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(短編集)
池袋ウエストゲートパーク
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池袋ウエストゲートパークの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全168件 21~40 2/9ページ
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主人公のマコトのキャラクターが良い、それがそのまま語り口になって物語になっている 悲しい話とサスペンス、ストリートギャング、ヤクザ、ギャルが楽しく詰まっている 4話入りなので読み切り易いのも良い エキサイタブルボーイが面白かった 全ての話が少し悲しく最後は爽快感ある、読後感よし 自分が高校生ならこのシリーズに憧れて夢中になる | ||||
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外にいるか、ビルの中にいるか。それだけの違いなのに、同じ街の同じストリートの住人という意識は、どうやらビルの中ではないらしい。ストリートでは、学歴も社会的地位も通用しない。大企業のネームを言ったところで、そんな音は風と共に去る。名刺に書いてある役職なんて、印刷すれば誰だって持てる。そんなことより、お前は誰なの? ストリートは、ビルの住人が見下ろせるほど甘ったるい場所じゃない。 惰性で手伝う実家の果物屋。なんとか卒業した工業高校卒の学歴。日に日に減る若さ。それがマコトの手中のカードたち。けれどここはストリート。大事なのは、その人間自身に値札が付くかどうかだ。ガキを張り巡らしてストラングラー(連続女子首絞め魔)逮捕。ヤクザになった同級生と組長の隠し子探し。電波オタクの力で薬物撃退。甘い恋とでっち上げで抗争阻止。マコトを慕ってたくさんの人間が動いた。何も持たなくたって、じゅうぶんに高値のつく男。ビルの中に、そんな男が何人いるだろう。 ストリートは、ガキの場所でも、ヤクザの場所でも、ましてや掃き溜めでもない。夜も深まった駅前で、マコトは言う。 「池袋の人波はまだまだ上げ潮だ。異常発生した酔っ払い。赤橙黄緑のネオンサイン。遠くからはきれいだが近づくと臭うというやつもいる。だがおれはそうは思わない。むなしいともうつろとも思わない。あれはみんな人間の欲望の光りだ。欲望を憎むことはできない。みんな黙ってそのまま光っていればいい。きれいはきたない、きたないはきれい」 何ができようが、何もなかろうが、ストリートはみんなの場所。ありのままのお前でいいんだよ、という温かい場所。マコトにとって、ストリートに境目はない。甘い恋のお釣りで得たマコトのライター業は順調らしい。ビルの中の住人たちに読まれることを願う。 | ||||
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スピード、スリル、セクシー。 エンタテインメント小説のエッセンスがすべて詰まっていた。 大ヒットシリーズになった秘密がすべてこの第一作に詰まっているような気がする。 当時のストリートボーイズ。後に現実社会に登場してくる半グレ集団を予感させるのもいい。 | ||||
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ずいぶん前の作品ですが、図書館で見つけてはまりました。最新巻までほぼほぼ読んでます。 図書館で読める本は買わない主義ですが、とりあえず文庫本なので購入。 | ||||
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あの頃の空気を感じられる一冊。 当時の池袋を知っている人にはたまらないんじゃないかな。 あの切ない街並みを思い出すだけで泣けてくる。 みんな若くてキラキラしていた。 | ||||
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シリーズ全巻通しての感想。 勿体無くて、なかなか再読出来ない作品。 真島誠(マコト)は、母親が営む実家の果物屋を手伝いながら、 池袋西口公園=池袋ウエストゲートパークを根城に過ごしつつ、池袋のトラブル解決も行っている。 親友の安藤崇は、池袋を勢力下に置くカラーギャング集団「G-Boys」のカリスマ的リーダー「キング」で、 腐れ縁の友人の斉藤富士夫は、 いつの間にか池袋を仕切る暴力団「羽沢組」の構成員で、 マコトの母親に惚れ、マコトの初補導からマコトの面倒を見てきた吉岡は、池袋署少年課の平刑事。 そんな豊富な人間関係の絆を持つマコトは、今日も犯罪被害やトラブルに巻き込まれた誰かのために全力で手を差し伸べて助けると共に、 『読者の人生の不安や痛みや苦しみを温かく包み込み、様々辛くても共に生きていこうというメッセージで、読者に勇気を与えて見守ってくれる』 人生小説の唯一無二の神作品! マコトがトラブルシューターとして定着するのは3巻辺りで、そこから不動の面白さとなるため、とりあえず4巻までは読んでの評価を推奨。 個人的には、夏に結婚した2014年。様々な環境変化の激変によって読書からめっきり離れ、このまま読書しない人生も有り得た年末に、奥さんがドラマ版脚本家のファンで見始めたドラマ版が凄まじく面白く、『じゃあ試しに小説版も読んでみよう(^-^*)/』 と読み始めた事で、 『やっぱり本は素晴らしい!読書再開しないと人生が勿体無い!』と、読書界に復活させてくれた恩人作品でもあります! 全ての方にオススメしたい神作品シリーズO(≧∇≦)o | ||||
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久しぶりの活字、読みきれるかと思いましたが一気読みでした。 電子版はダブリや抜けが数ページありました。大筋に影響はありませんでしたが、突然現実に引き戻されてしまったので★-1で。 | ||||
