アフターダーク

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評判

アフターダークの評価:

3.48/5点 レビュー 468件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.48pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全225件 121〜140 7/12ページ
No.105
(3pt)

新境地

舞台は東京、深夜。ジャズをBGMにマリの世界を中心としていくつかの世界が交差していく。ここまできても、なお、新しい方向に挑戦しようという著者の姿勢には感服します。謎の投げっぱなし、豊富な知識、人生観など著者の持つ世界の構築方法、村上春樹流をそのままに新しい視点、新しい感覚で世界を見せてくれました。並列に物語が進行するストーリーは海辺のカフカ、世界の終わり~、でもありましたが、より自由に、より軽快に世界を行き来し、交差する感覚が非常に新鮮に感じられました。ストーリーも著者の哲学が表現されていて十分に読み応えのあるものになっています。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.104
(3pt)

個性を生かせてない?

サスペンスじこみかと読み始めました。最後までマスクの男性は誰だったか、何を意味しているかは明かされずそれぞれいろいろな見方ができるのでしょうが、結局それぞれのソースにあまり関連性がなく、全体として都市に住む悩める人間の「きょうの出来事」で終わってしまった感があります。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.103
(2pt)

夜の終わり

当然というか突然に変わって「湿度と密度の会話」が変わってしまったという感じです。作者が感じたあのとき「時代」の夜というイメージは伝わったけれども「村上マニアの方々」には納得行かないかもと思いました。でも今の子供たち=80年代以降の若者に向け青春教訓ともなる教科書というか転ばぬ先の「知的会話ナンパ本」かも、ほんとに繰り返す。。人生本当につまらないということが繰り返されているということが本当に分かる傑作かも。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.102
(3pt)

う~ん、という感じ。

かなり楽しみで本を開くとき緊張すらしてしまったんですけど、読み終えると「なんかな~」という感じでした。今回は最後のほうになっても、読むスピードをゆるめて「あ~もっと読んでいたい!」とも思わず。なにより僕が村上 春樹を愛読している理由の一つである、「もっかい読みたい!」という気持ちが湧いてこなかったのです。                                      でも他の方が書いているとおり、さすがは村上 春樹。読み疲れすることなくお茶ずけのように、さらさらいってしまいました。 それに、新しいことに挑戦する人は尊敬しちゃいます。今回一番効果的で感心したのアナログ時計の絵でしたね。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.101
(3pt)

戯曲的村上春樹

まるである種のオムニパス映画をみているかのような感覚にすらなる(やはり春樹さんの意欲的な挑戦と見るべきでしょうね)文体。あまり読者としての視点を文章によって固定されてしまうと、私個人としては少々窮屈さを覚えます。そして「世界の終わり…」「ダンス…」などの古典的(!)春樹節を懐かしんでしまうのです。一方で、誰しもの心の中に潜む等身大の悪や暴力に対する警鐘は、強いメッセージ性と説得力をもって伝わってきます。これは近年の春樹作品にみられる特徴ですよね。ひとつのところにとどまらないからこそ、村上春樹は同時代的にそして世界的に支持されつづけるのでしょう。次回作が待たれます。しかし同時代的とはいいつつも、最近の21歳は例えにワム!の片割れを出すんでしょうかね。それともまた今日本でブレーク中か…? まさかね。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.100
(2pt)

音楽は終わった。メロディも鳴り響いていない

ひとことでいって「唖然」ストーリーはどの人物からしても中途半端。「落ち」がない。「ヤマ」もない。相変わらずちょっとズレを感じる固有名詞の羅列。村上風の舞台道具、登場人物、彼らの言い回し。少し不自然な電子辞書が書き上げたような文体。「眠り」「TV」「記憶」‥そして極めつけの「こちらがわと向こうがわ」それでも村上流のブラックボックスから何かを紡ぎ出して輝かせることはもはや不可能。でも一番気になるのは、そういうところを彼が「狙って」書いているのか、ホントにマジメに書いているのか、よくわからなくなってしまったこと。村上を全く読んでいないヒトはこの本を読んでどんな感想を持つのだろうか。馳星周ばりのチャイニーズマフィアの物語か19歳の少女の自立までの物語か、「リング」の二番煎じか、若者の風俗はこんなに乱れとるという警告か、眠り続ける姉の心理分析か。村上さんーあなたは本当は何を感じ、何を伝えたいのですか。僕にはまったくわからなくなってしまいました。で「唖然」デビュー以来、村上春樹はリアルタイムで「僕の作家」でした。だから彼が何を伝えたいのかーなんて考えながら読むのなんてしたことはなかった。素直にすんなり、すべて受け入れられた。でもこれはもしかすると「踏み絵」になるかもしれない。ちょっと悲しい気がします。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.99
(3pt)

