アフターダーク

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評判

アフターダークの評価:

3.48/5点 レビュー 468件。 C ランク

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平均点3.48pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全225件 41〜60 3/12ページ
No.185
(3pt)

部分的には興味深い

何も収束させないで終わる。アフターダークもそういった類の作品。
読者としてはやり切れない。
村上春樹作品に対しては期待度もかなり高いので、放り投げられてしまうとどうして良いのか分からない。

理解できない自分に責任があるような気さえしてくる。
アフターダーク (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: アフターダーク (講談社文庫)より
406275519X
No.184
(1pt)

これは……

最悪。ちょっと待て、村上春樹はこんな程度の低い作品を書く作家だったのか。失望した。まずなにより問題呈示だ。完全に投げっぱなし、気取りっぱなしで理解できない。読者の想像を掻き立てるような補完もない。さて、これは小説としていかがなものか。ひとつ問いたい。本作はファンタジーか? 現代文学、と言われたら絶対に納得いかない。これを読んで高尚というのは、いささかお門違いでないだろうか。本作は“傲慢”に他ならない。 ただ、文章の独特さは楽しませてもらった。くどくどとした比喩表現は味があり、興味深かった。

レビューを書いて、ようやく分かった。本作のテーマは“傲慢”でもあるのか。
アフターダーク (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: アフターダーク (講談社文庫)より
406275519X
No.183
(1pt)

勘違いするな。

まず、論理が絶対であることが大前提である人には理解できる筈がない。
「世界は間断なく、連続的に進んでいく。論理と作用は隙間なく連動している。少なくとも今のところは。」(P.226〜P.227)

その上で、便宜上幾つか論理めいたものを使うが、勘違いはするな。



事象の役割、背景の役割、人物の役割、時系列の役割、その他構成要素となる幾多のものが果たす役割を、何故視ない。視ようとしない。


現代社会の陥穽、そんなものではない。

今この世界を回している何か(それは制度、システムなどと措くことはできるが、断定は出来ない)、それに相対する時の恐怖、絶望、その他諸々の感情、それが引き起こす現象。

高橋が話す。「一人の人間が、たとえどのような人間であれ、巨大なタコのような動物にからめとられ、暗闇の中に吸い込まれていく。どんな理屈をつけたところで、それはやりきれない光景なんだ」(P.145)

彼が何故このことを言及するか。この一節にどんな効果があるのか。

一つ一つの要素を精査せずに、自分勝手な物差しで汚し、貶め、無関心の的へと仕向ける。

そんな読者はもううんざりだ。


彼岸と此岸の距離を測ろうともせず、いや、彼岸があることさえ知らず、知ろうともせず、使い捨てる。


そんな奴が、何かを語ろうとするな。誰かに助けてもらえると思うな。 誰かを助けられると思うな。

一つの作品が、そこに受け手が期待する全てを周く包摂しているなどと思うな。商品として、消費するな。貶めるな。歪めるな。白蟻の如く喰らうな。



作者の手から離れるものは、離れた所で数多のものと繋がる。 そこから様々なものが派生する。
それに対して、作者たちは無防備に過ぎる。糞を塗りたくられても、精液をかけられても、作者たちは何も出来ることがない。


賢い者たちは、強い者たちは、ずっと昔から、状況に倦んでいる。
弱い者が、愚かな者が、勝手気儘に往来するこの状況に倦んでいる。




もうそろそろ、そんな状況は変革されてもいいのではないだろうか。

夜明けはもう近い。自分の重心が今どちら側の世界にあるのか。少なくとも、それを考えられる奴だけがいればいい。
アフターダーク (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: アフターダーク (講談社文庫)より
406275519X
No.182
(2pt)

初の村上作品でした +*

0時あたりから読み始めることをオススメします。 その方が3倍この作品を楽しめます。 元来の村上春樹ファンからは厳しい評価を受けているようですが、私個人としてはそんなに嫌いな作品ではない。 ただ、読んで良かったと思える作品でもありませんでした。 村上作品を知らなかったので、最後「え?死んじゃうの?」っとドキドキしましたがそういう話じゃなかったようです。 私的には最後から6、7ページ目はないほうが終わり方として好きでした。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.181
(3pt)

