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武家屋敷の殺人



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【この小説が収録されている参考書籍】
武家屋敷の殺人 (講談社ノベルス)
武家屋敷の殺人 (講談社文庫)

武家屋敷の殺人の評価: 3.70/5点 レビュー 20件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.70pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全20件 1~20 1/1ページ
No.20:
(2pt)

追うのがめんどくさくなるトリック

中盤までは何とか理解しようと読み進めてたが、二重三重のトリックにウンザリしてきて後半流し読み

※以降完全ネタバレ注意
怜子が岸積を唐突にさつがいして何でそれを才藤と思わせられるのか?
動機から行動、結果が破城すぎると思うのはわたしだけか…
浜中刑事もののほうが断然面白いっす
武家屋敷の殺人 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:武家屋敷の殺人 (講談社ノベルス)より
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No.19:
(4pt)

ホラーではなく、ミステリーかな。

どんでん返しの連続という感じで、最初はサクサクと話も面白く読めちゃうのですが、最後の方になると、ここまでしなきゃいけないのかな?とか、色々な小さな疑問が出て来ちゃいましたが、ホラー枠だったわけではなかったのですが、楽しめて読むことが出来ました。
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No.18:
(4pt)

本格派

久しぶりに1を聞いて10を知るタイプの名探偵物。

トリックにこれはないだろ?って思うのもありますが
まあまあ読み進めれる。
もう少しまとまれば5点満点。
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No.17:
(3pt)

恐い・面白い・恐い・面白い・そりゃないわ・マジかー

読み始めが恐くて、先を読もうかどうしようか迷いましたが、恐いもの見たさで読みました。
謎の解き明かしが小出しで、ところどころイラッとさせられるところがけっこうありました…その小出しにしてくるキャラもあまり好きじゃなかったかも…
(『どういうことだ?!』『あとではなす』…みたいな)
後半は少し複雑で『んん?』と思うところもありましたが、深く考えずに読み飛ばしました(笑)。
最終的に『えー⤴️』と『えー⤵️』が半々くらいな作品でした。
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No.16:
(5pt)

スルーされるような凡作ではない

たぶん小島正樹の最高傑作。
個々のトリックがそれぞれ絡み合ってお話を構成しているところが作者の他の作品と異なる。
解決編の怒涛の種明かしは圧巻で、幾つかの会心の小ネタは作者の今後の創作を危惧してしまったほど。
たぶんとっておきのネタだったはず。
メイントリックも説得力は充分で、そこから連鎖して構成されるトリックも謎も鮮やか。
作者の他の作品にたまに顔を覗かせるサプライズの肩透かしはほとんどない。

ただ難点は、後半の解決編を怒涛の奔流にするために、ストーリー自体のバランスがかなり悪いこと。
読みなれた読者なら何かが待ち受けているのが明白すぎて、その為の根回しが読んでいてちょっと辛い。
一部腑に落ちない登場人物の行動もある。
謎があまりに謎すぎて、逆に一周回って読む気がなくなるパターン。

けれども食わず嫌いでスルーされるような作品ではない。
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No.15:
(5pt)

妻に買いました。喜んでいます。

中古でこの値段で助かった。高いお金を払う新書より、きれいに製本されている中古本で満足しています。
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No.14:
(1pt)

カスタマー

読み始めからだんだんと物語に引き込まれていきますが、半分ぐらいから同じような繰り返しがあり、登場人物をよほど注意をして読まないとわからなくなります。このあたりは作者が意図的に書かれているのか、どうかわかりません。
後半から殺人のトリックが示めされますが、推理するにはあまりにもかけ離れたトリックで、果たして推理小説かどうか疑問に思います。
小説だからまだ許されていますが、映像化はとても無理です。このような小説です。
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No.13:
(1pt)

消えた氷室。死んだはずの人間が蘇る。そして瞬間移動…!

ワトスン役が「〜〜っす」という、気に障る口調なのは方言なのかな?非常に読み心地が悪かったです。一人称は『わし』だし、この人いくつなの?
探偵役がまったく魅力的でないのは『十三回忌』と一緒です。もうちょっとなんとかならなかったのか。

トリックが『詰め込み過ぎ』とは感じなかった。あまり読者をひっぱていく展開ではないので、中だるみしている中盤でも、もっともっと小ネタを連発してもらいたかった。

真相は二転三転四転五転で、結局何が真相なのか…。どれでもいい。これだけ仮説があったら、真相なんてどれでもいいんじゃないか。悪い意味で『やりすぎ』でした。

なんだろう…この『ミステリ、昔は良かったよなあ感』は…。
単に過去にしがみつき、過去を美化してるだけなのか。
ああ…私はずいぶん…年を取ってしまったよ…。
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No.12:
(4pt)

