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フォーティー 翼ふたたび
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フォーティー 翼ふたたびの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 1~20 1/2ページ
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脱サラして予定が空きだらけの吉松喜一のもとに、老夫婦から、喜一と同じ年の引きこもり息子・英志を何とかしてほしいと依頼を受けた。 解決策が見えないまま、英志の部屋の前に座り、携帯メールを通して何時間も会話を続けた。 喜一の励まさず、飾らない言葉に英志は活力を得て、英志が最後に夢を叶える! | ||||
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40歳になるとどうなるんだろう。という気持ちで読み進めていた自分がいます。 登場人物はだいたい40歳。それでも、1番最初に出てくる超お金を持っている男40歳の男を見て思ったことが2つあり、1つはお金を数十億持っていても、目に穴があいたように、曇っている人もいる。これは40歳になったら分かるけど、お金が全てじゃないんだよって声が聞こえてくるようでした。 そして2つ目、それは、やはり、お金がない40歳は、それまでの縁がとても大事であること。お金が好きなキャバクラのお姉ちゃんやビジネスの人でもそうですが、お金さえあれば、それ目的ではありますが、40歳になってもチヤホヤされる価値があるんだと強く思った。逆に言えばお金を持ってなければ、40歳になったら人は縁を頼りにして生きていかなければならないのかと私は思いながら本を読み進めました。 石田衣良さんの作品は、主人公が頭良くて、とても会話の応答の仕方や、女性にモテるような考え方が凝縮されていて、面白いです。 | ||||
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著者はほとんどの場合、登場人物に若い人を設定している。 しかしこの本は、中年が主人公だ。 人は幾つになってもやり直しがきくのだということを、実感させてくれる一冊です。 あと1歩のところで踏み留まっているあなた、この本を読んで勇気をもらってください! | ||||
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ストーリーの展開が軽快で連続性があり、あっと言う間に読みきりました。 | ||||
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一番まともだと思います。 これは、まあ読む価値はある。 他はあまりないですね。 | ||||
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最近読んだ池井戸潤著「金融探偵」に似ていないでもない。 立場こそ違え会社を辞めた主人公が一人新たな事業なり仕事探しなどの共通点がある。 この手の作品が読まれるということは社会がリストラ、不景気により若者の働く職場がすくなくなり、生きていくために何とかしなければならない悲壮感がにじみ出ている。 ただ本書からは特に感銘などを受けることは無かった。 一般文学通算826作品目の感想。2014/06/05 07:10 | ||||
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石田さんが40代で感じたであろう悲しい気持ちをもとにしてかかれてるように思います。 ストーリーの中身にではなく、そこから溢れてくる雰囲気がとても大切な小説。 かつての仲間たちが集まる最後のイベントでも結論以上にそれぞれが置かれた40代の立場に共感するんだと思う。 頑張れ40代、文字通り応援小説ですね。 | ||||
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40代男性として何か得るものがあるかと思って読んだががっかりである。 人生半ばを過ぎてめえの人生にどうケリをつけるか、真剣に考えている人は読んではいけない。カール・グスタフ・ユングのいうところの「中年期の危機」に悩む人にはなんの足しにもならない。まあ、「中年期の危機」って誰かに教えてもらって乗り越えていくものではないですけどね。 最後のイベントのシーン、ここでそれぞれがどんな内容の出し物をするか、というのは、その人の今までの、そしてこれからの人生を象徴するものの筈である(そうでなければ、そんなイベントをする意味がない)。どんなものが飛び出すかワクワクしながら読み進んだが、それはほとんど描かれなかった(著者には、そんな高度なことは描けなかった、というべきか?)。 石田衣良氏は私より年上のようだが、人生に真剣に悩んだことはないのであろう。それは、本当に羨ましい(皮肉でない)。 お気らくな大衆小説である。それはそれで存在理由があるし、否定するものではない、念のため。 | ||||
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40代の日々を少ししか残していない男性です。 この作品でスポットライトを当てている40歳の年は、しばらく前に通過しました。 そして、さらに、その分、問題は大きくなっているように思います。 若かった時と違った考えをもってきています。 - なんでも思い通りになるわけではない、を学んだような、諦めなければいけないと考えるような - 頭で思っている通りに体が動かない。軽快には走れないし、眼鏡を外さないと小さな字が見えない。 - 妻を含め、周りの皆から愛されているという自信を持ちきれない。昔、憧れの目で見てくれた若い娘も居たのに。 などなど。 そんなこんなの自分に共感をもたせてくれるエピソード群が入っていました。 面白かったです。 とても臭く、「そんなにうまくいかねえよ」という面も多々あったようにも思いますが、そこも含めて、楽しませてもらいました。最後の3頁では涙が出ました。 ”シューカツ!”の時にも思いましたが、石田さんは、選んだ題材に対して、本質を捉える力、があるように感じています。 | ||||
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石田衣良氏の作品は初めて読みました。なんとなく題名にひかれて、少し重い内容かと思いきや なんか前向きになれる連続短編集でした。 すでに自分は40歳は過ぎてますが、自分が40歳を迎える時に思ったこと、 「よし 40代を楽しむぞ!」でした。そんななかで 再婚し、親友の死、鬱病、それにともなうアルコール依存。 そこからの復活、、、自分なりに楽しんでいるとは思えませんが、まだまだいろんなことに チャレンジできるとあらためて思わせる内容でした。 | ||||