雰囲気を楽しんだ

村上春樹の本はどう読んだらよいか、未だによくわからない。たった一晩の小さな出来事を、ファンタスティックに書いていく。そこには悪意も善意も織り交ぜて、解けきらない謎は人生そのもののよう。私たちは何度も目覚める。目覚めなくなるまで。そんな一夜の物語。
アフターダーク (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: アフターダーク (講談社文庫)より
406275519X
No.180
(3pt)

実験的な作品

深夜零時を指し示すほんの少し前、都会にあるファミレスで熱心に本を読んでいる女性がいた。そんな彼女のもとに、ひとりの男性が近づいて声を掛ける。氏の実験的な作品という位置づけがなされているものであるのですが、この世界を受け入れるのには時間が掛かりそうです…。
「ねえ、僕らの人生は、明るいか暗いかだけで単純に分けられているわけじゃないんだ。そのあいだには陰影という中間地帯がある。その陰影の段階を認識し、理解するのが、健全な知性だ。そして健全な知性を獲得するには、それなりの時間と労力が必要とされる」
アフターダーク (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: アフターダーク (講談社文庫)より
406275519X
No.179
(2pt)

どこ行きのボートなのだろう

 中国行きのスロウ・ボートであれだけ異質な手触りを覚えていたかの国に対して、作者が大きなシンパシーを寄せている本作品に、膨大な時間の流れと進展を感じました。
 作品についていえば、このタイプの同時進行型の群像劇は、断片を積み重ねることで総体としての大きなドラマを描くのに適していますが、作者自身は巨大なドラマを描く気はなく、むしろ登場人物たちの個人的な絆の深淵を描きたかったようです。
 しかし第三者的視点で描かれているため、かつてねじまきにおいて我々が井戸の底で垣間見た、ヴィヴィッドな深淵にたどり着くことはできず、結局、表面的な傍観者の観察と考察で終わってしまった感が否めません。
 目的地も曖昧にしか定めず、飛び乗った電車は結局目的地には着かなかった。
 そんな印象を受ける一本でした。
 でもそのような空振りは日常よくあること。一個人の心の中で起こる事象としては、限りなくリアルです。
 村上春樹が徹夜で居座り観察して成果あろう、東京の深夜のファミレスの雰囲気を体感したい人にはお勧めです。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.178
(1pt)

唯一読めなかった村上春樹作品

春樹さんの小説(翻訳でなく自作のほう)はほとんど全部読んできたけれど、本作品は唯一読了できなかった作品でした。
冒頭シーンは悪くないと思ったのですが、すべて現在形で書かれる部分で挫折してしまいました。
内容云々でなく、残念ながら「文体注射」が効かなかったみたい。
ごめんね、ハルキさん。
『海辺のカフカ』にも少々現在形の語りが出てきて、そこも少し違和感を感じた。
(カフカは好きでしたよ)
だからもともと私はそれが苦手なのでしょう。
実験的な文体である気がしました。
現在形が続く文体が気にならない人ならいいんじゃないかな?
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.177
(2pt)

ハードカバーの本を買わなくてよかった

皆さんのレビュー、どれを読んでも納得できます。
あえて言うとすれば、タイトル通りです…
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.176
(1pt)

つまらない。

流石にこれでは読者に対して解釈を丸投げしているだけのように思う。
変に偉そうな調子の文体はアリだとは思うが、私は好きにはなれない。
ラブホテルでの少女と従業員のやり取りの場面など、
雰囲気的には悪しからぬ場面もあっただけに、全体的な脈絡の訳分からなさは残念。
さてこういう感想を抱く読者の僕の頭が足りないのか、それとも……。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.175
(3pt)

