暴雪圏

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評判

暴雪圏の評価:

3.68/5点 レビュー 38件。 B ランク

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平均点3.68pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全37件 21〜37 2/2ページ
No.17
(4pt)

丁寧な丁寧な、だけど、ちょっと気になる所も

佐々木譲さんらしい丁寧な作品だと思いました。
現実は優しいものではないし、思い通りに行かない事も多い、ということを繰り返し思い起こさせられました。
それにしても、この作品を読んでいて、人生が嫌なものに見えるのはなぜでしょう。
ちょっと後味が悪かったです。
暴雪圏 Amazon書評・レビュー: 暴雪圏より
410455507X
No.16
(4pt)

丁寧な丁寧な、だけど、ちょっと気になる所も

佐々木譲さんらしい丁寧な作品だと思いました。
現実は優しいものではないし、思い通りに行かない事も多い、ということを繰り返し思い起こさせられました。
それにしても、この作品を読んでいて、人生が嫌なものに見えるのはなぜでしょう。
ちょっと後味が悪かったです。
暴雪圏 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 暴雪圏 (新潮文庫)より
4101223246
No.15
(4pt)

自然への畏怖

制服捜査に続く川久保巡査シリーズの第二弾ということで
期待大で読みました。
レビュー上では賛否両論のようですが、私は面白いと思いました。
とにかく自然は怖い、ということを思い知らされた一冊でした。
暴雪圏 Amazon書評・レビュー: 暴雪圏より
410455507X
No.14
(4pt)

自然への畏怖

制服捜査に続く川久保巡査シリーズの第二弾ということで
期待大で読みました。
レビュー上では賛否両論のようですが、私は面白いと思いました。
とにかく自然は怖い、ということを思い知らされた一冊でした。
暴雪圏 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 暴雪圏 (新潮文庫)より
4101223246
No.13
(4pt)

暴風雪の中の犯罪群像劇

北海道帯広近郊にある架空の町・志茂別を彼岸荒れと呼ばれる暴風雪が襲う中での犯罪群像劇。

犯罪者以外の多くの登場人物にもスポットライトを当て、暴風雪の中、思い通りにいかない様々
な人間模様を描いている。「制服警官」に続く川久保巡査部長シリーズではあるが、彼も登場
人物の一人に過ぎない。

閉じられた空間の中という展開は過去に多くの謎解きミステリーを生んできたが、この作品は
謎解きには重点を置いていない。暴風雪に閉じ込められたことにより、それぞれの登場人物たち
にもたらされる思わぬ展開に力点が置かれている。ある者は秘密を暴風雪と共に過去に追いやり、
ある者は犯罪を無きものにし、ある者は新しい出会いを手に入れる。

面白い作品とは思うが苦言を一つ。今まで色々な群像劇を読んできたが、これほど登場人物の
名前を覚えづらかった小説は珍しい。場面転換のたびに○○って誰だったか?と考えてしまった。
もう少しその辺の工夫が欲しかった。
暴雪圏 Amazon書評・レビュー: 暴雪圏より
410455507X
No.12
(4pt)

暴風雪の中の犯罪群像劇

北海道帯広近郊にある架空の町・志茂別を彼岸荒れと呼ばれる暴風雪が襲う中での犯罪群像劇。

犯罪者以外の多くの登場人物にもスポットライトを当て、暴風雪の中、思い通りにいかない様々
な人間模様を描いている。「制服警官」に続く川久保巡査部長シリーズではあるが、彼も登場
人物の一人に過ぎない。

閉じられた空間の中という展開は過去に多くの謎解きミステリーを生んできたが、この作品は
謎解きには重点を置いていない。暴風雪に閉じ込められたことにより、それぞれの登場人物たち
にもたらされる思わぬ展開に力点が置かれている。ある者は秘密を暴風雪と共に過去に追いやり、
ある者は犯罪を無きものにし、ある者は新しい出会いを手に入れる。

面白い作品とは思うが苦言を一つ。今まで色々な群像劇を読んできたが、これほど登場人物の
名前を覚えづらかった小説は珍しい。場面転換のたびに○○って誰だったか?と考えてしまった。
もう少しその辺の工夫が欲しかった。
暴雪圏 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 暴雪圏 (新潮文庫)より
4101223246
No.11
(4pt)

読みやすいです。

佐々木譲さんの作品は初めてでしたが、読みやすく、終わりまで流れるように読んでしまいました。
登場人物の一人ひとりの設定が緻密に作られ、こまかく描写され、容易に感情移入しながら読むことが出来ました。
また、雪山の描写も、 真保裕一「ホワイトアウト」に引けをとらない現実味がありました。

