片眼の猿 One-eyed monkeys

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評判

片眼の猿 One-eyed monkeysの評価:

3.25/5点 レビュー 59件。 B ランク

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平均点3.25pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全39件 21〜39 2/2ページ
No.19
(4pt)

よかった


今まで読んできた道尾作品の中では一番好みだった。ただ、作品の謳い文句の所為で変にハードルがあがって、その結果低評価をつけている人もいると思う。多くのミステリ、とくに海外の難解な作品をいくつも読んでいるとだいたい先の展開やトリックがよめてくるようになるので、この作品に限っても例外ではなかった。まるっきり100%わかった訳ではないけれど、大体予想した通りに話が進んでいったことは確かだ。それでも面白かった。といえる。細かなツッコミどころは別にして、道尾氏の作品を読んでいつも思うのは器用な作家だなというところだ。
片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2) Amazon書評・レビュー: 片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)より
4101355525
No.18
(4pt)

向日葵よりもこちらのが好き

向日葵の咲かない夏で脚光を浴びた道尾氏の作品。向日葵もそこそこ楽しめたのでこちらも読むことにしました。この作品は他のミステリー小説と比べると会話が多く感じサクサク読み進められました。ミステリー小説らしい伏線もそこそこあり終盤に一気に回収する、といった形です。結末はどことなく王道な物語の感じがしました。中学生が考えるような全てがハッピーエンド展開。全てひっくるめて☆は4つ新潮文庫は値段の割にボリュームもあるし個人的には満足でした。
片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2) Amazon書評・レビュー: 片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)より
4101355525
No.17
(4pt)

ミステリーと教訓

一気に読みました。
「向日葵の・・・」にも通じる読者のイメージの裏をかく作品でした。
なぜか五体満足な登場人物がいない。
読んだ後に残るものは? 勇気か?希望か?
深い作品でした。
片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2) Amazon書評・レビュー: 片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)より
4101355525
No.16
(4pt)

気持ち良くハマル、パズルのカイカン!

うーん、スゴイ。
さすが天才、道尾秀介。
軽いテンポ、不可思議な登場人物が現れては主人公が右往左往。
ばったり出くわした殺人事件と誘拐(?)事件?
秋絵の自殺の謎、トウヘイのクイズの答え、片眼の猿の謎かけ、
主人公のもうひとつのあだ名、冬絵サングラスの下の答えは?
すとんと心地良く、最後にパズルが完成される。
実は背景にあるものは、向日葵の咲かない夏以上の重たく苛酷な現実なのだが、それを軽やかに仕上げるあたり、
うーん、俺ってこんな文章も書けちゃうんだぜぇーって、作家の才能がびしばし伝わる。
さすが!
といいつつ、ちょっとだけ殺人とか一連の事件そのものがゆるっとキレがなかった気がするので、★は4つで。
片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2) Amazon書評・レビュー: 片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)より
4101355525
No.15
(4pt)

小説だからこそ可能な巧妙さを持った作品

「向日葵の咲かない夏」に続いて、道尾作品は2冊目です。
この作品は、「向日葵の〜」に比べれば、読みやすくて現実的なストーリー。
主役は盗聴専門の私立探偵ですが、まわりを固める脇役達も魅力的です!
ミステリとしての結末には、あまり捻りはありませんが、結末に至るまでの伏線と、その回収の仕方は見事です。
ストーリーの途中で放置されたままになっていた謎も、きちんと解決してくれます。
何と言っても、最後の最後に語られる登場人物の過去は、小説だからこそ可能となる巧妙さを持ち合わせています。
きっと、映像化することは無理だろうなぁ・・・。
思う存分に、騙されて下さい!
片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2) Amazon書評・レビュー: 片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)より
4101355525
No.14
(4pt)

最後まで裏切られっぱなし

い意味で最後まで裏切られっぱなしの作品。
ミステリーとして事件は比較的単純だけどそこに登場する人達の個性と魅力に支えられている作品。
四菱エージェンシー、恐るべし。こんな事言われると、探偵事務所なんて絶対使えないよなー。
■読んで欲しい人
・外見にコンプレックスを抱えている人
・探偵事務所に何かを依頼しようとしている人
片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2) Amazon書評・レビュー: 片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)より
4101355525
No.13
(5pt)

おもしろくて、道尾秀介さん作品らしい1冊です。

おもしろくて、とても道尾秀介さんらしい作品です。
読後感もよく、ミステリーやサスペンスといった感じより、ファミリー感やラブストーリーっぽいです。道尾作品はどれもおもしろいのですが、これは、一番ライトミステリーで、気に行ってます。
片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2) Amazon書評・レビュー: 片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)より
4101355525
No.12
(5pt)