村上春樹の全作品を読んでいる人たち。

私は「ねじまき鳥クロニクル」が最高傑作という人間です。
短編なら「沈黙」
村上春樹の作品で表現されている世界はすべて共通していると思います。
話が深い、浅い、心に残る言葉があるか、ないか、など…技術的な問題、
その違いで作品個々の評価が分かれるだけであって、
根底にあるテーマはどの作品を読んでも同じだと感じます。
「アフターダーク」を読んでも「カフカ」を読んでも新しいものには何も出会えませんでした。
それは、私がそれまでに同じような彼の小説を読んでいるからだと思います。
しかし、そのことが作品の評価を下げることはありません。
すべてのすぐれた作家、ミュージシャン、画家、映画監督…
なんでもいいですが、結局、1人の人間が表現できる世界は1人につき1つだけだと思います。
評価を下げるのは、読んでいる途中に「これは過去の作品における…だ」とあからさまに感じるときです。
いままで通り、自分が得意な楽器で同じような曲を書くことをやめ、
新しい楽器で物語を奏でたからでしょうか?
アフターダークは長編というより村上春樹小説の概略といった感じがしました。
新しい試みにより、登場人物の影は表面にとどまり、深み(暗闇)にたどり着けないまま終わりました。
この作品自体は非常に薄味で、全作品を読んでいる人間は、
これをきっかけに、
「ねじまき鳥」を「ノルウェイ」をまた読んでみようか、と思うのではないでしょうか?
答えはどの作品を読んでも見つからないですが、読書後、心に残る言葉にできない感情が村上春樹の魅力だと思います。
蛇足ではありますが、
この小説で私は村上龍の「ライン」という小説を思い出しました。
「ライン」がいつもの村上龍節でありながら強烈なインパクトを残したのに対して、
いつもの村上春樹節でありながらボンヤリとした世界を提供した「アフターダーク」の評価は決して高くありません。
しかし、この先も村上春樹が新しい楽器で物語を奏で続けるなら、
今後は、違う角度から、彼の表現する世界が見えてくるのではないかと感じました。
そして、それは、過去の作品にも新しい視点を加えることにもなると思います。
カフカは過去のスタイルの清算。
アフターダークは分岐点としての意味を持つのではないでしょうか?
これからの村上春樹が楽しみです。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.174
(1pt)

なんだか

薄っぺらで面白くありませんでした。
登場人物らの話し方が独特で不自然なので(いつも通り)
村上ワールドが大好きな人はそれだけで楽しめるんじゃないかと思います。
話自体や登場人物の完成度には期待しないほうがいいかも。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.173
(3pt)

水を飲むんだ

深夜という限られた時間帯での場面展開にひきつけられる。あちら側とこちら側はどう違うのか、顔のない男と白川の関係性はどうなのか、そこにエリは関わっているのかいないのか・・・奇妙な物語だ。なんたって読後にあたたかい玉子焼きを食べたくなるんだから。
「たくさん歩いて、ゆっくり水を飲めばいいのね」「そうじゃなくて」と彼は言う。「ゆっくり歩いて、たくさん水を飲むんだ」「とくにどっちでもいいみたいだけど」
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.172
(2pt)

白黒

あの読んだ後、心にジワーッと広がる春樹ワールドなるものを期待して読んで見たが、これまでのものとはまったく違う印象を受けた。時間を追いって様々な視点からものごとが進んで行く書き方には変わりはないが、最終的にそれぞれの謎がクリアになることはなかった。これは己の解釈で合点してくれということなのだろうか?難しい。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.171
(3pt)

美しい村上春樹ワールド。

なにかをうまくやることと、何かを本当にクリエイトすることのあいだには、大きな違いがあるんだ。
僕らの人生は、明るいか暗いかだけで単純にわけられているんじゃないんだ。
そのあいだには陰影という中間地帯がある。その陰影の段階を認識し、理解するのが、
健全な知性だ。そして、健全な知性を獲得するには、それなりの時間と労力が必要とされる。
なるほどなあ〜〜と思った作中の文章であります。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.170
(2pt)

「ぼく」と彼女をめぐる不思議な世界 さようなら 

村上春樹、新境地を開拓!
ああ----しかし失敗だった。全然おもしろくない。村上さんも終わりか-----
「偉大なるマンネリ」過去の作品群を、どなたかがこう述べていらしたけど、この作品より私はマンネリの方がいい。
内容もさる事ながら、文章の輝き、村上さん独特の「言葉」の使い方の魅力が目立たなくなってしまっている。この路線でいくのなら、「さようなら,村上さん」と言うほかないだろう。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.169
(3pt)

結局、どんな世界観なのか・・・?

