(短編集)

傍聞き

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評判

傍聞きの評価:

3.60/5点 レビュー 90件。 B ランク

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平均点3.60pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全139件 41〜60 3/7ページ
No.99
(5pt)

素晴らしい短編人情ミステリ

本書には、4編の短編が収められているが、中でも表題作「傍聞き」が出色の出来である。

表題に絡めて2つのトリックがメインプロットとして織り込まれ、その背景に母子家庭の親子間の感情の襞、父親の亡くなった経緯、親戚代わりだった近所のお婆さんの存在といった道具立てが、表題名が表す主題を支え、浮き立たせる。

身近な人々に誤解を抱かせるのも構わずに、自分にとって大切な人に真情を貫く、という主要登場人物の行動を読んで、自分は山本周五郎の短編「釣忍(つりしのぶ)」を思い出した。山本周五郎の短編の中では、この作品が最も好きなのだが、本作「傍聞き」は、「釣忍」に匹敵する名作だと思う。

緻密なプロットと、巧みなストーリーテリングで、最後はほろりとさせる、一級のエンターテイメント小説だ。
傍聞き Amazon書評・レビュー: 傍聞きより
4575236365
No.98
(4pt)

手軽に読める良作短編集

迷走・傍聴き・899・迷い箱、4つの珠玉の人間ドラマが収められた短編集。
魅力的な主人公達の悩み・生き様が、どれも感動的な作品。
4作とも遜色のない良作です。

個人的には、タイトルにもある「傍聴き」がお奨め。
親子関係がテーマの作品ですが、人を動かすにも役立つ内容でした。
傍聞き (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 傍聞き (双葉文庫)より
4575514535
No.97
(4pt)

手軽に読める良作短編集

迷走・傍聴き・899・迷い箱、4つの珠玉の人間ドラマが収められた短編集。
魅力的な主人公達の悩み・生き様が、どれも感動的な作品。
4作とも遜色のない良作です。

個人的には、タイトルにもある「傍聴き」がお奨め。
親子関係がテーマの作品ですが、人を動かすにも役立つ内容でした。
傍聞き Amazon書評・レビュー: 傍聞きより
4575236365
No.96
(1pt)

呆れました・・・

帯に釣られて買いました。
同時に数冊買った中で楽しみにして後で読む部類に入れ(いつも何冊か買っては面白そうな本を後のお楽しみにとっておく癖があるため)さて数冊の本を満足のうちに読み終えていよいよこの本に取り掛かったのでありますが。
「・・・・・・・」「何だこれは?」「一話目はひどい・・・」「もう少しましな出来の話もきっとあるのだろう・・そうでなくっちゃ・・このままでは活字にした意味もわからない・・・・」二話目、三話目、・・・・。
諦めきれず最後まで読みましたが結局全滅でした。

ストーリーも面白くなければ、人間も薄っぺら、品もない。

辛辣すぎるかのようですが、全くひどい出来の小説です。
傍聞き (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 傍聞き (双葉文庫)より
4575514535
No.95
(1pt)

呆れました・・・

帯に釣られて買いました。
同時に数冊買った中で楽しみにして後で読む部類に入れ(いつも何冊か買っては面白そうな本を後のお楽しみにとっておく癖があるため)さて数冊の本を満足のうちに読み終えていよいよこの本に取り掛かったのでありますが。
「・・・・・・・」「何だこれは?」「一話目はひどい・・・」「もう少しましな出来の話もきっとあるのだろう・・そうでなくっちゃ・・このままでは活字にした意味もわからない・・・・」二話目、三話目、・・・・。
諦めきれず最後まで読みましたが結局全滅でした。

ストーリーも面白くなければ、人間も薄っぺら、品もない。

辛辣すぎるかのようですが、全くひどい出来の小説です。
傍聞き Amazon書評・レビュー: 傍聞きより
4575236365
No.94
(5pt)

きちんとした仕掛けのある短編集

落語のサゲに合わせて前振りをしておくように、「傍聞き」という言葉について解説をしておく。で、終盤になるほど、と縦糸の謎解きで感心するとともに横糸にも謎解きがある。やられたというほどの驚きはないが、なるほどね、というくらいの切れ味のある構成だ。
 「迷い箱」のいい年をした男女の純情にも、なかなかの味わいがある。
傍聞き (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 傍聞き (双葉文庫)より
4575514535
No.93
(5pt)

きちんとした仕掛けのある短編集

落語のサゲに合わせて前振りをしておくように、「傍聞き」という言葉について解説をしておく。で、終盤になるほど、と縦糸の謎解きで感心するとともに横糸にも謎解きがある。やられたというほどの驚きはないが、なるほどね、というくらいの切れ味のある構成だ。
 「迷い箱」のいい年をした男女の純情にも、なかなかの味わいがある。
傍聞き Amazon書評・レビュー: 傍聞きより
4575236365
No.92
(5pt)

滋味があり、深い余韻を残す好短編集

子の短編集には、異常な人物はひとりも登場せず、
消防士、刑事、救急隊員、更生保護士という、
「自分を犠牲にしても他人を助ける職業の現場を舞台にして、ある登場人物がとった不可解な行動がミステリの核」
(大森望の解説より)になっている。