おもしろい・・・けど物足りない

ハルキさんの新刊だ!と喜んで読んだものの・・・。姉に、人間関係に、少しコンプレックスを持つ女の子と、眠り続ける姉。そして姉妹を知る青年と、深夜のラブホテルで起こった事件…。たった一晩の物語を、読んでいる私たちは、映画のカメラが撮影するような感じで追っていきます。お話はテンポがよくて、読みやすくて、わかりやすいんだけど、ハルキさん独特の情緒的で説明的な長い文ではなくて、一文、一文がとても短い感じ。ハルキさんの小説を読み終わった後の、なんともいえない達成感が今回は感じられず残念でした。ハルキさんの本だと思わなければそれなりに面白かったかも…。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.98
(3pt)

なんと言うか

 村上春樹さんの作品は大好きで、翻訳ものは全く読んでいませんが、[約束された場所で]以外の作品はすべて読んできました。村上さんのファンなら当たり前だと思いますが、今までに同じ作品を何度も読み返しています。今年になってもノルウェーの森、ダンスダンスダンス、羊をめぐる冒険を読み返しました。最も好きな作家であり、尊敬する作家です。新作が出るととにかく真っ先に買ってしまいます。・・ただ読み方が悪いせいか、今回の作品は面白いことは面白かったですが何か物足りなさを感じました。村上さんの切れは随所に見られるような気がしましたがストレスがたまったまま終わりました。・・・でも、村上さんの作品は次回も必ず買いますが、今回の作品はあえて読み返したくはないかなって言う感じでした。すみません。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.97
(2pt)

「訳が判らない」のが良いところなのに……

 村上春樹という作家は、好きな人は極端に好きで、好きじゃない人は全く嫌いという作家だと思う。好きな人は、2つの世界を行き来する「訳の判らなさ」が大好きで、「どんな世界に連れて行かれるんだろう」という期待感で本を手に取り、また嫌いな人は、その「訳の判らなさ」によって不安に陥り、落ち着かなくなるから、読むのを止める。 僕もハルキストで全ての著作を読んできたが、今回は「訳が判らなさそうで、判る」お話だったと思う。だから「訳の判らなさ」を求めるハルキストにとっては、物足りなくなる訳で、もしかしたら、これまで村上春樹が嫌いだった人は、読める作品なのかな、と読後にそう思った。 物足りなかったのだが、やはり描き方は緻密で、読者を引きつける力はあった。「私たち」の視線も新鮮だった。でも、ハルキスト達は、「訳の判らない」世界に置いてけぼりされないように、読む方も緻密に、丁寧に読んでいる、つまり読者もその世界に「引きつこう」と読んでいる。そうやって気合を入れて読んでいるんだから…ってやっぱり言いたくなるんだよね、今回は。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.96
(3pt)

ゆるゆるの時間

数年前の現代、ちょっと不思議ちゃんたちのお話。ありきたりのようでいて、普通じゃあない。現実とフィクションの狭間に浮遊する空間に生きる登場人物たちに、自然に感情移入していく。ストーリーが無理なく読者を引込んでゆく。読後はなんとも言いようのない、ゆるーい温かな気持ちになる。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.95
(1pt)

駄作

読む価値ありません。もう彼の感覚は現代からは取り残された遺物となっています。歳をとりすぎたってことでしょう。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.94
(3pt)

おもしろいのはおもしろいんだけど

「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」で2つの物語が平行しながら見事ならせん状の軌跡を見せるスタイルに陶酔させられたので、今回もと期待したけど、アフターダークは、感心させられるような構成や展開はなく物足りなかった。特にエリのシーンは、動きがなく静かすぎて退屈した。最後までそんな調子のエリにページをさきすぎかな。続編よりも、新編に期待します。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.93
(2pt)

『僕』を手放した村上春樹

11:57から時間と並行して、複数の人が絡み合うこれ迄村上春樹の特徴でもある『僕』の一人称を止め『私たち』が小説を引っ張ってゆくしかし、『私たち』は視覚のみの参加であり、そこにいかなる暴力が生まれようとも止めることも、守ることも出来ない真夜中の『すかいらーく』や『アルファヴィル』(ラブホ)などで危険は境界線など持たず闇に紛れて潜んでいる多く登場する浅井エリ19歳と、眠り続けるエリの姉マリトロンボーンを弾くタカハシ19歳、眠れないサラリーマンの白川『アルファヴィル』のカオル・コオロギ・コムギ自覚しているいないも含めて、登場人物は何かから逃げている逃げても私たちの周囲には危険が蔓延る喪失感は村上春樹がもともと作風にあったものだが今回の作品では、そこに感性が消えてしまったように感じる故に、その潜む危険からもたらされる喪失感に輝きはない更に、伊坂幸太郎を読んだことがあると、こういう構成にキレが無くおやじ臭い小説にしか感じない設定に19歳を置くには、今の19歳が持つ喪失感と村上春樹が創り出した19歳に隔たりを感じるデビュー25周年、50代の感性を生かした作品のほうが読んでみたい装丁の重厚感から期待すると寂しい思いをします村上春樹にとって、サリン事件は本当に何かを抱え続ける大事件だったと今回の作風で改めて痛感しました
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.92
(2pt)