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40歳から始めよう 30歳後半の身としては考えさせられる | ||||
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出来すぎかもしれないけれど、 やられました。 いいカンジすぎるけど、 押されました。 何かに突き動かされる衝動、夢、仕事、家族・・・。 40代っていいなあ・・・。 若い頃は自分が40代の姿ってやっぱり想像しなかったし、しようともしなかったけど、 こんなふうに「成し遂げる」自分があったんだから、 やっぱり夢や希望や、「想い」は熱く!!!!って思っちゃう。 いいねえ・・・。 最後のチョーマン(超満員)のイベントのシーンは、いいよお!!! | ||||
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まさに「池袋ウエストゲートパーク」の中年版?的な作品でした。20代の自分にはまだ未知な事ですが、読んでいて応援したくなるような作品でした。 | ||||
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節目を迎えるたびに孔子の「論語」を思い出す。 40歳は不惑の歳。勢いだけではやっていけなくなっている。そして、何にもなっていない自分に対する焦りも同時に感じる。 小説なので、希望を残した着地点になるだろうと予想していたが、思っていたよりもリアルな物語となっている。 背景もバブル後の不景気な時代であり、景気の良い時には無視することができたいろんな不具合が露出している・・・そんな世の中の悩みを1話ずつ完結する物語で語られる。 出来すぎな話もあるが、ここはひとつ乗せられてみようかと思えた。 タイトルに惹かれる・・・ | ||||
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石田衣良さんの本は、初めて読みました。ちょうど自分もアラフォーとか 呼ばれてしまう世代に差し掛かり、内容的に惹かれるものがあったので。 ちょうど対象の世代近くにいる事もあり、色々と考えさせられました。 すべての世代にお勧めは出来ないけど、アラフォーの方は手にとって みても良いのではないでしょうか。 ただ、石田氏の著作を読むのは今回が初めてなのですが、本作の登場 人物の話し方とか、すごく不自然じゃないですか?あくまでも個人的な 嗜好の問題かも知れないので、書こうかどうか迷ったけど、どうしても それが気になり、余りのめりこんで読む事が出来ませんでした。でも これは好みの問題だと思うので、気にならない人は問題ないのかな? | ||||
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40歳の主人公は、仕事もプライベートもイマイチ。 人生が先細りになってるのを、日々ジワジワと感じながら生活を送る 日々は淡々と過ぎ、請求書だけは毎月ちゃんと届き、お金が減る。 そんな、今の時代背景とリンクする主人公。 ホームページを通して、少しずつ仕事や人間関係が膨らみ 中盤からエンディングへと走る石田さんの文章に一気に読み進む。 クライマックスへ持っていのが上手な石田さんらしい作品だと思う。 ちょっと上手く行きすぎだなと感じるが、暗い話ニュースばかりの現代 ちょっと希望のある、泣ける話は、ぜんぜん悪くない。 | ||||
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はっきり言って予想をかなり上回る小説だった。 著者の小説は大好きだけど、これは男性向けかなと思っていたので。 しかし30代後半・女性の自分には、40歳という年齢が近いせいか、この小説に出てくる全てのことが身近に感じられ、ぐいぐい引き込まれながら読んだ。 っていうか、読んでいて楽しくて仕方がなかった。 読みながら、著者の文章のテクニックに唸ったし、これは著者が感じている言葉かな・・と思う台詞もあった。 とにかく、喜一の言葉にぐっとくるものが多すぎた。 1回どん底まで落ちた40歳が、絶望しながらも這い上がる。 確かにうますぎる展開という声があるのもわかる。 うーんでも、最初から最後まで登場人物全ての台詞や行動がリアルに感じられて、ストーリーにのめり込んだなー。 ガンに冒されたコピーライターのあたりから涙ぐんでいたけれど、ラストでは耐えきれずボロボロ泣いてしまった。 喜一夫婦の関係にも感動してしまった。結婚して10年になっても、こうやって支えあえたらいいなと思う。 完全に石田衣良マジックにかかったのは承知しているけれど、こんな40歳たちは魅力的だと思う。 久々に胸が震える小説だった。 | ||||
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ときどき、涙ぐみながら、読んだ。 「余計な荷物を捨ててしまっても、人生には残るものがある。それは気持ちよく晴れた空や、吹き寄せる風や、大切な人のひと言といった、ごくあたりまえのかんたんなことばかりだ。そうした『かんたん』を頼りに生きていけば、幸せは誰にでも手の届くところにあるはずだ。」 その言葉がとても心に響いた。 お金は確かに必要だし、ほしいけど、そのためだけに働くのでは幸せは感じられない。そう思いながら読んだ。 | ||||
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石田衣良さんの作品初めて読みました。主人公喜一の前に登場するのは、いろいろな悩みを抱えた個性的なキャラの人たちでしたが、喜一の言動で彼らが前進していくのが心地よかったです。喜一みたいな人間は現実には存在しないかもしれないけど、でも前向きに頑張っていこうと思わせてくれました。 | ||||
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石田氏の作品は好んで読ませてもらっている。 しかしそれが災いして、今ひとつ楽しめない作品でした。 ストーリーが従前の作品の組み合わせたような内容だと感じました。 主人公のトラブルシューターぶりはIWGPの40代版といったイメージであり、部分的に下北サンデーズを想起させる内容も見受けられた。 氏のポジティヴな考え方から作り出される作品群は読んでいて気持ちがよく、個人的には大好きです。新たな展開の作品を期待したい。 | ||||
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