おもしろくて、道尾秀介さん作品らしい1冊です。

おもしろくて、とても道尾秀介さんらしい作品です。
読後感もよく、ミステリーやサスペンスといった感じより、ファミリー感やラブストーリーっぽいです。道尾作品はどれもおもしろいのですが、これは、一番ライトミステリーで、気に行ってます。
片眼の猿 One‐eyed monkeys Amazon書評・レビュー: 片眼の猿 One‐eyed monkeysより
4103003324
No.11
(4pt)

特別な〈耳〉を持つ私立探偵の冒険

三梨幸一郎は、特異な“耳”を持つ私立探偵で、
その能力を駆使した盗聴を主な仕事としている。
現在、ある産業スパイを調査している三梨は、冬絵という女性と知り合う。
いつも大きなサングラスをしている冬絵を、自分と同類
だと感じた三梨は、彼女を探偵事務所にスカウトした。
それから数日経ったある日、三梨が調査していた男が殺害される。
男が殺害された時の様子を、たまたま聴いていた三梨は、
前後の状況から、犯人は冬絵ではないかという疑いを抱く……。
序盤において、読者をミスディレクションしていく会話が秀逸。
(犬の鼻についての話や、ある人物が千里眼らしいという話)
読者は、この段階でまんまと先入観を抱かされ、終盤で驚かされることになります。
また、本作では、先の殺人事件と並行して、七年前に失踪し、のちに、死体
となって発見された、三梨の元同居人・秋絵の事件の謎も解明していきます。
ここにもひとつ、騙りの仕掛けが施されています。
軽ハードボイルドものであり、擬似家族ものでもある本作ですが、
登場人物にデリケートな属性が付与されているため、読了後に、
違和感や不快感を覚える向きもあるかもしれません。
そのあたり、ミステリに何を求めるかで、本作の評価が変わってくると思いますが、
個人的には、細かい趣向を巧みに連鎖させていく作者の手腕が堪能でき、十分、
楽しめました。
片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2) Amazon書評・レビュー: 片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)より
4101355525
No.10
(4pt)

〈音〉に関する特殊能力を持つ私立探偵

三梨幸一郎は、特異な“耳”を持つ私立探偵で、
その能力を駆使した盗聴を主な仕事としている。
現在、ある産業スパイを調査している三梨は、冬絵という女性と知り合う。
いつも大きなサングラスをしている冬絵を、自分と同類
だと感じた三梨は、彼女を探偵事務所にスカウトした。
それから数日経ったある日、三梨が調査していた男が殺害される。
男が殺害された時の様子を、たまたま聴いていた三梨は、
前後の状況から、犯人は冬絵ではないかという疑いを抱く……。
序盤において、読者をミスディレクションしていく会話が秀逸。
(犬の鼻についての話や、ある人物が千里眼らしいという話)
読者は、この段階でまんまと先入観を抱かされ、終盤で驚かされることになります。
また、本作では、先の殺人事件と並行して、七年前に失踪し、のちに、死体
となって発見された、三梨の元同居人・秋絵の事件の謎も解明していきます。
ここにもひとつ、騙りの仕掛けが施されています。
軽ハードボイルドものであり、擬似家族ものでもある本作ですが、
登場人物にデリケートな属性が付与されているため、読了後に、
違和感や不快感を覚える向きもあるかもしれません。
そのあたり、ミステリに何を求めるかで、本作の評価が変わってくると思いますが、
個人的には、細かい趣向を巧みに連鎖させていく作者の手腕が堪能でき、十分、
楽しめました。
片眼の猿 One‐eyed monkeys Amazon書評・レビュー: 片眼の猿 One‐eyed monkeysより
4103003324
No.9
(4pt)

爽快に

ひっかかりました。最初はちょっとSF風味の非現実的な話かと思ってどんどん読み進めていたら、最後のほうで「だまされた!」となりました。このくらいきっちり現実的に辻褄を合わせてくれると、気分がいいですね。細かいことを言えば、彼女はそんな理由で常にサングラスをかけてるのは、ちょっと子供っぽくない?とか、まああるにはあります。
 が、そんなのどうでも良くなるくらい、面白いですね。
アパートの住人たちのキャラクターもとても魅力的で、また違う話でも読んでみたいと思いました。
片眼の猿 One‐eyed monkeys Amazon書評・レビュー: 片眼の猿 One‐eyed monkeysより
4103003324
No.8
(5pt)