ちょっとね

ずっと村上春樹のファンで、本作品も発売と同時に購入し読了しました。都会の深夜を舞台に、秘密を抱えて生きていく姿がそっと描かれていて、静かに心にしみわたるような作品であったと思います。しかしながら旧来の村上作品のような作品を期待して本を買っただけに、多くの方が批判されているように、内容には戸惑う事の方が多く、話の一つ一つが不完全で物足りなさを感じましたので、やや辛口な評価にしました。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.91
(3pt)

本当に自由な空想とは

 村上春樹は力のある作家だと思う(文章力) 前作のカフカは傑作でした しかし 今作において村上さんは素晴らしい導入部を描きながら 失敗していると思う 読者は自由なカメラとなり羽ばたこうとするが 村上氏が視点を規定しているため動きは封じられているのだ もしあのイントロを生かそうと思えば村上氏の文章が邪魔なのだ
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.90
(3pt)

のめり込めませんでした

春樹さんの本といえば、読み終わるのがもったいなくてわざとのっそり読んだり、いやそんなことは言っていられん!と夢中になって読んでしまったりと、とにかく読む幸せがあった。ところが今回は時折読み返さないと進まない、読んでいてもいまいちのめり込めない、と今までの春樹本との違いを感じた。日が暮れてから朝が明けるまでのダークな時間に「私たち」という視点を軸に物語を覗き見る。僕はいない。自分の内心を語るべき人はおらず、そこでは私たちとして窺うだけである。視点は細切れに動きふれることもできない。そういう不安がのめりこめなかった理由なのかと思うけれど、多分それだけではないんだろうな。皆さんの読み方を見て自分では気づかなかった点や、見過ごした点を感じたのでもう一回読み直してみたいと思う。もしかしたら今回とは違う評価ができるのかも。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.89
(2pt)

?何だこれ?

今まで村上作品を読んでない人は文庫で初期の作品から読んで下さい。昔はすごかったんだから!この一作で村上さんを評価しないで下さい。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.88
(3pt)

混沌

生きることの虚無感。そこに微かな光を差し込もうとするのにいつもその光は遮られる。いったいいつになったらこの虚無感から脱することができるのか。永い永い夜の暗闇。朝が来ることは知っているけれど、繰り返すこの夜に私はいつまで耐えられるのだろう。私がここに居るという感覚はいつも危うい。重力を感じ、自分の肉体を感じることももはや潰される恐怖でしかない。村上春樹の作品からは暗いものを一番強く感じてしまう。小説のなかの描写された現代社会と現実の現代社会のギャップは感じてしまうけれど、登場人物の根底を占める感情は変わっていないように思う。その感情が時代に合わせて少しだけ表現の仕方が変わってきているだけなのだ。その意味で村上作品の根底は変わっていない。希望のようなものは作品中に見出せなかったけれど、マリがいろんな人に出会い自分を再確認したことで、マリのこれからに希望を抱ける。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.87
(2pt)

気楽に読みたいのに

往年のJAZZファンは、JAZZをあまり好まない人たちからは、「眉間にしわを寄せてる偏屈おやじ」というイメージと言われるが今回の小説も、なんとなく、そんな感じで終わってしまった。JAZZファンとしては小説にでてくる曲を聴きながら楽しめたというオマケはあったものの、でも、最後まで「眉間のしわ」はそのままだった。作者のエッセイは本当に気軽に楽しくよめるのに。ただ、なんとなく渋谷の街の退廃したムードやその中で生きるということなど、非常に生き生きと描かれていたとは思います。次の作品を期待したい。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.86
(3pt)

村上春樹さんに惚れ直しました

2つの世界が同時進行し、あとあと話が繋がっていく。「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」と少し似た展開ですごくおもしろかった。最後数ページになって、もっと小説の世界にいたくて惜しいと思ってしまうほど。改めて、「村上春樹とは一体どんな人物なのか」と思わされ、本人に会ってみたい衝動に駆られた。村上春樹の本は、すべて、何気ない人間の日常の動作を「いとおしい」と感じさせてくれる唯一の作品であると思う。日常、欲しいものを買いあさり、すべて手に入れようとする私たちに、心が豊かであることの幸せを感じされてくれる。このアフターダークのなかで描かれている人物も描写を読む限り、とてもお洒落な若者ではない。しかしどこか、読み手を虜にさせる魅力を秘めている。ぜひぜひ一読して欲しい。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366