ノルウェイの森

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ノルウェイの森の評価:

3.82/5点 レビュー 818件。 C ランク

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平均点3.82pt

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全628件 601〜620 31/32ページ
No.28
(1pt)

あとがき

あとがきが一番良かった。「僕という人間が〜」からの二行。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.27
(1pt)

・・・

村上作品すべてに言える事ですが、横文字・西洋文化に対する潜在的な「憧れ」をどうにかしてほしい。
音楽や料理のこだわりを匂わせる事で、作品の雰囲気を作り上げるのは良いが
彼はそっちの方が好きなのかなと思ってしまう。
「FMラジオから流れるビーチボーイズの○○を聞きながら、僕はパスタを湯がいている」
こう言った表現は一見お洒落だが、時間が経てば妙に恥ずかしくなってしまうものだ。
肝心のストーリは細く、ファッショナブルな雰囲気と抽象的な表現を多用する事によって
「何となくミステリアスでお洒落な小説」を演出しているだけだと感じた。
漱石は英語教師であったにも関わらず、ノンネイティブであるが故に「海外文学作品を真の意味では理解できない」と最後までコンプレックスを持っていたそうだ。
そう言った背景も影響してか、彼の作品には村上のような横文字や西洋文化のうんちくは多用されていない。
言わば、そう言った物で作品の雰囲気作りをする必要が無いほど、話そのものに人の心に訴えかける力があったからだろう。
日本の文学として読まれるべきは、こう言った作品である。
今作も冒頭からハンブルグの空港でアテンダントと小洒落た英会話を交わし、ビートルズのうんちくを匂わすシーンから始まるが
肝心のストーリー自体は、病死や突然の自殺、セックスの衝動と言った非常にありきたりな物である。
アジアで村上作品が人気を得るのは良いが、ぜひ「文学」としてではなく「ポップカルチャー」として受け入れられることを望む。
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4062748681
No.26
(2pt)

アジアで広く読まれている村上春樹

 単行本が出た頃読んで、なんて中身の無い小説だと思いました。それから随分年月が経って、最近ある書評誌でこの作品の翻訳版が中国、韓国、台湾等のアジア諸国で多くの人々により読まれていることを知ったのです。それで再び読んでみました。
 設定があまりに極端だという感想はかわりませんが、当時の大学生位の若者の精神の不安定さはよく描かれていると思います。しかしセックスを誇張し過ぎているのには閉口します。さらに言えば、現代日本人の精神的な部分を深く描けていれば大人の鑑賞にも耐えられただろうと思います。
 アジア諸国で本作は、先進国でありあこがれの国でもある日本では人々は物質的には豊かだけれど精神的な悩みもあるのだというような読まれ方をされているようです。かれらはそう感じるのかもしれません。しかし、日本の代表的な小説のひとつと思われていることに、私は疑問を感じます。
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4062748681
No.25
(1pt)

読むに値しない

何の思想も哲学もなければ、創造性のかけらもない代物。おまけに文章力も稚拙で、陳腐な表現には嫌悪感さえ催す。
低俗な大衆小説でも読んでいる方が、まだましだ。
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4062748681
No.24
(1pt)

キャッチーで安っぽい。

平易な文章で青春・恋愛・死を書けばある層には必ず受ける。たとえそのどれもが似非であったとしても。
登場人物の行動には意味があるようで実は無い。この本の中身もまた然り。
主人公が幼稚な口調で哲学めいた警句を吐き、またそれになぜか女が感心したりする。
自己陶酔もいいところで読んでいるこちらが赤面する。
ありふれた警句に感動した人はワイルドか兼好でも読んで少し警句を勉強すべきだ。
ニセモノの青春の香りにだまされた人は野崎孝訳のライ麦畑を読んでみるといい。
ところどころちりばめられた横文字を「なんかかっこいい」と感じた人は田中康夫のなんとなくクリスタルあたりがお似合いだ。
文章の流麗さを挙げた人は三島を読んだことがあるのだろうか。
不自然な自殺の多用や性描写がなくても例えば漱石のように読者に一生続く余韻を与えることは可能だ。
こんな浅いものを文学とはとても言えないし、この作者にその力は無い。
この作品にいたく感動した読者はカフェでフィッツジェラルドでも読んでみよっかななんて思ったりする。でも決して読まない。
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4062748681
No.23
(1pt)

