲く花は Amazon書評・レビュー: 真夏の島に咲く花はより
4062136406
No.17
(3pt)

真夏の島を感じさせるが。

垣根亮介氏の作品は、ワイルドソウル、午前三時のルースターなどニッチな国を舞台とした人種ドラマと借金取りの王子などの純粋な人間ドラマに分けられるのではないかと思う。本作は、そのどちらの要素も持っており、一方で同氏の特徴である車や武器などのマニアックな描写は無い。やはり帯にあるように新たな代表作なのか?読み進めればフィジアンのおおらかさやアバウトさ、サティーをはじめとするインド系住民やヨシ、ダニーのアジア系の細やかさ(常識)が複雑に絡み合いそれはそれでおもしろいのだが、ストーリー自体は単調に流れる。クーに便乗した事件後の登場人物のあり方に人生の難しさを感じるものの、やっぱりのっぺりした印象は拭えなかった。もしかしたら、電車の中で読むのではなく、バカンスでゆっくり何も考えずに読む作品だったのかも知れない。少し時間を置いて別のシチェーションで読んで見るのも一考か。
真夏の島に咲く花は Amazon書評・レビュー: 真夏の島に咲く花はより
4062136406
No.16
(3pt)

真夏の島を感じさせるが。

垣根亮介氏の作品は、ワイルドソウル、午前三時のルースターなどニッチな国を舞台とした人種ドラマと借金取りの王子などの純粋な人間ドラマに分けられるのではないかと思う。本作は、そのどちらの要素も持っており、一方で同氏の特徴である車や武器などのマニアックな描写は無い。やはり帯にあるように新たな代表作なのか?読み進めればフィジアンのおおらかさやアバウトさ、サティーをはじめとするインド系住民やヨシ、ダニーのアジア系の細やかさ(常識)が複雑に絡み合いそれはそれでおもしろいのだが、ストーリー自体は単調に流れる。クーに便乗した事件後の登場人物のあり方に人生の難しさを感じるものの、やっぱりのっぺりした印象は拭えなかった。もしかしたら、電車の中で読むのではなく、バカンスでゆっくり何も考えずに読む作品だったのかも知れない。少し時間を置いて別のシチェーションで読んで見るのも一考か。
真夏の島に咲く花は (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 真夏の島に咲く花は (講談社文庫)より
4062765705
No.15
(3pt)

真夏の島を感じさせるが。

垣根亮介氏の作品は、ワイルドソウル、午前三時のルースターなどニッチな国を舞台とした人種ドラマと借金取りの王子などの純粋な人間ドラマに分けられるのではないかと思う。
本作は、そのどちらの要素も持っており、一方で同氏の特徴である車や武器などのマニアックな描写は無い。やはり帯にあるように新たな代表作なのか?
読み進めればフィジアンのおおらかさやアバウトさ、サティーをはじめとするインド系住民やヨシ、ダニーのアジア系の細やかさ(常識)が複雑に絡み合いそれはそれでおもしろいのだが、ストーリー自体は単調に流れる。クーに便乗した事件後の登場人物のあり方に人生の難しさを感じるものの、やっぱりのっぺりした印象は拭えなかった。
もしかしたら、電車の中で読むのではなく、バカンスでゆっくり何も考えずに読む作品だったのかも知れない。少し時間を置いて別のシチェーションで読んで見るのも一考か。
真夏の島に咲く花は Amazon書評・レビュー: 真夏の島に咲く花はより
4062136406
No.14
(3pt)

