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暴雪圏



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【この小説が収録されている参考書籍】
暴雪圏
暴雪圏 (新潮文庫)

暴雪圏の評価: 3.68/5点 レビュー 38件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.68pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全38件 1~20 1/2ページ
12>>
No.38:
(5pt)

人間模様の妙

暴風雪吹き荒れる中で起きる、それぞれの決断と行動とその結果。
主人公もその中で、翻弄され、決断を迫られる。
作者の相変わらずの筆致で面白い。
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No.37:
(4pt)

面白いと思います。

読みやすく、ストーリー展開が奇抜で、一気に読み終えた。
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No.36:
(5pt)

さすが佐々木先生

文句なしで面白い。こういう構成。作者の狙いはわかるが、たしかにラストはもやもやする。
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No.35:
(3pt)

冬の北海道だと本当にありそう。

本当に有るのは暴風雪の事。
小さな町でこんなに事件が同時多発したらパニックだね。
その関係者が暴風雪によって一箇所に集まっていく。
なのですがラストがあっさり。
後日談があっても良かったかな。
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No.34:
(5pt)

町や気象の描写がリアル

筆者は北海道札幌の小説家さんです。テレビ化された作品もありますが、特に道警舞台の作品は町の描写がリアルで、実在している町です。しかも、冬から春に変わる北海道のドカ雪、彼岸荒れの表現がこれまた凄い…。地方の駐在所が舞台。しかも札幌の刑事から駐在所に異動となった警官は、地域のしきたりに馴染めておらず、何となく「地方に行くとこんな柵があるのだろうなぁ…」と妙に納得しながら読んでいるうちにそのまま小説の世界に入り、読みふけってしまいました。秋の夜長にお勧めの警察小説です。
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No.33:
(4pt)

川久保巡査シリーズ

制服捜査に続く川久保巡査シリーズで図書館で借りて読みました。

制服捜査には及びませんが、そこそこ面白かったので、蔵書に加えるために購入しました。
内容的にちょっと無理があったのでマイナス☆1個です。
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No.32:
(3pt)

終盤までは星五つ

様々な事情を抱えた人たちが絡み合って話が進んでいきます
北海道ならではの彼岸荒れと呼ばれる爆弾低気圧の中で閉じ込められる人々
終盤までは読み手をぐいぐい惹き付けますが…
いかんせんラストが「え?終わり?これで?」と声に出るくらいあっけなく
星がふたつ減っちゃいました…
いつかエピローグ読んでみたいなあ
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No.31:
(4pt)

頁数は多いが、一気読み出来る作品。

面白かった。惹き込まれて一気に読み進められた。初めての佐々木譲作品で堅く難解といったイメージで避けていたが、こんなにも読みやすいとは意外だった。脈絡のない登場人物が、いつの間にか見えない糸に操られたかのように一本に結び付いていく構成は見事。
また別作品を読んでみたいと思う。
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No.30:
(2pt)

登場人物が多くて…

最初の方はワクワクしながら読みましたが、だんだん登場人物が増え、やや散らかった感じに…。あと、人が死にすぎる…。でも良い場面もたくさんあります。川久保篤巡査部長が孤軍奮闘しています。面白いです。
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No.29:
(4pt)

怖いですよ、吹雪

やたらめったら登場人物が多くて、
その人たちが暴雪のために同じペンションにたどり着いてと。
なかなかに無理のある設定なのに、
なぜかすいすいと読めます。
あほらしいと思いつつもついついのめり込んでしまいます。
まさに一気読みにふさわしい小説です。
幕切れもあっけないのいですが、
それはそれでまあいいかぁと。
まあ、吹雪の恐ろしさを知らない人にはちょっと実感がわかないかもと
思います。

はい、簡単に死ねますからねー

お時間があればそして中古1円とか図書館ならは゛
読んで損はないと思います。
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No.28:
(3pt)