世紀の駄作・・・

戦後最大のベストセラーの一つだと知り、読んでみたものの読了後に凄まじい気味の悪さが残った。過剰な性描写や登場人物の安易な自殺など極端に非現実的であり、理詰めでものを考える人間には不向きな作品、否、商品である。現実に死ぬほどの苦しみを知っている人間はこんな小説は書かない。意味不明で作者にとって都合のいい精神病の描写に傷つきました。現在世界的に売れているのも所詮はコマーシャルが上手くいったからでしょう。
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4062748681
No.22
(1pt)

この作品のどこがよいのか

この作品を読んで一番奇異に感じたのは、恋愛小説を書くのにどうしてそう頻繁に「寝る」という言葉と、かくも細密な性描写が必要かということだった。
テレビBS2の衛星映画劇場で米国映画「恋愛小説家」と「月の輝く夜に」を見たが、寝る場面など殆どない。それでも、すばらしい恋愛映画だった。小説では、桐野夏生さんの「ダーク」に壮絶なセックス場面が出てくるが、人間性に基づいたしっかりした愛の裏づけがあり、人間的に真性の行為であることがよくわかるので、感動はしても、すこしもいやな感じはしなかった。
この作品の性描写や性的話題は過度に作為的で好感が持てるものではない。
この作品に書かれたような恋愛は現実にはありえない、心的要素の抜けた全くの作り話だ。この作品の人物が何となく歪んだ異次元の世界にいるように感じられるのは、作者の作った世界が実世界の真実を全く反映していない虚偽の世界だからではないか。
真面目できれい好きで時々どもる同室の地理学科学生通称「突撃隊」を事実上馬鹿にした笑い話を、直子や緑が喜び、聞かされる度笑い転げるという話も、賢くて優しい女性なら、却ってワタナベの品性を疑い、そんな話を避ける。「寝る」常習犯のワタナベや池沢をその恋人たちが笑って許すというのも、女性の天性に反する。主人公のワタナベが寮で唯一敬愛する東大生池沢は自分とワタナベ以外の寮生は皆紙くず同然の人間だと言う。ワタナベはこれに反対しない。
このような歪んだ思考が、この作品全般を支配して歪んだ世界を作り上げている。修辞的に非常に技巧的な作品であっても、精神性に欠けている。人間と生の真実に触れた真の文学作品とは到底思えない。
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4062748681
No.21
(2pt)

せーの、ブユーデンブユーデン

バブル後世代の僕としては、思春期の初読時から「なにこれ?」でしたね。どっかの童話じゃないけどこの話、僕にはお菓子で出来た家のようなもんなんですね。人物も舞台も設定も、いちいち分かり易すぎ、眩しすぎ。サナトリウム(都会から隔絶された静養目的の治療施設)が出てきた辺りで、作者に対する哀れみを帯びた好奇心(悪趣味!)が、純然たる怒りに変わってきましたね。まぁ、誰にでも青春はあるんですけどね・・。にしてもイタタ。作者には文学的な才能よりも、マーケティングセンスの良さを感じます。大ベストセラーということで踊らされた読者も多いと思いますが、流行というものの恐さを、反面教師的な形で教えてくれてはいます。
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4062748681
No.20
(2pt)

意外にも、、お勧めは出来ない。

初めて村上作品を読みました。先入観、予備知識0で読みました。
感想としては、とても人にお勧めできるものでは無いと感じました。
上巻の途中ですでにこの作品の価値について疑念を持つようになりましたが、
その思いは残念ながら最後まで払拭されることはありませんでした。
それは、卑猥な表現が多く出てくるとか、内容が面白くないという理由ではありません。
まず、この小説の主題である、若者の恋愛や学生生活を通しての苦悩や葛藤といったものが
描写されますが、登場する人物のどれを見ても中途半端になってしまっています。
主人公はただ周りの人間に振り回されるだけで主体的でなく脇役といってもいい設定です。
大学の女友達は自由闊達で特に内面が複雑に変化するわけでもありません。
精神病で施設にいる女性は突然自殺してしまい理由がよくわかりません。
読了後、私に残ったのは「結局なんだったんだろう」という虚脱感だけです。
しかし、これはこの作品に対する評価であり、作家に対するものではないので、
今後も他の作品に期待して読むつもりです。
最後に、
この小説を読んでいて漱石の「こころ」を連想したのは私だけではないでしょう。
学生生活、恋愛、人間の自殺、手紙、共通項がいろいろありました。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.19
(2pt)