真夏の島を感じさせるが。

垣根亮介氏の作品は、ワイルドソウル、午前三時のルースターなどニッチな国を舞台とした人種ドラマと借金取りの王子などの純粋な人間ドラマに分けられるのではないかと思う。
本作は、そのどちらの要素も持っており、一方で同氏の特徴である車や武器などのマニアックな描写は無い。やはり帯にあるように新たな代表作なのか?
読み進めればフィジアンのおおらかさやアバウトさ、サティーをはじめとするインド系住民やヨシ、ダニーのアジア系の細やかさ(常識)が複雑に絡み合いそれはそれでおもしろいのだが、ストーリー自体は単調に流れる。クーに便乗した事件後の登場人物のあり方に人生の難しさを感じるものの、やっぱりのっぺりした印象は拭えなかった。
もしかしたら、電車の中で読むのではなく、バカンスでゆっくり何も考えずに読む作品だったのかも知れない。少し時間を置いて別のシチェーションで読んで見るのも一考か。
真夏の島に咲く花は (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 真夏の島に咲く花は (講談社文庫)より
4062765705
No.13
(5pt)

フィジーの国の様子が面白く書けています。

垣根涼介氏の本は、ワイルドソウル以来全部読んでいます。
愚作もありますが、本書はフィジーの様子を男女の機微に絡めて
面白く纏めています。
ニューカレドニア、ハワイ、バリ、ケアンズなど旅行していますが、
今度はフィジーに行きたいと思うような本でした。
真夏の島に咲く花は Amazon書評・レビュー: 真夏の島に咲く花はより
4062136406
No.12
(5pt)

フィジーの国の様子が面白く書けています。

垣根涼介氏の本は、ワイルドソウル以来全部読んでいます。
愚作もありますが、本書はフィジーの様子を男女の機微に絡めて
面白く纏めています。
ニューカレドニア、ハワイ、バリ、ケアンズなど旅行していますが、
今度はフィジーに行きたいと思うような本でした。
真夏の島に咲く花は (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 真夏の島に咲く花は (講談社文庫)より
4062765705
No.11
(5pt)

幸せな人生とは?と自問してしまう

日本人とある意味で対極(どういう意味かは読めば分かりますが)にあるフィジー人を
通じて、本当の幸せとは何か、を問いかける良作。お金がある暮らしとは、本当に幸せ
な事なのか、を本作ではずっと問い続けている。そして最後に分かる「楽園」の意味…。
日々の仕事に追われ、それが当たり前だと思っていた自分にとって、非常に印象に残る作品
でした。そして本作の著者である垣根氏の守備範囲の広さにも脱帽です。垣根氏の描く
ハードボイルドな世界も好きですが、「借金取りの王子」や本作のような、人生の幸福の
意味を問いかけるような作品もまた、魅力的だと思います。
ただ唯一何点を挙げるとすれば、主人公4人のうち、「アコ」の存在感と言うか、位置づけが
途中から非常に曖昧になってしまったように感じること。日本人は「ヨシ」一人でも良かった
のでは、とさえ思いました。
真夏の島に咲く花は Amazon書評・レビュー: 真夏の島に咲く花はより
4062136406
No.10
(5pt)

文化と価値観について考えてしまう本です。

たまにいろんな本で著者が発する、「日本人は貧乏くさい、貧乏なのではなく貧乏くさいのだ」というメッセージを思い出した。いつのまにか、お金を貯めることが生きがいになる日本人の幸せってなんなんでしょうか。フィジーを舞台にした価値観の異なる人間たちの物語を読んで、生き方について考えさせられました。
真夏の島に咲く花は Amazon書評・レビュー: 真夏の島に咲く花はより
4062136406
No.9
(4pt)

フィジーに行ってみたくなった

これを読んだら思わずフィジーに行ってみたくなるような作品であった。陽気で身体が大きいのだが、豊富な食料があることから仕事は怠ける傾向があるフィジー人とそこに共存するインド人、中国人、日本人など、各人種のそれぞれの立場での考え方が適切に表現されていてとても読みやすかった。そんな中でも裏表のないチョネの人柄には実に好感が持てた。いつでも明るく能天気で無邪気なフィジー人、そんな彼にみんな惹かれていくのは分かる気がする。アコが見つけたかった何かというのもこのフィジー人特有の自由だったと思う。
真夏の島に咲く花は Amazon書評・レビュー: 真夏の島に咲く花はより
4062136406
No.8
(3pt)