期待しすぎたかな

制服捜査を読んで面白かったので買ってみましたが、
制服捜査のときに感じていたキャラクターの人柄や
味みたいな物が薄く感じました。それもあってか、
終盤までは何となく集中して読む事ができませんでした。
最後もしっかり完結しておらず、気になる事が
残されてしまいました。少し消化不良です。
でも、制服捜査が好きな方は期待せずに
読んでみてはどうでしょうか。
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No.27:
(3pt)

場面描写の適切さはさすがだが、物語の筋がはっきりしない。

道東の春の嵐を題材にした作品。北海道出身の作者だけに、荒しの描写は非常に適切かつ現実的で、読ませる。
また、物語の構成も巧みで、ベテランの作家さんだけに、完成度は高いと言えるだろう。特に序盤から中盤にかけては。
ただ、小説の筋が今ひとつはっきりしないままに終わってしまった気がする。
特に「あれ?」と思ったのは、吹きだまりで死んだ7人の少女達の話が、どうも不完全燃焼のように感じたこと。
第一作を読んだ人は、これはかなり気になったのではないか。ペンションを舞台とする人間劇の前座的な位置づけとも
とれるが、もう少しひねりようがなかったかなぁ、と感じてしまった。

最後は制服警官の活躍でフィナーレを迎える訳だが、いかにもな展開で、これもやや萎えた。犯人と胃痛の男との間で
もう少しやり取りがあっても面白かったのに。

というわけで、設定は非常に見事だと思うし、そこそこ楽しめるが、上手く幕をしめる事ができなかったという印象を
受けた作品でした。
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No.26:
(3pt)

ストーリーが尻すぼみに感じました

ちなみに、この著者の作品を読むのは初めてです
思い通りにいかない人生に翻弄される人間の描写は非常に巧みなのですが、
全体的なストーリー構成にあと一歩感が残りました

以下、ちょっとネタバレになります
ストーリー展開について、絡み合った人間関係が爆発して最後の大詰め→フィナーレ、という感じではなく、
何か事件が起こるかと思いきや特に大きな事態にはならずすんなり事が進み、
最後には「あれ? これで終わり?」みたいな肩透かし感が残ります
他にも、物語の軸を掻き乱してくれそうな臭いがぷんぷんしていたキャラが
ほとんど関わってこなかったり・・・・

途中までは、緻密な情景描写によって小説の世界に引き込んでくれただけに
残念です
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No.25:
(4pt)

雪嵐の到来で話しが始まる。

川久保巡査部長シリーズ第2作。
十勝平野を超大型爆弾低気圧が襲い、刻々と深刻になっていく天候を背景に、複数のストーリーが同時並行で進む。強盗殺人と逃亡犯、脅されて不倫の現場に行く人妻、会社の金を持ち逃げしようとする会社員、義父からの虐待から逃れようとする女子高生・・・。

雪の降る冬の日、モジュラー型のストーリーに、複数の事件に格闘する警官という構図に、R.D.ウィングフィールドの「フロストシリーズ」あたりを思い出すが、本作のほうが舞台になじみがある分、色鮮やかに見える。

リーダビリティが高いのも本作の特徴。
テンポよく話しが進み、ぜんぜん関係ないと思われれた複数のプロットは意外に早く収斂していく・・。

ラストにかけての展開は、雑誌連載による紙面的な制約からか、とは思ったが文庫版でも改稿されている訳ではなく、ややもったいないなという印象を受けた。
まあ作者が一番描きたかったのは、表題にもある暴力的な雪嵐だったとすると、嵐が収まるのにあわせてストーリーを閉じたのもむべなるかな、と思う。
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No.24:
(5pt)

おもしろいです。

この作者の北海道警シリーズが好きで集めています。状態がきれいで満足です。
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No.23:
(4pt)

読まされちゃいました。

「制服捜査」の川久保さんの続編です。川久保さんの続編とは知らず、
佐々木譲、しかも暴雪。この二つの言葉で私を引き込むには十分でした。

 暴力団宅への強盗殺人。出会い系サイトでの不倫。とある会社員の強盗劇。
寂しいお嬢さんの出会い。ペンション経営のご夫婦。そして川久保巡査長。
 舞台は、彼岸荒という、猛吹雪の十勝。