島田荘司っぽい謎と解決

島田荘司氏との共著でデビューした著者らしく、80年代の不可能トリックがてんこ盛りだった時期の島田荘司氏の作風を引き継いだような本格推理の力作に仕上がっている。
キャッチコピーの新感覚のジェットコースターミステリーというのはあまり感じられず、むしろこんなてんこ盛りの怪奇現象みたいな不可能トリックをやや強引とも言える力技で全て合理的に謎解きする過程が島田氏直系の雰囲気である。
謎の大風呂敷の広げ方の大袈裟と真相が分ってからのやや尻すぼみな感も島田氏直系・・・・のような気がするが、トリックを惜しげもなく詰め込んで、さらにラストでどんでん返しもやってしまうなど読み応えはかなりのもの。
あまり怖さやおどろおどろしさは醸し出されていないのがやや物足りないが、かなりの長編ながら一気にダレずに読ませる作品である。
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No.11:
(4pt)

探偵の性格は「無礼、無愛想、無表情」で、物語の七割くらい、不在です

冒頭の「日記からの推理」のところでは、私はなんだか、「シャーロック・ホームズが帽子やステッキから持ち主を推理するところ」を連想しました。
また同時に、「この本の推理には、よく考えたらけっこう博打っぽいところもある」とも感じたのですが、それでも、ずっと面白く読みました。…

これは皆さんがもう書いておられますが、ワトスン役にあたる人物、「鹿児島出身で東京在住の弁護士」川路の、言葉遣いがやはり気になります。
初対面の依頼人(若い女性)と待ち合わせたときの第一声で、「静内さんっすか?」と呼びかけます。(もしかしたら薩摩弁なのかもしれないのですが、この場合は、どうしても非常識なひびきに聞こえてしまいます。)
きっと、「彼が高級弁護士ではなくて、料金も格安ランクであること」や、「義憤に燃える熱血漢であること」などを表現しようとしているのだと思うのですが、(そして、川路のそうした行動の描写もいろんな場面で描かれるのですが)それでもあまりいい印象を受けません。主要人物なので、もったいない気がします。

硬い調子でえんえんと、複雑な謎解きが語られる本で、もう少しくつろいだ雰囲気があるといいなあ、と思いました。
また、登場人物の描写が、印象があいまいなひとが多く、もう少し人物像が頭に浮かぶように書いてあるといいなあ、とも感じます。

この小説には章のあいだに、「断片」という文章がはさまれています。変化がついて良いのですが、私は「この中で書かれているエピソードは、無いほうが良かった」と感じました。そのかわりに例えば、「3章の2」のようなものをもっと増やして、それを「断片」として挟み込んだほうが、物語がわかりやすくなるんじゃないかという気がしました。
(この小説には「伝聞の情報」が多く、「直接の体験」や「事実の目撃」の描写が少ないので、読んでいてとても疲れます。)

けれど、そうした細部の不満はいくつかありますが、それでも「考え抜かれた本格推理」という大きな印象は、ゆるがずに読後に残りました。
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No.10:
(2pt)

っす。

初めの方は一気に読みました。いい感じの不気味さで。
その後の、弁護士の話し方「わし」「ないっす。違うっす。そうっす。」気になって読みすすめられません。
脳内変換にも限界があり、イライラが募るばかり。まだ読み終えてないので、内容が面白いのかはわかりません。
耐えられれば最後まで読みますが。
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No.9:
(4pt)

探偵ふたりのキャラが惜しい

★の評価が高かったのではじめてこの作家を手にとりました。
よくこれだけのトリックを考えたと感心します。
サービス精神旺盛、二転三転最後まで飽きさせません。
惜しむらくは探偵役の弁護士とその友人。
冒頭の衝撃的な日記でひきこまれていくのですが
弁護士が登場後は
「わし」「〜っす」という言い方が気になり
読み進めるのが苦痛になりました。
友人の那珂も態度が悪くてどうにも好きになれません。
(このふたりのせいで再読はきついなあ)
特徴づけ個性的にしたかったのだと思いますが
チームバチスタの白鳥のように
鼻についても魅力あるキャラクターはいるので
キャラクターづくりは仮題だと思います。

ストーリーはとてもよかったし、文章自体は読みやすいので
探偵キャラが本当に惜しい。主役はキモなので★マイナス2
トリックはとても考えているし面白かったので総合で★3.5だけど
期待度いれて★4です。
違う主人公の作品も読んでみたいですね。
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No.8:
(5pt)

小ネタ炸裂の傑作

この小ネタ炸裂は、うれしい。
ライトな謎が、提出されては解決されていく。
その軽い意外性と驚きが、いくつもいくつも続くのだ。

かつて、こんなことを試みた作家はいなかった。
大ネタ一本での一発勝負、というのは、島荘御大が得意とするところだ。
中ネタくらいの仕掛けで長編一本を作ってしまう、というのは、かなり多く見られる。
どちらがどうとはいえないが、小ネタで勝負する場合は、やはり数で稼がなくちゃ。

本書にいくつ小ネタが仕込まれているのかは、数えてみないと分からない。
しかし、このネタの締め込み具合は、正直きちがいじみている。
もっと節約して使って、二つくらい作品を書いちゃえばよかったんじゃ、と思っちゃうよ。
もったいなくも、読者にとっては、とっても贅沢である。