日本の人間ドラマをフィジーの多民族社会にネジ込んだような物語

設定はフィジー、登場人物もフィジー人、インド人、中国人、日本人と多国籍な割には、展開する恋愛ドラマがすごく日本的すぎる気がしました。フィジー人も日本人と同じような恋愛をするなら、それを説明し、納得させる記述が欲しいものです。事件の展開もちょっと地味な感じがします。あと、日本人家族がフィジーに移住してきてクーデター騒ぎの後も居続けるということは、その家族は相当日本が嫌いか、フィジーが好きかのはずだと思います。なのにその記述がほとんど無く、先進国の日本からフィジーに行き、そこに住みつづけている家族というのが本当に存在するのでしょうか?いかにも物語の為のご都合主義の人物設定だなって思ってしまいました。
けど、フィジーの他民族社会の描き方はとても上手だと思いました。この物語をフィジー人が読んで納得するかどうかは別でしょうけど、単一国家の日本人にとっては一読の価値があるかと思います。それだけに人間ドラマの部分が満足できなかったのが残念と思える作品でした。
真夏の島に咲く花は Amazon書評・レビュー: 真夏の島に咲く花はより
4062136406
No.7
(4pt)

暖かく、純粋なフィジーの人たちの心に触れる為に・・・

絶対、フィジーに行きたくなる本!! 
南国の島、海の綺麗なリゾートとしてしか知らなかったフィジー。 
日本人の私から見たらハチャメチャで呆れるけれど、その分人情にあふれた暖かいフィジーの人たちに触れたくなった!!
フィジーに行ったことも無いのに、まるでそこで生活しているような感覚にもなりました。
垣根さんの作品は、これが初めてだったので、他の本も読んでみたいと思います。
他の方がおっしゃっている様に、この本がそれまでの本と趣旨がどのように違うのか、実際に感じてみたいと思いました。
星4つにしたのは、いつか私がフィジーに行ってフィジーを実際に感じたいという希望を残りの1つにこめました。
真夏の島に咲く花は Amazon書評・レビュー: 真夏の島に咲く花はより
4062136406
No.6
(3pt)

意欲作だろうけど、壮大でもない本

『ワイルド・ソウル』に漲っていた壮大なスケールはこの本にはない。
垣根氏お得意の日系人や、ラテンな性格フィジー人が出てきて、
垣根作品が好きな人には浸れるので面白いのだろうと思う。
垣根氏がこれまでに描いていた世界観と重なり、目新しさは無い。
真夏の島に咲く花は Amazon書評・レビュー: 真夏の島に咲く花はより
4062136406
No.5
(4pt)

新境地にチャレンジは成功した

南の平和な島に強く心が惹かれる
食べ物が豊富にあって、一生食べることには不自由しないフィジー人
そんな中でしたたかに生きるインド系、中国系の人たち
そんな中、過激なフィジー人がクーデターを起こした
それが日本人の茜とフィジー人のチョネ、日本人のヨシとインド系のサティのカップルに微妙な影を落とし始める
作者が温かい目を注ぐフィジーの自然がまず素晴らしい
今までと違って派手なドンパチはないが、その代わりにゆったりと流れる時がある
チョネという人物が、実に魅力的に書かれている
真夏の島に咲く花は Amazon書評・レビュー: 真夏の島に咲く花はより
4062136406
No.4
(5pt)

読み心地がよかった

青い海と気さくな人たちで、リゾートのイメージが強いフィジーに、
インド人が半数もいて、クーデターがあったなど知らなかった。その題材がとてもおもしろいと思った。
そんな中、自由に生きているフィジー人のチョネが魅力的だった。
食べ物に不自由しなく、働かなくとも生きていける文化に育ったフィジー人と日本人との対比。
友情、家族、お金……。人間にとって大切なものは何なのだろうか、と思わず考えさせられた。
余韻のあるラストがとてもよく、切なくてはかなさを感じ、読み心地がとてもよかった。
「ワイルド・ソウル」や「君たちに明日はない」とは違った作風だが、
作者の新しい試みが熱を持って伝わる、いい小説だと思った。
真夏の島に咲く花は Amazon書評・レビュー: 真夏の島に咲く花はより
4062136406
No.3
(4pt)

花とは?