ノーベル賞候補

村上春樹はノーベル賞候補だったらしい。何か判るような気もする。
川端康成、大江健三郎、(候補だった)三島由紀夫、谷崎 潤一郎、みんな普通の感覚を持った日本人からすれば、特異な存在。村上春樹に対する評価はいつも賛否両論。(他の方のレビューを見ても明らか。)私はこのノルウェーの森はいい読み物だと思う。しかし文学作品ではない。彼の作品ではいつも誰かが自ら命を絶ち、主人公がセックスの相手を見つけるのに何の苦労もない。これは文学とはいえない。ノーベル賞を取るには格が小さすぎる。
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4062748681
No.18
(3pt)

難しい・・・

私は高校の時に一度読んで、再び大学で読んでみたのだが、さっぱりわからない。他の人は読みやすいと言っているが、私は理解できない。なぜ登場人物はいきなり死んだのだ?なぜ主人公はあの行動をしたのだ?最後も理解しにくく、つまらないわけではないが、いまいちスッキリしなかった。
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4062748681
No.17
(3pt)

また、読み返す予定です。

初めて読んだ村上春樹氏の作品です。
最近本格的に読書を始めたものとしては、読みやすい作品でした。
しかし、ラストでの彼の意図としているものは分かりませんでした。
でも、私はこの本を楽しんで読んだと思います。
これから何年後かに、読んだらしっくりするものがあるのかもしれないなと感じました。でも、とりあえず近々、読み返す予定です。
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4062748681
No.16
(2pt)

久々に読み返してみたら・・・

最近新聞やらに色々と村上春樹の名前を見たので、久々に読み返してみましたが、好きな小説とは言えませんでした。
先ず、「彼女は僕を愛してさえいなかった」と書いてあるが、愛してさえいないなら何を求めていたのだ、
と言いたくなります。それに初版からしばらく経つと言う事で、時代の経過によって若干古くなったと感じました。
その他にも感情移入できない所も多々ありました。なんか登場人物の感情があっさりしているようで、実はネバネバ、
ベトベトしているように感じてしまったからです。
人の感情がネバネバしたりするのは当然ですが、この小説のネバネバは格好良く書こうとか、
こう書くとエロいんじゃないかという様な、作者の考えを文章の裏に感じてしまうタイプのものです。
キザな気持ち悪さとでもいいましょうか・・・
昔は読んだ時はとても良く感じたのに今読み返すと官能的だし面白みはあるが、深みがないと思い、
少し酷いかもしれないですが、官能的な部分に支えられた小説という気もしないではないです。
という訳で個人的には星2つです。あしからず・・・
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4062748681
No.15
(1pt)

名作なの?私にはわからない!

純文学なのかな?
私には合わない。主人公は何を言いたいの?何をしたいの?
全く理解できない。
でも、自己陶酔の文学はただの・・・表現は避けます・・・。
これは明治以降の私小説の流れにある作品ですか?
だったら、いい加減にして欲しい。少しは自分を客観的に見つめて欲しいよ。
ただの自己満足でしかない。なぜこれがベストセラーなの?不可解です!
心底自分に向き合って作品を書いていますか?
人気ありますね。そういえばこの本とよく似た作品を読んだ記憶があります。
柴田翔「されど我らが日々」。学生時代、柴田氏の講義を受けました。
印象ですか?何にも残っていません。同じです。全ては運命。自分は可哀想な存在。
周りには主人公に都合の良い異性。そして擬似的恋愛。そして擬似的恋人の運命やいかに?
トルストイとは言いません。シェークスピアを読んでから、この人の本を評価してほしいですね。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.14
(1pt)

何ゆえベストセラーなのか

なぜこんな本がベストセラーなのだろうか。読んでいて非常につまらなく、得られたものはほとんどなく、この村上春樹という小説家にたいして非常に悪い印象だけが残った。
この小説に限らず、最近の恋愛小説は性描写が多すぎる。確かにこれだと若者の心はつかみやすいかもしれないが、小説を読みなれている者からみれば何てことはなく、ただ作者の力量のなさがよくわかる。もちろん性表現があってはいけないということはない、ただこの小説の場合あまりに多く写実的で読んでいて不快になるばかりだった。
つくづく、真に小説を書くのが上手い人は、性表現を用いずに恋愛小説を書ける人だと思う。そのように書かれた小説はおそらく非常に読みやすく、なおかつ読み手に対して何かしら強い印象を与えるものになるのではないかと思う。
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4062748681
No.13
(3pt)

この作品の元ネタは森鴎外?