ストーリーは他のレビュアーにまかせる。
探偵役の造形だけは、少々いただけない。
他人の人生を見通し、それを左右する役回りだから、それなりの個性でなければ、主役から陥落してしまう。
だから、もっと個性の強い、強力な人物でも良かった。
そう、まるで御手洗みたいにね。
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No.7:
(3pt)

日本一性格の悪い探偵

基本的にはホームズとワトソン物。ホームズ役がリバーカヤック好きのフリーター。ワトソン役が弁護士。そして、このホームズ役の探偵の性格がとても悪い。若くて美しい依頼人の女性にも結構きついことを言う。ましてや、ワトソン役の男にはもっとひどい。とてもいやな奴だが、そこにこの小説の面白みもあり、他の作品との差別化がなされていた。最後までそれを貫いた方がよかったかも。その他の人も、作品の中で性格が変化しすぎのように思う。そのひどい奴が活躍する最初と最後はなかなか面白い。そいつが長良川まで行ってカヤックをやっている期間にワトソン役が活動するのだが、それがやや中だるみをしている感がある。とにかくたくさんの謎が出てくるが、どんどん解決していって、最後にはひとつも残さない。その謎も奇想天外だ。
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No.6:
(2pt)

期待の割には…

冒頭など特に 島田荘司氏の『眩暈』を彷彿とさせる作品だ。
ただ 作品として『眩暈』の域には達しておらず、新鮮味も感じられなかった。
まず登場人物にあまり魅力を感じられないことが挙げられる。
ワトソン役(兼少しホームズ役でもある)の川路弁護士だが、自分のことを「わし」と言うのに、語尾を「○○っす」と話すなど、人物像が絞りづらい。
ヒントだけ与えるホームズ役の邦彦に関しては、なんだか全く好感が持てない。
たすきに「どんでんがえし」と書いてある割には、予想の範囲を超えない結末だし、意外性もリアリティーもあまり感じられなかった。
ただ個人的にはこういったジャンルは最高に好なので、どうかかんばって素晴らしい作品を生み出してもらいたい作家さんである。
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No.5:
(5pt)

今年のベスト!

大変面白く、衝撃的でした。
この作品で著者のアイデアが枯渇してしまうのではないかと心配してしまうくらいのサービスぶりです。
種明かしも無理がなく(ひとつだけちょっと首をひねるものがありますが)、納得できるもので作者の力量に脱帽しました。
これだけ1冊に謎と謎解きが詰め込まれた作品も珍しいのではないでしょうか?
もちろん、お約束の2転3転の結末。
各種ミステリランキング本でベストテンに入るのは間違いないでしょう。
私的には今年一番の収穫です。
****ちょっとネタばれ注意!!***
「主な登場人物」のページの記述は、わざと”ヒント”としてあのように記載しているのでしょうか?
それとも、出版社の手違い????
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No.4:
(5pt)

衝撃を受けました(^O^)/

この本を手にとって読んでいくと、先を読まずにはいられなくなる。そんな作品です。推理小説ファンならば、一度読んで、損はないと思います。これは、オススメ出来ます。私は高校生なので文が間違ってるかもしれませんが、そこは気にしないで下さい。
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No.3:
(5pt)

文句なし。当り。

共著なども含めると小島正樹の3作目の作品。
当り。非常に出来が良い。武家屋敷という舞台や、ミイラ、過去の事件など作品の持つ雰囲気は、ホラーやゴシックに近しいものを持っているように感じる。しかし、スタートからラストの解決まで幾つもの謎が提示されるが、それらの解決に際して、なんら超常的な方法に頼らず、きちんと論理で納得出来る形での解決を与えている。その点が非常に好印象だ。
裏表紙の説明書きにあるような、「目が離せないジェットコースター新感覚」かはともかく、確かに、きちんとしたミステリーになっていると思う。それだけに、この説明書きは(出版社側が)もう少し気を使ってもらいたい。これだけの水準の作品であるならば、良くある陳腐な説明では不足だし、「目が離せないー」云々では装飾過多に感じる。とはいえ、作品の出来としては申し分なし。余計な前情報は入れずに普通に読めば良いと思う。
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No.2:
(5pt)

絶対にお薦めの作品です!!

これは絶対に読んで損はないと思います。本当にこれでもかというくらいのトリックと、自分の推理とはまったく違う等々、とにかく読み進めて行くうちにどんどん小島マジックに引き込まれていきました。
中途で少し?と思うところがありましたが、それは怒涛のごとく押し寄せる終盤への大事なところだとわかり、2度目に読んだときは小島氏の緻密な計算があったのだと感心してしまい、
この作品は期待していた以上の傑作だと思いました。
小島正樹という作家は書くたびに進化を遂げて、いずれ御大に肩を並べるまでに成長する逸材かもしれません。
早く、4作目を読みたいと思います。
武家屋敷の殺人 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:武家屋敷の殺人 (講談社ノベルス)より
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No.1:
(5pt)

期待の作家!

斬新なトリックを駆使したストーリーは、スリリングで軽快!
小島正樹に大きな期待をしている。
武家屋敷の殺人 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:武家屋敷の殺人 (講談社ノベルス)より
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