 本作では村上氏が何を語ろうとしているのか、いまひとつ私にはよくわからなかった。短い文章だったということもあるが、カフカやネジマキ鳥のような迫力が本作には感じられませんでした。
 やはり、いくつかの時間軸を伴って編まれている村上氏らしい作品でしたが、結局珍しく、結論らしいまとまりが出ずに終わっている。これについては、村上ファンであるならば賛否両論が生まれそうです。
 しかし「アフターダーク」・・その単語には様々な象徴的な意味が含まれているような印象でもありました。そう考えると村上氏らしい、独特の人間の心理や行動の描写はやはり顕在でしたが、多くを語ることはせずに、敢えて本作のような長さにした村上氏の意図は私には結局わかりませんでした。
 闇、夢、影・・・題名通りのダークな雰囲気の漂う不思議な作品でした。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.168
(2pt)

あざとく、鼻につく作風

都会の一夜。
ファミレスで読書をして暇を潰す19歳のマリ、行為の前に生理が始まったという理由で、客から暴力を振るわれる中国人売春婦、売春婦を殴り、持ち物を身包み剥した後で、会社に戻って仕事を続けるサラリーマン、元女子プロのラブホマネージャー、後ろ暗い過去から逃げつづけるホテル従業員、眠りつづけるマリの美しい姉、孤児だったこともある音楽青年。
彼らが少しずつ絡みながら、一夜の物語が進行する。あちこちに伏線が張られ、遠回しだがこれ見よがしな示唆と啓示が、ふんだんに盛り込まれる。
「ねじまき鳥クロニクル」に出てくるような、くそ生意気で魅力的な若い女の子、理屈っぽくてさばけている男が登場し、妙にアメリカナイズドされたわざとらしい会話が繰り広げられる。
深遠ぶった、まるで物事の本質をつかむような、断定的な科白が頻繁に登場するが、それは実に薄っぺらく、実は何も語っちゃいない。
あちこちに張られた伏線は、回収されることなく、どこにも繋がらず、放置されて終わる。このあたりの無責任さも、ねじまき鳥に共通している。
カメラ視点からの情景描写は、新しい試みではあったが、押し付けがましく、独り善がりに感じ、不快でさえあった。
文章を書く、物語を紡ぐ技量は文句のつけようもないが、彼の作風というのはどうも、あざとく、わざとらしく、鼻についてしょうがない。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.167
(2pt)

ハイレベル過ぎて…。

「よくわかんないけどこの人が書いたんだからきっと何かあるんだろうな」
と思わせるには十分に意味深な本。
謎ばっかり。でも、ミステリーみたいにその謎を追って解決してくれる刑事や超能力者はいない。謎は謎として放置プレイ。
物語として読もうとすると破綻しそうです。意味不明で。
「アフターダーク」の名前からすると、深夜から朝までのことを描いているようだが、眠り続ける美少女とそれを見続ける視点の部分は朝でも夜でもいいんじゃない?
時々、大変ウィットに富んだ会話が行われるときにはハッとさせられますが、他は結構淡々としてる。
オシャレと言えないことも無いだろうが「面白かった」と言えるかは疑問符がつく。
新ジャンル開拓を目指しておられるのだろうか…。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.166
(1pt)

んー

良かれ悪かれ裏切ってくれる作品です。私にとっては悪いほうでしたが… 実験的な試みがあったのでしょうか? いわゆる村上春樹風ではないです。別に今までとスタイルが違うからって否定している訳ではなく、ただ、面白くなかったんです。
読者を置いてけぼりにしている気がします。
 近代日本文学を代表する程の作家になっても意欲的だってのは良いことなんでしょうがコレは無いのでは?
 お金を払ってまで読む本では無いと感じました。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366