どの小説も滋味があり、深い余韻とともに、人の運命や性(さが)に思いを致さざるを得ない。
狭義のミステリーというジャンルを超え、文学を読んだ、という充足感をもたらす。

粒ぞろいの短編集だが、
更生保護施設の女性経営者と、元受刑者である殺人犯の心の交流を描いた「迷い箱」の余韻の深さは、まさに感動ものである。

表題作の「傍聞き」に登場する女性刑事と娘は、新作でも登場し、シリーズ化の構想もあるということで楽しみだ。

小学校6年生の娘がとった奇妙な行動と、それを読み解く母親の思いが、付近で起こる犯罪事件を背景にしながら語られる構造は、間然とすることろがなく、緻密で、しかも意外感がある。

派手な事件、酸鼻な殺人、ねじくれた構成と、異常な登場人物が頻出する多くの推理小説にも、すぐれた作品があることは言うまでもない。

しかし、主流から外れたところで静かな感動を紡ぐ長岡弘樹の小説は、
読んで溜息をつかせるような安心感がある。

3年以内に長岡弘樹が直木賞を受賞しても、
私はまったく驚かない。
傍聞き (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 傍聞き (双葉文庫)より
4575514535
No.91
(5pt)

滋味があり、深い余韻を残す好短編集

子の短編集には、異常な人物はひとりも登場せず、
消防士、刑事、救急隊員、更生保護士という、
「自分を犠牲にしても他人を助ける職業の現場を舞台にして、ある登場人物がとった不可解な行動がミステリの核」
(大森望の解説より)になっている。

どの小説も滋味があり、深い余韻とともに、人の運命や性(さが)に思いを致さざるを得ない。
狭義のミステリーというジャンルを超え、文学を読んだ、という充足感をもたらす。

粒ぞろいの短編集だが、
更生保護施設の女性経営者と、元受刑者である殺人犯の心の交流を描いた「迷い箱」の余韻の深さは、まさに感動ものである。

表題作の「傍聞き」に登場する女性刑事と娘は、新作でも登場し、シリーズ化の構想もあるということで楽しみだ。

小学校6年生の娘がとった奇妙な行動と、それを読み解く母親の思いが、付近で起こる犯罪事件を背景にしながら語られる構造は、間然とすることろがなく、緻密で、しかも意外感がある。

派手な事件、酸鼻な殺人、ねじくれた構成と、異常な登場人物が頻出する多くの推理小説にも、すぐれた作品があることは言うまでもない。

しかし、主流から外れたところで静かな感動を紡ぐ長岡弘樹の小説は、
読んで溜息をつかせるような安心感がある。

3年以内に長岡弘樹が直木賞を受賞しても、
私はまったく驚かない。
傍聞き Amazon書評・レビュー: 傍聞きより
4575236365
No.90
(2pt)

面白くない

少し面白く読めたのは、表題の作品のかた聞きだけで、ほかの3篇は、読み流しただけ、なで、評価が高くて、賞までとったのか、不思議。
傍聞き (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 傍聞き (双葉文庫)より
4575514535
No.89
(2pt)

面白くない

少し面白く読めたのは、表題の作品のかた聞きだけで、ほかの3篇は、読み流しただけ、なで、評価が高くて、賞までとったのか、不思議。
傍聞き Amazon書評・レビュー: 傍聞きより
4575236365
No.88
(5pt)

短編ミステリ

初めて長岡弘樹さんの作品を読みました。

こちらの「傍聞き」、約50ページの短編ミステリが4作収録されています。
どの作品も、1人の登場人物が起こす不可解な行動を中心に展開される物語です。

私が特に関心した点は、描写に無駄がないこと。
全ての描写に意味があり、真相に繋がっていきます。(タイトルも同じく)

それはつまり、人間の行動には全て意味があるということと同じ。
長岡さんいわく「私は怒りや悲しみといった感情よりも、人間の持つ"知"や"理"という側面に、より惹かれている」のだそう。
本作はそのことがよく表れていると思います。

また、私は登場人物が起こす行動の全てに、人間の温かみがある点にも感動しました。
ミステリとして構成が上手いだけでなく、心情の描写も非常に丁寧にされています。

完成度の高いミステリを手軽に読める作品なので、是非手にとって頂きたい。
傍聞き (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 傍聞き (双葉文庫)より
4575514535
No.87
(5pt)

短編ミステリ

初めて長岡弘樹さんの作品を読みました。

こちらの「傍聞き」、約50ページの短編ミステリが4作収録されています。
どの作品も、1人の登場人物が起こす不可解な行動を中心に展開される物語です。

私が特に関心した点は、描写に無駄がないこと。
全ての描写に意味があり、真相に繋がっていきます。(タイトルも同じく)

それはつまり、人間の行動には全て意味があるということと同じ。
長岡さんいわく「私は怒りや悲しみといった感情よりも、人間の持つ"知"や"理"という側面に、より惹かれている」のだそう。
本作はそのことがよく表れていると思います。

また、私は登場人物が起こす行動の全てに、人間の温かみがある点にも感動しました。
ミステリとして構成が上手いだけでなく、心情の描写も非常に丁寧にされています。

完成度の高いミステリを手軽に読める作品なので、是非手にとって頂きたい。
傍聞き Amazon書評・レビュー: 傍聞きより
4575236365
No.86
(4pt)

腰巻が凄い!