後半から解決に向かっていく展開に疑問が残りましたが、
前記の2つをふまえて自信を持って人に勧めることができる一冊です。

余談ですが…
友人に聞くと佐々木譲「制服警官」と比べると…と言っていました。
時間を見つけてぜひ読んでみたいです。
暴雪圏 Amazon書評・レビュー: 暴雪圏より
410455507X
No.10
(4pt)

読みやすいです。

佐々木譲さんの作品は初めてでしたが、読みやすく、終わりまで流れるように読んでしまいました。
登場人物の一人ひとりの設定が緻密に作られ、こまかく描写され、容易に感情移入しながら読むことが出来ました。
また、雪山の描写も、 真保裕一「ホワイトアウト」に引けをとらない現実味がありました。

後半から解決に向かっていく展開に疑問が残りましたが、
前記の2つをふまえて自信を持って人に勧めることができる一冊です。

余談ですが…
友人に聞くと佐々木譲「制服警官」と比べると…と言っていました。
時間を見つけてぜひ読んでみたいです。
暴雪圏 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 暴雪圏 (新潮文庫)より
4101223246
No.9
(4pt)

読み応え十分

北海道の片田舎で地嵐の日に起きるいくつかの事件が
相互に絡まっていく物語。
これは結構考えさせられました。
一番緊迫感があるのは、暴力団組長宅を襲った
強盗殺人とその逃走犯の話。
不倫関係を清算したい人妻。
川岸で発見された女性の遺棄死体など、
事件は多彩です。
読み応えのある小説だと思います。
暴雪圏 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 暴雪圏 (新潮文庫)より
4101223246
No.8
(4pt)

読み応え十分

北海道の片田舎で地嵐の日に起きるいくつかの事件が
相互に絡まっていく物語。
これは結構考えさせられました。
一番緊迫感があるのは、暴力団組長宅を襲った
強盗殺人とその逃走犯の話。
不倫関係を清算したい人妻。
川岸で発見された女性の遺棄死体など、
事件は多彩です。
読み応えのある小説だと思います。
暴雪圏 Amazon書評・レビュー: 暴雪圏より
410455507X
No.7
(4pt)

現実のやりきれなさ

『制服捜査』と舞台が同じで、川久保篤巡査部長が登場するのですが、『制服捜査』とは全く違った傾向の作品だと思います。『制服捜査』では、閉鎖社会のなかで見え隠れする犯罪、その根元にある腐敗、それを外部からやってきてその社会の住人となった主人公が暴いていくことに面白さがあります。しかし、本書では、強烈な自然の猛威の前では、人間の計画や意思が打ち砕かれて、人間が無力であることを実感させられることの方が主となっているように思います。描かれた犯罪・腐敗に関しても、閉鎖社会に関わるものばかりではありません。また、いくつかの犯罪については、まったくその結果どころか、方向性さえも不明なままです。それでも、舞台となったペンション、グリーンルーフのオーナー夫妻が抱える問題解決が示唆されることや、家出をしようとしていた美幸が、いい出会いをしたことが感じ取れることに救われます。解決されない犯罪や問題が残るという意味において、『制服捜査』とは違った形で現実のやりきれなさを見据えた作品だと思います。
暴雪圏 Amazon書評・レビュー: 暴雪圏より
410455507X
No.6
(4pt)

犯人対警察って、読んだらいけない!?

北海道の吹雪はどんなものかは知らない。でも、岩手の県庁所在地盛岡市の片はずれでも「昔は雪が吹雪くと人が死んだもんだ」と死んだばぁちゃんが教えてくれた。昭和一桁の時代でもだ。そういう意味では、雪に閉じ込められる恐さが身にしみてよくわかる。冒頭の雪で遭難した小学生のくだりが胸を揺さぶった。この小説は、強盗殺人犯と元刑事の巡査部長の対決のお話ではない。爆弾低気圧が引き起こす猛吹雪に人々が翻弄され、ある人は命を落としまたある人は希望を見つけたりするそんなお話だ。風速30mを超す冬の嵐の前では人はあまりにも無力だ。ひどい嵐の中の積雪50cmにどれだけ人が絶望してきたかを、この作品を読むだけで垣間見ることができる。暴雪圏とそこに生きる人々の営みや思いを、強盗殺人・不倫・多重債務者などの仕立てで、見事に一つの小説にした筆者に賞賛の拍手を送りたい。猛吹雪の中、自分の運転する車が路肩に転落して、携帯で119番や110番に電話がつながって、助けを呼んでも誰も助けに来てくれない恐怖。じわじわと交通網が遮断されていく閉塞感。ほんとに雪国って怖いんですから!
暴雪圏 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 暴雪圏 (新潮文庫)より
4101223246
No.5
(4pt)

犯人対警察って、読んだらいけない!?