久しぶりに読み返してみてまず思ったのは、
直子が姿を消す時期が意外なほど早いということだった。
そこからは、当然ながらほとんど緑の独壇場で、
「一見イケイケ風、実はけなげで尽くすタイプ」という、
やや類型的ながら魅力的なキャラの持ち主である彼女を、
「いかにワタナベとくっつけずに興味を持続させるか」が、
技術的にはこの作品最大のキーポイントとなる。
そのために、
・緑の髪型の変化に気づかなかったため、数ヶ月間無視される。
・引越しの際、連絡先を知らせなかったため、やはり無視される。
等のエピソードが導入され、
ワタナベは緑と結ばれずに苦しむことになるのだが、
これらの展開にはいささか無理があると思える。
とくに後者は、いかにワタナベが内向的な性格の持ち主だとしても、
「単にうっかりした」で済まされることではなく、
「しょせん、緑のことなどどうでもよかったのでは?」
と疑われても仕方がないような種類のミスであり、
作品全体の説得力を微妙に弱めていると言わざるを得ない。
さて、森鴎外の短編「普請中」を読んだ時、
「これは『ノルウェイ』の元ネタではないか?」
という気がしたものだ。
数分で読み切れるこの短編、あらすじは、
「渡辺参事官がレストランの個室でドイツ女と会う」
というものに過ぎないが、
・主人公の名前が「渡辺」であり、ドイツ語ができる。
・レストランの個室で食事をする場面がある。
・外交官としての側面は「永沢」に受け継がれている。
等、いくつかの共通点を挙げることが出来る。
一般にそう思われている以上に衒学を好む作者が、
この作品を下敷きにしていたとしてもおかしくはないだろう。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.12
(3pt)

賛否両論

純愛という表現は、本書に当てはまるようには思えません。
喪失と再生という言葉が、本書に対してよく用いられますが、主人公の直子との関わり、そして彼女の死を考えた場合、喪失という言葉が適切だとは思えません。わかれで十分でしょう。
では、再生について。これも大げさな表現に思えます。再生とは一旦全てを失ってそれからの再出発をさし、直子の死と緑との出会いを考えた場合、喪失と再生という表現は不適切だと思います。
本書で私が楽しめた点は、私がまったく経験しなっかたような大学生活の記述が、まるで自分の大学時代の思い出のように語られている点でしょう。深く考えれば、本書の文学的価値、評価に対しては、私自身否定的ですが、エンターテイメント的読み物としては、よくできていると思います。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.11
(3pt)

村上春樹2冊目。

「ダンス・ダンス・ダンス」に続き読みました。とてもうまい文章だと思いました。ステレオタイプな登場人物と生死の混在がミソだと思いました。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.10
(1pt)

外国人にも

最近、彼は外国人にも受けているらしい。確かに彼の作品は、読み易い。しかし、浅い。私はトルコ人の友人に、日本文学は村上春樹ほど浅くないというつもりで、夏目漱石の三四郎とそれからをノルウェイの森の代わりににプレゼントとして送った。両者を読み比べれば、そしてある程度の教養と人生経験があれば、違いがわかるはずである。別に、漱石でなくてもいい。
ノルウェイの森は、すべてが読者受けするよう、特に未成熟な読者向けに作られたようなき気がしてならない。所々に、西洋文化の香りを散りばめ、十二分にセックス描写を取り入れ、若者の心を掴もうとしている。極めつけは、登場人物がやたらと死ぬ。しかも、自殺。物語の設定が不自然極まりない。彼の”作品”における登場人物は、大体二十歳前後であることも忘れてはならない。そうすることにっよて、より多くの若者の心を掴もうとしていると同時に、彼の本当の意味での人生経験の無さを表している。
村上春樹は良い語り手かもしれないが、文学者と呼ぶには程遠い。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.9
(3pt)

村上さんが言いたいのはこうだろう。
結局のところ我々はなにも選んでなんかいない、降りかかってくるイベントをこなしていくだけ。ダンスダンス的にはいえば「雪かき」なんだよ。受動的に生きる生き方を肯定してくれる、そんな日本人に実はやさし本だったりする。村上さんは、もがけばもがくほど腐っていく崩壊の循環を知ってる人。
どの本の主人公も意思というものがない。こういう生き方もありなんだと示唆してくれてるような気がする。この本は「生き方」の相対化。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681