アットホーム

無駄に暗い陰惨な作品よりもこういう作品のほうが読んでいて気分がいいです(前者のような作品が嫌いだと言っているわけではありませんよ)。
伝えたいテーマがあり、それと同時にミステリがあり、謎がある。短い章ふりも手伝って、軽快な作品に仕上がっていると思います。
「複線があからさまですぐにわかる謎」みたいなことを言って憤慨している方がいますが、とんだ的外れです。その形が言わんとしている部分は、きっと謎でない部分のことでしょう。作品中の謎という謎が全て読者のカタストロフィのためにあると思ってかかるのは間違いだし、この場合は謎ですらありません。ただの設定です。ここにも良くない先入観があるように思います。
キャラクターがステレオタイプ、というか、愉快なキャラクターたちで、不愉快な先入観に満ちた世間を笑い飛ばすようでした。
片眼の猿 One‐eyed monkeys Amazon書評・レビュー: 片眼の猿 One‐eyed monkeysより
4103003324
No.7
(5pt)

純粋に楽しみましょう

何の予備知識もなく、ただ「本の雑誌」で薦めていたのでよみました。とても読みやすく、ペ^ジが進みました。面白かった!!私はミステリファンなので、途中で「見破ったり」なんて思っていたけど、みごとギャフンとやられました。ミステリに興味が無い人、固い文学がお好きな方にはつまらない本かもしれません。でも、「「容疑者Xの献身」見破ったり!!」なんて言ってる人、そう、ミステリ好きの方は読んだら絶対面白いです。ありえるとか、ありえないとか問題じゃないんです。それに、根本にこの作者は人間が好きなんですね。損はしません。読んでみんしゃい。
片眼の猿 One‐eyed monkeys Amazon書評・レビュー: 片眼の猿 One‐eyed monkeysより
4103003324
No.6
(4pt)

先入観

個性的な性格と顔の作りの登場人物ですが、皆、わけアリの雰囲気を漂わせて物語は進みます。先入観のために、ついうっかりしてしまいがちな盲点をつかれました。
片眼の猿 One‐eyed monkeys Amazon書評・レビュー: 片眼の猿 One‐eyed monkeysより
4103003324
No.5
(4pt)

非現実的な話ではない

話の冒頭では一見、非現実的な話と思うかも知れない。その手の話が苦手な人は冒頭で敬遠してしまうかも知れないが、最後まで読む忍耐があればかなり良質の読後感を得られる。多少ご都合主義的な部分もあるが、なかなか読ませる秀作である。カードの話も最後まで読めば謎が解けるので、途中で止まらないで読み切る事をお勧めする。
片眼の猿 One‐eyed monkeys Amazon書評・レビュー: 片眼の猿 One‐eyed monkeysより
4103003324
No.4
(5pt)

完全にダマされました。

ミステリ小説を読んでダマされる快感を久しぶりに味わいました。
個人的にはこの感触がたまらなく好きなんです。
『星降り山荘の殺人』という作品も読了後にかなり衝撃を受けましたが、
あちらと違うのはその伏線(仕掛け)の多さ。
同著者の『シャドウ』もかなり伏線が多かったけど、今回もすごい。
ダマされたと気付いた時には遅く、巧みなミスリードに踊らされていたことに驚きます。
片眼の猿 One‐eyed monkeys Amazon書評・レビュー: 片眼の猿 One‐eyed monkeysより
4103003324
No.3
(5pt)

奥ゆかしい登場人物

登場人物が、奥ゆかしい。軽くない。味のある、精神的に職人堅気の、人々だ。その度合いは、それぞれの特異性が読者に影響を与えないほどだ。登場人物も多くを語らず、作者も、多くを語らずして、ストリーを進める。上品な作品だ。引き込まれてしまうのは、そのためのように思う。
片眼の猿 One‐eyed monkeys Amazon書評・レビュー: 片眼の猿 One‐eyed monkeysより
4103003324
No.2
(4pt)

だまされるのは楽しい

ミステリ読者は深読みをする。想像をする。仮説を立てる。それをしなくちゃ面白くない。

小説の場面を頭の中で映像に変換する。当然の作業だ。それを広げれば広げるほどこの作品は面白い。登場人物はいずれも際立ったキャラクターの持ち主だ。シリーズ化してほしいくらいだが、たぶん無理。何故かは読めばわかる。

「このミステリがすごい」の本年のランキング入りはたぶん確実だと思う。
片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2) Amazon書評・レビュー: 片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)より
4101355525
No.1
(4pt)

だまされるのは楽しい

ミステリ読者は深読みをする。想像をする。仮説を立てる。それをしなくちゃ面白くない。

小説の場面を頭の中で映像に変換する。当然の作業だ。それを広げれば広げるほどこの作品は面白い。登場人物はいずれも際立ったキャラクターの持ち主だ。シリーズ化してほしいくらいだが、たぶん無理。何故かは読めばわかる。

「このミステリがすごい」の本年のランキング入りはたぶん確実だと思う。
片眼の猿 One‐eyed monkeys Amazon書評・レビュー: 片眼の猿 One‐eyed monkeysより
4103003324