北海道の吹雪はどんなものかは知らない。でも、岩手の県庁所在地盛岡市の片はずれでも「昔は雪が吹雪くと人が死んだもんだ」と死んだばぁちゃんが教えてくれた。昭和一桁の時代でもだ。そういう意味では、雪に閉じ込められる恐さが身にしみてよくわかる。冒頭の雪で遭難した小学生のくだりが胸を揺さぶった。この小説は、強盗殺人犯と元刑事の巡査部長の対決のお話ではない。爆弾低気圧が引き起こす猛吹雪に人々が翻弄され、ある人は命を落としまたある人は希望を見つけたりするそんなお話だ。風速30mを超す冬の嵐の前では人はあまりにも無力だ。ひどい嵐の中の積雪50cmにどれだけ人が絶望してきたかを、この作品を読むだけで垣間見ることができる。暴雪圏とそこに生きる人々の営みや思いを、強盗殺人・不倫・多重債務者などの仕立てで、見事に一つの小説にした筆者に賞賛の拍手を送りたい。猛吹雪の中、自分の運転する車が路肩に転落して、携帯で119番や110番に電話がつながって、助けを呼んでも誰も助けに来てくれない恐怖。じわじわと交通網が遮断されていく閉塞感。ほんとに雪国って怖いんですから!
暴雪圏 Amazon書評・レビュー: 暴雪圏より
410455507X
No.4
(5pt)

暴雪の恐怖がよく現れている

暴力団宅への強盗殺人
出会い系サイトでの不倫
振込み詐欺
冴えない会社員の冒険
義父に犯される娘
ペンション経営

突然の暴雪に振り回されながら、それぞれの人物を丁寧に
描きつつ交差させて行く。
ペンションが出て来た段階で予想も出来たが、大自然の猛威の
前になすすべがない登場人物たち。
隣近所でもおきていそうな人間の機微をテンポよく描き、
それで居て、シリーズでは実直で勤勉な主人公の活躍シーンも
登場してうまく収まった感じが印象的だった。
ちょっと出来すぎ感はありましたが。

暴雪圏 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 暴雪圏 (新潮文庫)より
4101223246
No.3
(5pt)

暴雪の恐怖がよく現れている

暴力団宅への強盗殺人
出会い系サイトでの不倫
振込み詐欺
冴えない会社員の冒険
義父に犯される娘
ペンション経営
突然の暴雪に振り回されながら、それぞれの人物を丁寧に
描きつつ交差させて行く。
ペンションが出て来た段階で予想も出来たが、大自然の猛威の
前になすすべがない登場人物たち。
隣近所でもおきていそうな人間の機微をテンポよく描き、
それで居て、シリーズでは実直で勤勉な主人公の活躍シーンも
登場してうまく収まった感じが印象的だった。
ちょっと出来すぎ感はありましたが。
暴雪圏 Amazon書評・レビュー: 暴雪圏より
410455507X
No.2
(5pt)

言うことなし。

各誌、書評家等より大絶賛を浴びた「制服捜査」の続編。主人公である川久保篤巡査部長の弧奮奮闘を描いた連作小説の前作、今回は本格長編である。北海道最大瞬間風速32メートル、十勝平野の超大型爆弾低気圧に覆われたとあるペンションを舞台に、暴力団組長宅襲撃犯、不倫の清算を決意した人妻、冴えない人生の終着点で職場の金を持ち出すサラリーマンら登場人物各々の心理的背景、あまりの悪条件の中で事件解決に挑む川久保篤等、従来の警察小説の枠を超えた作品である。作者、佐々木譲のこれ以上ないであろう巧みなプロットと文書構成、まさに油が乗り切っている、旬な作家が描いた極上の一冊であろう。

暴雪圏 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 暴雪圏 (新潮文庫)より
4101223246
No.1
(5pt)

言うことなし。

各誌、書評家等より大絶賛を浴びた「制服捜査」の続編。主人公である川久保篤巡査部長の弧奮奮闘を描いた連作小説の前作、今回は本格長編である。北海道最大瞬間風速32メートル、十勝平野の超大型爆弾低気圧に覆われたとあるペンションを舞台に、暴力団組長宅襲撃犯、不倫の清算を決意した人妻、冴えない人生の終着点で職場の金を持ち出すサラリーマンら登場人物各々の心理的背景、あまりの悪条件の中で事件解決に挑む川久保篤等、従来の警察小説の枠を超えた作品である。作者、佐々木譲のこれ以上ないであろう巧みなプロットと文書構成、まさに油が乗り切っている、旬な作家が描いた極上の一冊であろう。
暴雪圏 Amazon書評・レビュー: 暴雪圏より
410455507X