腰巻が凄い!『この20年で最高の傑作!仕掛けと感動の珠玉短編を堪能せよ』。^^

確かに、非常に短編らしい短編。最初の一行目から無駄なく話が進み、
我々は作者の意図通り騙されて、お約束通り綺麗に落ちる。
但、ミステリとあるが、どちらかと言うとO・ヘンリー型の人情噺の様な読後感だった。
やや地味な物語設定であることを除けば、帯の謳い文句に偽りはないが、如何せん二百頁四話は余りにも分量不足。
著者の文体のリズムに乗る前に読み終わってしまった。この三倍位のボリュームが欲しいところ。

ところで『傍聞き』って言葉を初めて知った。
傍聞き (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 傍聞き (双葉文庫)より
4575514535
No.85
(4pt)

腰巻が凄い!

腰巻が凄い!『この20年で最高の傑作!仕掛けと感動の珠玉短編を堪能せよ』。^^

確かに、非常に短編らしい短編。最初の一行目から無駄なく話が進み、
我々は作者の意図通り騙されて、お約束通り綺麗に落ちる。
但、ミステリとあるが、どちらかと言うとO・ヘンリー型の人情噺の様な読後感だった。
やや地味な物語設定であることを除けば、帯の謳い文句に偽りはないが、如何せん二百頁四話は余りにも分量不足。
著者の文体のリズムに乗る前に読み終わってしまった。この三倍位のボリュームが欲しいところ。

ところで『傍聞き』って言葉を初めて知った。
傍聞き Amazon書評・レビュー: 傍聞きより
4575236365
No.84
(4pt)

傍聞きは☆5つ

ミステリ要素が強い短編4つが集録されている。

個別に☆を付けてみた。
迷走☆3、傍聞き☆5、899☆3、迷い箱☆3。

この中でも傍聞きはかなり良かった。

相手に何か伝えたい時、直接話すより誰かに話しているところを聞かせた方が、より想いが伝わるのだとか。それを傍聞きというのだそうだ。
その傍聞きをキーワードに物語が見事に展開していく。読んでいて気持ちが良かった。おぉ〜と感嘆の声を上げることしばしば。短編であるにもかかわらずである。
傍聞き (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 傍聞き (双葉文庫)より
4575514535
No.83
(4pt)

傍聞きは☆5つ

ミステリ要素が強い短編4つが集録されている。

個別に☆を付けてみた。
迷走☆3、傍聞き☆5、899☆3、迷い箱☆3。

この中でも傍聞きはかなり良かった。

相手に何か伝えたい時、直接話すより誰かに話しているところを聞かせた方が、より想いが伝わるのだとか。それを傍聞きというのだそうだ。
その傍聞きをキーワードに物語が見事に展開していく。読んでいて気持ちが良かった。おぉ〜と感嘆の声を上げることしばしば。短編であるにもかかわらずである。
傍聞き Amazon書評・レビュー: 傍聞きより
4575236365
No.82
(4pt)

読みやすいミステリー

ミステリーというとドロドロとした殺人事件の犯人探しが中心だが
この本の話は そういう内容ではなく
それぞれの話で微妙な心理描写で考えさせられる。
更生保護施設所長
消防隊員
刑事
救急隊員

その仕事もわかりやすく読みやすかった。
傍聞き (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 傍聞き (双葉文庫)より
4575514535
No.81
(4pt)

読みやすいミステリー

ミステリーというとドロドロとした殺人事件の犯人探しが中心だが
この本の話は そういう内容ではなく
それぞれの話で微妙な心理描写で考えさせられる。
更生保護施設所長
消防隊員
刑事
救急隊員

その仕事もわかりやすく読みやすかった。
傍聞き Amazon書評・レビュー: 傍聞きより
4575236365
No.80
(4pt)

学校の図書館に置いて良い本。

とても良い本でした。ミステリーとか警察小説とか書かれていて、難しいイメージを持ちつつ読み始めましたが、全くそのような感じでは無く、かえって身近な話として読めました。主人公が加害者や直接の被害者では無く、その家族や取り巻く関係者の話。更生施設の施設長、消防署ポンプ隊の隊員、救急隊員、警察署強行犯係の刑事、それぞれの人が被害者家族であり、そのなかに母子家庭の問題や幼児虐待、病院のたらいまわし、逆恨みでの犯行、自転車事故などなど、最近問題視されている事が、自然にお話の中に盛り込まれています。(でも風俗的なHな物は無かった様な…)そしてちゃんとお話もハッピーエンド?とは言えないかもしれませんが、決着を付けています。学校の図書館にあって良い本と言った感じでした。ただあまりにも前評判が良かったと言うか熱かった感じだったので肩すかしを食らった感じもあり、☆をひとつ減らさせてもらいました。
傍聞き (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 傍聞き (双葉文庫)より
4575514535