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ふたつめの月
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ふたつめの月の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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小説のレビューではなく物理的な商品のレビュー。 確かにまだ読まれていない本のようだが、1ページ目から濡れた跡でヨレヨレしわくちゃ。カバーには折れ目。全体的にも薄汚い。私の基準ではとてもコンデション良好とは思えない。 | ||||
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人ってやさしさを、持っている。それはちゃんと通じる | ||||
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作者の優しさと同時に、「人間っていいな」と再認識させてくれる本です。家庭にありがちな問題を挿入して、それを克服する主人公の心理を描くことで、読者に成長を共感させ、自身もやさしい気持ちになっていることに気づかせます。前作『賢者はベンチで思索する』の続編だけあって、「サスペンスもの」にありがちな「怒り」がなく、癒されるような、そんな本です。 | ||||
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「賢者はベンチで思索する」を読み、面白かったのでこちらの続編も読みました。 前作と同様、3編からなっており、前作では3編目が一番面白かった、というか1編目、2編目はその振りだったのかなという印象だったのですが、こちらはどのストーリーも温度差なく読めました。 どの話も謎解きの部分は少し突飛な感じがしましたが、その分予想できない展開だったので楽して良かったです。 赤坂老人の名言、キャラが魅力的でファンになってしまったので、もしまた続編が出たら読みたいです。 | ||||
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シリーズを2冊読みました。 ミステリーとして読むと謎が最後まで分からなくてドキドキという感じではありませんが、小説として読むと引き込まれるような魅力があります。 この本を読んでから、特に主人公と老人との関係が忘れられなくて、ずっと思い出しては考えています。 忘れられない出会いというものが人生にはあり、いつかそういう出会いが私にもあればいいなと思いました。 | ||||
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綺麗な本でした。入り込みました。ほのぼのしました。価格も手頃なのに良かったです。 | ||||
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第1作目のファミレスでフリーターをしていた久里子。そこはやはり日々 お客が来ます。 常連さんや そうでない人々。そんな環境だからこそ 日常の謎のようなモノな成り立ったかなと。でも久里子もフリーターではなく 就職します。2年後もファミレスでバイトだと、やはり久里子が 23歳とはいえ 就職したいところまだ見つからない?と 心配になるので(笑)本作の、第1話では 契約社員から 正社員になるという幸先いいスタートかと思ったら リストラ?それは落ち込むよね、23歳だから、世間では若いから大丈夫と思われたって 。自分は会社に必要ではなかった、、正しし落ち込み方だと思います。が、どうやら真相はそうではないらしい。赤坂(前作ではほぼ国枝さん)との再会から 謎が解けてゆきます。本作では 正社員からいきなり 解雇された久里子なので、日常の謎とは なかなかゆかず、前作の方がミステリ要素あって面白かったと思われる方も多いかと。個人的には 久里子の恋愛と 23歳で若いとはいえ 真面目に人生を考える久里子の生長が、楽しめました。 弓田君との関係が2年で、やっと進みました(笑)でも久里子らしいし、弓田くんらしので。ラストのお話しでは本屋に就職しており、学んだことは きっと何かに役立つはず という赤坂さんの言うとおり 久里子も、本屋で働きながら 服飾専門学校で学んだことを生かせるモノを見つけたっぽいラスト。 タイトルとなったラストのお話しは、ロマンがあり またもや赤坂さんの謎が増えたような。続きあるといいなぁ。アンとトモにも会いたい♪ | ||||