 雪国にお住まいでない方は、分からないでしょうけど。
 ホワイトアウト。
 真保さんの小説でも描かれていましたが、壮絶です。
 私の地方でも毎年?少なくとも二年に一回は事故になります。
 私自身もその恐怖。
 前を行く車のテールランプが見えない高速道路。一台また一台と路肩に
引き込まれるように、ガードレールに突っ込んでゆくアイスバーン。
 目の前が真っ白になって、どこが道だか分からない。アクセルを踏みたく
ない。ブレーキを踏めば滑ってゆく。 
 味わわざるを得ないあの恐怖。
 描かれています。

 確かに、尻切れトンボ。
 いくつかの話にも、登場人物にも、結末がないまま終わる。
 これじゃ良くないでしょ。って思うのも確かです。
 でも、私は読まされちゃいました。
 この吹雪を乗り切れば、ちょっとやそっとの犯罪なんて。って気持ちになっ
ちゃいました。すみません。
 その後の西田さんも心配ですが、吹雪が去り、一面が銀世界になった十勝って
きっと綺麗なんでしょうね。と思ってしまいました。

 70点。恩田さんのドミノを思わせるゴチャゴチャ感は、いただけなかったの
ですが、読まされちゃいました。ドミノは結局途中で放棄したのに比べて、
この作品では、吹雪の去った景色を思い浮かべてしまいました。
 雪国育ちでなければ40点でしょうね。
 猛吹雪の恐怖を味わいたい方、どうぞ。あまりお勧めしませんが。

 贅沢を言うと、志茂別のLocationをちょっと明かしていただきたい。浦河、
忠類、帯広、広尾と挙げて、236号線から、38号線を記していらっしゃいますが、
あまりに範囲が広すぎる。架空の地名にしても、イメージが湧かないのは、
読みにくい。広尾寄りだと、38号線まで遠すぎるし、浦河は襟裳越え。
帯広寄りとしたら、こんな景色はちょっと想像しにくいかなあ。更別あたり?
でしょうかね。でも、前作では、港町の設定だったような。今は336号線の
渡し舟は無くなったのかなあ。自転車ごと渡してもらったんですけど。


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No.22:
(4pt)

丁寧な丁寧な、だけど、ちょっと気になる所も

佐々木譲さんらしい丁寧な作品だと思いました。
現実は優しいものではないし、思い通りに行かない事も多い、ということを繰り返し思い起こさせられました。
それにしても、この作品を読んでいて、人生が嫌なものに見えるのはなぜでしょう。
ちょっと後味が悪かったです。
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No.21:
(2pt)

いかがなものかと

冒頭からぐいぐい引き込まれて、息もつかせず読み込んだ。ところが、真ん中まで読んで、あれっ?と思った。まだ話が広がりっ放しでヤマ場に行きそうもない。かすかな悪い予感。7割ぐらい進んだところで、ようやく主要登場人物が「密室」に集合。これに主人公がどうからむのかと期待していると...最後は、正直言って、えーっ??という感じである。

登場人物と無駄な描写やエピソードが多すぎ。悪漢は馬鹿に描かれていたはずが、いつの間にか賢くなっている。と、言うか、あっちの人は結局どうなったの?

吹雪の描写が見事なだけに人物造形とストーリー展開のお粗末さが非常に残念な一冊であった。
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No.20:
(2pt)

ちょっと

何人かの人物が主役として登場し、頻繁に視点が切り替わって描かれ、最終的に一つの場所へたどり着いていく展開なのですが
その数が多くて、各人物の描写が薄っぺらくなっており、増やした事が逆効果になっていると感じました。
非常にわかりずらく、感情移入もできない。
暴雪のすごさは伝わったのですが。
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No.19:
(3pt)

これは

ネタバレ注意!
事件解決に何も驚きも、そういうことだったのか!ということも無し。
登場人物のその後の想像もまったく出来ない。
暴雪の描写は秀逸です。
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