フィジーのビチレヴ島国内3番目の都市ナンディタウン に住む四人の若者・・・
日本食レストラン『織田』のマネージャーの日本人:ヨシ
ガソリンスタンドで働くフィジアン:チョネ
父アジャイのお土産物店で働くインド人:サティー
観光で訪れたフィジーの惚れワーキングビザで 移住してきた日本人:茜
それぞれが,いつも通りの朝を迎え,いつも通りの一日を送っていた。
そんなある日,首都スバでクーデターが起こり,若者達の日常へ
少しずつ影を落とし始める。
フィジーへ行ってみたくなった・・・
陽気だけどいい加減。
太っていて怠け者だけど,力持ちでラグビーの時など
驚くほどの俊敏性をみせる。 仕事は覚えないけど,
一度話した人のことは決して忘れない。
この本の中のような子どものような大人のフィジーの人々と
触れ合ってみたいと本を読みながら感じる。本当に南の島に
咲く花のようなフィジーの人々の心だなぁ・・・と感じた。
真夏の島に咲く花は Amazon書評・レビュー: 真夏の島に咲く花はより
4062136406
No.2
(3pt)

良作だが・・・。

フィジーを南の島の観光地、ぐらいにしか知らなかったが、こうもややこしい背景のある国だとは思わなかった。もともとのフィジー人と、インド系移民が混載する国家。その二つの種族の根本的な価値観から食い違う思想や観念。しかしそれが共存している小さな島国・・・。世界にはいろんな国があるなあ、と勉強になった。
さて物語はフィジーに住む種族の違う4人の若者が中心。彼らの友情や愛情などがフィジーに起きたクーデターを背景に描かれている。私はその中でも純粋なフィジー人のチョネに好感を持った。彼の無償の優しさや、人を気遣う心は、自分の保身ばかりを考えてしまう現代の日本人が忘れているものだ。日本人のヨシとアコが彼に惹かれるのも当然に思う。ただし、ストーリー自体は大して盛り上がらなかったなあ・・。この著者は、あの「ワイルドソウル」の作者である。あの作品で見せた圧倒的な臨場感、緊迫感、スピード感、などはほとんど今作では感じられなかった。著者も、全く別のものとして書いただろうから、比べるのは本来おかしいのかも知れない。しかし私がこの作品を手にしたのは、「ワイルドソウル」の著者の最新刊だからである。そういう理由で読んだので、少し肩透かしを食らった。
決して悪い作品ではない。良作だ。しかし名作とは言えないと感じた。
真夏の島に咲く花は Amazon書評・レビュー: 真夏の島に咲く花はより
4062136406
No.1
(4pt)

自由と幸せとは?

南太平洋の島国フィジーを舞台にした小説で、フィジーにおけるフィジー人とインド人の複雑な人種問題を背景に、フィジー人、日本人、中国人、インド人という異なる人種を主要登場人物として登場させ、本の帯に書いているように、自由と幸せというのはいったい何なのかということを読者に考えさせようとしている。特にフィジー人というのは、日本人的価値観からすれば怠惰な人種として描写されているのだが、その反面、ものすごく自由に生きており、また、人間関係を大事にする人種である。お金を持たないといけないという強迫観念に駆られて、あくせくと生活し、仕事し、人間関係が希薄化している日本人とはある意味対極的な生き方をしていると言える。垣根涼介の本ということで、「ワイルドソウル」「ヒートアイランド」的な展開を想定していたので、男女の青春を描く穏やかなトーンの展開にびっくりしてしまったが、これはこれでよい味が出ていると思う。
真夏の島に咲く花は Amazon書評・レビュー: 真夏の島に咲く花はより
4062136406