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あまりテンション高くなくてどこか健気な久里子(二十三歳女子)のお話。おぼこい久里子はまだ人間の心理に疎い。行動の裏に隠された心理に気づくことで、大小さまざまな試練を乗り越えてゆくミステリ形式の成長譚。 久里子は作者の地に近いんですかね。文章そのものに真面目で健気な感じが漂っています。そういう空気感が好きな人にはお薦め。テンションの高さやはらはらどきどきを期待する人には時間の無駄かも。 作品として特別おもしろいというわけじゃないんだけど、おれはその空気感が心地よかったです。久里子にとっての癒しの存在である二匹の犬がまたいいんだ。解説も担当している松尾たいこさんによる表紙の絵もかわいい。犬を飼っている自分としてはすごく共感できました。 解説によれば本書は『賢者はベンチで思索する』の続編だそうで、そちらでは久里子はまだ二十一歳。読んでみたくなりました。だれかテレビドラマ化してくれないかな。金曜の深夜の三十分枠とかで地味にヒットしそうな気がするんだけど。 | ||||
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私は女性作家って苦手で、読むのはほとんど男性作家ばかりです。 この本は、書店でたまたま出しっぱなしになってたのを、表紙が可愛くて手に取りました。出した方ありがとう(笑) 何とも表現しがたい、不思議な心地よさのある文章。 お話は、波瀾万丈ではなく、身近だけどちょっとした謎つきという感じ。 でも、日常生活がそうであるように、特にエピソードに終わりはない。 赤坂さんはまた久里子に会いにくるかもしれないし、来ないかもしれない。 それでも何となくお話に締まりがありますね。主人公が成長しているからかな。 続きをぜひ出してほしいです。 ところで……冒頭読んでちょっと?だったのですが。 国枝老人と赤坂さんて同じ人じゃないんですっけ? 私の理解が足りないのかな……はて? | ||||
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前作、『賢者はベンチで思索する』に比べ、ミステリ―要素に乏しいと感じました。九里子の恋愛に絡むエピソードが多く、それを期待していなかった自分としては少々退屈感を覚えました。ところどころで、「うん」と納得できるような言い回しや比喩表現が見られたのは個人的に○です。そういう文章力が近藤さんの魅力だと思っていますので。 次はもっとハッキリとしたミステリを読みたいかな。 | ||||
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「サクリファイス」で息もつかせぬ男の戦いを描く人が、20代の女の子の目線でこぉんな話を書いてしまう。。。すごすぎる。 仕事に疲れてちょっと気分転換したい時、ぴったりでした。 木村さん、自己都合の書類偽装したんだろうか…。 赤坂老人の謎は、次回に持ち越しと思われるところもニクイ。 | ||||
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とてもとてもよかった・・・主人公の性格や行動もとてもしっくりくる。物事に対する感じ方もとても魅力的だ。この作家の作品は、とてもとても自然な感情描写が素敵だ。一つ一つの言葉がこころにしみるようだった。読みながら、共感して涙がこみあげてくるところもあって、読み終えてしあわせな気分になった。 | ||||
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『賢者はベンチで思索する』の続編となる短編集。例によって、主人公の周囲に巻き起こる日常の謎を、これまた謎の安楽椅子(?)探偵が解く。 ・・・と書いたものの、実は解かなければいけない謎は、きわめて個人的(主人公にとって)な感じ。日常に起きるけれど一度気になってしまうととても不思議で、説明がつくととてもすっきりする、だけど別に誰がどう助かるわけでもない、みたいな、いわゆる北村薫的に描かれる「日常の謎」とはちょっと路線が違う感じになっているのだ。 これはこれで一つの分野なのかもしれません。これの描写のメインは、日常の謎、ではなく、日常、です。でもまあ、何だかんだ言っても、読んでいて楽しいことは間違いないです。前作もなかなか読ませる文章になっていたし、作者は、ミステリよりもこの手の話の方が得意なのかもです。 | ||||
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『賢者はベンチで思索する』の続編でいろんな事が主人公の周りで起こります。職場で社員に抜擢されたのに突然リストラの対象になってしまい首になったはずなのに、なぜか辞めたのは自分ひとりだけ。それも自分から退職したようになっていて上司も怒っていると言うのがわかります.....?恋人と思っていた人は外国へ行ってしまうし。底辺の話ではまたまた謎の多い老人が謎の行動をしているのですが、前話では男の子を救う為だった訳ですが、同じように私利私欲での行動ではないと言うのが最後で分かります。主人公も偶然にも自分がやりたいことの光が見えたような話の終わり方になっていて続編を早く読みたい気持ちにさせられました。 | ||||
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