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めっちゃおもろいです。ドラマのほうが面白いですが、原作ならではの面白さがあります。 これだけ面白ければ、ドラマも面白くなりますよね。ちなみにドラマとの違いがすごいのでそこも注目です。 | ||||
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何回読んでも面白いです。どのキャラクターもユニークで素敵です。 | ||||
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面倒だ。面倒だ。って言っているのは、 一番、面倒見が良くて、責任を感じているから。 面倒がれるのは、良くも悪くも想像力があるからなのかも。 | ||||
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今さらと思いましたが、展開が早く、読んでいて楽しく拝読いたしました。 | ||||
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主人公・真島誠は、学校でいうところの落ちこぼれ・不良ってことになる。 補導歴もあり、普通の人からは目をそむけ避けられるようなイカツイ少年だ。 しかし、池袋を愛し、仲間を愛し、母親の手伝いもするし、頼まれると最後まで全力を尽くす。 学校で教わらない事が、ストリートにはある。 ストリートのキングからも一目置かれ、オタクからも親しまれ、羨ましくなるようなヤツだ。 池袋で起きる様々な事件を身体をはって解決するさまは、気持ち良くスッキリする。 ビーバップハイスクールやクローズ等、大ヒット不良漫画好きなら、小説嫌いでもハマる作品。 ストリートに栄光あれ! | ||||
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池袋を舞台に物語が展開していく作品。 主人公と数人の取り巻きは変わらないが、基本的に1話完結。 若者の街を舞台にしていて、主人公目線で話が進んでいくので、文章は口語体でくだけている。 別に作者が文章を書けないわけではなく、そういう演出なのだろう。それは悪くない。 主人公の男は若者のトラブルに色々と対処させられることになる。 そのトラブルに対する緊迫感などは文章を読んでいて伝わってくる。 まるで本当にこの世の中で実際に起きていた事件のように錯覚してしまう。 昔、任天堂から「428~封鎖された渋谷で~」が発売されたが、その中に渋谷の若者グループKOK「亜智」が登場する。この作品の主人公はあんな感じだと思う。 | ||||
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昔読んでたものをKindleのコーナーに発見して買いました。 ちょっとした機会でまた誠たちに触れることが出来て良かった です。冒頭でPHSが出てくるのですが、そこに時代を感じたり もしました(苦笑)。 | ||||
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テレビドラマで見て以来、作家の方の講演を聞く機会があり、 読んでみたくなりました。ほかにもたくさん、シリーズものになっているので、まずは最初のテレビドラマと同じものを読んでいます。 | ||||
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これを読んだのは私が実家にいた頃だったので、懐かしいと思いながらレビューさせていただきます。 石田衣良さんのデビュー作ですが、軽快に読めました。 ヤクザものが苦手だった私ですが、これは大丈夫でした。 マコトとキングのやり取りもいい。かっこいいなぁとこの当時は思いましたね。 池袋西口公園を見に行ったこともありますし。 何だかマコトと友達になりたくなりました。 | ||||
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言わずと知れた石田衣良さんの代表作ですが、シリーズではまりました。 | ||||
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長期シリーズだとどうしてもそうなるのは分かるけど、数が出揃ってから「1」を読むとキャラがまだ定まってないんだなー、と思ったりしますね。 でも、その分何というか瑞々しい。初々しい。活気が感じられる。読み返すと、キャラが磨かれる前の「はしり」の味わいがありました。 「旬」の方が美味しいに決まってるけど、はしりにはやっぱりはしりならではの味があるなー、と思いました。 | ||||
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広く知られた一冊ですが、ほんとうに素晴らしい。 都会に暮らす人々が楽しみ悩む姿を愛情を、持ったタッチで描いています。 続刊では時事問題を取り込む事が多くなり、またキャラの位置づけも決まってきます。 しかしそれがない一巻が、やはりいちばん素晴らしい。 街を愛し、そこに暮らす人々の生き様を楽しみましょう。 | ||||
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弱者の反撃!! このシリーズの根底にあるのはこのテーマではないだろうか? 強者は弱者を虐げ、その弱者はより弱者を食い物にする。 それに対する小気味よい反撃。 キャラクターも魅力的で、毎回楽しませてくれる。 著者としてはその中に社会問題に対する提起を織り込みたいのかもしれないが、読者にそれを考えさせるには設定がローカルすぎるんじゃ無いかと思う。 似たようなテーマでアンドリュー・ヴァクスのバークシリーズがあるが、私は本作の方が軽さと救いがある分好みだ。 | ||||
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